覚悟しろよ…このクズ野郎!   作:氷結アイスブリザード

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お久しぶりです。
少し涼しくなって気力回復しました
この小説はピクシブでもとうこうしてます♪


交換のデメリット

 

「そうだ!ラングレー、よかったら君もぼくたちと旅をしないか?アイリスがいなくなって、ぼくとサトシの二人だけなんだ」

 

「おっ!それいいな!それならいつでもフカマルとバトルできるぜ!」

 

「ピカピカ!」

 

サトシもピカチュウもデントの提案に賛成だ

 

「そ、そうね…」(たしかにそれならいつでもサトシのフカマルとバトルできるわね

しばらくサザンドラたちを手持ちにいれるからフカマルを預けておかなちゃいけないし

街で会ったならポケモンセンターで手持ち入れ替えればいいけど山や森とかだとそうもいかないしね

それに…)チラッ

 

「?」

 

(なんか気になるし…それにサトシのバトルを身近で見ていればドラゴンバスターに一歩前進できるわね)

 

わずかに顔を赤らませながらチラッとサトシの方を見たラングレーの様子にサトシは不思議そうにしていた

 

「オレもそれがいいと思うぞ。それならマニューラもサザンドラたちと一緒にいられるしな」

 

タケシも賛成意見だ

他のみんなも賛成する者やどっちでもない者で反対する者はいなかった

 

「おいしいランチを提供するよ」

 

「デントのごはんはうまいぜ!」

 

「ピカッ!」

 

「わかったわ!じゃあ、よろしくたのむわね!サトシ、デント、ピカチュウ!」

 

こうしてラングレーはサトシたちはを旅をすることになったそのあともいろんなことがあった

 

 

 

ポケモンセンター行く途中

 

「なんか山でサトシが強いトレーナとバトルして勝ったって聞いたけど

その話だと全部イッシュに生息しないポケモンだったていうじゃない

つまり私の言うとおり総とっかえしたのね!あなたが勝てたのは私のおかげよ!

どうデント!私のテイスティングは…」

 

「なに勘違いしているんだ?」

 

「ヒョ?」

 

普段と違う口調とただならぬ雰囲気のデントに怯み、カベルネが妙な声をあげる

 

「サトシは総とっかえしてないぜ!」

 

「な、なにいってんのよ…その後ろにいるポケモンたちが何よりの証拠じゃない」

 

動揺しながら指さすカベルネの先にはたしかにリザードンやオオスバメたちがいるが

 

「速攻でよく見ろ!ピカチュウがいるぜ!」

 

「…あっ!?あああーー!!」

 

そのあとカベルネはデントやシンジたちに散々言い負かされたショックで夜まで道端でOTL状態になった

「使えないな」とか「ぬるいな」など散々言われたらしい他にも

 

 

 

「サトシくんポケモン交換して!」

 

「だからダメだって!」

 

山ではいちおう自重してくれていたがベルが交換をサトシに迫っていた

さすがに心に傷を負ったサザンドラたちを交換しろとはいわなかったが、他のポケモンたちを特にゴウカザルやカビゴンを要求してきた

 

「あのなーオレはこいつらを交換に出すきはないし、交換にはデメリットもあるんだぜ」

 

「えー!そんなのないよ!好きなポケモン手に入るし、早く強くなるし、進化する子だっているんだよ

いいことづくめじゃん」

 

「ベルは最初の交換がかなり恵まれていたんだよ」

 

「そうかな?」

 

「そうだよまずは交換相手。アララギ博士だったろ

アララギ博士なら大事に育ててくれる、捨てたりしない、交換にだしたり」

 

「うん」

 

「交換したあとでも会おうと思えばいつでも会える

連絡が簡単につくし有名人だからな

だが交換相手が普通のトレーナなら別だ

連絡先交換しない人がほとんどだし、もう会えないことの方が多い」

 

「う、うん…」

 

「他にもポケモン交換した後、いうこときかない場合もあるなどいろいろあるんだ

ベルは交換と同時に進化も見ているから、メリットが多い交換を体験しているからデメリットに気づいていないんだ」

 

「でもサトシくんならポケモン大事に育ててくれるだろうし、会おうと思えばいつでも…」「イッシュリーグまではいるけど、そのあとはカントーに帰るぜ

そのあともすぐどこかに旅に出るかもしれないし」

 

「あっ…」

 

サトシがたくさんの地方を旅したことはタケシたちから聞いて知っていたから納得した

 

「おれもポケモン交換したとこあるけど、すぐ返してもらったんだ

その人世界中旅してる人でよくポケモンを交換する人だったんだ

その人自体は悪くない人だけど、もし次交換した相手がと思うと…」

 

「…サトシくんもポケモン交換したことあったんだ」

 

「ああ、あのときはギリギリ間に合ったからよかったけど、もし間に合ってなかったら絶対後悔していた

だからベルが誰かとポケモン交換するときはもっとよく考えて欲しいんだ

交換相手もだけど、何より手持ちポケモンの気持ちの確認してくれ」

 

「………」

 

そのあとタケシも加わり、バタフリーの思い出話で盛り上がった

彼女と旅立ったバタフリーの話に近くで聞いていた何人かが感動していた

 

(ポケモン交換がこんなにもポケモンの人生を変えるものだったなんて思ってもいなかった…)

 

サトシの話を聞いて一番衝撃を受けていたのはベルだった

もしサトシがバタフリーを交換しなおさなかったら彼女との出会いはなかったからだ

 

 

 

この話の後、夜もふけてきたのでサトシたちは解散した




スワマが悲惨な目に合うのは次からです
ある意味すごくえげつない目に…

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