転生したらデストロイアだった件…何故!?   作:アルプスのラスカル

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今自分は待っています…メルトリリスがFGOに参戦する事を祈って…
って事で皆さん久しぶりです!お気に入り有難うございます!


第26話

・・・前回のあらすじ・・・

リムルに屋台を出す許可をもらって少しシリアス!

そうして今回ものんびりして行きます。

 

 

「デスー!一緒にリムルの食事会に行きたいのだ!」

「あれ?ミリムってフレイさん達と行くんじゃないのか?」

 

一人で屋台の準備中に乱入して来たミリムは、何と俺を前夜祭に誘ってくれている。

今屋台にいるのはゴーレム達と自分しか居ないから、ミリムの接近に気付かずに、全力で抱きつかれ苦しくむせてしまう。

 

「フレイ達も一緒に来るけど、デスも呼ばないと面白くないのだ」

「でも屋台の準備してるしなぁ。持ち場を離れるのはちょっとな」

「うぅ〜…」

 

するとミリムが半泣きしてる事に気付き、頭の中から必死に言葉を探す。

 

「えっと…うーん、じゃあリムルさんから許可を貰えたら、良いんじゃないか?」

「じゃあ、リムルに聞いて来るのだ!」

「おう、そうしてくれ。誘うのはそれからだ」

 

ミリムが急いでリムルを探しに行っているのを横目に見ながら少し考えていた。

 

「ふぅ〜。原作がこれから如何なるかだよなぁ」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「やったなのだ!デスも連れて来て良いってリムルも言ってたのだ。だから準備したら行くのだ!」

 

そうしてミリムが一時間ぐらいして戻って来た。

多分リムルさんもミリムの我が儘に付き合わされているだよなぁ。

 

「そうなのか…準備して来るからお茶でも飲んでゆっくりしててくれ。ナイトメア達よろしく」

(…ジッ!)

 

準備って言っても服を着替えるだけなんだが…何着ようか迷う。

ビシッとスーツみたいなのを着る?嫌々、身体が女の子だからサイズ調整とか、色々しないと…それかワンピースでも着て行くか?悩むな…

前世だったらこんなに悩まなくても良かったのに。

「はぁ…あっチカこの服似合うか?」

(コレは…他の人達に手伝って貰わないと)

 

チカにそう言うと明らかに、呆れているかのように手で顔を隠し、誰か呼んでいるようだった。

そうして来たのは…

 

(アラアラァ、ボス久しぶりですネェ)

「お前が来るか…マングル」

そうしてチカの後ろから急いで来たのは、フォクシーを女の子にしたかの様な色をしたゴーレムだった。

彼女はマングルと言い、フォクシー達と同じ奇襲部隊の一員であり、チカと同じ女の子だ。

 

(ソレにしてもボスその格好は何ナノ〜?)

「自分なりに服を選んだ結果だが?」

(ってコトなんです。マングル)

(状況は掴めたワァ!皆さん取り掛カッテ!)

 

マングルがそう言うとチカとマングルが自分の手を持ちズルズル引きずって行く。

な、何が起こっているんだ!?

 

(コレはボスが悪いですよ)

(サァサァ!着替えましょうねェ、ボス)

「早く終わらせてくれ…」

 

・・・・now Loading・・・・

 

ついさっきミリムが嵐の様に現れ自分に許可をもらいに来たんだが…内容はデスさんをこれからある食事会に参加させても良いかって話なんだが、勿論許可をした。

デスさんが居ると色々な昔話や体験談が聞けるから結構為になったりするし、現代の日本の車らしき物を作ったりしてるからいつか一緒に何かを製作してみたい。

ラファエル先生もデスさんを信用して良いと言っている。

そうして食事会が始まった。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

「なぁ〜ミリム、この服装似合っているか?」

「私は似合っていると思うのだ!」

 

ミリムはこう言う時は絶対に嘘つかないから本当なのか?

何で髪型をポニーテールにされて、赤いドレスを着せられないといけないんだ!?

正直に言うと鏡で自分の姿を見て、似合ってるって思ってしまったし…。

しょうがないここまで来れば、腹をくくるか。

しかしドレス背中を見せる様に開いているから、少し変な感じだなぁ。

 

「そんなに悩んでないで早く行くのだ!デスは可愛いんだからな!」

「なっ……もう如何にでもなれ♪」

(ソウソウ!ボスはそれぐらいハッチャケた方がイイですヨ!)

(ボスはソレぐらいが丁度いい)

 

うん、最近ネガティブな事があったからか暗い雰囲気だった、自分をゴーレムのみんなが心配してくれてたのか。

良し!何時もの調子で逝きますかね!

 

「もう良いぞミリム、さぁ行こうか。エスコートは任せてくれよな」

「流石デスなのだ!エスコート頼むのだ」

 

ミリムはエスコートをされて見たかったのか自分の腕に抱き付いてくる。

このまま行きますか、とりあえず…

 

「スサノオ、アムピト、クロノス、カグツチ集合だ」

「「「「了解!」」」」

「返事はなくて良い、今回も愉しくやるぞ…そしてゴーレム達も一緒にな」

(……ジッ)

 

これがエスコートってもんだろ?多分だけど。

そうして自分達は扉の前に立ちドアを開けた…。

 

・・・・・・・・・・・・

 

「おぉーきてくれました…その服装は?」

「これはな部下が勝手に、着せ替え人形にされた結果さ」

「でもそのドレス似合ってますね。作った方も技術が相当のものです」

「そうなのか?えぇっとあなたの名前を教えてくれたら嬉しいんだが」

「私の名前はシュナでございます」

 

名前を聞くと何とこの国のアイドル、シュナさんだった。

すごい可愛い、自分と比べるとファンの方々が軽くバルスして、火炎放射器で燃やされてしまう、デストロイアなのに…燃やされる!

 

「すみませんでした!こんなドレス着て!」

「如何したのだ!?デス……死んでるのだ」

「何で漫画のネタ知ってるし」

 

するとアイテムボックスからナイトメアが抜け出して、頭を撫でてくれる。

 

「お前…お前なんで抜け出せるんだよ!」

(ガフッ…ジッ!)

 

しょうがないだろう?アイテムボックスから出れるとは思わんかったから、つい鋭いツッコミを…。

なんかナイトメアがガソリンみたいなのを、口から噴き出して倒れた…あっ大丈夫か?

 

「ナイトメアぁー!大丈夫か!?」

「リムル!これって噂のマンザイって奴なのだな!」

(…I'll be back…ジー)

(アラアラァ?幾ら何でも迷惑じゃないかしラァ?)

(僕もそう思うなぁー)

 

またアイテムボックスから、勝手にフォクスとマングルが出てきてナイトメアをアイテムボックスに連行していった。

 

「デスさん今の魔物、何ですか?」

「自分のスキルで作ったゴーレムだよ。いつの間にか自我を持ち始めたんだ。今では俺の家族でもあるな」

「凄いのだ。デスはあの時から一人でいる事が、多かったのに今ではあんなに仲間が…だから私はその事が嬉しいのだ!」

「…ミリム。俺がニートみたいに思われるからやめてくれ…恥ずかしいし」

 

そんなこんなで混沌とした食事会が平和に行われていた。

 

「あっ、リムルさんや何か面白い事考えていたら自分もその話に乗らせてもらえんかね?」

「ふっふっふ、良いですとも最近ごにょごにょ…」

「それはそれは楽しそうですなぁ、是非とも参加させて貰いますよ…ふふふふ」

「横の親友が怖いのだ…」

 

その中で最も混沌としていたのは、リムルとデストロイアだったらしい…。

 




次回は暇な時に…見ていただき有難うございました_φ(・_・

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