学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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一昨日くらいからなんですけど、
UAの総数が2,500,000を超えました。

いつも見てくださってありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。


夕飯の支度

 

 

シルヴィアside

 

 

はぁ〜遊んだ遊んだっ!楽しかったなぁ♪星導館の皆が居たのは意外だったけど、一緒に遊べて良かったかも。でもやっぱりプールでも居たなぁ、握手を求めてくる人。嫌ってわけではないけど、完全オフ状態だから少し気遣って欲しかったかなぁ。

 

でもそこはアイドルだから仕方ないよね。うん、これも仕事のうちだからね。1番困ったのはやっぱりあのナンパだね。だって見計らったかのように来るんだもん。八幡くんが私たち2人分だったから早く帰って来たけど、もし全員分だったら私たちで対処してたんだよね。

 

 

改めて八幡くんに感謝だね。

 

 

八幡「さてっ、晩飯どうする?エルナトで食べるか、どっかで食べるか、はたまた食材買って作るか、3択中1択な。」

 

オーフェリア「………皆で料理を作るって事?」

 

八幡「それでもアリだぞ、部屋の中にキッチンあったからな。」

 

シルヴィア「あっ!ならさ、皆の得意料理を作るっていうのはどうかな?1人ずつキッチンに入って作る。作り終わったら、次の人にバトンタッチ!作った料理は保温器に入れておけば良いしね。」

 

シルヴィア「それだと食費は別々になっちゃうけど……どうかな?」

 

 

うん!我ながら良い案だと思う!

 

 

オーフェリア「………良いと思うわ。私は八幡の料理を一度食べただけで、シルヴィアの料理は食べたことがないから。楽しみだわ。」

 

八幡「そうだな、俺も賛成だ。じゃあ行きつけのスーパー行って食材の調達をするか。食材選びの時は互いに干渉するのは無しにするか。」

 

シルヴィア「その方がいいね。それじゃあスーパーに向けて出航〜!」

 

八幡「船じゃねぇよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「なんかいつにも増して多い気がするな。今日ってなんかあったっけか?」

 

シルヴィア「この時間だからかな?でも、大体はもうご飯作ってる時間だよね。」

 

 

なんで混んでるんだろう?

 

 

オーフェリア「………取り敢えず食材を選びましょう。此処にいても邪魔にってしまうわ。」

 

八幡「それもそうだな。よし、じゃあ別れて食材選びだ。集合は……外出たところでいいか。くれぐれも外に出た時の単独行動は慎むように。」

 

シルヴィア「了解です!」(ビシッ!)

 

オーフェリア「………ラジャー。」《敬礼》

 

 

オーフェリアさん………なんかノリ良いね?

 

 

ーーー30分後ーーー

 

 

八幡「さてと〜?もう居るか?」

 

オーフェリア「………お帰りなさい。」

 

八幡「まだホテルの中じゃないが、ただいま。シルヴィはまだか?」

 

オーフェリア「………えぇ。」

 

シルヴィア「ごめ〜ん!レジが混んでて遅くなっちゃった〜!」

 

オーフェリア「………大丈夫よ、皆今来た所だもの。私が最初で八幡が2番。そんなに差はなかったけど。」

 

シルヴィア「じゃあそんなに待ってない?」

 

八幡「あぁ、俺は全く待ってないな。」

 

 

よ、良かったぁ〜……

 

 

八幡「安心してる所悪いが、そろそろエルナトに戻ろうぜ。俺、今結構腹減ってるんだ。」

 

オーフェリア「………そうね。じゃあ帰りましょう。八幡が限界にならないうちに早く帰って、ご飯を作りましょう。」

 

 

ーーーホテル・エルナトーーー

 

 

受付「おかえりなさいませ。」

 

 

八幡「そういや鍵は俺たちの指だからもらわなくても良かったんだっけか?」

 

シルヴィア「うん、ドアの横にある黒い板に中指を押し込めば開くはずだよ。」

 

 

ーーー部屋の扉前ーーー

 

 

八幡「うし、じゃあ押してみるか。」

 

 

八幡くんが中指を押し込むと緑色の光が上から下に流れてカチャッという音がした。

 

 

八幡/シルヴィア「おぉ〜!」

 

オーフェリア「………お利口さんね。」

 

 

シルヴィア「ただいま〜♪」

 

 

あぁ〜ソファがふかふか〜♪

 

 

八幡「そのまま寝るなよ?」

 

シルヴィア「分かってるよ〜ちょっとだけ〜。」

 

オーフェリア「………私も。」(バフッ)

 

八幡「オーフェリアもか……」

 

シルヴィア「八幡くんも来たら?中々良い感じだよ。」

 

八幡「いや、俺はそのソファに苦い思い出があるからやめておこう。」

 

 

昨日のアレかな?もしかしてトラウマになっちゃったとかかな?

 

 

八幡「俺は2人の様子を見ておこう………ビデオで撮りながら。」

 

シルヴィア「えっ!?嘘っ!?」

 

オーフェリア「………本当に?」

 

八幡「冗談に決まってるだろう。俺はそんな趣味の悪いことはしねぇって。第1俺はこういうの好きじゃないしな。」

 

 

だ、だよねー……ふぅ、よかった。

 

 

八幡「というわけで、2人の気が済むまで頭を撫でてみようと思っていたわけだが……」

 

シルヴィア「えっ!?本当に!?」

 

オーフェリア「………本当に?」

 

八幡「2人が寝てしまうかもしれないからやめておく。」

 

 

えぇ〜………やっても良いのにぃ〜……

 

 

八幡「まぁ、少し休憩しておけ。俺は先に料理始めるから。順番決めておいてくれ。」

 

 

八幡くん、相当お腹減ってるみたい。これは作り甲斐がありそうだね。

 

 

シルヴィア「順番どうしよっか?」

 

オーフェリア「………じゃあ私が二番目に作るわ。最後をお願いしても良いかしら?」

 

シルヴィア「分かった!じゃあそれまではこのソファのふかふかを堪能してよっか♪」

 

オーフェリア「………そうね。」

 

 

あぁ〜このソファは人をダメにする奴だねぇ〜……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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