俺達とその名はサイヤ人   作:厄丸

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ふん、クウラだ、前回は孫悟空の兄、ラディッツが超サイヤ人へと覚醒したな、孫悟空と関わったみんな超サイヤ人へとなるのか?恐ろしいものだ・・・そんなことはさておき今回は鍛えるぞ、地球人達は俺たちが担当してやろう、感謝してもらいたいものだな


修行の幕開け!みんなで修行大合戦!

「「「「「ガツガツムシャムシャズルズルゴクゴク」」」」」

 

「ど、どんだけ食べるのよこいつら・・・」

 

「見ているこっちが胸焼けしそうだぞ・・・」

 

「あぁ、だがこいつらがやっていることは間違いではない、俺らもさっさと食って鍛えねばな、サイヤ人に遅れを取るわけにはいかない」

 

物凄い勢いで口に食べ物を運ぶのは5人のサイヤ人、それを見てブルマ、コルド、クウラは見ているだけで胸焼けがしそうだった

 

「ぷはぁー!!!食った食った!」

 

「はい!とっても美味しかったです!」

 

「う、美味かった・・・地獄の飯は不味すぎたからな・・・久しぶりで・・・なんだか涙が・・・」

 

「また腕を上げたなブルマ、今回もまぁまぁの出来だったぞ」

 

「・・・」

 

4人はご機嫌な様子だがラカノンだけは浮かない様子だった

 

「ん?どうしたんだラカノン」

 

「いや、ちょっと考え事でな・・・」

 

「珍しいな、何をそんなに思い詰めることがある」

 

ラカノンは飯を食ってる時からずっとこの様子だ、腹にもあまり入らなかったようだ ※サイヤ人基準

 

「超サイヤ人が本当に最強なのかを考えていたんだ」

 

「超サイヤ人が?なんでなの?」

 

「確かに、それは俺も気になるところなんだが・・・」

※ラディッツは敬語をやめろと言われています

 

「だがラカノンの意見は俺も賛成だ、自分でも伸び代があると感覚で分かるからな」

 

「ねぇちょっとコルド、ベジータ達は何を話しているの?」

 

「わしらには分からないサイヤ人の悩みというやつだ」

 

ブルマの質問にコルド話してサラリと受け流していく、そんなことを気にせずにラカノン達は話を続ける

 

「超サイヤ人は確かに強い、だが燃費が悪いんだよ、これじゃただの倍率の高い界王拳と一緒だ」

 

「だから考えていたのか、だったら宇宙船で界王拳をやったみたいにずっと超サイヤ人でいればいいじゃねぇか」

 

「お前天才だなカカロット」

 

「そうと決まれば・・・ハァ!!!」

 

5人は一斉に超サイヤ人へと変身する、この状態の荒々しい状態は5人とも同じのようだ

 

「これからずっとこの姿な、期間は人造人間が現れるまでだ」

 

「いいだろう、この天才サイヤ人の王子ベジータ様にかかればこんなもの簡単だ」

 

「おっとベジータ、それは俺も負けねぇぞ?悟飯とチチの前でかっこ悪りぃ姿見せる訳にはいかねぇからなぁ」

 

「お前らはアホか、この姿に慣れる為に超サイヤ人になっているのに喧嘩してどうする」

 

「気が高まる・・・溢れそうだ・・・これを慣れるようにしないと」

 

その姿を見てコルドもクウラもラカノン達の考えに気づいたようだ

 

「なるほど、そういうことか」

 

「ならばわしらも・・・ハァアアアアアアアア・・・!!!」

 

それを見て2人も変身する、一通りブルマに話し込んだ後には天界へと向かい始めた

 

「よう悟空!ラカノン!悟飯!元気だったか?」

 

「おうクリリン、俺は元気だぜ」

 

「あれ?超サイヤ人なんて珍しいじゃないか、どうしたんだ?」

 

それも兼ねてラカノンが説明をする、それを聞いたクリリン達は納得をしたようだ

 

「俺達が宇宙船で界王拳で慣れる為にやったやつの超サイヤ人版か!それなら確かに見込みもありそうだな!」

 

「だろ?それを考えついたカカロットも中々のもんだがな」

 

「おいおい、そんなに褒めても何もでねぇぞ兄貴」

 

「超サイヤ人の悟空を見たが・・・まさかここまで口調が荒くなるとはな」

 

口調が荒くなるのに関してはクリリンや天津飯、ヤムチャは初めてのことだった

 

「仕方ねぇだろ?この姿になると興奮を抑えられねぇんだ、今でも戦いたくてウズウズしてるぜ・・・!」

 

「落ち着けカカロット、戦いたいのは分かるが今は超サイヤ人に慣れることが先決だ」

 

「悟空と違ってラディッツは随分と落ち着いてられるんだな」

 

「なんでだろうな、俺はこの姿になっても軽く興奮するだけだ」

 

「いいから修行を始めるぞ、この姿になっていられるのも今日じゃ短いだろう、ならさっさと始めるべきだ」

 

クウラの言うことももっともだ、ならばさっさとペアを決めてしまおう

 

「じゃあ俺が決めさせてもらうぜ、まずは俺、ラカノンと悟空とベジータだ」

 

「ほぉ〜?ラカノンとカカロットととか、手加減はせんぞ?」

 

「こっちも望むところだぜ・・・!」

 

「次は悟飯、ラディッツ、ヤムチャだ、特にラディッツとヤムチャは悟飯に気の使い方を教えてやってくれ」

 

「よろしくお願いします」

 

「おう、よろしくなヤムチャ」

 

「おうともよ!このヤムチャ様に任せておきな!」

 

「次はクウラ、コルド、天津飯、クリリンだ、クウラとコルドはパワーの使い方を、天津飯はテクニックな戦い方を、クリリンは気の扱い方を3人で鍛えてくれ」

 

「よかろう、この俺のパワーをとくと教えてやろうではないか」

 

「これでもフリーザ一族の王なのだ、手加減はせんぞ?」

 

「よろしくな2人共、出来ることは少ないと思うが善処はしよう」

 

「こちらこそよろしくな、俺も出来ることは少ないけど役立たずにはならないぜ」

 

「じゃあペアが決まったな、それじゃあ修行開始ィィイイイ!!!」




よう、悟空だ、挨拶が違うのは超サイヤ人だからだと思ってくれ、今回はペアが決まったな、本格的な修行からは次回からだ、たのしみだぜ・・・!それじゃあ次回!

修行開始 ラカノンと悟空とベジータ編

次回も絶対見てくれよな!

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