人間だけど私は魔化魍を育て、魔化魍の王になる。   作:創夜叉

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安倍家の魔化魍の改帳版です。
本編より先にこっちが出来ましたのでこっちを先に投稿します。
雛編、コラボ編、九州地方編に登場する魔化魍の解説です。
友人からの助言でもう少し章分けして投稿します。
多大なネタバレが含まれたますので読む際はご注意ください。
またこれは安倍家に所属する魔化魍になります。途中に出てくる魔化魍 オセやアロケル、モモンジイは安倍家ではないので載っておりません。オセ達は登場話の後書きに書きますのでお楽しみに。
新たにイメージCV追加。()はその声優が演じてるキャラクター。
更に髪や瞳、擬人態の容姿、一人称、戦闘法、特徴解説を追加及び改訂しました。
靴の情報のないキャラは白か黒、または解説キャラの髪色と同色の運動靴を履いてます。


安倍家の魔化魍 弐 改

ー雛編ー

 

◯南瓜

名前:かぼちゃ

種族:ジャック・オ・ランタン

属性:赤

スタイル:突

分類:等身大

鳴き声:カッカッカッカッ

一人称:私

容姿:ミラーボールくらいの大きさの南瓜の頭にギザギザの口の奥には炎が灯され、溶岩の

   様なものが身体に流れるガッシリとした体躯、腰に灰色の腰巻き、赤い罅が入ったゴ

   ツゴツとした腕の人型

二つ名:灼南瓜

特徴:『炎の南瓜頭』、『提灯ランタン』、『中心の炎』という異名を数多く持つ5大五行

   魔化魍の1体。

   猛士北海道第1支部に南 瓜火と名乗って潜入して、猛士北海道第1支部に捕らわれ

   た魔化魍の救出の為に行動していた。

   波音の仲間の救出のために猛士北海道第1支部に襲撃を掛けた幽冥たちの行動によっ

   て潜入を止めて、調鬼に変身鬼弦を返却した。

   化け物となった志々田との戦いで調鬼、三尸、兜、命樹と成り行きで組んで志々田を

   殺す。その後に幽冥を監視していた暴炎と葉隠の攻撃を逃れて、緑たちと合流する。

   雛編では紫陽花の依頼で屋敷の護衛を頼まれ、その最中で幽冥たちと再会する。

   猛士に潜入した際に情報を色々と奪い、その情報を慧鬼や調鬼と相談しながら猛士の

   行動を予測する。

   交友関係にあたる魔化魍が数多く存在し、その交友関係は全てある目的のために知り

   合ったとのこと。

戦闘:南瓜爆弾を使った絨毯爆撃、口から火炎、炎の拳による近接攻撃、

   溶岩を盾にして防御

擬人態:程よく整えた黒髪、暗めな橙色の瞳、胸元のポケットにメモやペンを指した白衣を

    着て、紺色のズボンを履いた青年

CV:内田夕夜(ネブ博士)

 

◯古樹

名前:こじゅ

種族:フルツバキ

属性:緑

スタイル:射

分類:中型

鳴き声:ユラユラ、ユラユラ

一人称:私

容姿:蔦で覆われた球状の頭に身体の各所に椿の花を咲かしてる人型

二つ名:椿人→老椿人

特徴:南瓜と行動を共にする魔化魍 。

   幽冥の家族である魔化魍の中で唯一、幽冥以外の魔化魍の王に全てに会ったことがあ

   り、幽冥の家族の魔化魍の中では緑と共に最高齢の魔化魍である。

   また『最古の二つ名持ち』の魔化魍というこの時点で他の魔化魍とは一線違っている

   のが伺える。

   幽冥が雛の家族を探していた時に緑と共に現れて紫陽花の事を教え、道案内をした。

   屋敷での戦いの後に古樹と名を貰う。

   長生きしていたせいか『年寄り』や『年齢』に関することを言うと手がつけられない

   くらいに怒る(同じ時を生きる育て親の緑や旧知の仲である歴代の魔化魍の王たちの

   場合は笑って流す)。

   この状態になるとその言葉を言った者が心身ともにボロボロになるまで攻撃を続ける

   。

   今の所、崩、暴炎と灯籠が『年齢』の事を言ってしまい後にボロボロな状態で発見さ

   れた。暴炎に至っては属性相性上では不利の筈なのだが、一方的な攻撃でボロボロに

   したらしく、魔化魍でも女性に年齢のことはタブーだということが伝わる。

戦闘:植物系の術、椿の花弁を使った遠距離攻撃、椿の花から神経麻痺ガス

擬人態:前側に結った一房がある緑の髪、マホガニーカラーの瞳、やぶれ業平格子の浴衣を

    着て、下駄を履いた女性

CV:本田貴子(みたらしアンコ)

 

◯緑

名前:りょく

種族:フルツバキの妖姫

属性:緑

スタイル:駆

一人称:私

容姿:右側に椿の枝を模した簪を刺した緑の長髪、スプレイグリーンカラーの瞳、襟に椿の

   刺繍が入ってる黒の着物に赤い帯を巻いて、唐傘模様の手提げ袋を持ち、下駄を履い

   た女性

特徴:南瓜と行動を共にするフルツバキの妖姫で古樹の育て親。

   古樹同様に幽冥以外の歴代の魔化魍の王に会ったことがあり、幽冥に仕える従者の中

   では最年長になる。

   古樹と共に現れて紫陽花の事を教え、紫陽花の住む屋敷へ道案内をしてくれる。

   自分の正体を知って落ち込んでいた雛を慰めるために比較的に精神年齢の近い潜砂を

   雛に合わせた。

   屋敷での戦いの後に緑と名を貰う。

   母親というより年上のお姉さんのような対応をしているためか一部の家族には『緑お

   姉さん』と呼ばれている。

   武器として使う十手は、2代目魔化魍の王フグルマヨウヒから授けられたものでとあ

   る魔化魍の身体の一部を加工して鍛造した特別な十手。

   経緯は明かさないがこの緑も幽冥に恋愛感情を抱いている。しかし、第1妃などには

   興味がなくただ幽冥の側に居て、幽冥と自身の間に産まれた子を欲しがっている。

   捕虜である鬼用と家族である魔化魍用の食料調達を担当しているため、妖姫従者の中

   で1番外出が多い。

戦闘:煙玉による撹乱と逃走、強化と植物と妨害系の術、十手を使った近接攻撃、

   ツタ腕による拘束と捕獲

CV:能登麻美子(閻魔あい)

 

◯潜砂

名前:せんさ

種族:ノツゴ

属性:茶

スタイル:堅

分類:大型

鳴き声:オギャァァァ

一人称:僕

容姿:鍬形虫のような大顎を持つ蠍

二つ名:徹攻蠍

特徴:南瓜と行動を共にする魔化魍の中で最年少。

   生まれて間もない時に育て親であるノツゴの怪童子と妖姫が鬼にやられて死亡。以降

   は、レイウルス・アクティアに育てられた。その為かレイウルスを父親の様に慕って

   いる。

   言動が幼く、少し我儘で遊びたい盛りのためか緑に雛を紹介された時にはその持ち前

   の子供らしさで雛を励ました。

   屋敷の戦いでレイウルスと協力して岸鬼を倒す。

   戦いの後に潜砂と名を貰う。

   擬人態で行動する際の勉強を春詠や黒から教えられてるが、『つまらない』とい理由

   で勉強部屋から雛と共に逃走することが多く、上記の2人をよく困らせている。

   その不満が一度爆発して勉強時間短縮を賭けて『大カルタ対決』を行い、その際に対

   戦相手である春詠に論されて勉強の大切さを改めて教わり、春詠に正式な勉強を頼み

   、そこからは逃げることなく勉強をするようになる。

   またこの時に春詠に恋心抱くようになりレイウルスは静かな応援、他の恋心をもつ家

   族は普通に応援するようになった。

戦闘:大顎による切断と叩きつけ、尾の毒針による一撃離脱戦法、口から糸を吐き拘束

擬人態:黄土色のショートヘアー、蜂蜜色の瞳、フード付きの黄色のパーカーを着て、カー

    キカラーの短パンを履いた裸足の幼女

CV:小林由美子(ジンジャー・ブレッド)

 

◯屍

名前:かばね

種族:テオイヘビ

属性:紫

スタイル:駆

分類:大型

鳴き声:シャアアアアアアアア

一人称:私

容姿:頭部と尾が白骨化していて尾先から血を流す蛇

二つ名:頭尾骨蛇

特徴:南瓜と行動を共にする魔化魍。

   尾先から『強酸性の血(毒血液)』を無意識に垂らす為、普段は古樹に頼んで術を掛けてもらい

   血によって起きる被害を防いでいるが、戦闘の際には術を解除して使用する。

   屋敷の戦いではこの力を使ったことで複数の傭兵を一瞬で殺した。

   戦いの後に屍と名を貰う。

   骸と同じ種族の魔化魍と思われるが、実際は全くの別種。

   その理由は骸とは生まれた経緯が異なり、屍は人間に虐待された動物の怨念によって

   変化した蛇の魔化魍。

   『毒血液』はその怨念が攻撃的に変化したもので、虐待された動物たちの怨みが世を

   呪う為、無意識で溢れ出てくる。

   だが、怨念が切れると『毒血液』は出なくなり、戦闘能力が低下する為、怨念を集め

   るために3日間、神奈川県の某所で怨念を溜めるために過ごし、補充が終わると戻っ

   てくる。

   またアルコールを呑むと『毒血液』の酸性が薄くなり攻撃力が低下、おまけに屍自身

   も二日酔いの症状で苦しむ。

   後に爬虫類系魔化魍の家族で作り出した『安倍家爬虫類家族の会』の副会長を務めて

   いる。

戦闘:口から猛毒ガス、毒血液による広範囲攻撃、毒と妨害系の術

擬人態:赤のメッシュが入った短い白髪、暗めな山吹色の瞳、暗めなスーツを着て、右腕全

    体と左脚が白骨化しており隠すように厳重に包帯を巻き、ヒールを履いた女性

CV:小林ゆう(墨須)

 

◯灯籠

名前:とうろう

種族:バケトウロウ

属性:茶

スタイル:射

分類:中型

鳴き声:ポロポロポロポロ

一人称:私

容姿:仮姿/笠の部分が亀の甲羅で、火袋に目が浮いていて、中台に亀の脚がある石灯篭

   本姿/石灯篭が一体化した甲羅の亀

二つ名:石籠亀

特徴:かつて戦った鬼に奪われた自分の身体の一部である『火晶(かしょう)』を猛士から取り戻す為に

   南瓜と行動を共にしている。

   『火晶』には炎を溜め込む性質があり、暗がりでの明かりや人間を喰らえなかった代

   食としてそこに溜め込んだ炎を喰らう。

   猛士では鬼の強化アイテムとされており、ある時にはそれが理由で大量のバケトウロ

   ウが猛士に襲われ、清められたことがある。

   右脚で踏んだものを石化させる能力を持ち、これを使って近接と中距離に対応した攻

   撃を行う。

   屋敷の戦いで顎と組み、傭兵を踏み潰してフレッシュな血のジュースに変えた。

   戦いの後に灯籠と名を貰う。

   穿殻の合成ジュース作りを見て、自身も100%野菜や果実を使ったジュース作りを

   しており、こちらは従者戦闘員たちからは好評で、味見目的で灯籠の済む部屋に行く

   従者戦闘員が多い。

   その光景を見て穿殻の合成ジュースの被害者が増えるのは言うまでもない。

戦闘:土系の術、灯篭から火球、触れたものを石化させる右脚による妨害攻撃

擬人態:所々に埃が付いたボロボロな灰色の長髪、山吹色の瞳、生地の薄い白の上下服を着

    て、左脚に石の枷を付けた裸足の幸薄そうな女性

CV:小松未可子(白銀つむぎ)

 

◯舞

名前:まい

種族:マイクビ

属性:黒

スタイル:突

分類:中型

鳴き声:カラン、カラン

一人称:私たち

容姿:3つの首だけの女性で、それぞれ口に簪、手鏡、櫛を咥えている

二つ名:三つ首

特徴:没落武家の処刑された三姉妹の切り離された頭が長い年月を経て、溜まった怨みによ

   って魔化魍と化した。魔化魍として目覚めて数日後に南瓜たちと出会い、行動を共に

   するようになる。

   元々は1つの頭だけの魔化魍だが、稀に複数の頭が本体の個体が産まれる。その為、

   舞を倒す場合は3つの頭を同時に倒さないと倒せない。

   攻撃方法が3つの首全て異なり、見分けはそれぞれの口に咥える簪、手鏡、櫛で、こ

   れで見分けをしている。

   簪は物理的な近距離から中距離攻撃、手鏡は遠距離攻撃、櫛は妨害と戦いの役割が異

   なる。

   屋敷の戦いでは数人の傭兵を痛ぶりながら捕食するというサディストな一面を見せる

   が、これは処刑された時の恨みからくる行動らしい。

   戦いの後に舞と名を貰う。

   擬人態になる時は主人格となる首を中心にして人間に化ける為、見た目は一緒だが性

   格が違い、見分けられるのは今のところは唐傘と潜砂、乱風だけである。

戦闘:簪は髪の毛による近接攻撃と中距離攻撃、風と強化と特殊系の術

   手鏡は太陽光の反射による熱線

   櫛は髪による拘束と妨害、幻術、妨害系の術

擬人態:編み目に結んだ黒髪を肩から垂らし、藤紫色の瞳の半目、若草色の着物を着て、黒

    の手提げ袋を持ち、白い足袋に下駄を履いた女性

CV:阿部彬名(百貌のハサン)

 

◯凍

名前:いて

種族:ヒャクメ

属性:白

スタイル:幻

分類:中型

鳴き声:ピチャ、ピチャ、ピチャ

一人称:私

容姿:鰭が凍っている単眼の金魚

二つ名:凍鰭魚

特徴:紫陽花に救って貰い、その恩で屋敷のお手伝いとして住んでいる魔化魍。

   葉隠と同じように自分に似た分体を作る能力を持ち、それらを使って屋敷の家事全て

   担っている。また数週間に1回に襲撃を行う猛士九州地方佐賀支部の刺客の始末も任

   されていた。

   本体はひとつだが、普段の手伝いのために常に2体以上の分体と共に行動しているの

   で、喋っている声が三重に重なって聞こえる。

   戦いの後に凍と名を貰う。

   王である幽冥に対しては『恩人を救ってくれた者でありまた、私たちの王』と思って

   いるが、基本的には紫陽花の命令や雛のお願いを優先としている。

   始末した人間や魔化魍を使って氷菓子を作り、紫陽花や家族に出したりしている。そ

   の姿を見た南瓜は密かに『氷結の仕事人』と名付けた。

   妖世館では紫陽花の孫でもある雛の護衛と後に出来る地下第3界で司書を担当してい

   る。

戦闘:氷系の術、氷を身に纏って突進、鰭から水の手裏剣、分体による物量攻撃

擬人態:整えられた長さで前髪の一部に白に近い水色が混じった黒髪、藍色の瞳、金魚の絵

    が描かれた和服を着て、草履を履いた少女

CV:寿美菜子(カリーナ・ライル)

 

◯紫陽花

名前:あじさい

種族:ツクモガミ異常種 コソデノテ

属性:銀

スタイル:幻

分類:中型

鳴き声:フフフ、フフフ

一人称:私

容姿:仮姿/紫陽花が描かれた小袖

   本姿/小袖の袖のような後翅で前翅近くの袖口から黒い腕を出してる揚羽蝶

二つ名:戻蝶

特徴:元は明治時代にとある令嬢に贈られる為に織られた小袖が長い月日でツクモガミと化

   し、更に異常種へと進化した。

   立花 雛の実の祖母。

   雛の祖父である先先代の呑鬼と戦っていた関係だったが、戦いの最中起きた土砂崩れ

   に巻き込まれ、閉じ込められた洞窟で擬人態の姿を見た先先代の呑鬼が『惚れたから

   結婚してくれ』と言い、猛士には清めたということにして結婚する。

   結婚後に魔化魍である自分と人間の血を引くハーフの息子が生まれ、その息子と妻の

   間に産まれたのが雛である。

   猛士九州地方佐賀支部の支部長 脳見 潘に雛の正体がバレて、雛を逃がす為に息子

   は死亡し、死の間際に息子から預けられた呑鬼の変身鬼笛をいつか自分の元に戻る雛

   の為に屋敷に隠した。

   屋敷での戦いで、雛を守る為に戦うが錫鬼の攻撃で雛を庇って負傷、ユキジョロウが

   憑依した幽冥に助けられる。

   戦いの後に自身の住んでいた屋敷を燃やし、幽冥の妖世館で雛と同じ部屋で暮らす。

   雛との久々の暮らしのせいか、かなり雛に甘くお願いを頼まれては断れないことが多

   い。

   擬人態の姿では、立花 紫陽花と名乗っている。

戦闘:相手の武器を強奪、様々な術、長腕による拘束と連続攻撃、鱗粉による粉塵爆発

擬人態:地面に付くほど長い黒髪、灰色の瞳、仮姿と同じ小袖を着て、草履を履いた女性

CV:林原めぐみ(シェリー)

 

◯世送

名前:よおくり

種族:オクリイヌ

属性:赤

スタイル:駆

分類:中型

鳴き声:ワン、ワン

一人称:俺

容姿:背中に黒いもやが漂う柴犬

二つ名:送狼

特徴:食香に育てられた魔化魍の1体で、食香のことを『お袋』と呼んでいる。

   成体になった後に人間のバイクに興味を持ち、愛車の『ヤマハFJR1300』に乗

   り、日本各地を旅していた。

   バイク旅の最中で食香の匂いを感じ取り紫陽花の屋敷に訪れて食香と14年振りの再

   会をする。

   食香からは反抗的な態度が多かったせいか『不良娘』と呼ばれている。また食香と同

   じ時に育てられた魔化魍でもある乱風とはお互いの考え方の違いで衝突することもあ

   るが、戦闘においては、背中を預けられる仲である。

   食香の話を聞いて、安倍家にお世話になる事を決めて、世送という名を貰う。

   羅殴や憑に頼んで、妖世館の端にバイク専用のガレージを作って貰い、愛車はそこに

   仕舞っている。

   擬人態の時でももやを出し、愛車に纏わせたり戦闘を行うこともある。

   バイク旅をしていた時に鬼なのだが違う鬼と友人関係となり、その鬼の使う特殊な炎

   を習得する。

   因みに愛車の名前は『43(よみ)号』といい、最高の速さを求めて、様々なカスタムパーツ

   を組み込んで改造を行っている。

戦闘:鬼火による遠距離攻撃、背中のもやによる万能戦闘

擬人態:イエローゴールドのウェーブの掛かった長髪、澄んだ薄紫色の瞳、黒のライダース

    ーツを着て、赤いラインの入った黒シューズを履いた女性

CV:沢城みゆき(セルティ・ストゥルルソン)

 

ー幕間ー

 

◯迷家

名前:めいけ

種族:ツクモガミ異常種 マヨイガ

属性:銀

スタイル:献

分類:大型

鳴き声:なし

一人称:僕

容姿:全身が霧に包まれ、上向きに生えた角を後頭部に生やし、尾先が煙突の竜の落とし子

二つ名:霧竜の子

特徴:幽冥が北海道で住んだ貸家が長い年月と幽冥の『魔化魍の王の気』で生まれた魔化魍

   。

   ある意味では幽冥が生みだした初めての魔化魍であり、ツクモガミ異常種の新種でも

   ある。

   貸家の頃から自我意識を持っていたがそれを言葉にする方法がなく過ごしていたが幽

   冥のおかげで喋れるようになって感謝している。その後に迷家と名付けられた。

   生まれたばかりだが、戦闘能力を幽冥たちに見せようとした浮幽との模擬戦では引き

   分けに持ち込む程の戦闘能力と某家庭教師暗殺者の幻術士の『有幻覚』を使うことが

   出来ると判明する。

   だが、戦闘行為自体はあまり好きでは無い。

   マヨイガの固有能力で取り憑いた家を自由に改築する能力を持つ。

   幽冥からはその能力から妖世館に取り憑いてもらい地下の改築を任している。

   擬人態は存在するようだが、妖世館に取り憑いてる都合上で、外出することができな

   いので、擬人態に変わらない。だが、館内で時折、不思議な格好の少女(?)が彷徨

   く噂があり、それが迷家の擬人態ではと言われている。

   おまけコーナーにて『謎の存在(変な人)』からおまけコーナーの司会進行を任されて毎話のお

   まけコーナーで、ゲストとして呼んだ家族とお喋りしてる。

戦闘:空間湾曲、口から幻覚ガス、特殊と妨害系の術、憑依した家を中心に結界を作る、

   有幻覚による実体と幻覚を駆使した翻弄と連続攻撃

擬人態:不明

CV:大久保瑠美(アストルフォ)

 

◯水底

名前:みなそこ

種族:ツクモガミ異常種 ユウレイセン

属性:銀

スタイル:堅

分類:大型

鳴き声:キリギギギギギギ

一人称:私

容姿:仮姿/戦艦加賀に似た不気味な黒い戦艦

   本姿/四肢が蛸の足の硨磲貝の人型が操舵する動物と魚の骨で出来た戦艦

二つ名:怨骨戦艦

特徴:鋏刃が『煉獄の園(パーガトリー・エデン)』で持ち帰った船が幽冥の『魔化魍の王の気』で生まれた魔化魍

   。

   ある意味では幽冥が生み出した初めての魔化魍であり、ツクモガミ種の新種。

   産まれて早々に鋏刃の元に向かって、船の時に沈めずに助けてくれたお礼を言う。そ

   の後に幽冥から水底という名前を貰った。

   上に乗って操舵しているものと下の戦艦は一心同体で片方が消えてももう片方が残っ

   ていれば時間が必要だが再生する事も出来る。

   硨磲貝の人型は艦の半身が離れた位置にいたとしても位置を把握し、遠隔操作で半身

   の船を操り砲撃することが出来る。

   基本は鋏刃の一歩後ろの下がった所から着いて来て、行動を共にしている。

   擬人態姿の言葉を喋らない鋏刃の補佐をしており、料亭の料理の手伝いや鋏刃の変わ

   りに喋る。

   また彼女を害そうとする存在、ちょっかいを掛ける者に対しては半身である船にある

   砲塔全てを使って『徹甲弾一斉斉射』を行う。

戦闘:霧を使った妨害、蛸の足による中距離攻撃と船の操舵、骨の盾を使った防御、

   骨を組み合わせた砲弾を使った遠距離攻撃、水系の術、

   水で出来たカットラスを使った近接攻撃

擬人態:ウェーブのかかった真珠色の長髪、紅紫色の瞳、白の巫女服に青いスカートを履き

    、木製の下駄を履いた女性

CV:井口裕香(加賀)

 

◯劔

名前:つるぎ

種族:ペガサス

属性:空

スタイル:突

分類:等身大

鳴き声:ブルルル

一人称:俺

容姿:馬の頭部、右手に長槍、左手に長刀を持ち、背に白い翼を生やし甲冑を纏った人型

二つ名:武装馬人

特徴:刺馬と共に流浪の旅を続けるイギリス出身の魔化魍。

   旅の途中で聞いた魔化魍の王の噂を聞き、妖世館に道場破りが如く侵入し、王に挑も

   うとするも荒夜に論されて荒夜と戦い、真の姿を解放するも敗北。

   己の未熟さを恥じて、幽冥に修行として妖世館に住まわせてくれと頼み、刺馬と共に

   妖世館で暮らす。名前はその時に授けられた。

   空を飛び戦闘を行うこともできるが、地に足をつけての真っ向勝負の騎士のような戦

   いを好むが、荒夜や常闇との修行によって多少の卑怯な手も使うようになった。

   実際の戦闘能力は荒夜と互角どころか上なのだが、かつて強大な力を持つ魔化魍と戦

   った際の余波が原因で刺馬に怪我を負わせたことが原因で、自身に『封印の誓い』を

   掛けて本来の姿から今の姿へと変わっている。

   だが、3つの誓いを満たす条件をクリアすればその力を解放できる。

戦闘:翼を盾にした防御、上空からの滑空攻撃、長槍と長刀を使った連続攻撃

擬人態:金の短髪、シアンカラーの瞳、イギリスの礼服を着て、焦げ茶の革靴を履いた男

CV:中井和哉(ソーマ・シックザール)

 

◯刺馬

名前:しば

種族:ユニコーン

属性:黄

スタイル:駆

分類:大型

鳴き声:ヒヒィィィン

一人称:私

容姿:捻れた槍の角を持ち腹部に火傷痕があり装甲が一体化した前脚を持つ白馬

二つ名:捻槍角馬

特徴:劔と共に流浪の旅を続けるイギリス出身の魔化魍。

   幼体の頃に育て親のユニコーンの怪童子と妖姫が死に1人だった所を劔が見つけて育

   てられた過去を持つ。

   それからも劔と共に旅を続けて世界各国を回った。

   腹部の火傷痕はかつて劔と共に挑んだ強大な力を持った魔化魍との戦いの際に劔が本

   気になりその時の戦いの余波によって受けた傷痕。

   この怪我がキッカケで劔は『封印の誓い』を自身に掛けた。

   だが、自分の失敗で負ってしまった怪我故に『封印の誓い』を掛けて力を封じた劔に

   負い目を感じている。

   幽冥の噂を確かめる為に妖世館に劔と共に侵入し、荒夜と劔の勝負を見届ける。

   敗北後に劔が妖世館に残る理由が自分の為と知り、妖世館に暮らすことになる。その

   後に名前を授かる。

   幼体の頃から劔に恋心を抱いており、そのことで狂姫に相談している。

   従来のユニコーンは角は捻れておらず太い直線的な槍だが刺馬の角は捻れている細め

   の槍になっている。

   背中に誰かを乗せて移動することも出来るが認めた者しか乗せない、高いプライドも

   持つ。

   今の所、刺馬に認められて乗れるのは魔化魍の王である幽冥と美岬、荒夜、狂姫、赤

   、緑だけである。

   『いつかは劔も背に乗せたい』と思っているがなかなか言い出せず、心の奥底に仕舞

   い込んでる。

戦闘:雷系の術、角から放電、角による突進攻撃、認めた誰かを乗せて行う馬上連携攻撃

擬人態:シクラメンピンクのウェービーロングヘアで、髪の間から覗かせる小さな角を額に

    生やし、オパールグリーンカラーの瞳、純白のドレスを着て、白い花飾りの付いた

    サンダルを履く女性

CV:野田順子(たしぎ)

 

◯小雨

名前:こさめ

種族:アメフリコゾウ

属性:青

スタイル:幻

分類:等身大

鳴き声:ザアー、ザアー

一人称:僕

容姿:青い傘を差したレインコートを着たペンギン

二つ名:雨呼鳥

特徴:その場にいるだけで半径25Kmに雨を降らす特殊な能力を持った魔化魍。

   神奈川県のとある山にある都市伝説『止むことのない雨』の正体。その都市伝説が原

   因か不明だが、100年間ずっとその山で暮らしていた。

   怨念を身体に蓄える為に山に訪れた屍に気に入られて妖世館に連れて来られ、『あな

   たが雨を自由に降らせられるまで、ここに居てもらうからね!!』と言われて、雨を

   自由に降らせられるようになる訓練を行わされた。

   幽冥の家族の協力で、雨を自由に降らせられる事が出来るようになったが、今度は別

   の理由を出して妖世館に留めさようとする屍に折れて、妖世館で暮らすことになる。

   そのすぐ後に幽冥から小雨という名前を貰う。

   それ以来は屍と行動を共にする事が多くなっている。

   雨を自在に降らせられるようになったことで、睡樹から畑の水やりを時々頼まれてい

   る。

   また雨だけなく雷も落とせるようになり攻撃能力が上昇している(従来のアメフリコ

   ゾウに雷の落とす能力はない)。

   後に妖世館の地下第2界の界護管理者となり地下空間内の水場の管理を行なっている

   。

戦闘:雨雲を呼び雷を落とす、傘から放つ衝撃波と水流

擬人態:青のメッシュの入った黒髪、ダックブルーカラーの瞳、白服の上に不透明なレイン

    コートを着、青い子供傘を持ち、ちょっとブカブカなビニール長靴を履いた男の娘

CV:折笠愛(ジーニアス・セイジ)

 

ーコラボ編 魔化魍の王とレレレの零士ー

 

◯砦

名前:とりで

種族:ヌリカベ

属性:緑

スタイル:堅

分類:大型

鳴き声:クワチョ、クワチョ

一人称:俺

容姿:蝸牛の頭部、蓑虫の蓑と牡蠣の貝殻を合わせた体、大木の根のような脚をもつ

二つ名:樹壁

特徴:灰に育てられた魔化魍で、灰を母親のように慕ってるが毒舌で灰のミスに注意をして

   いる。だが、灰のピンチには即座に駆けつけて、大暴れする。

   樹木に化ける能力を持ち、それを使って獲物となる人間を襲い、胸元の身体の一部で

   あるローラーで潰して捕食する。

   元々は零士たちのいる世界出身の魔化魍で、母である灰が惚れたのは魔化魍の王であ

   り、人間という矛盾な人物ということで警戒するが幽冥の人なりに触れて灰を任せら

   れる者と認める(自己解釈)。

   幽吾たちが元の世界に戻る際に悩む灰を心配するも、灰自身の問題であると思って何

   も言わなかった。そして、灰が残ることを決めて、それによって自分も灰を守るため

   に残ることを決めて幽冥の家族となった。

   庶務の仕事を偶に失敗する灰のフォローに回ることがしばしば。

戦闘:甲羅を使ったローラー攻撃、催眠性の花粉を使った妨害、樹木に化けて奇襲、

   根の足による拘束と連続攻撃

擬人態:短めな灰色の髪、垂れ目気味の焦茶の瞳、白の服の上に灰色のジャケットを着、ジ

    ーンズを履き、緑と白のスニーカーを履いた背の高い青年

CV:橋詰知久(ベルトルト・フーパー)

 

◯灰

名前:はい

種族:ヌリカベの妖姫

属性:緑

スタイル:献

一人称:私

容姿:灰色のロングヘアで左耳の上にシニヨン状に纏め、黄土色の瞳、灰色のワンピースを

   着て、蝸牛の殻の絵が縁を回るように描かれたスカートを履き、木製の靴を履いた美

   少女

特徴:人間に対して残忍な性格の多い妖姫従者たちの中で、心優しく非戦闘的で餌以外の目

   的で人間をあまり殺したがらないという類を見ない妖姫で、砦の育て親。

   そして、餌の捕獲で人間を襲う時も色々なことで失敗する事がよくあるらしい。

   例としては、後ろから頭を叩こうとしたらスカートの裾を踏んで自分の頭に鉄パイプ

   を落としたり、餌の人間の血が顔中に掛かって気絶したり等と。

   元々は零士たちのいる世界出身の妖姫で、幽霊族の幽吾と仲間達と行動を共にしてい

   たが、こちらの世界にきた時に幽冥に救われて惚れてしまう。

   幽吾たちが元の世界に帰ろうとした時に、戻るべきか幽冥の元に残るか悩むが、赤に

   『自分の胸の気持ちに正直になりなさい』という言葉で吹っ切れて、幽冥の元に砦と

   共に残り、従者となる。また、後の妖姫従者を含めても外見が1番幼く見えるが緑と

   後のある従者に次ぐ年長者でもある。

   妖世館では、足りない場所を手伝う者を的確に派遣する又は自ら行う庶務をしている

   。

   尚、人間を襲うことは苦手だが、それ以外のことは大抵上手くいくことが多い。

戦闘:強化系の術、全身を使った体当たり、鉄パイプを使った近接攻撃

CV:本泉莉奈(キュアアンジュ)

 

◯導

名前:しるべ

種族:クラゲビ異常種 タクロウビ

属性:赤

スタイル:幻

分類:大型

鳴き声:ポポ、ポポ、ポポ

一人称:僕

容姿:頭頂部が1周するように燃えていて、無数の触手の中に紫の4本の長触手を持った浮

   遊する小ぶりな鰹の烏帽子

二つ名:火廻海月

特徴:自身の身体にある炎を限界まで抽出し、その炎を体内に取り込む。これを1ヶ月繰り

   返したクラゲビが稀に変異する異常種。

   小雨の数少ない友人ともいうべき魔化魍で、小雨が居なくなった事で僅かな気配を頼

   りに小雨を探し出して妖世館で小雨を発見する。

   その時にたまたま小雨に引っ付いていた屍を見て襲われていると勘違いして、屍に戦

   いを挑む。後に小雨から勘違いと聞かされて気まずい空気を味わっている。

   その実力を見た零士も幽冥に『家族になれば』と言って、なんだかんだで家族になる

   。その際に自身の燃えている頭に触れる幽冥に悲鳴をあげている。

   ゴエティア72柱の悪魔魔化魍 オセとの戦いで洗脳された鬼の紗由鬼の洗脳を解く

   も、風鬼の攻撃から庇われて負傷した紗由鬼を見て激昂し、負傷の原因である風鬼と

   戦い勝利する。

   同族である浮幽や同じ赤の魔化魍達とよく会話していて、擬人態の姿で外に出かけて

   は『大きなお友達』に襲われそうになり、たまたま外出している家族や紗由鬼こと三

   枝 紗由紀などに助けて貰っている。

戦闘:触手から炎の弾幕、毒の棘の触手による刺突、炎系の術、炎で出来た布を使った防御

擬人態:黒にカーミンカラーのグラデーションの掛かったショートパーマ、アリスブルーカ

    ラーの瞳、頬に煤汚れが付いて、女の子寄りの可愛らしい上下服を着ている男の娘

CV:加藤英美里(ロシェ・フレイン・ユグドミレニア)

 

ー九州地方編ー

 

◯桂

名前:かつら

種族:カツラオトコ

属性:白

スタイル:堅

分類:等身大

鳴き声:なし

一人称:俺

容姿:長斧を持った裾の長い白の和服姿の鰐の人型

二つ名:白蜥蜴

特徴:単身で各地の猛士支部に現れては主力の鬼を殺して喰らっていた過去を持つ。

   その後に鉄の用心棒として雇われ、以後は鉄たちと行動を共にしていた。

   鉄の猛士九州地方支部の壊滅の為に魔化魍の王との交渉役として出陣した際に鬼に

   見つかり、やむなく交戦し、重症を負うが『転移の札』の事故で九州地方にやって

   来た幽冥たちに助けられて、傷の手当てをされる。

   幽冥たちに計画の協力を頼み、傷が癒えて直ぐに鉄のいる場所に案内をしてその時

   に名前を貰う。

   猛士九州地方大分支部での戦いで支部長であり鬼の閃鬼こと布都 ミタマを撃退し

   て四肢を斬り落として捕虜にした。

   暴炎と三尸と屍と共に『安倍家爬虫類家族の会』を作った1人。

   猛士から付けられた『白蜥蜴』という二つ名に不満を持っており、その名で呼ばれ

   た時、『蜥蜴じゃない鰐だ!』と反論している。

   二つ名の『白蜥蜴』の由来は、遠目から姿を確認した鬼が蜥蜴と勘違いしたことか

   ら付いたようだ。

   また、名前でも迷家の言った『ヅラ』というあだ名が広まり、その度に『ヅラじゃ

   ない桂だ!』と言っている。

戦闘:口から水流、長斧を使った近接攻撃、触れたものを凍結させる両腕の妨害攻撃

擬人態:腰近くまで伸びた黒の長髪、白に近い水色の瞳、白の着物を着て、青袴を履き、

    草履を履いた男

CV:石田彰(桂小太郎)

 

◯渦潮

名前:うずしお

種族:ウミボウズ

属性:青

スタイル:駆

分類:大型

鳴き声:ザアアアアアア

一人称:俺

容姿:プレシオサウルスに似た体躯に背中に刺々しい甲羅を付け、蛸の触手がいくつも重な

   った前鰭、頭部が鮫で尻尾の先には鯱の頭を生やしている

二つ名:首長→渦首長竜

特徴:南瓜と同じ5大五行魔化魍の1体。『激流の化身』、『津波の申し子』、『左方の水

   』という異名を数多く持つ。

   長崎県周辺の海で青と共に暮らしていた魔化魍。餌は青が誘い込んだ人間。

   鉄の猛士九州地方支部壊滅の計画に参加し、元々いた海の近くにあった猛士九州地方

   長崎支部の襲撃を割り振られる。

   人間を下等と侮らず、『常に全力』をモットーに本気で喰らいかかる。

   猛士九州地方長崎支部の戦いで大尊、水底と共に銭鬼と戦い勝利している。

   普段は妖世館の地下第2界に居るが、たまに擬人態を使って街に出て、横笛の演奏会

   を公民館や区民館などで開いてる。

   同じ5大五行魔化魍の南瓜とは旧知の仲で、知り合った経緯は南瓜のある目的に関係

   している。

   大尊とは過去に何度か戦ったことがあり、その理由はのちに明かされるだろう。

   ちなみに名の由来は人間を捕食するさいに渦に巻き込ませて身体をバラバラにして喰

   らう姿から付けられた。

戦闘:渦中球、口から螺旋水流、幻術、様々な術、電撃を纏った尻尾による連続攻撃

擬人態:烏帽子を被った緑寄りの青の切り揃えたショートボブ、青緑色の瞳の切れ目、顎下

    の見えにくい位置に鰓があり、黒と青の左右非対称のツートンカラーの洋服のよう

    な和服を着て、横笛を持った青年

CV:島﨑信長(エドモン・ダンテス)

 

◯青

名前:あお

種族:ウミボウズの妖姫

属性:青

スタイル:射

一人称:私

容姿:青に緑のグラデーションの掛かったポニーテールで、薄紫色の瞳、ビキニ水着の上

   に焦げ茶の厚いコートを着、右腕に紫の宝石の付いたアンクレットを着け、茶色の

   ビーチサンダルを履いた女性

特徴:渦潮の餌となる人間(主に男)を海辺へ誘い込み、渦潮の餌にしていた。

   餌の人間を探してる最中で鉄に出会い、事情を聞き猛士九州地方支部壊滅の計画に

   参加する。

   鬼との戦いの後に飢えて倒れたところを海の家を営む女性に助けられて、一食の恩

   でその店でバイトするようになる。

   幽冥の従者となり九州地方から離れる際に、世話になった海の家で世話になったお

   礼を言うと、女性は『また次の夏もお願いね』と言われ、毎年の夏の一定日はこの

   海の家でバイトするようになる。

   幽冥とはバイト中の時に出会い、その時に一目惚れした(その時にナンパしてきた

   男たちがいたが全員渦潮の餌にされた)。

   猛士九州地方長崎支部の戦いで白と協力して妄鬼と戦い勝利した。

   普段は普通だが、コートを無くすか、脱がされるとヘタレて泣き虫の弱々な性格に

   変わる。コートを着ると元に戻る。コートがない場合は仮面と身を隠せる大きな布

   で代用する。

   因みにバイト中の場合は例外なのか店主である女性の側では上の性格は形を潜める

   のか普通になる。

   妖世館では妖世館内の内装を担当している。

戦闘:様々な怨魚弓(えんぎょきゅう)を使った遠距離攻撃、札を使った援護

CV:山村響(ハルナ)

 

◯写鏡

名前:しゃきょう

種族:クラゲビ亜種 ウンガイキョウ

属性:銀

スタイル:幻

分類:中型

鳴き声:パリン、パリン

一人称:なし

容姿:仮姿:金と翡翠色の装飾を付けた丸鏡

   本姿:頭頂部に仮姿の鏡を付けた触手の先が金色の海月

二つ名:鏡→鏡面海月

特徴:鉄の率いる仲間の中では生まれたのがごく最近のクラゲビ種の亜種の魔化魍。

   当時、怪我を負う前に偶然見つけた鉄が隠れ家に連れて帰り、違う種族でありながら

   育てて貰った過去を持つ。

   浮幽を見た時に初めて同族にあった喜びで浮幽に飛びつき、甘えてくる猫のように浮

   幽にくっ付いていた。

   頭頂部の鏡は人間を喰らえ無かった時の代わりに太陽の光を吸収して自身の腹を満た

   している。それのせいか弱点でもあり、これを砕かれると再生に時間を費やす為に3

   日間行動不能に陥る。

   猛士九州地方宮崎支部の戦いで踊鬼の攻撃から浮幽を庇い行動不能に陥るもその光景

   を見てブチ切れた浮幽が踊鬼を倒した。

   ツクモガミ種の魔化魍ではないが自身の頭頂部にある鏡に姿を変えることが出来るが

   、何故変えられるのかは不明。

   同族でもある浮幽の後ろをアヒルの子供の様に着いて行く姿がよく目撃されている。

   赤はその光景を見て、『仲のいい親子みたい』と言い、赤から孫の様に接されている

   。

戦闘:鏡の反射を利用した熱線、空気中の水分を利用して雷雲発生、幻術、様々な術

擬人態:水色の勾玉の髪留めを着けた黄髪、ビリジャンカラーの瞳、袖の無い縁が山吹色の

    巫女服を着て、仮姿と同じ丸鏡を抱え、服と同じ山吹色のスカートを履き、木製の

    下駄を履いた少女

CV:寺崎裕香(ミーシャ=クロイツェフ)

 

◯縫

名前:ぬい

種族:ツクモガミ

属性:銀

スタイル:突

分類:中型

鳴き声:ヌーーイ

一人称:ボク

容姿:背中にチャックが付き、全身に縫った跡のある長靴を履いた熊のぬいぐるみ

二つ名:縫いぐるみ

特徴:道具から生まれるツクモガミと呼ばれる魔化魍の1体で、このツクモガミは熊のぬい

   ぐるみが魔化魍化したもの。

   魔化魍になる前の元のボロボロのぬいぐるみを拾って直してくれた少女にお礼を言い

   たいという気持ちが本来は生まれるのに時間が掛かる筈のツクモガミへと姿を変えた

   。

   少女から成長した女性と出会って、女性には最初は驚かれるもしばらくは一緒に暮ら

   していた。

   女性が結婚詐欺師に騙されて多額の借金を抱えてそれを苦に自殺するが、その女性の

   魂を『死霊術』で自分の身体に取り込んで結婚詐欺師を殺し、その魂を八つ裂きにし

   て喰らった。

   その後に鉄の元に訪れて行動を共にする。

   猛士九州地方鹿児島支部の戦いで羅殴、食香、蝕と共に焙鬼と戦い勝利している。

   女性の魂は憑代が見つかるまで自分の身体に入れており、たまに女性の魂が縫の身体

   を借りて行動することがある。

   擬人態で白蔵主の羅殴と食香の的屋の看板娘もやっていて、景品の中にあるぬいぐる

   みは全て彼女の自作した手製である。その縫いぐるみのお陰で売り上げが上がり白蔵

   主が喜び、縫いぐるみのさらなる量産を願うが『一定量しか作らない』と断っている

   。

戦闘:熊の爪による近接攻撃、死霊術、

   背中のチャックから取り出す様々な武器を使った万能戦闘、

   まち針を使った遠距離攻撃

擬人態:白の縦縞の入った水色のドアキャップを被った桃色の長髪、ゆったりとした桃色の

    の服の上に薄桃色の服を着、本来の姿に似た熊のぬいぐるみを抱えた裸足の女の子

CV:間宮くるみ(ヌイイ)

 

◯穢流

名前:える

種族:ツクモガミ異常種 ユウレイキカンシャ

属性:銀

スタイル:堅

分類:大型

鳴き声:ポオオオオオオオオオオ

一人称:私

容姿:各箇所に列車っぽいパーツのある団子虫の背甲を持つ灰色の百足

二つ名:汽笛→汽笛百足

特徴:古くから鉄と行動を共にする魔化魍。

   運行が止まった電車が動き続けたいという想いでツクモガミとなり、長い月日で今の

   異常種の姿へとなった。

   生まれて間もない頃に鉄と出会い、鉄と共に古き魔化魍と同じ暮らしをしていた。

   鉄が猛士九州地方支部との戦いを決意した際に、すぐに彼の補佐となり鉄の戦いのサ

   ポートをしていた。しかしある戦いの際に鉄が怪我を負い、動くことが厳しくなった

   鉄の代わりに戦闘に出るようになる。

   身体の節々で分離して攻撃するトリッキーな戦法を得意とする。

   戦闘が無い時には擬人態になって車椅子に乗っている鉄の補助をしている。

   猛士九州地方熊本支部の戦いで支部内で縦横無尽に暴れて局員の大半を殺している。

   穢流の身体の中は空洞で席がいくつもあり、その席に座ることが出来る。また成長す

   ると後ろに客車に似た部位が出来て、そこに乗せる事も出来る。

   鉄を補佐することが減り、現在は存在間が薄いことで悩む穿殻の『存在感を強くする

   薬の研究』の手伝いをしている。

戦闘:身体を分離して連続攻撃、口から黒い煙、鞭状の尻尾による連続攻撃

擬人態:車掌帽を被った灰色に近い白の短髪、少し白っぽい茶色の瞳、口にパイプ煙草を咥

    え、車掌の服を着て、黒の紐ブーツを履いた青年

CV:井上剛(小野篁)

 

◯鉄

名前:くろがね

種族:セトタイショウ

属性:青

スタイル:突

分類:大型

鳴き声:ギギギギッギギ

一人称:私

容姿:下半身に大きな皹が入った大壺を支点に大量の藤壺と貝類と蛸壺で形成された巨人

二つ名:不明→貝塚巨人

特徴:道具から生まれた魔化魍 ツクモガミや似た種族と共に行動する魔化魍であり、魔化

   魍根絶を目的とする猛士九州地方支部の壊滅を目的として動いてる。

   元々は争いを好まず人間とも接触せずに自然の恵みを喰らい静かに生きてきていたが

   、魔化魍という理由で仲間を次々と殺されていったことで仲間たちを守るために戦う

   ことを決意する。鋼鉄参謀とは丁度そんな時期に知り合い、協力してくれるようにな

   った。

   過去での猛士九州地方支部との戦いの際に下半身の動きに関わるパーツの大壺に皹が

   入った為に歩くのが不自由になり基本は擬人態の姿で過ごし車椅子に座っている。

   猛士九州地方福岡支部の戦いで幽冥と協力して疾鬼と戦い勝利して猛士九州地方支部

   全ての壊滅に成功して妖世館に暮らすようになった。

   戦闘では、下半身の怪我の都合上あまり動くことをせず、カウンターに似た攻撃や身

   体を構成するパーツを利用して戦う。

   擬人態の時に学んだ建築学を活かして煉獄の義姉弟に貰った紙の正体に気付き、妖世

   館の地下界開発担当主任となった。

   地下界が完成してからは妖世館の増築、改築を行う建築部隊 匠の長となる。

戦闘:浅蜊型の手裏剣を使った遠距離攻撃、栄螺型の槍を使った中距離攻撃と投擲、

   蛸壺爆弾を使った絨毯爆撃、手から水流、水系の術

擬人態:銀寄りの白のオールバック、金春色の瞳、青めの病衣の上に薄い灰色のカーディガ

    ンを着、車椅子に乗った青年

CV:及川いぞう(アイスバーグ)

 

ー幕間ー

 

◯単凍

名前:たんいて

種族:イッポンダタラ亜種 ユキニュウドウ

属性:白

スタイル:突

分類:等身大

鳴き声:ビュウウウウウウ

一人称:俺

容姿:右脚が氷の義足で所々がボロボロな白のコートを纏い、マフラーを首に巻いた白毛の

   猪の人型

二つ名:白鍛治猪

特徴:美岬の持つ『魚呪刀』、青の持つ『怨魚弓』を造り上げた流浪の鍛治魔化魍。

   あらゆる魔化魍に自身の造り出した武器を与えている。戦闘能力が高く、行く先々に

   出会い戦った鬼を殺してその肉を喰らっている。

   後に紹介する焼腕は父親違いの兄弟で焼腕は単凍の弟にあたる。焼腕は拳による近接

   戦闘を行うが、単凍は足技による近接戦闘を得意とする。

   壊鯱の意思によって暴走する美岬の前に突然現れて、美岬と壊鯱の意思の『対話』を

   手伝った。

   そのままの流れで妖世館に住み、幽冥の家族となる。名前を考えてる幽冥に『単凍と

   呼べ』と言ってそのまま呼ばれるようになり、幽冥の付けた名前ではない最初の家族

   でもある。

   因みに名前が与えられた場合、凍蹴(いっしゅう)という名前だった。

   氷の義足に触れたものは凍り、それが蓄積されるとそこは凍結する。

   幽冥に頼み3階に鍛治部屋を作って、常に何か武器を造っている。武器を造っている

   時に迂闊に近付くと、武器の試し斬りにされるので誰も近付かない。

   時折、不動と共に武器の材料となる『魂』を集めに各地に出ることがある。また彼の

   手によって作られた武器のほとんどには能力が付与されている。

戦闘:氷と特殊系の術、氷の義足による近接戦闘、氷柱の弾幕、氷球術

擬人態:水色がかった白の髪で左目を隠し、サフラン色の瞳、水色よりの白マフラーを首に

    巻き、黒の道着の上に両袖が棘装飾のボロボロな白のコートを羽織り、青袴を履き

    、片脚が純白で下駄を履いた青年

CV:小西克幸(ヨハン・トリニティ)

 

◯不動

名前:ふどう

種族:ツクモガミ異常種 ゴグマゴグ

属性:銀

スタイル:射

分類:大型

鳴き声:ギュルルルルルル

一人称:ワタシ

容姿:キャタピラのような脚で肩部に大砲を装備し、所々に装甲を纏った二足歩行するアル

   マジロ

二つ名:纏戦車

特徴:旧日本陸軍の大破して放置されてた九七式中戦車がまだ動けるという強い想いによっ

   てツクモガミと化し、更にその想いで異常種へと進化した。

   魔化魍に成り立ての頃、急激な身体の変化と大破の傷で動けなかった所を偶然通りが

   かった単凍に鉄板の継ぎ足しや治療をしてもらい回復。その感謝として行動を共にし

   ている。

   肩部の大砲は榴弾、徹甲弾、焼夷弾の3つを装填可能で自分の意思で砲弾を装填し発

   射出来る。ただし1度撃つと再装填に30秒掛かる。

   砲弾は自身の蓄えた人間の血肉(鉄分)を内部で集めて砲弾に造り替える。人間の血肉(鉄分)が無く

   なった際は、土の中にある僅かな鉄分を集めて砲弾を作り出す(従来の方法に比べて

   かなり効率が悪い)。

   元が戦車の為か原因なのか思考が軍人に似ており、物事の分別や公私の切り分けが凄

   い。

戦闘:キャタピラの脚による踏みつけ、肩部にある大砲を使った砲撃、

   装甲を剥がして放つ甲散弾

擬人態:腰近くまである艶のある黒の長髪、楝色の瞳、旧日本陸軍の制服を着て、腰のベル

    トに軍刀を帯刀し、黒のブーツを履いた女性

CV:柚木涼香(鬼龍院皐月)


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