さてさて今回は誰なのか?ではどうぞー!
まだまだ言い足りないけどとりあえず1人目は言い終えた。次は…
「と、戸塚君いくらなんでも言い過ぎじゃないかしら!」
「そ、そうだよさいちゃん!そこまで言うことないじゃん!?」
「そうかな?でもこれでもかなり抑えてると思うんだけど。それに言い過ぎって2人共言うけどさ、普段の2人が八幡に言っていることに比べれば全然だと思うんだけどそれはどうかな?」
「そ、それは…」
自覚あるのにこの2人は…
「まあ、それはあとにして…次は一色さんだね。」
「わ、私ですか!?」
「うん。一色さんは何かと八幡に仕事を手伝わせてるよね。それも八幡が渋ると脅して強制的に。」
「それは先輩には…」
「生徒会長にした責任…があるからだね?」
「!?(なんでそれを戸塚先輩が!?)え、ええ。だから先輩は私を手伝う義務があります。」
「そっか…。たしかにそれは八幡にも責任があるね。」
「で、ですよね!」
たしかにそれは八幡が勧めたから少なからず八幡にも責任はある。けど…
「でももう十二分に八幡は責任を果たしたと僕は思うんだけど?」
「へ?」
「一色さんが生徒会長になってから普段の雑務はもちろん、海浜高校との合同イベントに向けた会議への参加、書類とか十分すぎるほど色々やったと思うんだ。」
「いや、でも…」
「あと一色さんたまに他の生徒会役員の人を帰らせて、八幡に仕事手伝わせてるよね?」
「!?」
「その時、八幡は8割に対して一色さんは2割、ひどい時は八幡が9割5分やっているよね?それはちょっとどころじゃないと思うし、いただけないよ。」
「さらに言うならば確かに生徒会長になることを提案したのは八幡だけど、やると決めたのは紛れもなく一色さん自身だよね?それなのに殆ど手伝わせる業務を八幡に任せてていいのかなと思うけどな。」
「……。」
「それに仮にこれからも八幡に手伝ってもらうとして来年度からは一体どうする気なの?来年、僕達は受験生になってかなり忙しくなるから八幡も一色さんに一々構っている暇とかがどんどんなくなるんだよ?」
「来年入ってくる1年生からしたら生徒会長は憧れだと思うんだ。それなのに生徒会長が仕事を自分で殆どしないで先輩に、それも3年生に手伝わせていると知ったらどう思うかな?」
「……それは」
「そんなことばかりしてたら、また生徒会長に勝手に立候補させられたことみたいなことが君に起きるかもしれないよ。」
「な、なんで戸塚先輩がそれを!?何でそんなに色々知っているんですか!?」
「何でもは知らないよ。僕が知っていることだけだよ。」
そんなことは今はどうでもいい。今は…
「で、それでもいいのかな?」
「そ、そんなのもう嫌です!」
「でしょ?だったらもう少し考えて行動しようよ。猫かぶるのに慣れてるなら大丈夫だよね?」
「はい…」
「たしかに頼ることは大切だけど頼ってばかりじゃ成長しない。自分ができることを精一杯やってから、できないことは他の生徒会役員に頼んだり、教えてもらう。その段階で他の生徒会役員でも手が足りずダメならば、八幡に頼んだりするのは構わないと思う。それができるようになれば葉山君だって気にかけるかもしれない。分かった?」
「分かりました…」
「うん、でももし今度八幡を強制的に働かせたら分かる…よね?」
「は、はい!」ダラダラ
これて2人目…
・・・・・・・
「「「「ごちそうさまでした」」」」
「よし、それじゃあ俺が食器洗うわ。」
「いいよ別にあんたは座ってな。」
「いや、俺は養われる気はあるが施しを受けるつもりはないからな。これくらいはさせてくれ。」
「ふふ、何それ。ならあたしが洗うからあんたはそれを拭いて。」
「了解。」
ジャージャージャー
フキフキフキ
ジャージャージャー
フキフキフキ
「なんかはーちゃんとさーちゃんふーふみたい!」
「な///」
「え///も、もうけーちゃんたら///」