新人プロデューサーの日記   作:限定イチゴパスタ

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新人プロデューサーの日記 その2

○月I日(曇り)

 頭が痛い、頭痛がする、吐き気もだ。

 昨日飲みに行ってから何があったっけ?思い出せない…

 今、俺は家のベットの上にいる、そしてすぐ隣で一ノ瀬志希がスヤスヤと眠っている…が、

 …これは…ヤってしまったのか?さっそく問題を起こしてしまったのか?

 ダメだ、思い出せない。

 ここで起こすべきなのだろうか?いや、こいつの性格は大体掴めてきた、起こしてもまともな答えは返って来ないだろう。

 俺はさっさと用意して出かける事にした。

 

…朝ごはんくらいは用意してやるか。

 

 

 

 ただいま帰宅、

 朝からの流れを書くと、俺は一ノ瀬志希担当のプロデューサーになった。

 まあ、俺がスカウトしたんだから当然だろう、

 しかし同僚はまたスカウトに行かされていた、なぜ?

 昨日の飲み会で何があったのか、千川さんは変わらずニコニコしていた。

 一ノ瀬は遅れてやってきて、出会い頭に

 「昨日は凄かったね〜、にゃふふー♪」

と、爆弾発言、

 千川さんが少し険しい顔になっていたが何も見なかったという風に仕事に戻った。

 本当に…やってしまったのか?…俺…?

 朝用意した朝食は綺麗に食べられていた。なんだか嬉しい、

 あ、一味唐辛子が切れてた、買いにいくか、

 

 

○月J日(晴れ)

 ずーっと事務処理でパソコンをカタカタしてた。

 一ノ瀬はどうしてるだろうか、ちゃんとレッスン受けているだろうか、

 同僚がスカウトした「宮本フレデリカ」とはとても仲良くやっているらしい。如何にも「まぜるな危険」って感じの二人だが、

 そのうち仕事が来るようになったらユニットを組ませて見るのも面白いかもしれない、

 まあ、まだ気が早いか、今はレッスンだけさせておこう、

 あ、そういえば飲み会の時、同僚が分身みたいなの出してたな、今度やり方を教えてもらおう、

 

 

○月K日(雨)

 一ノ瀬がコーヒーを入れてくれた、周りの奴らと比べると大分仲が打ち解けてるんじゃないだろうか、

 コーヒーを飲む俺を見て「にゃふふ♪」と目を煌めかせていたが、

飲み干した途端頭に?を浮かばせながら真顔でこちらを見ていた。

 何かおかしい所でもあったのだろうか?分からない奴だ。

 そして同僚に飲み会の時にやっていた手品の仕方を聞いてみた、しかし回答は

「やめとけ!やめとけ!」の一点張り、

 教えてくれたっていいじゃないか…同僚の鞄から矢のような物が落ちたが、これ、なんだろう、拾う時に手を切っちゃったよ、痛い。

 

 

○月L日(曇り→晴れ)

 一ノ瀬が失踪した、

 これから探しに行くところだ、正直事務処理ばっかだったから抜け出せて嬉しい、

 さて、どこに行こうか、久しぶりに公園に行くのもいいな、

 

 

ーーーーーーここから先はまだ書かれていない

 

 

 

 

 

 




イベ久保のために走らなきゃ…走らなきゃ…

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