魔法使いとチート八幡の日常   作:しろ@「 」

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魔法使いとチート八幡の日常~中学編~16

八幡「こいつらには指一本触れさせねぇぞ。」

 

危ねぇー、間に合ってよかったぜ。あと少し遅かったら間に合わなかったわ

 

留美「八幡、ありがとう。」

 

奈々海「えっと、ありがとうございます。八幡さん?」

 

八幡「おう、大丈夫だったか?あんまり無茶はすんなよ?」

 

とりあえず怪我はないからよかったよかった。さてとさっさとキメないとあいつらが戻ってきそうだからキメますか。

 

紅時雨『あれやるの?』

 

八幡『おう、まだ出来るよな?』

 

夜桜『それは八幡さん次第ですけど私達なら準備おっけーです!』

 

まあ、俺もしっかりと感覚は覚えてるから大丈夫だろ。

 

八幡「よっしゃやるか」

 

そして俺は両方の刀をさやに閉まって腰につけると居合の構えをした。

 

八幡「キメるぜ《雷足》」

 

そして俺は一気にガーゴイルとの間合いを詰めると2本の刀を一瞬で引き抜き十字に切りつけそのままガーゴイルの後ろへと抜けた。それまでにかかった時間は0.1秒。

 

八幡「十字の極刑(レイジングクロス) 終焉(ジ・エンド)

 

そして俺が刀をしまうのと同時にガーゴイルの体が十字に斬れそこから焔が噴き出した。そして直ぐにガーゴイルの体は灰となって消えた。

 

留美「す、すごい・・・」

 

奈々海「悪魔級を一撃で・・・」

 

八幡「さてと、そろそろ戻るぞ。さすがに心配してるだろうから」

 

留美「う、うん。」

 

奈々海「分かりました。」

 

そして俺らは森を歩き始めた。

 

八幡「そう言えばお前らって仲いいのか?」

 

森を歩いてる途中で俺は気になっていたことを聞いてみた。

 

留美「うん。私達は幼馴染。あっちの世界でいつも一緒に遊んでた。」

 

奈々海「でも、こっちに来てからいじめが流行って私はいじめられるのが怖くて留美ちゃんとお話することが少なくなって・・・」

 

なるほどね、よくあるパターンだな。

ま、でも

 

八幡「もう、仲直りしたんだろ?だってあんなに息ピッタリで戦ってたし」

 

留美「・・・・・・」

 

奈々海「・・・る、留美ちゃん。ごめんなさい!私、いじめられるのが怖くて留美ちゃんを虐めちゃった。ほんとにごめんね。けど、もし許してくれるなら。もう一度お友達に・・・親友になってくれませんか?」

 

それを聞くと留美は泣き始めた。

 

留美「・・・遅いよ、バカ」ポロポロ

 

奈々海「ごめんね留美ちゃん。ほんとにごめんね」ポロポロ

 

これが青春って奴か俺には全然経験ないがいいもんなのかねぇ。ま、一件落着したようだからよかったよかった

 

奈々海「八幡さんもありがとうございました。」

 

留美「八幡、ありがとう。」

 

八幡「は?いや、俺は何もしてないだろ。」

 

留美「私たちを助けてくれたりとか色々としてくれたから」

 

奈々海「八幡さんが居なかったら私達は仲直りできなかったと思います。だからありがとうございました」

 

・・・まっいっか。

 

ポンポン

 

俺は無意識的に2人の頭を撫でていた。

 

奈々海「ひゃ、ひゃちまんさん!?」////

 

留美「な、何してるの八幡!?」////

 

あっ、やべっ!無意識だったわ

 

八幡「わ、悪い」

 

そんなことをしていると合宿していた宿舎に戻ってきていた。

 

それからは留美たちはちゃんと仲直りしたらしい。よかったよかった一件落着「ハチ君!」・・・じゃないな。

 

穂乃果「・・・そこに正座!」

 

八幡「えっ、いや何で 海未「ハチ!速く!」はい!すみません!」ササッ

 

それから1時間くらい6人に説教されましたはい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静「みんな3日間ご苦労だった。それではこれで解散とする。」

 

それから俺らは何事もなくボランティアを終え帰ってきた。

 

八幡「さてと、帰りましょうかね。」

 

穂乃果「帰ろ帰ろー」

 

海未「そうですね帰りましょうか」

 

真姫「今日は帰ってお風呂に入ってすぐに寝ちゃいそうだわ。」

 

凛「凛もにゃー」

 

花陽「で、でも楽しかったから私は良かったかな?」

 

ことり「ことりも♪」

 

まあ、全員楽しめたようでよかったよかった。そうして俺らはさっさと帰った。

 

八幡「ただいまー」

 

恭子「あ、おかえりなさい八幡君。」

 

あ、そうだあのこと言っておかないと

 

八幡「恭子さん。今回千葉村で悪魔級のガーゴイルと交戦。負傷者は出ませんでしたし、俺が一人で倒せたのでよかったんですが一応警戒をお願いします。」

 

恭子「ガーゴイルですか!?・・・まさか悪魔級まで出てくるとは。分かりました上の人に言っておきます。」

 

よし、それじゃあ俺は寝るか!

 

恭子「八幡君、寝るんですか?まあ疲れた見たいですししょうがないか。じゃあおやすみなさい八幡君」

 

そう言われ俺は返事をしながら自分の部屋に入りベッドに直行した。

 

 


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