転生したらデストロイアだった件…何故!?   作:アルプスのラスカル

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アラフィフ代表の万死の毒針が24個って…バビロニアに行かないと。
ダンまちもボチボチ投稿しますので其方もよろしくお願いします。


第17話

 

「ギィ!もうワルプルギスも終わりだろ?」

「まぁ、これで終わりだ。これから何をしようが好きにしな」

 

すると皆が帰ったりし始めるが、一定の人が動かずに座ってじっとしている。

 

「おぉー!じゃあデス達とご飯食べるのだ。リムルも一緒に食べようなのだ!」

「おう、じゃあそうしようかな。それをベニマル報告して良いかな」

「おう全然良いぜー。部下たちに報告しないと心配されるもんな」

「アタシもリムルが残るならついでに残るわよ!」

 

うん。じゃあ始めますか。

ギィから言われて料理を作ったんだから、知らされた奴らはこうして残っているのだ。

 

「と、言っても全然人が残ってないけどな」

「少ない方が良いだろう?料理も少なくて良いからな」

「…ギィさんや。君達はその代わりに食べる量が凄いんやで…」

 

そうギィ達は余り1日に食べなくても良いのに、こういう時になるとガッツリ食べて行くため、料理がいつも早く全滅しお代わりを要求される。

 

「良いだろう?今回も大量にテンプラがあったり。あぁーとえぇーとほら…ヤキトリ?とかもあるんだろ。あの串に刺された美味いやつ」

「あるが食べる量とか自重してくれよ。とりあえずこっちに料理を用意してるから。先に行っててくれ、おーい!アムピト皆をご案内してくれ」

「ん、わかったボス。皆こっち」

 

そうしてアムピトがテクテクと進み始め、他の人たちが付いて行った。

さぁ、ゴーレム達を待っているか。

すると凄い足音が聞こえてたから、窓から門の方を見てみると何か大量の魔物を担いでいるゴーレム達がいた。

そしてボロボロの花火発射装置を隠しながら

おぉーい!何やってんだよゴーレム達めどうしてくれる。

直せるから良いんだけど、何があったのかフォクシー達に聞いて見ないと。

 

(ボース!ただいまー!決して花火発射装置を、壊したりしてないよー)

(フォクシーそれは言わなくてよかっただろ)

(あ…)

「うん別に直せば良いけど何してるの…あんな大きいモンスターはどうした」

(それは襲って来たから倒したまでです)

(そーですよ!襲って来たから倒しただけです!)

「まぁいいモンスターはこっちが、アイテムボックスに入れとくからゴーレム達は会場に応援に行ってくれ」

(りょーかいです。ボス)

(了解だボス)

 

さぁ悩みも無くなったから、会場に行きますか。

 

・・・デス会場に移動中・・・

 

会場に付いて扉を開けると、ギィ達はが大食い選手並みに、料理を食べているのが最初に目に入り、次に料理をしながら目が死んでいるスサノオが目に入った。

 

「…お前達は本当に…」

「ゴメンなのだ。このテンプラが美味しかったり、このタコヤキが美味しいのがいけないのだ!」

「うんうん。久しぶり食べるなお好み焼き」

「アタシはこのヤキトリが美味しいと思うわ!」

 

凄いなぁ、ラミリスとかも結構食べてるし、あの小さい体のどこにあの量の焼き鳥が行くのか。

 

「おいスサノオ手伝うぞ」

「あ、ありがとうっすボス。ちょっと疲れたので眠るっす…グハッ」

「しょうがない。今日は俺の料理テクニックが光るぜ!」

「大丈夫だよなミリム。デスさんって料理できるのか?」

「大丈夫なんだ。デスの料理も美味しいのだ!」

 

アムピトとクロノスは何処かに行ったらしいが、良いのだろう。

そう考えながらフライパンに油を少し入れ、肉と野菜を炒める。

 

「そう言えばデス…ここの島に生息しているモンスターの事知ってるか?」

「ん?どうしたんだ。何か問題でも」

「じゃあ質問だ。あの火山の近くを飛んでいる鳥の魔物は、何だと思う?」

「あれは普通の魔物だと思うが違うのか?」

「不正解だな。あれはフェニックスって言って、あいつの生き血を飲めば不老不死になるとかならないとかって言われていた魔物だ」

「凄いな!けどどうして普通の魔物なんじゃ」

「その噂のせいで狩り尽くされてしまったんだぞ。ここを除いて、ここには沢山の珍しい魔物がいるんだぜ」

「へぇー知らなかったなぁ」

 

そうか千年ぐらい人とかが来てないからか、ここにレアな魔物が湧いてるんだな。

そう言えば、いつの間にか東に龍、南に大きい鳥、西に白い虎北に亀、何か他と比べたら強い奴が、住んでた気がするが気にしなくて良いか。

あいつらっていつの間に住み始めたんだろう?別に気にしてないけど。

 

「おいデス考え込むのは良いけど、料理焦がし始めてるんじゃないか?」

「わっ!?ヤバイよヤバイよ!皿、皿どこだ!」

「その棚にあるんじゃないの?デス」

「あっ、そうだった。ここにあったな。ほら野菜炒め出来たぞ」

「おう、食べるか。じゃあ次は焼き鳥追加だぜ」

「マジかよ…ゴーレム部隊!焼き鳥作るの手伝ってくれー」

(了解、ボス)

 

結局来てくれたのはゴーレム部隊のチカ軍団だった。

でも見た目が鳥の着ぐるみが、焼き鳥を焼くって…

 

「ありがとう。手伝ってくれるのお前達ぐらいだよ」

(コレは公平にジャンケンでフレディー達と決めた。だからボスはみんなに慕われている)

「うん。なんか直接言われると恥ずかしいな」

 

前世でこんなに真正面から、言われた事なかったなぁ。

チカ達地味に焼き鳥焼くの上手いな。美味しい匂いがしてくるし。

 

「おー。上手い匂いがして来たぞ!出来たのか?」

「うーんどうだ?チカ」

(出来ましたよ。ボス)

「出来たって言ってるから、今から運ぶ」

 

・・・一時間後・・・

 

「あっ!リムル君。何かイベントがあったりしたら呼んでくれよ」

「はい。分かりましたデスさん」

「肩苦しいのはよそうぜ。酒も一緒に呑んだんだし。同胞の吉見だろう?」

「あー、うん、分かったよ。何かイベントをやる時は是非呼ぶから、是非にあの料理とか食材を教えてもらっても…」

「良いよ。教えるのは、イングランド王国の居酒屋の高天原店主スサノオが教えるけど」

「えっ!あの居酒屋の店主ってデスさんの部下だったのか!?」

「おう。料理を教えたのは俺だけど、再現したのはスサノオ達だからな。俺は何もしてないよ」

 

そうしてワルプルギスはまだまだ続く。




次回も暇な時に投稿します。

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