学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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デート日和

 

 

シルヴィアside

 

 

んん〜いい天気っ♪まさにお出かけ日和だね!あっ、因みに今は10時!あれから部屋でのんびりしていたんだけだど、部屋の中じゃ暇だから横浜の景色とかを楽しみながら散歩をしてました。横浜の景色ってなんだか少しだけ六花と似てるんだね。高層ビルが立ち並んでいるところとか、海に面しているところとか(六花は面しているというよりも、1つの島みたいなものだけど。)中華街がある所は界龍ってところだね。関係はないと思うけど。

 

 

シルヴィア「都会の中なのに、海の近くになると意外と緑が多いんだね。うん、此処なら落ち着いて気を休められるね。」

 

八幡「良いところだな。ベンチに座ったら前は海、後ろは緑、音は海のさざ波、天気は晴れ、これでもう少し暖かければ最高の散歩日和になってたな。」

 

シルヴィア「それは未来の旅行のためにとっておこうか。今は観光旅行として横浜を満喫しよっ!」

 

八幡「あぁ、そうだな。」

 

 

ーーー赤レンガ倉庫ーーー

 

 

シルヴィア「へぇ〜意外と外見は凝ってるんだね。こんな風になってるんだ〜。」

 

八幡「六花にはないから少し新鮮だな。俺も画像でしか見たことがないから、実物がどんなのかは気になっていたが、結構大きい上に2つあるんだな。」

 

シルヴィア「そうだね。でも、2つあるって事は売ってある物とかのジャンルが分けられてるって事なのかな?」

 

 

八幡くんは昨日、雑貨とかがあるって言ってたけど、この中に雑貨店しかないとは思えないけど………

 

 

八幡「まぁ取り敢えず、中に入ってみないか?どんな物があるのか、興味あるからな。」

 

シルヴィア「そうだね。考えるよりも行動するだね!目の前にあるんだからね!」

 

 

ーーー赤レンガ倉庫・店?内ーーー

 

 

シルヴィア「わぁ〜凄いね!中がキラキラして見えるよっ!なんか目移りしちゃうよ!」

 

 

中は色々なお店があった。そして色々な売り物があった。それこそさっき言った雑貨もあるけど、アクセサリーやバッグ、服や靴、それこそ部屋にも飾れる小さい小物なんかもたくさん売ってある。こんなお店がこの中にあるなんて誰も予想出来ないよ!

 

 

八幡「すごいな……中はこんな風になってるのか。」

 

シルヴィア「八幡くんっ!早速ショッピングだよ!これはもうたくさん見て回るしかないよ!」(グイグイッ)

 

八幡「お、おぉ分かった分かった。分かったから引っ張るな走るな、危ないから。」

 

 

八幡(相当楽しんでるな。こんな風にはしゃぐのは久しぶりに見る。いや、違うな。一昨日に見てたわ。あれははしゃぐというよりも喜びだったけど。)

 

 

※詳しくは『近くライブ』を参照。

 

 

♪〜本当に色んな物が売ってあるなぁ。奥に進めば進むほど新しい商品が出てくる。今私がいるところはお土産屋さん!と他には食器とかの類を売ってある所にいます。

 

お洒落な食器も良いけど、木製の食器も良いんだよねぇ。最近なんか使ってみたいって思ってるんだ。でも八幡くんとお揃いが良いし、自分のだけ買いたくないから八幡くんと相談だね。

 

お土産を買っても渡す相手が居ないからなぁ。ルサールカに渡してもいいけど、それなら学園の皆全員に渡さなきゃって使命感が出てきちゃう………うん。皆、今回はお土産我慢して下さい!別にいつも買ってきてるわけじゃないけどね!

 

 

八幡「なんか気に入ったのはないのか?」

 

シルヴィア「う〜ん……良いなぁっていうのはあるんだけど、お金を出してまでって考えるとそこまで欲しいと思わないかなぁ。」

 

八幡「そうか。まぁじっくり見ながら回ろうぜ。もしかしたら掘り出し物があるかもしれないしな。」

 

シルヴィア「しかもまだ1階だしね。全部で3階ある上にまだ1つ目だからまだ半分以上も回れるよ。まだまだ楽しめるね!」

 

 

でも、やっぱりどこにでもあるこの視線………うぅ〜ん、普通にショッピングしに来てるだけなんだけど、やっぱり目立っちゃうんだよねぇ。かといって変装はもうバレちゃってるしする意味ないからなぁ。まぁ別に隠す必要もないんだけどさ。

 

 

シルヴィア「ねぇ八幡くん、八幡くんは欲しいものはないの?」

 

八幡「そうだな………今は特にないな。生活も日々の過ごし方も充実しているからな。特別欲しい物はない。シルヴィはあるのか?」

 

シルヴィア「私は………八幡くんと過ごす時間かな。」

 

八幡「今過ごしてるだろ。」

 

シルヴィア「分かってないなぁ〜。八幡くんと2人きりで過ごす時間だよ。その方が幸せを感じられるもんっ♪」

 

八幡「何でそう嬉しい事を言ってくれるんですかね?俺の奥さんは。」(ワシャワシャ)

 

シルヴィア「キャー!」(≧∀≦)

 

 

やめてー♪髪が乱れちゃう〜♪でも気持ち良いから続けて欲しい〜♪

 

 

シルヴィア「さ、流石は八幡くんだね!私の頭を撫で慣れてるだけあってすごく気持ち良かったよ!」

 

八幡「そいつはどうも。千葉の実家に帰ったらまたしてやるよ。」

 

シルヴィア「楽しみにしてますっ♪」

 

 

そして私たちはショッピングの続きを楽しみながら、デートを満喫しています現在進行形♪

 

 

 

 

 

 

 


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