ザザッザザッと木々がざわめいている。
裕兎は亜人の集団をカエサルとシャネルに任せ先に進んでいた。だがところどころにあった家が途中で途絶えている。
ここで終わりだとしたら生き残りの獣人種(ビースト)と今追い詰めているであろう亜人種(デミヒューマン)がどこにいるんだ、と急ぎたい気持ちを抑え冷静にしばらく周りを見渡す。
すると、森の奥から微かな声が聞こえてきた。
裕兎はその声を頼りに森の中深くへと入り先を急いだ。
「この森の先にも数個家があるとして、少し離れたところに建てているのは何でだ?」
不思議に思いながらも走る動きは止めず思案する。
「もしかして、隠れ家とかだったりしてな…。」
そうする中、隠れ家なのでは、と一つの推測ができた。
(でも、だとしたら…。バレちゃ駄目だろ...。.....何で隠れ家まで攻められてんだよ...。)
次第に今まで聞こえていた声も大きくハッキリしたものになり、もう少しで着くと分かった裕兎は走る速度が自然と上がる。
森から出るとそこには少数の獣人種(ビースト)がギリギリのとこで大勢の亜人を食い止めていた。
そこら中に亜人の死体が転がっており、獣人の遺体も稀に転がっている。
獣人種(ビースト)にも結構な犠牲が出ている。
「ぐあぁぁ!」
「怪我人が出たぞ!後衛へ回せ!」
「了解!さぁ、こっちへ!」
獣人たちは指示を出し合いながらなんとか回していたが、ジワリジワリと戦える者が減っていく。
「やばいな...。急がないと。」
裕兎はその現状を見て予想以上の被害に驚き急いで前衛に加わる。
「"三井寺芥虫"(ボンバルディア)!」
指先が赤黒く手のひらにいくにつれ赤色で肘に近づくにつれ橙色と鮮やかな鎧を纏う。
次の瞬間、裕兎が放った高温ガスにより5〜6人の亜人が包まれ焼け後方へと飛ばされ、殺されたと自覚出来ないほどの速度で倒した。
高噴出されたガスの勢いにより地面はえぐれ溝が出来る。周りの草々は焦げたりし茶色に染まった。
「な...なんだ!?」
「一体、何が...!?」
いきなりのことに獣人たちは驚き裕兎を凝視する。
まるで、味方か敵かを見定めるかのように。
「...ん?あぁ、大丈夫だ。俺はお前ら獣人種(ビースト)の味方だ。シャネルって知ってるだろ?そいつに頼まれたんだ。」
警戒されていることに気づき、味方であると主張するように両手を上げる裕兎。
「さよか...。シャネル...よう無事に助けを呼んでくれたな...。」
獣人たちをまとめているリーダーっぽい人がしみじみに言った。
「あっ、うちはパンテラ。このグループのリーダーをしてんで。よろしゅうな。」
黄色いチーターのような耳を携え、ミディアムほどの長さの髪に金髪だった。
歳は裕兎より少し上だろうか。だが、童顔で可愛らしい人だった。
(あれ?シャネルが博多弁だったけどパンテラは大阪弁だ。人によって喋り方違う、とかかぁ...?もしくは、この二人が特別方言なだけ...とか?...今はそれどころじゃねぇか。)
などと疑問に思うところはあったようだが、今はそれどころではないと裕兎は気にしないことにした。
「おう。よろしく。」
「増えた敵はたかだか1人だぁ!変わらずこっちが優勢なのは変わりねぇ!一気に潰すぞぉ!」
牛のような容姿をした1人の亜人がそう叫ぶと周りの亜人も呼応するかのように『おぉ!』と叫ぶ。
「あいつが団長か?」
「いや?ちゃうよ。団長は一番後ろで戦いに参加せず座って寝てる奴やで。」
パンテラが指を指した先には確かに1人いた。大きな金棒が立て掛けてある隣で目を瞑り座っている。
筋肉質で図体が大きいその団長はライオンの容姿をしていた。
「部下に任せっきりかぁ。やる気なさげだな...。」
「今周りの奴らをまとめている牛っころがなかなかに強いからね。信用して任せてるんやと思うで。」
「んじゃあ、まぁとりあえず、あいつらと団長を倒しにかかりますかぁ〜。」
裕兎はそう言いながら伸びをする。
満足したところで膝を曲げ脚に力を入れると目つきが変わった。
「"飛蝗"(カヴァレッタ)。」
膝から足先にかけて緑色や茶色の鎧を纏い槍を脇にに挟み固定する。狙いを定めたそのとき。
足元から砂煙が巻き起こる。きっと亜人から見たら消えたように見えただろう。
砂煙が舞い終わる頃、亜人の軍勢の後ろで裕兎は立っていた。
一瞬のうちに移動した一直線上に居た亜人は頭や首、肩、腹部といったところが槍で切られ殺され倒れ始める。
微かに生きている者がちらほらいた。
そんな彼らも口々に叫んだ。
「ぐあぁぁ!」
「な...何で!いつの間に切られたんだ!」
「何が起こったんだ!」
その他にも聞こえる声はあったがあまりにも驚いているのか何を言っているのか理解出来ない。
そんな中、1人だけ裕兎の攻撃にギリギリ反応出来た者がいた。
だが、そいつも頬を軽く切っている。
「ふぅー...。なんだよ。さっきのは速すぎやしねぇか。」
頬を切った亜人は裕兎に向き直る。
そいつは周りの奴らをまとめていた牛の亜人だった。
「おい!お前ら!お前らはあっちの獣人どもを殺れ!俺はこっちの人間の相手をする。」
身長は160くらいだろうか。がたいはそこそこ良く右手にはナタを持っていた。
「お前を含めて全員倒したつもりだったんだけど、倒せなかったかぁ。俺もまだこの槍使いこなせて無いなぁ。」
裕兎は残念そうに苦笑いをし気を取り直す。槍を振り回すと付いた血を飛ばし、綺麗になった槍を肩にかけた。
「安心しろ。お前が武器を使いこなせてない訳ではない。俺がお前より強かっただけだ。」
牛の亜人は裕兎を嘲笑うかのように笑い、鼻から勢いよく息を吐き胸を張る。
「たった一撃防いだだけだろ...。」
裕兎は悔しかったのか、そう不満げに言う。だが、裕兎より強いかは微妙だが、確かに強かった。
「それで、てめぇは何者だ?」
言え、と言わんばかりに睨んできた。
「4騎帝 煉獄王(れんごくおう)の幹部、嵐鬼 裕兎だ。」
「ほう、あの煉獄王の幹部...か。フハハハ!それにしては弱いな人選ミスだろ!?」
本当におかしいのかお腹を抱えて涙目になるほど笑っていた。
「そういうお前は何なんだよ。」
ふぅー、と落ち着こうと一呼吸おいてからそいつは言った。
「俺はリオン団長の元で一番隊隊長をしているオックスだ。ここに来る前にてめぇらの元に向かっていた亜人共にも2、3、番隊隊長とその隊の副班長が向かっていただろう。そいつらより俺は強ぇぜ。」
オックスは自慢げに言うとニヤリって笑い、裕兎をしっかりと見据える。
(やべぇ...。何かカエサル達のところ隊長クラスが3人も居たっぽいじゃん...。......あいつら大丈夫かな。)
オックスの話を聞き心配になったが大丈夫だと信じ今は戦いに集中しようと深呼吸をする。
「じゃあ、行くぜ!」
オックスはナタを構え裕兎に襲いかかってきた。
さほど重そうじゃない武器のため、力のあるオックスが振り回すとそれなりに速かった。
裕兎も槍でなんとか防ぐ。しかし、防ぐのがやっとで仕返すことが出来ずにいる。
「おらおら!どぉした!」
このままでは危ないと思い、裕兎も攻勢には出てみるがナタで防がれ火花が散るのみ。
「クソ。うざいな。」
裕兎は後方に飛びオックスとの距離を開ける。
その後つかさず槍をオックスに構え固定ししゃがみ、左手で軽く地面に触れバランスを取るような格好をした。
「"絶対なる進行"(パルフェクルス)。」
すると、裕兎は両足にありったけの力を込めオックスに向かって飛ぶ。
蹴ったことによりその場の地面が砕け、進行方向とは逆方向に石や砂が飛び散り砂煙が舞い上がる。
そして、あまりの速さに裕兎が通ったところ付近ではかまいたちのような荒々しく風が舞っていた。
咄嗟のことにオックスは避けるのが間に合わずナタを構え受け止める。
だが、受け止めることが出来る筈もなくなんなくと粉砕した。
あとは心臓を貫くだけだったが、オックスはなんとか身を捩らせ心臓は回避した。
だが、心臓の上辺りを貫かれ肩ごと吹き飛ばされる。
自分の勢いをなんとか止めようと裕兎は地面に足を付け踏ん張った。
しかし足は地面にめり込み土が盛り上がるだけで、それでもなお止まらない。中々止まらないことを理解した裕兎は槍を地面に刺して少しずつ進みゆく力を抑える。
数メートル進んだ辺りでなんとか止まった。
「やっと...止まったぁ。」
裕兎が止まったことにより安堵している中、オックスは左肩を抑え顔を歪ませ痛がっていた。
不意に後ろからブンッと風を切る音が聞こえ、振り返ると金棒が飛んできているのが目に映る。
裕兎は咄嗟に身を捩らせ何とか避けた。が、金棒はそのまま勢いよく飛んでいきオックスの顔面にぶつかった。
「ウガァ!」
金棒の重さと勢いに耐えきれずオックスの顔面は千切れる。
そして、ドスンという音と共に金棒は地面にめり込み、オックスの身体は倒れた。
「あ?オックスお前に当たってしまったか。わりーな。まぁ、お前はいずれコイツに殺られていただろうから、遅かれ早かれだったか。」
いつの間に起きたのだろうか、リオン団長は後頭部をかきながら歩いてくる。味方を殺してしまった、というのに眠そうに、そして興味が無さそうに頭を掻きながら現れたリオンに裕兎は呆気に取られているとそいつは通りすがる。
「邪魔だ。」
通りすがった直前にリオンは裕兎の腹部を殴った。
たった一発のパンチで裕兎は飛ばされ岩にぶつかる。そして、ぶつかった衝撃で岩は一部割れ砕け、凹んだ。
あまりの衝撃に槍を落とす裕兎。
「ぐっ!おぇぇ...。」
裕兎は立ち上がろうとすると口からゴポッと血を吐き出す。
「肋の骨が数本が折れたっぽいな...。」
骨が折れたことにより裕兎は痛みに顔を歪ませる。
「よっと...。なんだ?もう終わりか?」
つまらなそうに言うとリオンは金棒を持ち肩に乗せると裕兎の方を向いた。
「"豹紋蛸"(プワゾンプルプ)。」
足が紫色の模様が入った鎧を纏い腰からは6本のタコの足が生えた。そして、折れた肋を修復し槍を握るとなんとか立ち上がる。
「いや?終わりじゃねぇよ?」
「ほぅ、お前治るのが早いな。」
リオンは裕兎の回復の早さを見て少し驚いたようだった。それと同時にさっきまでの無気力な顔と比べ、裕兎には興味が湧いたらしく少しやる気に満ちた顔つきとなっていた。
「それが俺の特性なんでな。そう簡単には負けねぇぞ。」
そう言うと裕兎は走り攻撃を仕掛ける。
テトロドトキシンを纏ったタコ足を器用に使い少しでも触れようと殴りかかった。
6本もの足に襲われ避けるのは困難かと思われたが、ただの一振りでタコ足は粉砕し肉が飛び散る。
「んな...!?力強すぎだろ!?」
「当たり前だ。俺を誰だと思っている。」
体勢を崩しかけて出来た隙を狙ってここぞとばかりに金棒を振り回す。
一発一発が重くのしかかり、その金棒に当たると地面はえぐれ地は揺れ、ちょっとしたクレーターが出来上がる。
裕兎は避けながらもなんとか足を再生し終わる、という時に金棒が当たり膝が粉砕される。
「ぐ...!ヤベ!」
膝から下が無くなり地に落ちかけている俺目掛けて金棒を振ってきた。
再生したタコ足同士で絡ませて肉の壁を作り、それで受け止める。
だが、タコ足は粉砕して裕兎は後方へと飛ばされた。そのせいで槍を離してしまい、槍は置き去りとなる。
強い衝撃を受け脳が揺れるような錯覚を受けた。
「ぐあぁぁ!」
ゴロゴロ転がる中リオンは休むことなく走り近づき、俺が止まると飛び体重をかけて金棒を振り下ろしてきた。
「こ...このままじゃ...死ぬ!"黒硬象虫"(デュールウィーヴァル)!」
頭を含めて全身が黒くて分厚い鎧を纏う。
ガンッという音を響かせ、地面は巨大なクレーターとなり割れ砕け、浮き上がる部分まである。周りの木々は揺れ葉は落ち、少し離れたところで戦っている亜人達の中で数人バランスを崩し倒れる者が現れるほどに。
そんな馬鹿げた力を受けた裕兎は両腕の骨が砕け使いものにならないものとなり、当然鎧も砕け粉砕していた。
それはつまり腕を1本切り落としたカエサルの本気の力を超えている、ということになる。
「...どんだけの馬鹿力だよ...これ。」
(さっきから再生ばかりで体力の減量も激しいし。いよいよやばいな...俺。......あっそういえば、コイツの力に対抗出来るかもしれない奴があったな。)
「どうした?もう終わりか?」
リオンは嘲笑うかのように言う。
「まだだ!」
全身に力を入れ両腕、両足を即座に再生する。
そして、素早く起き上がった。
「見せてやるよ。小さき最強パラポネラの強さを!"銃弾蟻"(バールフルーミ)。」
両腕、両太もも、背中に黒茶色の鎧を纏い、背中の鎧には赤い紋章のような模様が描かれていた。
「外見が少し変わった程度か。」
リオンは残念そうにし金棒を振るう。
だが、裕兎は片手でそれを受け止めた。
さっきのような重い一撃だったが足が地面にめり込んだだけでどこも負傷していない。
裕兎は左手でリオンの腹部を思いっきり殴った。
「ぐふっ!」
すると、リオンは止まることなく地面裂いて後方へと吹き飛ばされていく。
しばらくして止まると地面の割れ目は崩れリオンは埋まる。
「破壊力はシャコだけど、パンチの重さといえばやっぱりパラポネラ、だな!」
裕兎はクレーターのような穴ぼこから出ると同時に地崩れしたところの岩が飛び散る。
「ゲハッゲハッ!クソがぁ。こりゃあ内蔵ぶっ潰れたじゃねぇか。」
リオンは地面からなんとか出ると、鎧を脱ぎ捨てる。
「こんなもんは邪魔だぁ!久しぶりに本気を出してやる!」
すると、全身に力を入れたかと思うと急に筋肉量が倍増した。
図体が大きくなり、体重で地面に少しめり込む。
「でけぇな...。」
あまりの変わりようにぽつりと感想を零すことしか出来ずにいた。
「さぁ!血祭りにしてやる!」
そう言うと一瞬で近づいてきて金棒を振り下ろす。
なんとかギリギリ反応をし避けたが地面が割れ木々は葉をざわめかせながら揺れ付近の鳥達は驚いたかのように飛び立つ。地面に埋まり突き刺さった金棒を引き抜くと一振りで土を払った。
裕兎はその場から素早く身を引くとたまたま近くにあった自分の槍を手に取る。
「あれは金棒に触れた瞬間、触れた場所が千切れて持ってかれるな.....。」
あまりの力に裕兎は冷や汗をかく。
「だが、力なら俺も強い筈だ。」
対抗出来ると言い聞かせ深呼吸をして落ち着く。
そして、ダッと走るとリオンのところへ向かう。
リオンも裕兎が近づいて来ていることに気づき金棒を振り回した。
「なかなかやるな...!」
「あぁ、お前こそな。」
互いの武器と武器がぶつかり合い火花が飛び散る。
リオンの金棒を上手く受け流したり、交わしたりし隙あらば切っていた裕兎だったが、皮膚が固くほとんど刃が通らず深い傷を与えれないでいる。
腕、脚、腹部、胸と色んなところを切っていたがどこも軽い傷しか出来なかった。
「お前の実力はそんなもんかぁ!」
リオンは更に動きを早める。
しばらくすると裕兎が押され始め遂にはリオンの金棒に当たり飛ばされ、勢いのついたまま木々をなぎ倒していく。
「グハッ!こうなったら!"飛蝗"(カヴァレッタ)!」
裕兎の身体はいつも通りに戻ると、次は膝から足先まで緑色と茶色の鎧を纏う。
そこで、しゃがみ左手を地面に触れバランスを取り槍を構える。
「"絶対なる進行"(パルフェクルス)。」
森の中からキラリと刃が光ったかと思えば、シュンッとリオンの顔の近くを通る。
するとドサッという音と共にリオンの左腕が落ち血が吹き出した。
だが、それはリオンだけでは無かった。裕兎も左腕が無くなっていたのだ。
「俺の肉体を貫くとはなかなかだな。」
「いつの間に俺も腕が千切られたっ!」
再生しようとしたが、リオンはそうする暇を与える筈がなく素早く身を翻すと裕兎に襲いかかる。
地面が砕け、木々はなぎ倒され、そこはもう人が住んでいたような風景は無い。まるで地獄のような光景となっていた。
そんな中、死ぬことに抗うかのように裕兎は避け続ける。
倒れてもおかしくない状態にまで追い詰められていたのだ。
遠くではまだ獣人と亜人が争う声が聞こえたが気にしている暇は無かった。
避けることに全神経を注いでいると体力の限界がきたらしく、不意に脚力は元に戻ってしまう。
「なっ!?そんな!?」
急に元に戻った身体に驚きつつも元の人間の身体能力で迫りくる金棒を避けれる筈もなく思いっきりぶち当たる。
身体はそのまま飛ばされ血が飛び散り、肋や胸骨、腕の骨といったあらゆるところの骨が折れる音が響く。
勢いにのったまま地面にぶつかり跳ねて木々や岩にぶつかった。
「あ...も..う.....う...ご..けねぇ....。」
ドシンッドシンッと地が揺れ近づいていることを感じ取れた。
そして、裕兎の目の前に止まるとリオンは金棒を大きく振りかぶる。
「なかなかに楽しい戦いだったぞ!」
リオンは満足げにそう言うと振り下ろそうとした。
そのとき
「ウフフ♪あらあらぁ♪楽しそうなことしているわね。混ぜてくれないかしらぁ♪」
同じ歳くらいで紫色の髪をしてツインテールの髪型をした女の子が居た。そして、右手には大きな鎌を持っている。
肌は色白で可愛いというより美しい系に入るだろうか。美少女がそこにいたのだ。
第10話.......終
今回の敵は予想以上に強くしてしまいましたが、まぁこれはこれでいい感じだと思いました笑笑( *´꒳`* )