「さぁクズ鉄の人形共が・・・この俺様が次の相手だ!」
「ハッハッハッハ!やってしまえ19号よ!」
20号の一声で19号はクウラに拳を構えつつ突進していく、クウラはすでに最終形態へと変身しており準備は万端だ
「確かに先ほどよりだいぶ早いな、だが捉えられない速さではない」
クウラは簡単に見切ることが出来た、それを見て20号は驚きを隠せない
「何故だ?!ベジータのパワーを吸収して120%は早くなっているはずだ!」
「た、確かになんでだ?見たところ2割増しぐらいにしか見えないが・・・」
「当たり前だクリリン、俺達超サイヤ人の力が全て奪えるものか、それこそオーバーヒートしちまうぜ、なんならその気を持たせてやるよ、こっちにきな」
ラカノンは超サイヤ人へとなりほとんどの気をクリリンに渡す、渡されたクリリンは腕に留めておく事が出来ずに全身から汗が噴き出す
「な・・・?!こ、これがあいつの中に全部・・・?!そりゃ無理だな・・・!は、早く回収してくれないか・・・!う、腕が限界なんだ!!!」
「悪い悪い、だが分かっただろ?」
「オラ達の力を全部貯めることは無理だぁ!なぁベジータ!」
「・・・ふんッ!」
今はもう仙豆を口にしたベジータは元気だ、奪われた気も回復している
「どうした?まさか人造人間ってのはこんなものなのか?だとしたら期待外れもいいとこだ」
「調子に乗るな!」
先ほどと同じように19号は突っ込んでくる、それに対しついにクウラはツッコミを始める
「お前はバカのように突っ込むことしか出来んのか?攻撃とはこうやるのだ!!!」
「ゲヒャア?!!」
クウラの一撃を喰らい地面に叩きつけられる19号、叩きつけられたところにクウラは近づいて更に追い打ちを放とうとする
「ゲヒャヒャヒャヒャ!掴んだぁ!もう離さないぞぉ!!!」
「そうか・・・ならーーー」
クウラの口角はニヤリと上がる
「離 す な よ ?」
クウラは掴まれた腕を軸にして19号の顔を足でミシミシと突き放そうとする
「クウラの奴・・・まさか腕を引き千切る気か?!」
「ひゃーマジかぁ!クウラのやつすげぇこと考えんなぁ!」
「喜んでいる場合じゃないぞカカロット、早くしないと俺のように気をすべて吸収されてしまう」
クウラと19号の方を見るがクウラは余裕の表情だ、それに比べて19号は焦ったような表情をしている
「どうした?絶対に離すんじゃないぞ?
「は、離すもんか・・・絶対に離すもんか!」
「そうか、だが俺もそろそろ飽きてきたんだ、フググググッ・・・!!!」
クウラは一気に力を込める、すると19号の腕はベキッ!っと音がして両腕が壊れてしまった
「ひ、ヒィイイイイイイ!!!!!」
「おっと?どうやら人形でも恐怖はするようだな」
「に、逃げるのだ19号!」
20号は焦って指示を出す、そんな指示を聞く前に19号は逃げ出していた
「まぁ、逃がす気はないがな」
クウラは空中に飛びあがってスーパーノヴァを空中に作る
「死ねぇええ!!!」
「ウ・・・ア・・・アアァアアアアアアアァアアアアアアァァァァァ・・・」
19号の叫びも空しく消えてしまう、19号を倒した後のクウラの顔は清々しい
「やったじゃねぇかクウラ!おめぇすげぇぞ!」
「じゅ、19号が・・・私の最高傑作が・・・!」
「貴様ら喜んでいる場合か!まだそこに1人いるんだぞ!」
「そうだ!油断するな!」
まるで忘れていたと言わんばかりな表情をする、ベジータとラカノンとピッコロは呆れる
「こ、こうなったら17号と18号を起動させるしかない!!!」
「なにぃ?まだクズ鉄が増えるのか、いいだろう、さっさと起動させて来い」
「おいクウラ!てめぇ何言ってやがる!さっきの奴を倒したからって天狗になるな!」
「もう遅い!」
20号は自分の気を煙幕に使い逃げる、それを見たラカノンは苦虫を潰したような顔になるしかなかった
よお!ラディッツだ!どうやら主が2回ミスをしたらしい、ざまぁないな!まぁそんなことは置いておいてだ、主は次回を研究所を探すかカプセルコーポレーションに戻るか決めていないらしい、それに次回の予告が変わってしまうがそれは許してやってくれないか?それじゃあ次回!
逃亡の20号!研究所を探し出せ!
次回も絶対見てくれよな!