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王国アデレードの東帝都アルジェー東部区画二番地。
宿や仕事を探していた裕兎はミカに連れられ4騎帝のユグリス・レンの家に案内してもらっている。
「へーここがレンの家かぁ。ってか城じゃね...。」
そこは広大な土地が広がりその奥には城があった。
そのあまりの大きさに驚き目を白黒させる。
「はい、だからこれが家だわ。」
ミカはこちらに振り向き柔らかな笑顔で応えた。
「いや、確かに家だけど!でもスケールが違い過ぎるでしょ!せめて屋敷とかそんな感じで言わないと何も知らない人からしたらビックリするわ!」
「細かいことを気にする男は嫌われるわよ。」
どうやら、訂正する気はないらしくすまし顔で歩いていく。
「それにしても門を通ってから屋敷の入り口までが遠すぎるだろ...。」
裕兎の言うとうり門から屋敷まで少し遠く距離は100メートル以上くらいの道のりだった。
「あそこに何もない土地があるでしょう?」
「あーあの無駄に広い土地?」
「はい、あそこでレンは特性の特訓をたまにする為、屋敷周りは広くしているわ。屋敷が壊されかねないわ。」
さらっと恐ろしいことを言うミカに四騎帝とは対立したくない、と裕兎は固く決心をした。
(ほんとに怖ぇよ...。)
やっとのことで着いた屋敷の中は広く見た目も豪華だった。
更に、こんなにも広いのにどこを見ても一面綺麗に磨かれていた。
そんな綺麗な床を見ているとミカに連れられ、いつの間にか客間へと着く。
そこは中々に広くテレビやアニメとかでよく見る、お金持ちあるあるの長いテーブルに椅子が並べられていた。
「そこで座って待ってなさい。今から呼んでくるから。」
すると、レンを呼びに客間を出て行った為一人残された裕兎は静かな部屋をぐるっともの珍しそうに見渡すと椅子に座る。
しばらく天井を見上げ呆けていると、コツコツと足音が聞こえる。
そして、ガチャッと扉が開く音が聞こえてくる。
「おっもう来たのか?」
その足音の方向へ視線をずらすと、そこにはお盆の上にティーカップとティーポットを乗せて運んでくるメイド服の女性がいた。
裕兎の隣まで来ると、ティーカップをそっと置き紅茶を注ぐ。
「紅茶でございます。ごゆっくり。」
メイドは他にも色々と仕事があるのか、お辞儀をするとすぐさまどこかへ行ってしまった。
裕兎はそんなメイドを見送りながら紅茶を口へ運ぶ。
「忙しそうだなー。.......ズズっ、この紅茶うまっ!?」
(それにしても何か落ち着くなぁ...。歩き過ぎて疲れたからか?)
くつろいだ顔で深く息を吐く。
紅茶を飲みながら待っていると扉が開かれた。
ガチャーン、と音が鳴り響く中現れた男性。
そこには二十代中頃と思しき男性。赤茶色の髪をしており、服装からは上品さを感じられる。背丈は少し高めで、体格も太くなく細くもないっといった感じだ。
レンかな、と思い立ち上がる。
そして、イケメンだなぁ、と眺めているとその男性は口を開く。
「こんにちは。俺がレンだよ。事情はミカから聞いたよ。昼間のことはありがとうね。お礼の件はOKだよ。あと余ってる部屋もあるからそこに住むといいよ。」
つかつかと裕兎の前まで来ると手のひらを向けてきた。
どうやら、握手を求めているらしい。
「マジか!?これで金銭面と宿のことは安心だな。」
意図を汲み取った裕兎はレンの手を握る。
そのことに満足したレンは手を離すと苦笑する。
「まぁ、でも魔獣種(ゲシュ)や竜魔種(ドラゴニア)の討伐とかそういう依頼がきたら命懸けの戦いとなるけどね。」
「あー.....そう言われるとこの仕事も楽じゃないなぁ......。」
「まぁ、死なない為に力をつけたらいいよ。君は自分の特性について把握出来ていないんだろう?」
「あぁ。そうだなぁ...。」
「なら、ここまで来る途中に見た広場があっただろう?あ..そこで使いこなせるように頑張ったらいいよ。」
「おっ助かるわ。ありがとう。」
「今はこの屋敷に慣れるまでのんびりしてたらいいよ。」
爽やかに微笑むレンに、良かった、優しい人で。と安堵する裕兎。
「じゃあ、挨拶も出来たし俺は溜まってる仕事を終わらしてこようかな。早く終わらせないとミカに怒られるからねぇ...。」
乾いた笑顔を浮かべるレンの近くからミカが深くため息を吐く。
「あなたに集中力が無く、ペースが遅いからでしょう。自業自得だわ。」
こめかみを抑えキッと睨むミカ。
(いつも笑顔な分睨むと怖いなぁ...。レンに心開いてるからあの態度なんだろうけど、差あるなぁ...。あんなに怖いなら俺一生心開かれないでいいわ。)
ミカに睨まれたレンは顔がこわばって笑顔なのかなんなのかよく分からない表情となる。
「あっじゃ...じゃあ、俺はもう戻るね。またね。」
早口でそう言い終えるといそいそと元来た道を戻っていく。
「あっお...おう。またな。」
急いで出ていくレンを見送りながら別れを言うと広場へ向かう。
だが、レンはあっそだ。と振り返る。
「広場に行ってもいきなり分かる訳じゃないし少しの間見てみるよ。アドバイスもするし。」
(4騎帝直々の指導を誰が断るだろうか。俺は断らないな。)
「頼む。」
また近くでため息が聞こえたが裕兎は聞かなかったことにした。
(後で怒られそうだなぁ。レン。)
* * *
裕兎とレンは広場に来ている。
ミカは仕事があるようで何処かへ行ったようだ。
「使った時の感覚、考えてたことでもいいよ。その中にヒントがあるかもしれない。考えてみて。」
そう言われ頭の中で思考を巡らせ始める。
(...特性を使えたときの感覚?考えていたこと?うーん、ただただ走ってただけだしなぁ...。)
しばらく考えててあることに気づく。
「あっ速く走りたいって強く思ったから足の筋力が上がったんなら俺の特性って人間の五感とか免疫力とかそこら辺の向上とかじゃね?」
「なるほどね。身体能力の向上、かぁ。いいね。なら、あとはそれを使いこなせるようになれたらよりいいと思うよ。」
「だなー。」
「じゃあ、俺は仕事あるから戻るよ。今日中に仕事終わらせないと!」
終わらなかったときのことを想像したのかレンの顔が青ざめる。
「おう。分かった。アドバイスありがとな。」
レンが城に帰っていくのを見送った。
(ありゃあ、ミカに怒られたときのことを考えたんだろうなぁ...。四騎帝が青ざめる、かぁ。....考えるのやめよ。)
気持ちを切り替えるように両ほっぺをベシッと強く叩くと気合いを入れる。
「よし、使いこなせるようにするか!」
それからしばらく特訓をするとレンから借りた部屋へ戻りどっときた疲れに眠った。
* * *
「ふぁーぁ....。」
朝日の光に照らされ裕兎は目を覚める。
(我ながらよく寝た、というより寝過ぎたと思う。日の昇り加減を見る限りこれは、もう昼だからな。)
ふわぁー、とあくびをし、軽く伸びをするとベットから起き上がる。
「今日でこの世界に来て2日目か...。長かったなぁ。」
昨日の出来事を思い耽りながら呟くと部屋を出る。
昨日はレンと別れてから特性を使いこなせるように特訓していた裕兎だったが特性を使うと思ったより体力の消耗が激しく長時間特訓出来なかった。
(もう筋肉痛になるレベルで。少し辛い...。)
筋肉痛により痛めた腰を擦りながら長廊下を歩いていく。
「とりあえず特性を使っていけば、その内体力もつくだろうし、ひたすら使っていくか。」
そう思い外へ向かおうとしたところでミカに会う。
昨日と服装が異なり、今日は緑色がメインとなった色合いのドレスだった。スカートの部分の裾は黄色や橙色と鮮やかになっており、白く透明のポンチョのような物を羽織っている。
ちなみに、裕兎はレンから借りた服を着ていた。
軍服、というより指揮官のような黄緑色の服装に赤いネクタイのような物を身につけ上からは藍色のコートのような物を羽織っている。
夏なのに暑そうだな、と思っていたが、いざ着てみるとあまり暑くなく風通しがよく涼しかった。
そのことに驚きレンに聞いてみたところ、どうやら前領主がエルフ国から奪ってきた魔力の篭った服の一つらしい。
他にもいくつかあるようだ。
「あら、どこかへ行く途中だったのかしら?客間の方に昼ごはんの準備がされておりますけど?」
「あっそれはそなんだ。なら、食べて行こうかなぁ。」
「分かったわ。では、私は他に仕事があるので。」
ミカは軽くお辞儀をすると仕事へと戻っていく。
(どんな料理が並べられてるんだろうなぁ。)
ワクワクウキウキ、と期待に胸を膨らませ、客間へ向かう。
中々に長い廊下を歩いていると思わずため息が漏れる。
「思えば、ここって城だもんなぁ。やっぱ大きいなぁ。広いな、ちょっと疲れるな....。」
異世界の建物がどのようなものか見ながら歩いていたが、それもすぐに飽きてしまった。
背伸びしたり、ぼぉー、としたりし数分程歩いていたらようやく客間の扉の前へと着く。
「やっと着いたなぁ...。遠すぎた訳じゃないけど、もう少し近くにあって欲しかったな。ここまで歩くのめんどくさい...。」
疲れた足取りで愚痴を零しながら入ったのもつかの間、目の前に広がる食卓を見て元気が戻った。
そこには期待以上の美味しそうな料理が並べてある。
ソーセージに目玉焼き、ワッフル、サラダ、紅茶、といったものだ。
「おー美味しそうだ!ここまで来た甲斐があった気がする!」
香ばしい匂いが裕兎の食欲をそそり元気が戻る。
いそいそと席に着くとご飯を食べ始める。
ソーセージはいい感じに焦げ目が付けられ皮がパリッとしており、目玉焼きはしっかり焼けているように見え黄身は半熟となっていた。ワッフルもモチモチしサラダはドレッシングと相性がバッチリで裕兎も空かせたお腹をどんどん満たしていく。
食べ終わると最後に紅茶をのんびりとゴクッゴクッと喉を潤す。
ふぅー、と満足そうに息を吐き余韻に浸っていた。
しばらくすると、皿を重ね厨房へと持っていき皿を洗うと並べた。
やることやると裕兎は外へ出て歩きながら特性について考えていた。
(俺の特性は、"身体強化"(フィジカルアビリティ-) もしくは、"具現化" (エンボディメント) ってところかな。)
などと考えていたら広場に着いていた。
すると、広場の方から音が聞こえた。そこでは、レンが特性の特訓でもしていたのだろうか、所々芝生が焦げている。
レンは自身の身長の3分の2くらいはあるだろう、大きな盾と片手用長剣を持っていた。白と赤い鎧を着ており、その上から白いマントを羽織っている。
いかにも、ナイトっぽい感じだ。
剣を通常の逆に持ち刃先を下に向け、柄を上に向ける。すると、その柄の先の方に炎の玉のようなものが数個現れたかと思うと、それらは遠くへと飛んでいった。
「"火炎爆発"(フレイムバースト)」
レンがそう言うとさっきまで浮かんでた玉が歪な形になったかと思えば、一気に膨らみ爆発する。
シュィーン、ドゴォォン!!物凄い爆発音が鳴り響く。黒煙が巻き起こり、爆発が起こった場所は、砂埃が舞い焦げ軽く小さなクレーターみたいな穴が出来る。
「うわぁ、すげぇなこりゃあ...。」
あまりの威力に呆然と立ち尽くす裕兎。
しばらく呆けていた裕兎だったが、落ち着きを取り戻すとレンのところへ行き話しかけた。
「凄いなぁ。これがレンの特性?」
「うん、"熱炎" (イグニート)と言うんだよ。熱と炎を操る特性なんだよね。」
なるほど、と考えていたらふとある事を思いついた。
「もし良かったら俺と手合わせお願いしていいか?」
自分の特性について考えてても分からないだろうと判断し、実践して何かしらのコツを掴もうと懇願する。
「うん、構わないよ。」
案外、簡単に了承をくれた。
よし、とガッツポーズを取ると互いに逆方向に歩き距離を離れ準備を始める。
裕兎は軽くジャンプをし身体をほぐしながら考えていた。
(そういえば、俺技名とか考えてないなぁ。何にしよう。あの速度を出す脚力で連想できるもの。.....ぁ、バッタ?とかかな。)
などと考えていたらレンは盾と剣を構え互いに準備は整っているようだった。
「じゃあ、好きなタイミングで来ていいよ。」
レンが構えながら笑顔ながらも真剣な眼差しを向けながら言う。
「なら、遠慮なく。...あっ思いついた。」
タン、タン、タンッ。最後に地面に足が着いた瞬間、裕兎の足があった場所の地面が割れ、軽くえぐれる。更に裕兎の進行方向とは逆方向に砂煙と共に強風が巻き起こる。
「"飛蝗"(カヴァレッタ)!」
そして、俺はレンの目の前まで走り地面を強く蹴り右脚が孤の円を描きながらレンの腹部へ横から迫っていく。
だが、それを盾で防がれる。
しかし、流石にレンはこの脚力に耐えきれず飛ばされた。
「ぐっ....。かはっ!ぐは...。」
レンは飛ばされながら、地面を打ち付けられ転がっていく。
転がりを止めようと足に力を込め盾を地面に突き立てる。
そして起こった砂埃を剣で切り裂く。
レンに一撃与えれたことに満足感にしばらく浸る裕兎。
(...うん、中々のネーミングじゃないか?これ。)
ふと下を見ると裕兎の膝辺りから足先まで緑と茶色の鎧又は甲皮のようなものを纏っている。
(うお!昨日は気づかなかったけど、脚って変形していたのか!?)
予想外のことにまじまじと脚を眺める。
「予想以上の実力だ。俺もちょっと本気出さないとな。」
そんな中レンの剣は紅く輝き始める。
視界の端で赤い輝きを見つけ、顔を上げると裕兎は剣を構え狙いを定めるレンの姿が写った。
(とりあえず、今は戦いに集中するか。)
「"追跡する火竜"(ファイヤードレイク)」
すると、レンは剣を横一線に振る。すると、炎のラインが敷かれ、そこから竜のような形をした火の塊が3体裕兎の方に飛んでくる。
「3体、ねぇ...。あれに当たったら痛いの前に熱そうだなぁ。いや、普通に痛いか。」
バキッ。飛んできた火竜を避けるため横に飛んだが、方向を変え、またこちらに向かってくる。
「追跡か。なら....これでどうだぁ!追いついて来れるかな。」
火の方に走り火竜をすり抜けレンのところまで向かう。
そのまま加速をし、レンの前に来て蹴ろうとしたが.....。
シュンッ。裕兎の前に何かが横切ったと思った瞬間、右腕に違和感を感じた。
(何か...右腕が熱い...?)
それと同時に背中の方で火竜が当たり飛ばされる。
ドカァーン。裕兎は背中が焦げ服が燃え一部だけ灰と化していた。
「ぐっはぁ...!」
レンは飛び退き裕兎から距離を取ると爆撃を避ける。
爆風で地面に転がり、起き上がろうとすると右腕が途中で無くなってるのに気づく。
「...は?ぐっ...がぁー!クソ痛てぇ...。」
ドクドクッ。血が止まらない。
次々に血が流れ出していく。
あまりの痛さに顔を歪ませる裕兎。
「治れ!治れ。俺の特性じゃ治せないのか!?治れよ!」
右腕に力を入れたその時!
ブシャ!右腕が生えてきた。
「はっ!?何で生えてきて!?」
困惑を隠しきれずに目を瞬かせる。
(どういうことだ!?)
よく見ると腰の方からも触手のようなものが6本生えている。
いや、触手というよりもタコやイカみたいな足、と言った方が正確だろうか。
だが、裕兎の元からある脚はタコの脚のようにクネクネはしていなかった。しかも、太ももから足先まで紫の模様が入った鎧を纏っていた。
「これってタコの足か...?さっきの脚力がバッタとするなら
動物と昆虫の特徴を得られる能力(チカラ)ってことか...?」
状況を整理しようと脳をフル回転させていると。
「自分の特性を理解することが出来たみたいだね。どうする?まだするの?」
レンが裕兎の元へゆっくりと歩いて近づいてくる。
「やるよ。やっと自分の特性が分かったんだからな。」
未だに痛そうに裕兎は腕を撫でる。
「そっか。なら付き合うよ。」
歩む足を止め、レンは再び剣を構える。
心配そうな表情から瞬時に真剣な表情に切り替わったレン。
(相変わらず、切り替え凄いなぁ。)
そんなレンを見て裕兎は感嘆の息を吐く。
「俺の特性は、"変態"(メタモルフォーシス) って感じかな。」
特性名を思いついたところで裕兎も戦闘態勢に入る。
立ち上がると再び軽く跳躍をしタッとその場から消える。どうやら裕兎はレンに向かって走り出したようだ。
「昔、護身術として身につけた体術を見せてやろう。蛸は筋肉の塊だから相性がいいしな!」
レンの前に行き、構える振りをして素早く横に移動した。
「くらえ!」
そして、そのまま右腕でレンを殴る。
「"発勁"(ハッケイ)!」
もう少しでレンに届くというところでレンは振り向きざまに剣を振った。
「"火神斬"(ゲイボルグ)。」
その瞬間、裕兎は紅いドーム状のようなものに包まれた。そう火の塊に飲まれたのだ。全身に熱を感じ過呼吸を起こす。
「ガハッ!くそ!熱い...。"飛蝗"(カヴァレッタ)!。」
裕兎は強靭な脚力を使って即座にそこから抜け出した。
だが、既に遅かった。
もう全身火傷をしていた...。
「もう...あまり、はぁ...動け...ねぇな...はぁ...。」
「ほぅ、あの技を抜けるか。中々やるな。けど、次で終わらそう。」
驚き、というより関心の方が正しいだろうか、微妙な反応をした。
腕に力を込め起き上がったものの裕兎はなんとかギリギリの状態で立っている状態だった。
レンは剣をグルんと回すと柄を上に向けた。そして柄先に紅い火の玉を5個程出す。
「"爆銃"(バーストショット)。」
その瞬間、紅い玉が速い速度で飛んでくる。
避けようとしたが避ける体力も残っておらずそのまま爆撃を受けた。
小さな火の玉が大きくなり黒煙と共に物凄い爆風を起こした。砂埃と黒煙の中で裕兎はそのまま気を失い、その後の記憶はない......。
第2話......終
次回は嵐鬼 裕兎が自分の特性を使いこなせるように頑張るところです。
やっと戦闘シーンを出す予定です!笑
たらしさんお気に入り登録ありがとうございます。( *´꒳`* )