ヨン様の元だけは嫌だった   作:野山林檎

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長い間投稿できず申し訳ないです……。
今回は短め、次回は長めとなります!


破面vs死神
破面vs死神01


 藍染隊長が離反してから今日でちょうど2週間が経った。俺は、しばらく学校は休学して隊長職をすることになった。まぁ、3人も隊長が消えたんだから当たり前なんだけどね。

 

 てか、漫画ではそんな描写なかったけど、藍染隊長消えてからの俺達忙しくね?めちゃくちゃ仕事あるんですけど。ずっと、机に向かって書類仕事。ホント、嫌になる。

 

 

 

 

 あの後、俺が目覚めたのは藍染隊長がいなくなった翌日だった。四番隊で処置を受けたらしく、体のあちこちが痛かった。

 

 俺の容疑は無事に晴れたが、雛森にめちゃめちゃ怒られた。--まぁ、確かに俺が悪かったんだけどさ。なにもあそこまで怒らなくても……。ここまで怒られると、ルキア助けた事を後悔するくらいだ。

 

 総隊長とは、色々話をしてきた。怒られたり、多少謝られたり。ほんとに、ちょっとだけしか謝られなかったけど。まぁ、でも隊長に復帰できたのは嬉しかった。書類仕事がなければだけども。

 

 

『俊弥隊長!!』

 

 誰かが、俺の隊長室(和室)に飛び込んできた。えーとっー……こいつ、誰だっけ?確か、俺の隊の誰か。隊長に就任して、すぐに現世に行っちゃったからまだ隊士の名前覚えきれてないんだよね。

 

『ほいほい。どしたの?』

 

『現世で、魂葬の訓練を行っていた霊術院の生徒が大虚に襲われた模様です!応援を要請しています!』

 

 大虚……。またか。またなのか。てか、現世には一護いるから平気だろうけどさ。

 

『すぐに向かう』

 

 でも、隊長だから行かなきゃならない。--書類仕事よりはまだいいかな?

 

 

 

『あ~あ。まぁ、息抜きにはなったかなぁ?』

 

 現世に行ってみたら、やっぱり一護に会った。2人でやったから大虚なんて相手にもならなかった。

 

 てか、それよりももっと凄いのがいた。俺と一護が 現世の報告のあった場所に行ったらな。なんと、訓練生が大虚を引きつけて被害を抑えていた。多分、原作にはいなかったけど、相当優秀みたい。あいつは、七番隊に引き入れよう。きっと、色々仕事してくれるに違いない。

 

 

 

 

 

 

 と、まぁずっと暇だった訳さ。いや、まぁ書類仕事もやってれば終わるからさ。意外と暇だった。隊士と遊んだり、雛森に怒られたり。京楽さんとお酒飲んだり、雛森に怒られたり。---あれ?俺って、もしかして毎日雛森に怒られてる?俺も、駄目な隊長なのか?

 

 まぁ、遊びなからも特訓もしたけど。もう、浮竹さんにも京楽さんにも負けないくらいになった。しかも、奥義的なのも使えるようになったし。

 

 だが、今日の報告を受けてそんな日々がまた何処かへ行ってしまった事を知った。

 

 

 

『織姫が!?』

 

 急遽、隊長が全員集められた。内容は……織姫が虚圏に行ったとのことだった。

 

 今、原作通りに京楽さんと浮竹さん。それに、総隊長が現世の一護達と話をしてる。

 

 遂に、織姫が行っちゃったか……。てことは、一護はもうウルキオラ達と1戦交えたってことか。まぁ、ここまでは原作通り過ぎて分かってたことではある。

 

 

『やぁ、俊弥君……』

 

『京楽さん-。どうでしたか?』

 

 京楽さんが戻ってきた。少し、暗い京楽さんは初めて見た気がする。

 

『釘は刺しといたんだけどねぇ……。多分、彼は行くと思うよ』

 

『俺も、そう思います』

 

 やっぱりか。てことは、多分ルキアと恋次も……。

 

『ルキアちゃんと恋次君はいったん帰って来るみたいだけど……多分行ってしまうんだろうね』

 

『ですね……』

 

 なんだろう。こうなることは知ってたんだけどさ、実際に体験してみるとなんだか悲しくなってくる。虚圏に行くことは、それくらい危険なことだからな。

 

『京楽隊長。多分、一護達なら大丈夫ですよ』

 

『うん。そうだといいねぇ……』

 

 本当は、俺も行きたい。けど、残念ながらそれは出来ない。もうすぐ、擬似的な空座町での決戦がある。もう、すり替えは完了しているらしい。

 

 俺も、戦わなきゃならない。破面達と。てか、東仙とか?やだな、東仙とやるの。でもなぁ……他の奴らも異常に強いかんなぁ……。

 

『それじゃ、そろそろ行こうか』

 

『ですね……』

 

 

 

 やべぇ。あれから3時間以上経ったのにまだ召集かかんないんだけど。

 

『ルキアちゃんと恋次君、大丈夫かな……』

 

『大丈夫だって。一護いるしさ』

 

 まぁ、雛森が心配すんのもしょうがないんだけどさ。確かに、こんなに遅いと心配になる。

 

 てか、マンガではあんなスピーディーに進んでたのにさ……現実がこんなだったとは。待たされてる身にもなってみろってんだ。今後の展開知ってても不安なものは不安なんだよなぁ。

 

 

『緊急召集!各隊の隊長格は速やかに一番隊舎へお集まりください!繰り返します……』

 

 これは……天艇空羅かな。んーと……八番隊の副隊長さんか。えーと……七尾さんかな。

 

 てかさ、隊長格集めるのに天艇空羅使うんだね。あれ、使うのに結構体力使うんだけどな。よっぽど緊急事態な訳だ。

 

『行こう!俊弥く……隊長!』

 

『おいっす』

 

 未だに、俺のこと隊長って言い慣れないらしい。まじで可愛くね?

 

 

 

 

 という訳で、やって来ました。現世に。

 

 マンガであった、あの隊長格が並んでいるあのシーン。俺は、今あの中にいる。すごくね!?なんか、格好いいわ。ま、テンション上がんないけどな-。

 

 だってさ、破面の強さ知ってるからなぁ。現世にはさ、強い奴しかこないじゃん。やだなぁ。殺されるかもしれないってのが怖い。話通じる奴いないからさ。

 

『っ!来たぞ!』

 

 あーー……来たよ。来ちゃったよ。どうしよう。誰の相手しようかなぁ……。

 

 ま、とりま頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 




いや~ここで続けると、半端なとこで終わってしまうんですよね。まぁ、次回は長めにするからよしとしよう……笑笑

読んでくださりありがとうございました。





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