やる気が…
「あのだいばくはつにピカチュウが耐えた…」
「………」
「すごーい!ピカチュウ!」
「たいした根性だぜ!」
「さすがはサトシのピカチュウだ」
「ああ」
「フッ…」
サトシとタケシなどの一部の者以外はてっきり戦闘不能になったとばかり思っていたのだ
ギャラドスのりゅうのまいで威力あげたじしんをくらって大ダメージ負っていた上、メタグロスのだいばくはつだ
さすがに戦闘不能は避けらんないだろうと思っていたのだ
「ピカチュウ大丈夫なのか?」
「ピーピカ!ピカピカピカチュウ!」
トレーナーはピカチュウの額についている物を気づく
「はっ!?きあいのハチマキ!それが発動したのか!なんと悪運の強い奴…忌々しい」
「あれは昨日オレがくれた気合いのはちまき!役に立ってよかった!」
ケニヤンは自分がサトシにくれたアイテムが役に立ったことにうれしそうだった
「そんなこと言う前にボロボロになりながらも戦っている自分のギャラドスにねぎらいや心配の言葉はないのか?自分のポケモンを思いやる気持ちすらないのか?」
サトシはコラッタどころかコイキングの体当たりでも今にも倒れそうなギャラドスを見ながら言う
「だまれ!ポケモンバトルで重要なのは策略だ!おもいやりなど必要ない!」
トレーナーにサトシの言葉は届かなかった
サトシはピカチュウに視線を向けエールを送る
「ピカチュウオレはおまえを信じている絶対勝とうな!」
「ピッ、ピカチュウ!ピカ!」
そのときだった
ピカチュウの体が輝き出したのだ
「なんだ!」
「こ、これは…」
「新しい技を覚えたのか!」
サトシの想いに答えようとピカチュウはこの土壇場で新たな技を編み出したのだ
「フン!どんな技を覚えようが今のサマヨールに当たるものか!」
「ピカチュウ最大パワーでほうでんだ!」
「ピーカァァチュー!!」ズガガーン
「なんだと!?」
ものすごい膨大な電流がピカチュウから放出され、この場全体を埋め尽くす。
上空全てさえも。
かげぶんしんや小さくなるがもはや無意味な状況と化していた
ギャラドスはもちろんサマヨールもかわしきれずほうでんを受ける
あまりの強力さに見物人にも電流が飛んでくるがシンジとシゲルによるダブルエレキブルのでんきエンジンにより守られた
「ガァァァ!!」
ピカチュウのほうでんを受け、ついにギャラドスを倒れる
あとがき
サトシのポケモンがバトル中新たな技覚えるのはよくあること
ヨルノズクのねんりきや
キングラーは一気にいくつも…はかいこうせんまで使えるようになった