八房のウイルスを接種したゲンムはステージセレクトを解除した。
ゲンムの後ろにナイトレイドが待っていた。
ゲンム「何の用かな?。ナイトレイドの諸君」
ナジェンダ「ゲンム…お前の目的はいったい何だ…?」
ゲンム「目的は既に見えているはずだが?」
ナジェンダ「何だと…?」
ゲンム「そうだな…ヒントは、ナイトレイドのタツミ、マイン、ラバック、ブラート、シェーレ、チェルシー、レオーネ。この名前が付いている人がヒント。だが、俺の目的の最新データを合わせ、シェーレ、チェルシー、ブラートは外れる」
ゲンムのヒントは言ったが、ナイトレイドは自分たちの名を知れた事に驚愕していたが、目的のヒントはさっぱりわからなかった。
ゲンム「良く考えれば答えは直に見つかる…話は終わりだ」
ゲンムはアカメに指を指した。
ゲンム「アカメ。貴様がもつ帝具、村雨をいただく!」
ナジェンダ「目的は私たちナイトレイドの帝具か!?」
ゲンム「違う。今日は長年考えも付かなかった新型ゲームを開発をしている。そのための材料は村雨と八房のウイルスが一番必要なんだよ」
ブラート「ゲーム?」
ゲンム「内容は言えないが、村雨と八房、2つの力を使いこなすゲームだ」
ゲンム「さあ、だから村雨を渡して貰う」
ナジェンダ「3つも帝具を使ったら、死ぬかもしれないんだぞ!」
ゲンム「逆に、面白いじゃないか。帝具が3つも使えるということは歴史的瞬間だ。楽しみだな」
ゲンムは変身を解除した。
ナジェンダ「どういうつもりだ?」
ムゲン「簡単だ。キャラクター変更だ」
ムゲンはバグバイザーを解除し、ゲーマドライバーに変更した。
『マイティ―アクションX!』
ムゲン「グレード0!」
ゲンム「変身!」
『ガシャット!』
『ガッチャーン!レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティーアクショーンX!』
ゲンム「べらべらおしゃべりは終わりだ…」
そう言うと、ケースを取り出した。中にはそれぞれのカラフルなコイン。エナジーアイテムの黄色の疾走する絵柄のコインを1枚取出し、空中に投げだした。
『高速化!』
バグバイザーを腕にはめ、アカメに向かって走り出した。
一歩踏み出した時には、アカメの帝具を奪っていた。
アカメ「いつの間に!?」
ゲンムは急いでウイルスを回収した。
回収した後、村雨はアカメの方に投げ返した。
さらにゲンムは変身を解除して、バグバイザーを着け、またゲンムレベルXに変身した。
そして、ガシャットギアデュアルを腰にセットし、バグバイザーをパッドモードにして、
ゲンム「ハハハハハ!、ふん!!!」
ゲンムのライフゲージにバグバイザーを突き立てた。
ゲンム「ぐぁぁぁあああああああああああああああ!!!!!」
ゲンム突きだてた瞬間。
右の炎にはブラッド色、左の炎はダークパープル色の炎が燃えていた。
ナイトレイド『!?』
ナイトレイドもゲンムの行動には驚愕した。
燃えている両方の炎が、白の、ガシャットギアデュアルに入った。
そして、白色が右側はブラッド。左はダークパープル色のガシャットギアデュアルが作られた。
ゲンム「ふ、…ふふ、…フハハハハハハハハハ!!!」
ゲンムは出来たガシャットギアγを手に取って空に向けた。
ゲンム「完成したぞ!!。2つの帝具が1つになった。俺の初めて作ったゲームがああああああああぁぁぁ!!」
ゲンムは、自分が初めて作って完成したガシャットにこの上ない喜びを感じていた。
ゲンム「ハハハハ……」
ゲンムはゆらゆらしながらナイトレイドの方に振り向いた。
その時に、ナイトレイドは攻撃してくることに警戒し、帝具を使用した状態になった。
ゲンム「目的はこれで終わりだ。……だが、ついでに貰いたいものももう1つある。それを奪ってから帰らせてもらおう…」
ゲンムはもう一度エナジーアイテムを使った。
だが、やはり効き目が無かった。
ゲンム「(やはり、この姿ではアイテムが使えないか…)」
ゲンムは此処から脱出するには、どうするのかを考えた。
ゲンム「(やはりこれか)」
ゲンムはガシャコンスパローを取りだし、ガシャットを差し込んだ。
『ガシャット!決め技!』
『ジェット!クリティカルフィニッシュ!』
ゲンムはガシャコンスパローにジェットコンバットガシャットを挿入し、必殺技を相手に当たらないように地面に目掛けて放った。
目くらましの間に、八房とクロエを回収し、異世界の城に戻った。