シルヴィアside
八幡「負けちゃいけない♪〜♪〜」
……うん、八幡くんの守りたいって思いが伝わってくる良い歌詞だね。それに、なんだか負けたくないって気持ちも流れ込んでくるよ。それに最初の歌詞からサビに入るまでのは八幡くんの六花に来た時の事を指しているのかもね。そしてサビでは自分の大切な場所や人を守りたいって想いが強く伝わったなぁ。
シルヴィア「……やっぱり八幡くんは自分の過去をテーマにした歌を歌うと、感情が表に出て凄く良い感じに歌えるみたいだね。」
八幡「そうなのか?俺は無意識なんだが、シルヴィがいうって事はそうなのかもな。この曲は最近聴き始めたんだが、中々に良い歌詞に良い曲だから気に入ってんだ。」
八幡くんのお気に入りかぁ……よぉ〜し!こうなったら八幡くんに負けないくらいの歌を私も歌ってやるんだから!今に見てろよ〜♪
八幡「じゃあ次はシルヴィにバトンタッチだな。次の歌をよろしく頼む。」
シルヴィア「は〜い♪自分の夢に向かって走り出せっ!夢を掴むのは自分自身!夢を掴むその方法は自分で見つけ出せっ!!
『Find My Only Way』!」
ピアノの綺麗な音が流れて会場を包み込んだ。会場からはピンクのライトが輝いていた。
シルヴィア「♪〜♪〜」
あの時の気持ちは今でも忘れはしない。君に一目惚れをして好きになった日だったね。一度立ち止まって考え直しても、やっぱり君が好きなんだって。
シルヴィア「♪〜♪〜」
離れ離れだった時は寂しかったけど、時間が経つと会えるのが早くなるって感じてたから、なんだか元気が湧いてくるような気がしたんだ。
シルヴィア「♪〜♪〜♪〜」
自分を見つける方法って難しかったけど、君が見守ってくれたから漸く見つけられたよ。君のおかげで見つける事が出来たよ。
シルヴィア「♪〜♪〜♪〜」
私たちの未来はまだまだこれからだし、夢だってたくさんある。だから一緒に行こうね。
シルヴィア「♪〜♪〜」
最初は君が近くいるけど、飛び立った後は君側にいないから不安だったけど、不思議と怖くはなかったよ。
シルヴィア「♪〜♪〜」
手紙でやり取りするのはなかったけど、君からは『ずっと笑顔が1番似合う』って言われた時があったね。
シルヴィア「♪〜♪〜」
私の帰る場所、それは私たちの家であり、君の隣だよ。私にとって君は光や太陽のような存在で、いなくちゃいけない存在。
シルヴィア「♪〜♪〜♪〜」
自分を見つける方法ってやっぱり難しかったけど、今度は君が一緒にいてくれたから見つけられたよ。また……また、君のおかげで見つける事が出来たよ。
シルヴィア「♪〜♪〜♪〜」
私もお礼として、一緒にいてあげるから。まだ夢は続くし終わらせないからね。
シルヴィア「約束の彼方に♪〜」
ピアノのような綺麗な音色と共に音楽は止まり、会場は静寂に包まれた。そして………
〜〜〜〜〜っ!!!!!!
一気に歓声が沸き起こった。
シルヴィア「皆〜ありがとう〜!!うん、上手く歌うことができたよ。」
八幡「あぁ、シルヴィの想いがこもった良い曲だった。こういう曲は何度聴いても良いものだな。」
やった♪でも、1番最後には1番愛のこもった歌を披露するんだからね!
find my only way…『ウマ娘 プリティダービー』の13話ED挿入歌。