午前にやる予定だったのに!!
という理由で短いです。
シルヴィアside
八幡くんのお義父様が帰ってきてから、何ともいえない雰囲気になったけど、今は落ち着いている。
八幡くんとお義母様は八幡くんと妹さんの今を説明してお義父様の様子を伺っている。勿論、私の関係も話した。
そして今のお義父様は………
比企谷父「…………」
言葉を発していなかった。というよりも気絶?していた。私と八幡くんの関係を最後に話してからかな?何も言わなくなっちゃったのは。
比企谷母「……あんた、そろそろ再起動してくれない?知ってんでしょ?八幡とシルヴィアちゃんが付き合ってるのは。」
比企谷父「し、知ってはいたが、まさか本当だったとは……」
八幡「おい、俺が冗談でシルヴィと付き合ってるなんてほざくと思っていたのか?」
比企谷父「い、いやそんなつもりはないが……事実を再確認して驚いちまった。」
八幡「ならいいけどよ。」
比企谷母「それで、あんたはどうなの?小町の事はどうするの?」
比企谷父「………正直まだ混乱してる。すぐには出せない。八幡、しつこいようだが、それは本当なのか?」
八幡「あぁ、本当だ。証人もいるしな。」
比企谷父「……そうか、そうなのか………」
やっぱりショックなんだよね。自分の娘があんな事したって教えられたらこうなっちゃうよね。
比企谷母「さっきも言ったけど、私は小町に優しくする気なんてもう無いよ。八幡はこの辛さを数年も耐えてきたんだから、小町にだって出来ると私は思ってるよ。」
比企谷父「……よく割り切ってるな。俺はすぐに決断できそうにない。」
比企谷母「八幡からあんなに聞けばそうなるわよ。小町のやった事を聞いて何も思わなかったの?」
比企谷父「そういうわけじゃないが……」
比企谷母「私もショックだったわよ。自分の子があんな事するなんて思ってもなかったわよ。でも、私たちはそれを受け入れなきゃいけないでしょ?」
比企谷母「2人は私たちの子供でも、世間ではもう大人扱いされる歳になるのよ。いつまでも甘い扱いなんて出来ないわ。だから私はもう小町を甘やかさないって決めたの。」
比企谷父「………」
………なんか、ちょっと居辛くなってきたな。
八幡「親父、母ちゃん。長くなりそうなら俺たちは部屋に戻ってるが、どうする?」
比企谷母「……そうだね。じゃあ八幡、お風呂を沸かしてシルヴィアちゃんを先に入れてあげてくれる?私とお父さんはまだ時間が掛かりそうだからさ。」
八幡「分かった。じゃあシルヴィ、ついてきてくれ。」
シルヴィア「う、うん……失礼しました。」
ーーー八幡の部屋ーーー
八幡「今風呂を沸かしてきたから20分くらいでできると思う。」
シルヴィア「うん、どうもありがとう。」
八幡「しかし、予想どおりの展開になったな。やっぱり親父は迷ったか。小町には甘ちゃんだったからな。」
シルヴィア「でも、流石にああなるよ。自分たちが育てた子供なんだから。」
八幡「小町にはそうなるだろうな、俺は両親と過ごした記憶があまり無いから、強くは言えないがな。」
シルヴィア「八幡くん………」
八幡「いや、悪い。忘れてくれ。」
シルヴィア「でも、その代わり八幡くんは、自分の子供に対して深い愛情を注げるんじゃないかな?だってそうでしょ?親からの愛情が薄かったらその分、子供への愛情が深くなるんじゃない?」
八幡「………」
シルヴィア「お義母様と再会して八幡くんも分かってるはずでしょ?ちゃんと愛情はあったんだって。」
八幡「……そうかもな。甘くはしたくないが、愛情は深く注ぎたいよな。」
シルヴィア「うん、全世界の夫婦がそう思ってるはずだよ。」
……………!!?あれ!?私たち今とんでもない話しちゃってる!?
八幡「?どうしたシルヴィア?」
シルヴィア「うぇ!?う、ううん!別になんでもないよ!!?」
八幡「?……ならいいが。」
ままま、まさか私たちの、こここ子供の話をしちゃうなんてぇ〜/////
もう!!早くお風呂沸いてぇ〜!/////