「ふふっふふっふふ~ん・・・?」
「よいっしょ、よいっしょ・・・あれ?」
「この気・・・フリーザ?いや違うな・・・悟空!」
「ああ分かってる!行くぞ!」
ラカノン達は気の元へと飛んでいく、そこにあったものはフリーザの宇宙船と全く同じもの、だが乗っていた気は別物だった
「お前ら何もんだ、フリーザの親族か?」
「・・・」
小さい方は喋らない、そのかわり大きい方が喋った
「これはこれはご機嫌麗しゅう、薄汚いサイヤ人」
「ほう・・・いきなりの罵倒とはいい趣味してねぇな、名前は?俺はラカノンだ」
「オラは悟空・・・」
相手に名前を名乗るときは自分から、律儀にそれをしたラカノンは相手からの返事を待つ
「これは失礼、私の名はコルド、フリーザの父親だ」
「俺の名はクウラ、出来損ないの兄だ」
二人はフリーザの親族だった、それを聞いてラカノンは納得していたが悟空の額に青筋が浮かんでいる
「・・・フリーザは家族じゃないんか?」
「あいつが息子?ハッハッハ!笑わせるな!あんな出来損ないが息子だと?あいつは一族の面汚しだ!」
「あいつの兄だと思うと本当に恥ずかしい、あいつは兄弟ですらない!」
「・・・酷いいいようだな」ボソッ
コルドとクウラの言い様にラカノンは呆れを覚え悟空は更に怒りを膨らませる
「おめぇらぁ・・・!」
「ふん、なんだ?まさかキレるのではあるまい?」
「待て悟空!」
悟空はついに怒りが抑えきれなくなり気を高める、必死にラカノンが抑えようとするがもう遅い
「ゆるさねぇぞぉおおおおおお!!!ハァアアアアアアア!!!!!」
「待ってって!チッ!ハァアアアアアアアアアアア!!!!!」
悟空が超サイヤ人になり遅れてラカノンも超サイヤ人へと変化する、それを見てコルドとクウラは驚いたがすぐに体制を立て直し戦闘態勢に構える
「てめぇらは絶対にゆるさねぇ!自分の家族をなんだと思ってんだ!!!」
「家族だ?出来損ないの家族は一族にいらん!!!」
「残念だかその通りだ!貴様らの考えなど知らん!!!」
コルドとクウラは火に油を注ぐように悟空の怒りを煽っていく、悟空は更に力を入れ界王拳を使ってしまう
「テメェラァアアアアアアアアア!!!!!」
「やめろ!界王拳はやめろ!!!ッチ!すまない悟空!」
「ガハァッ!
ラカノンは悟空を気絶させ自分の家にへと投げる
「賢明な判断だな、だが愚かでもある」
「たった一人で俺たちに勝てるとでも?」
ラカノンは口元をにやりとあげ言葉を発する
「俺はいつ『一人』だと言った?あと一人いるんだよ」
「「なにぃ・・・?」」
ラカノンの言葉を待っていたかのようにラカノンの後ろから巨大な気弾が飛んでくる
「ビック・バン・アタァック!!!」
その巨大な気弾をコルドとクウラはよけ、後ろに後退する
「ふん、フリーザに父親と兄貴がいたとはな」
「ナイスだ『ベジータ』いいタイミングだ」
「貴様のためではない、自分の超サイヤ人の力を試したいだけだ」
ラカノンが言っていたもう一人の戦士、それはベジータの事だった
ふん、ベジータだ、今回は俺がかっこよく登場して終わったな、貴様ら楽しみにしながら待ちやがれ!次回は俺がクウラ、ラカノンがコルドを相手する、カカロットは次回は出ないぞ、俺様が活躍するからなぁ!さあ次回!
激突する力と力!悪の親玉打倒せ!
次回も見ろよ!