俺達とその名はサイヤ人   作:厄丸

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よう!ラディッツだ!前回は俺が界王拳を使わずに悟飯を圧倒したな、あれに勝てたのはもう一つ理由があるんだがそれは作中に話そう、今回はカカロット、ラカノンさんとのバトルだ、悟飯のようにはいかないだろうから気を引き締めていかないとな、そして俺はやっと・・・俺はやっとなれるんだ・・・!


勃発する喧嘩!目を覚ましやがれラカノン達!

「かかって来い!カカロットォオオオオオオオオ!!!」

 

「遠慮なくいかせてもらうぜ兄貴ィイイイイイ!!!」

 

悟空は超サイヤ人になることで口調が荒くなる、ラディッツはそこに勝機があると思っているようだ

 

「お前相手には界王拳を使わせてもらうぜ!」

 

「そんなことさせると思うか?!」

 

悟空はそんなことさせないと言わんばかりに突撃してくる

 

「そんなことは分かっている!ハァ!」

 

「何ッ!!!」

 

地面に弱めの広範囲気弾を放つ、それによって誇りを巻き上げて悟空の視界から外れることが出来た

 

「10倍界王拳!!!」

 

「チッ界王拳を使わせちまったか・・・」

 

界王拳を使ったことによって動きに更にキレが増す、それによって更に技が早くなる

 

「今度はこいつでどうだ!ハァ!」

 

「また埃を巻き上げるだけか?気で居場所がバレバレだぜ!!!」

 

悟空は気を感じる場所へと突っ込んでいく、しかし変な違和感に気づく

 

「おかしい、さっきは何で気を隠していたのに今度は感じるんだ・・・」

 

「それはなーーー」

 

ラディッツの声は後ろから聞こえてきた、悟空は後ろを振り向くがもう遅い

 

「こいつをぶつけるためだ!!!」

 

ラディッツの腕には黄色の気弾、それを腕に纏った状態で悟空の頬を殴りつける

 

「ガハァッ!!!」

 

バキィッっと音が鳴って悟空が叩きつけられる、悟空は悟飯と同様に超サイヤ人が解けて気絶してしまう

 

「これであとはラカノンさん、あんただけだ」

 

「強くなったじゃないかラディッツ、俺も本気で行かせてもらうぜ?」

 

これを聞いてラディッツは界王拳を20倍まで引き上げ、ラカノンは超サイヤ人に界王拳の重ねがける

 

「それがフリーザから聞いた超サイヤ人に界王拳の上乗せですか」

 

「ほう?思った以上に驚いてはないようだな」

 

ラディッツはそれについて話すことはなく構える

 

「確かに、サイヤ人なら拳で語り合うべきだよなぁあ!!!」

 

「チチの為にも負けるわけにはいかん!ハァアアアアア!!!!!」

 

2人は最大まで気を高める、ラディッツの戦闘力は1億程度、ここまでラディッツを鍛え上げたフリーザも凄いがそれに対してラカノンの戦闘力は50倍×1.5倍、自分の戦闘力の75倍の戦闘力だ、その数値は実に4億5千万、圧倒的にラディッツが不利だ

 

「お前は一人で頑張った、だからもう休め」

 

「そうだな、そろそろ弱虫は弱虫らしく休んでいやがれ弱虫ラディッツ」

 

「こ、この声は・・・!」

 

空からある人物の声が聞こえる、ラディッツもラカノンもよく知っている人物でその姿は青い戦闘服に包まれている

 

「懐かしいなラディッツ、強くなったじゃないか」

 

「そ、そうなのか・・・?」

 

その言葉をベジータは更に続ける

 

「あぁ、前とは比べ物にならない程強くなった、超サイヤ人に至ったカカロットやカカロットの息子を圧倒的にねじ伏せた、だがそこにいる原因のバカは一筋縄ではいかん」

 

「ちょ、ばかって・・・」

 

「そしてお前も超サイヤ人になれ、お前はもう弱虫ではない」

 

「そ、それって・・・!」

 

次のベジータの一言でラディッツは聞きたかったその一言を聞くことになる

 

「貴様は誇り高きサイヤ人ラディッツだ!サイヤ人なら己の壁を越えてみろ!!!」

 

「ベジータ・・・ありがとうな・・・」

 

「感動のお話は終わりか?こっちは超サイヤ人になってからウズウズしているんだ」

 

ラカノンは界王拳を解いて面と面で向き合う

 

「さぁ、貴様の力を見せてみろラディッツ!!!」

 

「ハァァァァァァァァァァ・・・!」

 

ラディッツは力を込める、限界まで力を込める、そこには怒りが生じている

 

 

 

その怒りは自分が足手まといになったから

 

 

 

カカロットの兄として自分が情けないから

 

 

 

フリーザを倒すと決めたのに自分だけ死んでしまったから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーそんな自分が情けないーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウガァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっとその姿になったか・・・待ちくたびれたぜ」

 

「こいつが・・・超サイヤ人・・・?力が・・・溢れてくる・・・!!!」

 

 

 

 

 

その姿は誰よりも気高く

 

 

 

その眼は誰よりも澄んでいる

 

 

 

その姿はまさに伝説

 

 

 

覚醒 超サイヤ人ラディッツ

 

 

 

「おっらよ!!!」

 

「でぇりゃあ!!!」

 

ラカノンの放った拳をラディッツは拳で弾きかえす、何度もラカノンと組み手をしたラディッツだからこそ放つ拳を予測できた

 

「いい一発だ!それでこそ戦闘民族サイヤ人だなラディッツゥウウウウウ!!!」

 

「俺こそ負けねぇ!人に迷惑をかけてまで自分たちの喧嘩を突き通すやつらになんか負けねぇよ!!!」

 

ラディッツが超サイヤ人に至る少し前・・・

 

「ベジータ!あんたラカノン君たちを連れてきなさいよ!」

 

「ダニィ?!なぜ俺が!!!」

 

「頼むベジータ王子、わしらからも頼む」

 

「おねげぇしますだベジータさん!悟空さ達を連れ戻してくんろ!!!」

 

みんなからの視線を受けて「ぐぬぬぬ・・・」と唸ってしまう、ラディッツは自分が生き返らせた瞬間急いで飛んで行ってしまった

 

「仕方ないな・・・少し待ってろ!このサイヤ人の王子ベジータ様が華麗に連れ戻してやろう!ハーッハッハッハー・・・」




ふん、ベジータだ!今回はラディッツが超サイヤ人へと至ったな!これで超サイヤ人は5人、超サイヤ人のバーゲンセールだぜ・・・そんなことはさておき次はラカノンとラディッツが戦闘にはいるな、これで決着がつくといいんだが・・・それじゃあ次回

決着が着く戦い!見せろ覚醒したその力!

次も絶対に見ろよな!

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