転生したらデストロイアだった件…何故!? 作:アルプスのラスカル
・・・前回のあらすじ・・・
カグツチが人間に…。
さぁみんなでジュラ・テンペスト連邦国に行こう。
こんな感じ。
・・・・・・・・・
殺風景な平原を何かが爆走しており、それには何人かが載っていた。
空を見ると天気は雲ひとつない快晴であった。
自分は寝ているクロノスを腕に抱きしめそのローラーホッグに乗っている。
「・・・凄い天気が良いな!絶好の運転日和だ」
「そうっすね。朝から雨降ってたからカグツチが強制的に雲を吹き飛ばしたっすもんね」
「ぐぅぐぅ…」
「母との始めての旅行…フフフハハハハ!」
「…カグツチどうかしたのか?」
「カグツチの兄貴それは拗らせすぎっすよ」
「ん!それよりお腹すいた…」
そうだな、今日はここまで野宿をしますかね。
しかし寝ているクロノスはモグラだから、可愛いな例えるならハムスターって感じかな。
「じゃあここで今日は終わりでいいな。スサノオ、料理頼む!」
「フゥ〜、もう、もういいっすよ。今から作るっすよ。時間が掛かるから待っててくださいっす」
じゃあ色んなゴーレム建築部隊を出しますか、ゴーレム建築部隊召喚!…まぁアイテムボックスから出すんですけどね。
(ボス久しぶりでんな。今日は何や処に建築すればええんでっか?)
(ハロー!)
「そうだなぁ。キラーマシン達が仕事したのは、増築した時ぐらいだったもんな。それで仕事はここにキャンプ場を作ってくれないか?」
(ほなここに簡単なキャンプ場を作ればええんでっか?)
「流石話が早いな。材料は適当に出すから、それを使ってくれ」
(さぁ、みんな早速仕事するで!)
そうリーダーのキラーマジンガが言うと、周りのキラーマシンも動き始めた。
いつの間にかBB達が居て、彼らもキャンプ場を作り始めていた。
そして背後にナイトメアが佇んでいたから、頭を下げさせ撫でる、すると嬉しいのかノイズ音が聞こえてくる。
〈母に撫でられるとは!羨ましい!〉
「カグツチの兄貴…なんか今変な事考えてないっすか?」
「な、何をそんな事など我が考えるわけ無かろう!」
うん?またカグツチがしてるのか?…まぁ良いかそしてナイトメアの方を見ると一瞬で移動し、キャンプ場を作るのを手伝い始めた。
自分は何も考えずにスサノオが料理するのをじっと見ていると、横から肩を叩かれたのでそっちを見るとアムピトがいた。
「どうしたアムピト?」
「ボス…この前の亀ペットにして良い?」
「うん?」
アムピトが言っている亀って、あの玄武って奴かな…確か霧の王と言うスキルを持っていて、周りの命を削って自分の傷を癒したりできる万能のスキル持っている気がするが。
でもあのスキルって強いよな、敵と戦っている時に霧を出して相手の体力を削って自分を回復させる…良いスキルだ、じっくり耐久戦が得意なスキルだ。
「強制じゃないなら良いんじゃないかなぁ」
「ん、分かったボス。島に帰ったら亀に聞いてくる」
「あのー!料理出来たっすよ!席に早く着くっす」
「ほらアムピト、食べに行こうか…ってもう行ったか」
そうしてその緊急で立てられたキャンプ場で、楽しくキャンプをして過ごした。
・・・・・・・・・・
「Zzzzz」
自分達が寝ている時に何かがこっちを狙っていた。
それは何日間も身体を洗ってない様な獣臭い匂いが、する男達の集団であった。
「へへへ、彼処に良いカモがいますぜ」
「そうだな、行くぞ野郎ども!静かにな」
だがある者はそれに気付いたが、すぐに興味がなくなった。
何故かと言うと…もう彼等の未来は死しかないからである。
悪夢はいつの間にかやってくるのだ…。
(…ジージー)
「……」
「何だこの音は!おいお前ら返事をしろ!おいお前ら…ヒッ!」
その頭領の背後からついてきていた仲間の首から上が噛まれた様に無くなっていた。
頭領は思うこれは夢を見ているのではと、悲鳴も足音も無く殺すなど高度すぎる、まるで悪夢を見ているのか?だが自分の頬を伝う血が現実だと訴えてくる。
「だ、誰だ!」
(ジージー)
するとさっき仲間がいた所に血だらけの何かがいた。
見つけた瞬間に頭領の持っていたナイフで斬りかかる。
そうするとその血だらけの何かが倒れ、頭領はその物の首を刈り取り、上に上げる。
「やったぞ!これで近づける!」
・・・・・・・・・・
「頭領の気が狂ったぞ!誰か止めろ!」
「やったぞ!これで近づける!」
「頭領それは仲間を殺して、首を切り取ったぞ!」
「こ、ここは何かが可笑しい!俺は逃げるぜ!や、やめろ来るな!ギャア!」
「ど、どうなってるんだ!?」
するとどうだろう?急に仲間同士で殺し合いを始めた。
逃げて行った人間も殺されているらしい。
そうして盗賊達は、悪夢を見ていつの間にか全滅した…。
(ジージー!)
その黒い熊の人形は嬉しそうにそれを見ていた。
そうして夜が明けて行った。
次回は暇な時に…
FNAF小説も良ければ見に行ってくださいっす。