学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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前回の歌の紹介忘れてましたm(_ _)m

『君がいるだけで』………魔法科高校の劣等生のED2『mirror』をアレンジしたものです。




引退ライブ ⑤

 

 

シルヴィアside

 

 

八幡「皆ありがとな。この曲は俺とシルヴィが1ヶ月前から一緒に作詞して考えた曲なんだ。お互いの事を思いやって作った良い曲になったと俺は思っている。」

 

シルヴィア「うん♪私と八幡くんはこうしているだけでも幸せを感じるんだもんね〜♪」(ダキッ!)

 

 

私は八幡くんの方に近づいて八幡くんの左腕に抱き着いた。

 

 

〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!

 

 

シルヴィア「えへへ〜♪やっぱりこうしていると落ち着くし、凄く幸福な気分になれるよ。」

 

八幡「おいおい、今はライブ中だからな?」

 

シルヴィア「分かってるよ。ちょっとだけ……ね?」

 

八幡「……分かったよ、本当にちょっとだけだぞ。」

 

シルヴィア「うん!八幡くん大好きっ♪」

 

 

陽乃「シルヴィアちゃん、ああもアッサリと八幡くん大好き宣言をしちゃったよ。」

 

めぐり「シルヴィアさん、もうスッカリ比企谷くんと彼氏彼女をしてますよね。」

 

 

陽乃(めぐり、あれを彼氏彼女で片付けたらダメだよ。あれはもう夫婦だよ。)

 

 

シルヴィア「うん、もういいよ。ありがとう八幡くん!八幡くん成分を補給できました!」

 

八幡「なんだそりゃ?」

 

シルヴィア「八幡くんが主な成分で近くにいるか、触らないと補給できない成分なの!私にとっては必要不可欠なんだよ!」

 

八幡「それ、遠征ライブの時どうしてたんだよ?」

 

シルヴィア「ずっと枯渇状態だったから100%の力が出せなくて………」

 

八幡「おい、頼むから細かい数字とか言うなよ?もし言ったら、再度オファーが来て俺まで連れて行かれることになっちまうかもしれん。」

 

シルヴィア「大丈夫だよっ!来たとしてもそこが六花か日本ではない限り行かないし!というよりも、その頃の私って確実に引退してるからオファーが来るのかどうかも分からないけどね。」

 

 

うん、本当に分からない。来たとしても私自身は受けるつもりなんてないけどね。

 

 

シルヴィア「さて、それじゃあ本日最後の曲となりました!!この曲が終了すると共に私は引退を宣言します。皆、心の準備はいいかな〜!!?」

 

 

〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!

 

 

シルヴィア「ありがとぉ〜!!それじゃあ本日最後の曲です!あの日あってから今日まで……この想いは決して変わりません。私は貴方を愛しています。

『恋心と愛』。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲の始まりはエアギターから始まった。そしてすぐに歌い出しだった。

 

 

シルヴィア「ポカポカな心の中 伝えたい♪〜♪〜」

 

シルヴィア「この気持ちは… これはきっと…ahh♪〜♪〜」

 

 

歌い出しが終わってからは曲のリズムが一気に上がり、ノリノリな曲へと変わっていた。

 

 

シルヴィア「隣にいると胸が高鳴っていくの 顔も真っ赤になっちゃう ボシュ〜♪〜♪〜」

 

 

「え………なにあの仕草?メッチャ可愛いんですけど。」

 

「頬に手を当てて赤くしながら『ボシュ〜』って……ヤバい、可愛過ぎる。」

 

 

シルヴィア「ねぇもっと君が知りたいんです だから色々教えて?♪〜♪〜」

 

シルヴィア「私、漸く気づいたよ これは…この気持ちは これが恋だ♪〜♪〜」

 

シルヴィア「目が覚めてあなたが好き 雨が降っていてもあなたが好き♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「遠くにいてもあなたが好き もしも不細工になってもあなたが好き♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「You really make me happy , I need you. You really make me happy , I love you.♪〜♪〜♪〜」

 

 

「ねぇ、私もう胸焼けしそう……シルヴィアちゃんのこの曲愛情たっぷり過ぎるよ。」

 

「正直に言うと私も。何この曲?完璧に比企谷様の為に作った曲よ。」

 

「で、でも聞き届けなくては!比企谷様への愛がたくさん詰まった歌なのだから!!」

 

 

シルヴィア「普通じゃ嫌だ恋人がいいの 私はあなたがいいの♪〜♪〜」

 

シルヴィア「そう!だから貴方は私だけを見て 私以外は見ないで!♪〜♪〜」

 

シルヴィア「こんな気持ち初めてなの だから伝えたい これは恋だ♪〜♪〜」

 

シルヴィア「捻くれたあなたが好き 優しくて気の利くあなたが好き♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「夢の中であなたが好き 離れ離れになってもあなたが好き♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「You really make me happy , I need you. You really make me happy , I love you.♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「ずっとこれから 大好きだよ 初めての恋だよ♪〜♪〜」

 

 

「甘い……甘過ぎるよ……この曲は何だ?」

 

「甘過ぎ、る………愛が純粋だからこそ余計に甘く感じてしまうっ!!」

 

「やめて!!溶けちゃう!!(よこしま)な心持った私溶けちゃうから!!」

 

 

シルヴィア「ずっと溜め込んでたこの気持ち 今日は伝えるからちゃんと聞いて♪〜♪〜」

 

シルヴィア「世界一あなたが好き 例え名前が変わってもあなたが好き 答えは?(YES!)♪〜♪〜」

 

シルヴィア「手を繋いであなたが好き 抱き締め合ってあなたが好き♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「キスをしてあなたが好き ずっとこれからも変わらずあなたが好き♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「You really make me happy , I need you. You really make me happy , I love you.♪〜♪〜♪〜」

 

シルヴィア「何回でも言うよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

I love you♡♪〜」

 

 

シルヴィアの愛の言葉とギター音で曲は終了した。

 

観客からの歓声は上がって来なかった。

 

 

シルヴィア「聞いてくれてありがとう。今私が歌った『恋心と愛』は八幡くんのためだけに作った私の最後の曲です。彼に私の全身全霊の愛を込めて歌いました。」

 

 

そして私は八幡くんの方へと向いた。

 

 

シルヴィア「私はずっとあなたを愛し続けます。歌詞にもありましたが、何回でも言います。あなたを愛しています。」

 

八幡「………」

 

 

そしてまた観客側へと顔を向けた。

 

 

シルヴィア「以上を持ちまして、この度のシルヴィア・リューネハイムの引退ライブを終了します。皆、本当に……本当に今まで、ありがとうございました!!」(ナミダメ)

 

 

〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!!!!

 

 

私が聞いた今までのライブの歓声の中で一番大きく聞こえた。それだけ私も凄く嬉しかった。こんなにも最高な締めくくりをすることが出来たんだから!!

 

 

 

 

 

 

 

 





『恋心と愛』………異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術のED『最悪な日でもあなたが好き』をアレンジしたものです。


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