魔法使いとチート八幡の日常   作:しろ@「 」

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魔法使いとチート八幡の日常‐異世界編‐9

 

さて、決闘も終わったしな隊室に戻るかなと。

 

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

 

そう声をかけられた

 

八幡「ん?なんだ?まだ文句あんのか?」

 

「そ、そのだからあれよ。あ、あんたが勝ったら何でも言う事を聞く」ゴニョゴョ

 

八幡「なんて言ったんだ?」

 

「だ、だから!あんたが勝ったんだから何でも命令しなさいよ!!どうせ私にエッチな命令でするんでしょ!?だったらさっさと言いなさいよ!」

 

勝ったら命令?ああ、そんな約束あったな。でも、こいつなんか勘違いしてるよな。エッチな命令って・・・

 

八幡「・・・はぁ、あのなお前から見て俺はどんな性格してんだよ」

 

「・・・鬼畜でエロい男」

 

八幡「うぉい!?」

 

ちょっとまって!?何でそんな偏見持たれてんだ俺。何かしたっけ

 

八幡「はぁ、とにかく俺はエッチな事なんて頼まねぇよ。そうだな・・・んじゃあ街の案内でも頼もうかな」

 

俺、まだどこに何があるかすら分かんないしな。

 

「は、はぁ?街の案内?何でそんな事しないといけないの?」

 

あ、そっかこいつらには言ってなかったな

 

八幡「俺、この街に来たの昨日だしまだどこに何があるかすらわかんねぇし」

 

「えっ?き、昨日この街に来たの?そ、そうなんだ・・・」

 

レイカ「あ、あのー隊長、それよりも速く隊室に戻りませんか?寒いです・・・」

 

八幡「おっと、すまん。んじゃあその話は隊室でするか」

 

そう言って俺らは隊室へと戻った。

 

八幡「さてと、そう言えば俺はこの隊室のどこに座るかすらもわかんねぇんだけど。どこに座ればいいんだ?」

 

まさか床とか言わねぇよな。それだったら俺泣くぞ?

 

「えっとねー、ここだよ!」

 

隊室の資料かなんかがいっぱい置いてある所に連れてこられた。その資料の後ろに回るとそこには立派な椅子があった。

 

八幡「スゲェななんか隊長って感じの椅子だわ」

 

「あはは、何言ってるの?今日からあなたは隊長だよ?」

 

そうだったそうだった。実感が無かったから気づかなかった。

と、その前に一つやらないといけない事があんだよなぁ。はぁ

 

八幡「えっと、一つやらないといけない事があるんだがいいか?」

 

「やらないといけない事?何よそれは。」

 

ふっふっふっ。それはこれだな。

 

八幡「自己紹介だ。」

 

「自己紹介?」

 

レイカ「そう言えば・・・」

 

「やってなかったなぁ自己紹介」

 

「・・・・・・」

 

さてとんじゃあ俺からやっとくかな。

 

八幡「んじゃあまずは俺から。俺は比企谷八幡です。12歳です。よろしく」

 

「はいはーい、次は私ね。私はリリーナ・ウェリアム。12歳だよー。よろしく!リリーって呼んでね?」

 

赤髪でポニーテールのリリーか。よし覚えた。

 

レイカ「次は私ですね。私はレイカ・アインクライネ。12歳です。よろしくお願いします」

 

この黒髪ロングで清楚な感じがレイカか。よし覚えた。

 

「・・・・・・モカ・ヘリオス。12歳。よろしくお願いします。」

 

この無口っぽい感じの銀髪ショートはモカか。覚えた。

 

「じゃあ私か。私はマナ・スプラウト。12歳よ。よろしく」

この金髪ショートみたいなロングみたいなのがマナか覚えた。

 

よし、自己紹介もおわったし。今日は終わりでいいよな。

 

八幡「んじゃあ今日は終わって。明日はマナに俺は街を案内してもらう。リリー達はどうする?」

 

俺らがいないと3人じゃきつそうだし休みにするかな明日は

 

リリー「うーん、じゃあ明日はみんなで街に行こうよ。暇だし」

 

みんなで・・・ね。まぁいいか。

 

マナ「そうね。じゃあみんなで行きましょうか」

 

レイカ「良いですね。楽しそう」

 

モカ グッ

 

モカもグッジョブしてるし。まぁいいか。

 

八幡「んじゃあ明日はここに集まってから街に行くってことで。今日はこれで解散!」

 

そうして俺の討伐軍での1日はおわった。


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