人間だけど私は魔化魍を育て、魔化魍の王になる。   作:創夜叉

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今回の話には新しい魔化魍とその妖姫が出てきます。
白達の話は次回の予定です。ではどうぞ!!


記録捌拾陸

 洞窟を出て擬人態の姿になっている睡樹と南瓜を連れて、あ、勿論、着ていた着物はセトタイショウの所に預けて、麦わら帽子や涼しい格好の服に着替えて白い砂浜を歩き私達はある場所を目指していた。

 ゴミもなく綺麗な白い砂浜を歩いているが、その砂に反射された太陽の日差しが肌を焼くように照らす。

 

 こんな風に肌が焼けるような感覚を味わうのは、前世の時に家族で海に行った時くらいだ。今世の親はそもそも私を学校や学校行事、買い物以外には外に出そうとしなかったし、義務教育である中学も中退させられてからは家に閉じ込められて、家事雑用をさせられ暴力を振るわれていた。

 まあ、そういう訳で久々の砂浜は熱いことを思い出し、目的地に向かう。

 

 しかし、目的地に向かう前に休憩を入れた方が良さそうだ。なぜなら、太陽の日差しで熱いと思う私よりもさらに肌が焼けそうで、身体をふらふらとさせている者がいた。睡樹である。

 溶岩のような身体をもち、炎(溶岩)を使った攻撃を得意とする赤の属性の南瓜には苦では無いだろう。むしろ日差しの熱は何のそのといった感じだ。

 だが、主食が水または血液で行動に水分を必要とする睡樹にはある意味、地獄だった。擬人態の姿の時に頭の上にポツンとのっている蕗の葉が少し萎れており、顔色も少し悪い。おまけに肌の色も赤くなっており、鍋で茹でた茹で蛸のように真っ赤だった。

 

「2人とも少し休もうか」

 

「はい」

 

「は〜い〜」

 

 休もうと言ったら、睡樹はペタリと砂浜に座り込み、怠そうな顔をしながら砂浜に擬人態を解いた腕を突き刺すと、砂浜から睡樹の腕と同じツタが伸び、それらが複雑に絡み合い、巨大な玉になる。それが出来ると睡樹は腕を引き抜いて、そのまま砂浜に倒れる。南瓜も擬人態を解いた腕を使って睡樹の作った玉の中心を抉るように取り出して中に空洞を作る。

 

 空洞の出来た玉を南瓜は持ち上げて、空洞を埋めないように砂浜に埋め込むと、擬人態に戻した腕で睡樹を抱えて、その中に入った。私はその玉の周りにフグルマヨウヒさんの力を借りて作った札を貼り付けてから玉の中に入った。

 

 玉の周りに貼ったのは、以前、オセとの戦いで使った結界を一時的に使うことのできる札で、これによって砂浜にある玉は姿形も消えて、外からの影響を受けなくなった。

 

 中に入った私はユキジョロウさんの能力で空中の水分を凝結して氷の塊を作り、熱をもった砂浜に顔から倒れた真っ赤な顔の睡樹の額の上、両肩、両脚、お腹に数個乗せる。氷が気持ちいいのか、睡樹の怠そうな顔は穏やかになり、寝息をたてる。

 そして、何故このような状況になったのかと言えば。

 

〜回想〜

【では王。計画に参加してくれたところ悪いのですが、仲間を呼んできてもらって宜しいでしょうか?】

 

「仲間?」

 

【はい。前の鬼との戦いの後から連絡がないので、おそらく獲物を蓄えてると思うのですが、それで、その仲間をここに連れてきて欲しいのです】

 

 セトタイショウの猛士九州地方支部壊滅計画に参加を宣言した私がセトタイショウに言われたのは仲間を呼ぶことだった。

〜回想終了〜

 

 セトタイショウの頼み事を思い出しながら睡樹を見ると、赤かった顔も白い肌に戻り、顔色の悪さもなく、頭の蕗の葉も水気を含んで綺麗な緑色に戻っていた。

 そして、あまりにも気持ちよさそうに眠るものだから私も眠くなってきた。

 

「南瓜、私もちょっと眠いから外の様子は、ふわ〜頼んだよ」

 

「かしこまりました」

 

「じゃあ、おね、がいね」

 

「良い夢を」

 

 眠る睡樹を抱き枕のように寄せて、そのまま寝息を立てる幽冥を見ながら、南瓜は入り口のそばで2人の眠る姿を見ていた。

 

SIDE◯◯

 セトタイショウに言われて幽冥たちが目指している場所、それはどこの海にも1つか2つはあるだろうもの。

 これから泳ぐ客、泳ぎ疲れた客。腹を空かした客。そんな客を相手する売店の一種。

 

 海の家 さざ波。

 一昨年に開いた海の家で小さな店ながら、普通の海の家同様に食事処、ピーチパラソルやボート、浮き輪のレンタル、ダイビングスポット紹介など、いろいろなサービスをしてくれる海の家で店主の女性が1人で運営している。

 しかし2ヶ月前に溺れた人を助ける際に腕の骨を折ってしまい、それがキッカケで常連を除き、一時期は客足は遠ざかっていたが、今は違う。

 

「あ、あ、あ、ありがとう、ご、ございました」

 

「ありがとうございました。ふう、少し休憩したらどう?」

 

「だ、だ、だ、だい、丈夫です」

 

「そう。それにしても貴女が入ってくれたお陰で助かったよ。いつも私だけでやるんだけど、このザマじゃね」

 

 そう言って、折れた腕に巻かれた包帯を見せる店主は隣のバイトの女性に言う。

 そう。このバイトの女性が折れた腕でできない事をカバーしてもらい、そのおかげで店の客足も元に戻った。元々、美人な店長と同じくらいの美人の女性が入ったことでむしろ前よりもお客が増えている。

 

「いえ、いえ、わ、わ、私も一食のご、ご、御恩があ、あ、ありますので」

 

「じゃあ、もう少ししたらちゃんと休みなさいよ。私、少し買い出ししてくるから。案内をするときは札を掛けてね」

 

「は、はい。い、い、いってらしゃい」

 

「はい。行ってきます」

 

 そう言って、店長は買い出しに出掛け、残ったバイトの女性はカウンターにある椅子に座り込む。

 

「それにしても、何でこうなった」

 

 思い出すのは鬼との戦いがあった日から1週間くらい遡る。

 

〜回想中〜

 あの子の餌を探しにこの海岸にやって来て、私は獲物となる人間を探していたときだった。

 私は猛烈な飢えに襲われて砂浜に倒れた。普段は餌として狩った人間の財布から金を取ってそれを使って食料を買うが、最近は、財布を持つ獲物が少なくてかれこれ1ヶ月は何も喰べていない。

 

 まだ昼で、餌である人間たちが沢山いて私のことを心配してるのか声を出す人が何人もいたが、誰も私に触れようとせずにその場で携帯で写真を撮ったりする人もいた。

 

「(誰でもいいから、何か食べ物を)」

 

 普段は餌と見る人間に救われるのは屈辱だが、背に腹もとい腹の飢えは治らないので心の中でそう思っていると。

 

「ほらほら邪魔だよ。全く誰も助けようとしないなんて、アンタら少しは助けようと思わないの?」

 

 当時、怪我してまだ少ししか経っておらず、腕に包帯を巻き三角巾を着けた女性もとい店長が私を助けてくれた。

 

「どうしたんだい」

 

ぐぎゅるるるるる

 

「ははは。そうか腹が減ったんだね。待ってて今美味い飯出してあげるから。ほらそこの兄ちゃん。この娘をウチの店まで運んでくれる」

 

「は、はい」

 

 店長に呼ばれた野次馬の男の1人が私を店にまで運んでくれ、店長の作ってくれたご飯で私の飢えは何とかなった。

 そして、私は1食の恩でこの店長の手伝いをしている。

〜回想終了〜

 

 そんなことを思い出しながら、私は机に置かれていた食器を片付け始める。

 すると–––

 

「い、い、い、いらっしゃいま、せ…………」

 

 入ってきたのは麦わら帽子を被った少女とその後ろからついてきた幼女と男が入ってきた。

 私は見て、真っ先に気付き、そのままカウンターまで歩いてくる。

 

「貴女がセトタイショウの言っていた仲間?」

 

 会って早々にセトタイショウのことを聞いてきた少女に私は返答ができなかった。

 王の噂はセトタイショウから聞かされていたのですぐに分かった。しかも、王を見た瞬間に胸元をキュッと締め付けるような痛みが起こる。なんの痛みかは分からないが、今は王に聞かれた事を返そうとした時–––

 

「おい。邪魔するぜ」 「姉ちゃん。ごめんなwww」

 

「ダイビングできる穴場に行きたいんだけど、教えてくれねえ」

 

 いつの間にか店に入ってきたダイビングスーツを着た4人の男が私と王の間に割って入り、私に案内を頼んだ。

 折角会えた王との初会話を邪魔されたのが凄くムカついた私はこの男たちが居なくなったところで問題のない人間と思い、そのままあの子(・・・)の居る場所に案内しようと思う。

 

 あ、ちゃんとお店にCLOSEの札掛とかなきゃ。

 

SIDEOUT

 

 少し眠ったお陰でスッキリして、睡樹も体調が戻り、札を剥がして、玉は南瓜に焼いてもらった。そして、再び歩き続けると人がちらほらと見えてきたのは。どうやら目的の海岸に辿り着いたようだ。

 セトタイショウが言っていた者がいる場所を探す。周りの人に聞いたおかげで場所が判明し、そのまま2人を連れて目的の場所に歩く。

 そして、目的の人物がいるという海の家に着き、そのまま店に入った。

 入った時に机で食器を片付けていた女性がセトタイショウの言っていた妖姫だということが分かり、質問したのだが、妖姫が答えようとした瞬間に4人組の男が『ダイビングスポットの穴場の場所を案内してくれ』と間に割って入り、妖姫に頼んでいた。その結果、彼女と話すことができなかった。

 案内がどれくらいで終わるのかが分からず、仕方がないので、私達もその案内について行くことにしたのだが。

 

「ねえ、ほんとにここが潜る穴場なの〜〜」

 

 海の家でダイビングの穴場に行きたいと言った男達の中にいたチャラチャラした男が文句を聞こえるように前で案内する妖姫に言うが、それよりも男の連れの下卑た視線が幽冥や案内する妖姫、睡樹を見ている。

 

「は、はい。この奥に良い、も、も、潜り場があ、あ、あるんですよ」

 

「まあ、いいけどさ」

 

 そう言う男の手は案内をする妖姫の臀部にスッと伸びていく。

 

「い、痛てっ。なにしやがる!!」

 

「いえ。何か怪しい手の動きだったので」

 

「痛い、痛い。離せ、離せ。何もしねえ。何もしねえ!!」

 

 南瓜は男の手を捻るように掴む。初めは文句を言うだけだったが、次第に捻り方が強くなると痛みで声を上げながら、妖姫に手を出さないと言わせて、南瓜は男の手を離した。

 男は捻られた腕に息をふーふーと吹きかけて、痛みを紛らわせるためか捻られた場所をさする。

 

「大丈夫か?」

 

ボソッ「糞、何で男が一緒なんだよ」

 

ボソッ「この先の穴場とやらで、あの男をどうにしかして」

 

 南瓜に腕を捻られた男は腕の心配をしている男とヒソヒソ話をするが、幽冥や南瓜たち魔化魍の聴力を持ってすればヒソヒソ話の内容は大声で喋ってるも同然、筒抜けだ。

 

「も、も、もうすぐ、つ、つつ着きます」

 

 妖姫が早口で指を指した場所には薄暗い洞窟が見え、そこから波のさざめきが聞こえてくる。

 

「ヘェ〜こんな所は俺も初めてだ。いいスポットじゃん」

 

 そう言って男の1人はダイビング用の道具の支度し始める。

 

「そ、それでは、わ、わ、私たちは、こ、こ、これで」

 

「おい!! ちょっと待てよ」

 

 案内された男の1人が帰ろうとする妖姫の腕を掴む。

 

「こんないい場所に案内してくれた礼として、いい感じにしてやるよ」

 

「お前らもこっちに来い、そこの男は来るなよ」

 

 下品な顔をしながら男たちはどこからか取り出したナイフを幽冥たちにいや、正確には後ろの南瓜に向ける。

 

「なあな、楽しもうぜ姉ちゃん」

 

「そこのガキは俺にやらせてくれよ」

 

「俺はそこの嬢ちゃんを」

 

 男が妖姫を自分の側にまで寄せて、胸を揉み続ける。

 幽冥としてもこんな光景は気分が良くないので止めたいのだが、妖姫が自分に任せてというような感じで幽冥を見るので、幽冥たちは手を出さず、どうなるかを見ることにしたのだ。

 

「ほらほら、興奮するだろう」

 

「や、や、や、や、やめてください」

 

 さらに胸を激しく揉む男を突き飛ばすように妖姫は手を出す。

 

「うおおおお」

 

 バシャーーンと水飛沫を立てて海に落とされた。

 

「お前馬鹿かよwww」

 

「ダッせえwww」

 

「おいおいおい何やってんだよwww あ?」

 

 妖姫に海に突き飛ばされた男を笑うが、1人がふとなにかに気づいた。

 

「おい? あれ何だよ?」

 

「は? うわあああ!!」

 

 幽冥たちと妖姫の後ろから見えたある物で男たちは表情を青くしてカチカチと歯を鳴らし、身体を震わせる。

 ザアアアアアという音が聞こえて幽冥たちが振り向くと。そこには、先程妖姫が海に突き飛ばした男の頭を咥えた鮫の頭をもつ首長竜の如き長い首が海から出ていた。

 

「おい。これって、ドッキリだろ。何処かにカメラあるんだろ!! おい、さっさと出てこいよ。アレも作り物なんだろう」

 

 状況が理解できていないのか男の1人はドッキリか悪戯と思っているようで、いないはずのカメラマンやドッキリでお馴染みの看板を持った人が出てこいや魔化魍に咥えられている首も作り物と言っている。

 

「…………ウミボウズ、や、や、やっちゃって」

 

 妖姫にウミボウズと呼ばれた魔化魍は咥えていた頭を噛み砕き、潰れた頭から飛び出た脳漿と血がドッキリと言う男の顔に飛び散り、そのまま頬から垂れる。

 

「へっ? これって、本物? あああ、うわああああああ–––ぐぐぐぐも」

 

 やっと、この状況に理解した男は叫び始めるが、海から出てきた無数の蛸の触手が男を伽藍締めに締め付け、そのまま身体に食い込んでいく触手で身体の骨がゴキっと砕かれる。

 

「ごぶっ、ああ」

 

 砕かれた骨が肺に突き刺さったのか口から血を溢した男はそのまま触手によって海に引き摺り込まれる。

 

「おい!! 何をしやがった!!」

 

「み、み、みな、さささんに、に、にには、ウミボウズの餌にな、ななってもらいます」

 

「ふざけんな!!」

 

 先程、妖姫にセクハラをしようとした男のパンチが妖姫の顔目掛けて真っ直ぐ伸びるが。

 

【無駄。無駄なことをよくするものだ】

 

 ウミボウズと呼ばれた魔化魍の甲羅にあった棘が甲羅から飛ばされると棘は男の顔に突き刺さり、その命を奪った。

 

「なんだよ。何だよ、これは!!」

 

 現実離れした光景に最後の1人が言うと、妖姫は男の側にまで近寄り、耳打ちをするように喋りかける。

 

「う、う、う、運があ、ありませんで、でしたね。わ、わ、私が王と、とと話そう、と、と、と、した時に、邪魔し、し、したのが」

 

 妖姫が喋り終わると男のダイビングスーツを掴み、そのまま片手で持ち上げる。

 

「ウ、ウミボウズ、さ、さ、最後の、のの、ご飯、よ、よ、よく味わって」

 

 そう言って、妖姫は柔道の投げのように男を魔化魍の口元に投げ飛ばす。

 男はそのまま魔化魍の口元に収まり、そのまま顎を閉じていく、口元に収まった男が両腕と背中についていたボンベで必死に顎を抑えようとするが。

 

 人間の力でどうにかなるようなものではなく、そのまま男は魔化魍にボンベごと噛み砕かれる。口元から溢れる肉と骨らしき物とボンベの破片が地面にボトボト落ちる。

 

 海から全身を現した魔化魍の姿は歪な姿をしていた。

 首長竜のような体躯をしており、背中は棘を生やした甲羅に覆われて、男を引き摺り込んだ蛸の触手はこの魔化魍の前鰭で、幾つもの触手が重なって前鰭のような形になっている。長首の先は竜ではなく鮫で、尾の先にも鮫とは違う鯱の頭を生やし、2つの頭が幽冥たちを見下ろしていた。

 幽冥は知らないが、この魔化魍こそ、南瓜ことジャック・オ・ランタンと同じ『5大五行魔化魍』の1体。

 『激流の化身』、『津波の申し子』、『左方の水』という異名を数多く持つ魔化魍 ウミボウズだった。

 

「ウ、ウミボウズ…あ、あ、アレをお、お、お願い」

 

 男達を喰らったウミボウズは妖姫に呼ばれると歪なヒレが解けて数本の蛸の触手となり触手の先に載せた焦げ茶のコートを妖姫に差し出すと、妖姫はウミボウズに差し出されたコートを水着の上から着始める。すると、さっきまでの弱腰がどうしたのかというように、妖姫の姿勢はピッとした姿勢に変わり、ふにゃふにゃして吃りの早口の泣き言を言いそうな顔もキリッとした顔付きに変わる。

 妖姫はコートを差し出したウミボウズに身体を預けるように寄りかかり、差し出された頭を撫でながら口を開く。

 

「はじめまして。私がセトタイショウの仲間………ウミボウズの妖姫」




如何でしたでしょうか?
はい。ついに登場しましたウミボウズとその妖姫。
妖姫はモデルとなる人物が2人おりますが、多分わかっちゃうと思います。


ーおまけー
迷家
【はーーい。おまけコーナー始まるよーーー♪】

穿殻
【しくしく、しくしく】

迷家
【あ、あらら、ちょっと、どうしたの!?】

穿殻
【しくしく、しくしく】

迷家
【あら〜どうしよう】

穿殻
【しくしく、しく、アレ、もう、始まってるの?】

迷家
【うん。君が泣いてるのみんなに見られてたよ】

穿殻
【はい。すいません。こんな地味な奴が、ウウ】

迷家
【あーーーもう!! 泣くのはやめて!! これじゃ質問ができないよ!!】

穿殻
【うう、すいません】

迷家
【ごめんね。この子〜久々の出番っていうので嬉しくて泣いてるんだよ】

穿殻
【やっぱり、存在感無いんですかね】

迷家
【大丈夫だよー。これからも色々と活躍するはずだよ♪】

穿殻
【そうでしょうか?】

迷家
【うん……………多分?】

穿殻
【今、多分て言いました】

迷家
【まあ、そんなことは置いといて、本当は質問しようと思ったけど、穿殻がこんな感じだから。
 次回のおまけコーナーも穿殻でやるよ。じゃ、バイバーイ】

穿殻
【さっき、多分って言ったよね。ねえーーーー!!】

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