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祢々切丸side
ーーー400年前・江戸ーーー
その時、まだ僕は生まれてはいなかった。けど、当時の京の都では、
そこのとある公家屋敷の姫様は、とても妖怪に襲われやすかった。理由は、人にはないとても不思議で強力な治癒力があったから。
そこで当時、陰陽師の13代目当主「花開院秀元」は、退魔の力を持った刀を作った。それが僕!祢々切丸です!
対魔刀故に、人には届いても致命傷にはならず、妖の類にしか意味をなさないとっても、とーっても優しい刀なんだよっ!
………話が逸れたね。その刀を持った姫様は、「なぜこのような事に。」っと毎日を嘆いておりました。
そこで現れたのが、金と黒の長髪に黒の模様、黒い羽織に青い着物を着ていて、目元に模様がついている、いかにも怪しそうな人物だった。
姫様はその男に襲われそうになったが、持っていた僕で男を攻撃した。勿論、普通の人間なら意味はない。だが………
男の切り口から血が噴出。妖だった。
姫様は慌てて力を使い、傷を治した。
治療したのち傷の治った妖はこう言った………「ぬらりひょん」っと。
ここからは関係ない物語になりそうだから至極簡潔にいくね!
※凄く大雑把です。
詳しくは、ぬらりひょんの孫千年魔京の4話、5話をご覧下さい。
ぬらりひょんが夫婦になろうと言った。
(お熱いね〜ヒューヒュー!)
↓
屋敷に返す。そしてまた来る約束。
(夜遊びは真似しちゃダメだぞ〜?)
↓
姫様が大阪城に攫われる。
(ま、まさか他の男にっ!?)
↓
ぬらりひょんが屋敷に来るがいない。
(来るの遅いよ!!)
↓
公家屋敷に落ちてあった僕を拾う。
(ここ重要!!テストに出るよ!)
↓
ぬらりひょん、姫様を助けに行く。
(盗人から取り返せー!)
↓
大阪城で大戦争!
(良い子は戦争なんて真似しちゃダメだぞ!)
↓
相手の大妖怪を僕で倒す!
(ここも重要!!テストに出すよ!!)
↓
戦争終了!ぬらりひょんと姫様結ばれる!
(あらら〜やだわ〜!)
↓
花開院本部でどんちゃん騒ぎ。
(僕も混ざりたかったなぁ〜……)
↓
ひ・で・も・とーーー!!!!
(う・る・さ・いーーー!!!!)
↓
ぬらりひょんと秀元の密談。
(正直、退屈だったから寝てた。)
↓
密談終わる頃。
はい!こっからスタートッ!!
アクションッ!
ぬらりひょん「じゃあ、そろそろ行くぜ。」
秀元「ぬらちゃん。最後に一言…それ…【鵺切丸】って名付けたんや………鵺って知っとる?」
ぬらりひょん「鵺?お前の家の大敵じゃろうが………んな大層なもん、女の護身刀にしちまったってーのかい?」
秀元「なんやろな?運命かもな。」
秀元「だってこうして、次代の主に渡っとんねやからな………」
秀元「あんな、ぬらちゃん。その刀にはな………」
ぬらりひょん「やめねぇか。言わんでもわかっとる!こっぱずかしい話はかんべんじゃ!ありがたくもらっとくぜ。返せって言っても、もう遅いぞい。」
秀元「別に…ええよ。いつか必ず………
輪廻の輪は回るから。」
ぬらりひょん「いくぜてめぇら!!京はしめぇだ。ワシの背中に並んで……ついてこい!!」
オオオォォォォ!!!!
これが別の僕の物語の始まり。可笑しいよね?妖を斬る刀を妖が持ってるんだから!それからまた時が経ち、400年後の物語がはじまるよ!
次回もぬら孫です。
なんか申し訳ありません。
この話については感想して頂かなくて結構です。