とある六兄妹と名探偵の話   作:ルミナス

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第24話〜黒の組織との再会・解決編〜

哀、咲がその痛みから、叫び声を上げる。その痛みは激痛で、心臓が痛むと勘違いしてしまうほどの痛みは、しかし全身からくるもの。そして、痛みが徐々に引いていき、残るは体のダルさと頭痛のみとなった時、咲と哀は自身の体を見て、目を見開く。しかし、時間が惜しいとばかりに、哀は出されていた方のツナギを、咲はゴミ袋の方のツナギを取り出し、それらを着て、暖炉の中へと身を隠す。

 

「はは、まるで忍者だな」

 

「しっ、静かに」

 

2人が両手足を暖炉の壁に突っ張らせ、体を隠し、軽口を叩いてすぐ、扉が勢いよく開く音が聞こえてきた。それで黒ずくめの男達が入って来たことに気付き、2人の間で緊張が走る。

 

酒蔵に、二人ぶんの足音が聞こえて来た。それは咲からしてみれば、誰かを証明するものとなる。

 

(ジン、ウォッカ……)

 

ウォッカの足音は少し小さくなり、それでウォッカが近付いていないことを理解したが、しかし逆にジンの足音が大きくなってきたことを考えれば、二人の間で緊張と恐怖が徐々に大きくなっていくのは当たり前で、体が震えそうになるのを、唇を噛み締め、必死で耐える。

 

「いませんぜ、ピスコのヤツ。30分後に落ち合う段取りなのに、音沙汰ねーし、発信機を頼りに来てみれば、パソコンはあるものの、奴の姿はどこにもねえ。一体、何処に消えちまったんだか」

 

そこで酒が振られる音が耳に入る。ジンの足音が先程、暖炉近くまで来たことから考え、酒を振ったのがウォッカだと考えた咲は、恐怖から思考を晒すために、ジンとウォッカの存在を、必死で思考から逸らそうとする。しかし、それは許されない。

 

「大体、なんなんですかい?この酒蔵」

 

「恐らくピスコが、念のために確保しておいた部屋だ。会場での殺しが失敗した場合、どっかで殺った後、ここへ運び込むつもりだったんだろうよ」

 

「兎に角、早くずらかった方が良さそうですぜ、兄貴」

 

そこでジンがフッと笑って了承すれば、去っていく足音と共に、扉が閉まられる音が聞こえた。そこで漸く安堵の吐息を吐く二人。それと共に、再度戻って来たダルさに、二人とも辟易する。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 

「はぁ、これじゃあ、上手く、動けないな……はぁ、はぁ」

 

『おい、奴ら、行っちまったか?』

 

「ええ……」

 

『それで……お前ら、服は?』

 

「エッチ。ちゃんと着てるわよ。酒蔵にあったツナギをね」

 

「今回は、ゴミ袋を渡してくれた人に、感謝しないと……でないと、私は色々、危なかったな……」

 

「勿論、薬のデータをコピーしたMOも、持ってるわよ。でも驚いたわ。あの白乾児ってお酒、細胞増殖速度を速める、エンハンサーの要素でも、含まれてるのかしら」

 

「そんなもの、帰ってから考えてくれ」

 

『そうだな。まだ安心すんなよ。その効果は一時的だ。子供の姿に戻っちまう前に、煙突の先から脱出するんだ』

 

「分かったわ」

 

そこで煙突を登り始める二人。その際、哀は『井戸から這い上がるコーデリア』だと例え、気が遠くなりそうだと言った際、咲もそれに頷いた様子を見せた。哀よりも数段、運動などの能力が高い咲でも、その体調の悪さも相まって、普通に辛い状況にあった。

 

(それにしても、一時的か……この姿で、姉さんに会うことは、不可能だな)

 

そんな事を考えている間に、大人に戻った哀が、コナンにピスコが誰なのか、分かったのかと問い掛ければ、それにコナンは情報が足りず、まだ割出せてないことを伝えてくる。その後、暫くコナン側が何かを話す声が聞こえたが、それを気にする事は出来なかった。そして、煙突を出口を塞ぐ板を、上にいた咲が押しのけ、雪が積もる外へと、這い上がる。

 

「はぁ、はぁ……で、出れた……っ!そうだ、早く引き上げないと!」

 

そこで咲の元の姿である優は、170cm前後ほどの身長を屈ませ、暖炉の中へと手を伸ばす。その際、腰の辺りまで伸びた長いストレートの髪が、哀の元の姿である『宮野 志保』の手に当たる。

 

「さあ、手を出せ。引き上げるから」

 

「……ありがとう」

 

そうして優に引き上げられ、二人して裸足で雪の上に降り立ち、体が倒れる。

 

「はぁ、はぁ、煙突から、出たわよ」

 

「はぁ、頼むから、早く、来てくれ……この服、ボロボロで、寒いんだが……」

 

『良くやった。哀くん、咲くん。そこが何処だか分かるか?』

 

そこで二人して周りを観察し、何処かの屋上だと理解する。それを報告し、博士にコナンはいないのかと問い掛ければ、博士は目暮と先程まで話していたが、慌ててホテルに入っていったと説明される。

 

「慌てて?」

 

『まあ安心せい。ピスコの正体は分かった。直ぐに迎えに行くから、大人しくそこで待ってろと、君達に伝言を残しておったから』

 

志保も優も、その言葉に二人して苦笑し、壁に手を付ける。

 

「……大丈夫。動きたくても、身体がだるくて、動けないから」

 

その瞬間、咲の耳に足音が入り、その足音が誰かを認識したその瞬間、志保が立ち上がり、息を整えるその後ろに体を出し、無理やりその体を傾けさせた。

 

「っ、ちょっと、優っ」

 

その瞬間、志保が息を飲む。何故なら、その場に銃声が響き渡り、咲の肩を、弾丸が貫いたのを、目撃したからだ。

 

「っっ!!!」

 

「優!?」

 

その場に、優の血が散る。その血が雪に染み込み、赤い点が小さく、出来上がる。優はそんなことも気にせず、肩を抑え、志保と共に振り向く。優の体は、震えていた。それは勿論、寒さだけが原因ではない。

 

「……ジン、ウォッカ」

 

「会いたかったぜ?シェリー、カッツ」

 

そこで彼はニヤリと笑う。

 

「ほら、綺麗じゃねえか。闇に舞い散る白い雪、それを染める緋色に鮮血。まあ、染めてるのは残念な事に、ボロボロの黒猫の血だが、まあいい。この後、お前もその緋色で、この雪を染めるんだからな……我々を欺く為のその眼鏡とツナギは死装束にしては無様だが、ここは裏切り者共の死に場所には上等だ……そうだろ?シェリー、カッツ」

 

「はぁ、はぁ……良く分かったわね。私達が、この煙突から出てくるって」

 

それにジンはフッと笑い、二本髪を出す。一本は赤味がかった茶色い髪、もう一本は長い黒髪。

 

「髪の毛だ。……見つけたんだよ、暖炉の側で、お前らの髪をな。ピスコにとっ捕まったのか、奴がいない間にあの酒蔵に忍び込んだのか知らねーが、聞こえてたぜ。暖炉の中から、お前らの震えるような吐息がな」

 

「はぁ、はぁ……お前は、いつから、私と同じ特技を、身につけたんだ」

 

それにジンは鼻で笑って返すと、拳銃を向けてくる。

 

「直ぐにあの暖炉の中で殺っても良かったんだが、せめて死に花ぐらい咲かせてやろうと思ってな」

 

「あら、お礼を言わなきゃいけないわね。こんな寒い中、待っててくれたんだもの」

 

「ふん。その唇が動く間に聞いておこうか。お前が組織のあのガス室から消え失せた絡繰をな」

 

そこで二人して黙っていれば、拳銃の照準が、志保に向けられる。そこで優が引き金を引かれるその瞬間に、志保を雪の方へと倒す。そうなれば、彼女の長い黒髪の撃ち抜いた。志保と優は、雪へと倒れこむ。

 

「ちっ……まずはそこの、ボロボロになった猫から殺す必要があるみてーだな」

 

そこで今度は照準が優に向けられた。其処で優の前に出たのは、志保。

 

「っ!?シェリー、お前、なんで!?」

 

「ふん、裏切り者同士の守り合いか。泣ける話じゃねーか……お望み通り、お前から情報を抜き取ってから、カッツは殺してやるよ」

 

其処でジンは3発撃ち、其々、腹部、右肩を撃ち抜かれ、左頬を掠め、志保はその場に倒れた。

 

「っシェリー!!」

 

「……兄貴、この女、吐きませんぜ」

 

「……仕方ない。送ってやるか。先に行かせた、姉の元へ。……カッツ諸共な」

 

そこで優が志保の前に出る。既に立ち上がる力もなく、それは体だけを前に出したような様子で、盾になることも出来ない。そんな姿に、ジンは笑って撃とうとした。その瞬間、ジンの右腕に何かが刺さる感触を感じ、そちらを見れば、そこには針が刺さっていた。それに疑問を持った次の瞬間には、彼は膝をついてしまった。それを心配するウォッカと、状況を判断出来なかった優と志保。しかし、野太い声の男の声で、煙突に入るように指示を出される。そこでそれが誰の助けかを理解し、優が力を振り絞って志保の体を煙突まで引き、落とす。そして優も入ろうと身を乗り出した瞬間、背中をウォッカの銃弾が掠め、その痛みで更に身を前に乗り出し、そのまま下へと落ちてしまう。その下には、体を蹲らせる志保がおり、落ちたその衝撃は、そのまま志保に伝わる。

 

「うっ!?」

 

「っ、す、すま……ぐっ!?」

 

優が謝ろうとしたその瞬間、ほぼ同時に二人に激痛が訪れた。その痛みを少し堪え、暖炉から体をだけを匍匐前進のようにして出したが、その際、また激痛が訪れ、その体はその場に横たえられる。その痛みの間にも徐々にその体は小さくなっていき、小学一年生の『灰原哀』と『月泉咲』に戻ってしまう。咲にとって、いつもと違うのは、ポニーテールにしていたその髪が、大きくなった時、その髪ゴムが切れてしまい、現在は大人の時と同じくストレートになっている事だ。

 

そうして二人して赤く染まったツナギを纏ったまま、その小さな体で横たわったままでいれば、少ししてそこにやって来る人物が一人。

 

「おお、素晴らしい!優ちゃんはそもそも知らないだろうが、君は赤ん坊だったから知らないだろうね。しかし、科学者だった君のご両親と、優ちゃんの世話役を任されていた『テネシー』とは親しくてね。開発中の薬の事はよーく聞かされていたんだ。まあ、その当時のテネシーは若かったがね」

 

「……誰?」

 

「……なんで、テネシーを……あの人の、事を……」

 

「でも、まさか、ここまで君が進めていたとは、事故死したご両親や、優ちゃんが処刑したテネシーもさぞお喜びだろう」

 

「……誰なの?貴方……」

 

「だが、これは命令なんだ。悪く思わんでくれよ?……志保ちゃん、優ちゃん」

 

 

 

 

 

「ーーそこまでだ!桝山さん?」

 

 

 

 

 

そこで聞き覚えのある声に、咲がホッとした息を吐く。彼女は安堵の溜息を零した。しかしそれは、助かっただけの意味ではなく、彼女が過去に依存した相手の事を語られ、不愉快な気持ちも抱いていたからだ。

 

「だ、誰だ!?」

 

「上手く呑口議員の頭上に、シャンデリアを落として事故死に見せかけたつもりだろうが、そうは行かねーよ。アレはあんたが落としたんだろ?ーーサイレンサー付きの拳銃を使ってな」

 

その声の説明を聞きながらも、桝山は酒蔵内に響く声の主をゆっくりと、足音を立てないように気をつけながら探す。

 

「目印は、予めシャンデリアの鎖に着けておいた蛍光塗料。スライド塗料で会場内が暗くなれば、その光が浮かび上がるって寸法だ。もちろん、そのまま発砲すれば、銃口から火花が出て、周りの人に気付かれちまうが、ハンカチをサイレンサーの先に被せれば、発砲と同時にハンカチが吹っ飛び、火花を隠してくれるって訳だ」

 

その際、使われたのは勿論、酒巻監督を偲ぶ会で配られたハンカチ。それを使った理由として、後々回収すれば、足が付きにくいと考えたのだろうと予測を話す声に、彼は聞かないまま、火を点けたタバコを吸い、拳銃を構えている。また、説明する声がハンカチを持っていた客が殆ど帰ってしまっており、容疑者が7人になったことを説明されている時、彼は何かに気付いたように後ろを振り向いた。

 

「シャンデリアの真下にいて、鎖を狙えない俵さんとクリスさんは白。証拠の鎖を口から吐き出した三瓶さんと、司会で客に注目されていた麦倉さんも違う。事件直前に抱き合っていた樽見さんと南条さんは論外。つまり、あの会場でこの犯行を成し得ることが出来たのは……桝山さん、貴方だけなんだよ!」

 

「そこかっ!」

 

そこで桝山がそう叫び、拳銃で3発撃ち抜いたのは『スピリタス』の木箱。しかし、其処から出て来たのは、鮮血ではなく、無色透明の液体のみ。全て出た後も鮮血が出ないことに驚き、其処へと近づき、スピリタスの木箱を取り出し、その箱を開ければ、先程の射撃で壊れたらしいスピリタスの瓶ばかり。

 

「ちなみに、呑口議員がシャンデリアの下に来たのは、その真下の床にも、蛍光塗料を塗っていたから。逮捕寸前の彼に、挽回のチャンスをやるから、灯りが落ちたら光る場所で指令を待て、とでも脅しをかけたんだ。そうだろう?ピスコさん?」

 

そこで彼は、木箱の横に付けられた物に気付いた。

 

「ん?スピーカー!誰だ!!何者なんだ、お前は!?」

 

そこで見慣れた靴を履いた足が、哀達の前に出て、彼女達を遮る。

 

「ーー江戸川コナン、探偵さ」

 

その名乗りに、目を見開いて驚くピスコ。

 

「た、探偵!?まさか、取り調べ中に警察に指示を出していたのは、お、お前なのか!?」

 

ピスコが信じられないと言うようにそう問いかけてきた。それに、コナンは気障に笑ってみせた。

 

「どうせあんたも、上の二人も警察に捕まっちまう。その前に教えてくれないか?どうしてあんたが取り調べ中に、あの紫のハンカチを持っていたのか。だから警部はあんたを解放せざるおえなくなった。一体、あのハンカチは……」

 

そこで彼は拳銃をコナンに向けてくる。

 

「ふんっ!世の中には知らなくっていい事もあるんだよ。それに状況をよく見ろ!警察なんか、呼べやしない」

 

「ふっ、あんたこそよく見るんだな……自分の足元」

 

コナンの言葉を聞き、ピスコが足元を見れば、そこにはスピリタスの液体が足元にまで広がっていた。

 

「スピリタス。アルコール度数96%の強烈な酒だ。分かるよな?そんな酒が気化してる側で、タバコなんて吸ってるとどうなるか」

 

そこでピスコのタバコが火花を散らし始め、それに驚き、口を離してしまった。そうなって仕舞えば、タバコは自然落下し、スピリタスの液体へと落ちてしまい、激しい炎を燃え上がらせた。それに驚いたピスコだが、直ぐに哀達の方へと目を向ける。しかし、既にそこにはコナン達の姿はなかった。

 

「おい!小僧達、何処だ!!出てこい!!」

 

「……咲、まだ動けるか?」

 

「……大丈夫だ。無理矢理にでも、動いてやる」

 

ピスコが叫ぶ中、コナンと小声でそう会話する咲は、コナンの問いにそう返し、コナンは哀を背中に抱えたまま、咲と共に扉から静かに出て行った。

 

その後、車の中で、コナンは博士からの言葉に驚愕した。

 

「なにっ!?ジンがピスコを射殺した!?」

 

「ああ。哀くんが暖炉の側に置き忘れとった眼鏡から会話を聞いとったんじゃが、射殺後、また煙突から逃げて行ったようじゃ」

 

そこでコナンは考え込む。彼があの時、ジンに撃ったのは麻酔銃の針。それにも関わらず、ジンは眠っていなかった。コナンは、ジンが眠って仕舞えば、警察からは逃げることは出来ないと考えていたのだが、その計算は狂ってしまった。

 

(それに……)

 

そこで彼は座席の後ろで倒れるように寝ている哀と、扉側に体を預けるようにしている咲を見る。

 

(灰原達の行動が奴らに読まれ過ぎているのも気にかかる。灰原達が会場に来る事も確信していたみてーだしな。髪の毛見ただけで分かるか?普通)

 

そこまで考えて、彼では答えが出ない事を理解し、問い掛ける。

 

「なあ、灰原、咲。お前らひょっとして、組織にいた頃ーー」

 

「それで?暴露ちゃったの?私達の体が、薬で小さくなっちゃったこと」

 

コナンの問いかけは、哀からの言葉で黙殺されてしまう。彼女がそう問いかければ、それに博士からは否定の声が返される。博士から安心するように言われたが、それに安心する事など、二人には出来なかった。

 

「で?お前ら、これからどうするつもりなんだよ?」

 

「そうね……私達がこの町に潜んでると知られた以上、もう貴方達の側にはいられないわね。それに、ツナギに入れておいたあのMOも、燃えてしまっただろうし……」

 

「ああ、そういえば、入れっぱなしになっていたな」

 

「ええ。だから、私がここに留まる意味もない。安心して、明日にでも出て行ってあげるから。咲はどうする?ついてくる?」

 

哀からの問い掛けに、咲は少し考え込み、首を横に振った。

 

「いや、私は良い。……それに、多分、大丈夫だ」

 

それに不思議そうな顔をする博士と、同じように納得した様子を見せるコナン。しかしその翌日、コナンは新一の声を使い、警部に新一が関わったことは内密にして欲しいと頼み込む。それに肯定してくれた目暮だが、彼は困惑していた。しかし、それは無理もないことではあった。被害者の呑口の家族は一斉に蒸発し、被疑者である桝山の家は全焼と、理由の分からない事件と失踪が同時に起こったのだから。それに対し、コナンは新一の声で、まだ何も言えないと言い、分かったら連絡する事を伝え、通話を切った。その会話を近くで聞いていた哀と咲は、松葉杖をついた状態で、しかし当然という顔をしていた。

 

「そう、疑わしきは全て消去する。これが彼等のやり方よ。分かったでしょ?私達は、正体を誰にも気付かれちゃいけないって事が」

 

それに同意するように頷く咲。コナンもまた、顔を険しくさせて哀達を見据える。

 

「ああ、よーく分かったよ。……奴らを絶対、ぶっ潰さないといけねーって事がなっ!!」

 

コナンのその決意に、哀も、咲も、何も言わなかった。




因みに、テネシーはオリジナルキャラですが、有名なお酒なので、もしかしたら、原作及び映画で出るかもしれません。その時には、名前を変えると思いますが……面倒臭がるかもしれません。私、基本は面倒臭がりなので。

あと、優さん、及び咲さんの基本情報をここに置いときますね。ただし、優さんの苗字はまだ出ていませんので、載せません。



月泉 咲
身長:詳しくは設定してませんが、光彦とは僅差で小さい。

薬で小さくなった姿。因みに、口調は『カッコイイ』と思う口調なので、誰かの口調が移ったなどの事はない。




身長:170cm前後

殺し屋をやっており、半年間だけ、情報屋もやっていた。しかしとある人の方が能力的に高かった為、後ろに下がった。テネシーなる幹部とは小さな頃に出会い、お世話と共に、勉強諸々を教えてもらっていた。銃の扱いは別。

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