真・恋姫†無双 魏伝アフター   作:凍傷(ぜろくろ)

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12:呉/波乱の一日【下巻】①

31/互いを知るということ

 

-_-/周泰

 

 ───暖かいのは嫌いじゃあなかった。

 お日様の暖かさが好き。暖かくなった風が好き。陽の光を浴びて、温かくなったお猫様が好き。

 日差しを感じて、風に撫でられて、それらの匂いを含んだお猫様のモフモフを感じるのが大好き。

 だけど、この温かさは少しだけ、ほんの少しだけ怖いです。

 

「ぁ……ぅ……」

 

 先ほどまで一人でした。

 一人で、なにをするでもなく座りこんで……いえ、はい、座りこんでいました。なにもしていなかったです。

 考えることは……ぅぅっ……一刀様と、その…………を、してしまったこと、ばかりで。

 けれど。

 

「怖っ!!」

「はぅわっ!?」

「ゲェーーーッ!! しまった!!」

 

 急に耳に届いた声に驚きました。

 何故って、いつの間にか隣に一刀様が座っていたからです。

 慌てた様子で叫ぶ姿は、なんだかその……とても普通です。

 最初は天の御遣いと呼ばれていたから、凄く偉い人なのかと思っていましたが……偉ぶる様子もなく、むしろ誰とでも肩を組んで笑うことの出来るお方でした。

 そう、最初は洛陽。

 監視を命じられ、村の外れの川での会話を聞いていました。

 次に兵とも笑って話せる彼を、宴の中でもいつの間にか中心に居た彼を見ていました。

 ……それは、とても不思議な光景です。

 あの曹操殿に認められていて、魏の皆さんに迎えられ、恐縮することなく笑顔でただいまを言える人。

 どこか陰りがあった魏の皆さんに笑顔が戻り、手を伸ばす存在……友達、というのがとても眩しいものに思えました。

 私の友達は……亞莎です。けど、私が亞莎と手を繋ぐことはあまりない……いえ、最後に繋いだのがいつだったのかも思い出せません。

 一刀様と出会ってから意識して繋ぎ合うことがあったくらいで、それより以前を思い出せないでいます。

 

「………」

 

 そんな手が今、一刀様の手に包まれています。

 とても暖かいけど、少し怖いです。

 心臓が痛いくらいに脈打って、気づけば体が震えていて。

 敵を前にした時は、むしろ心は冷えるというのに……どうしたというのでしょうか、私は。

 一刀様に傷の手当てを……い、いえ……傷口に口付け……はぅぁあうっ! 違います違いますっ!

 あ、あれは手当て、そう、手当てをしてもらっただけでしてあうぁぅあぁあ~……!!

 

「うぅ……」

 

 でも。一刀様の唇が傷を覆い、直線に走る赤を一刀様の舌がやさしく撫でた時から、たしかに私の鼓動はどうかしてしまいました。

 一刀様と城壁の上を駆け続けても、呼吸はそう乱れません。走ることで苦しいと思うことなど、ここしばらくありません。

 ではこの息苦しさは、熱っぽさはなんだというのでしょうか。不思議です。不思議で……やっぱり少しだけ怖いです。

 こんなこと、今までありませんでした。

 一刀様の傍はなんだか居心地がよくて、やさしい声、笑顔、どれもが暖かくて好きです。

 まるでお猫さまのモフモフを体感しているときにも似た高揚が、私の心を満たします。

 なのに、今の暖かさは……何度確かめてみても、少しだけ怖いです。怖いのですけど……それよりも、ふと見た一刀様の表情に驚きました。

 変わらずの笑顔をくれるのですけど、その笑顔がいつもと違う。

 寂しげであり悲しげであり、けれどどこか強い意思を抱いたような……言葉で表すのは難しい笑顔。

 表面だけで受け取れれば、きっと私も笑顔を返せていたのかもしれません。けど、内面を探ろうとしてしまう癖は、乱世を終えてもまだそうそう抜けるものではなかったのです。

 

「一刀……様……?」

「ん、あ……ごめん、少し考え事してた」

「考え事、ですか?」

「そ、考え事」

 

 それは軽い返事でした。なのに、笑顔はみるみる翳りを含んで、苦笑になってしまいます。

 

「か、一刀様っ」

「え? あ……ど、どうした?」

「一刀様っ、元気を……元気を出してくださいっ。そんな苦笑い、一刀様には似合いませんっ」

「……へ?」

 

 だから言いました。

 一刀様にはそんな笑顔よりも、民の皆さんも思わず笑ってしまうような笑顔が似合っています。

 こんな笑顔、一刀様の笑顔じゃありません。そう伝えるために。

 すると一刀様は困惑を含んで、頬を一度掻いたあとに……笑い出しました。

 

「え? え? あの、一刀様?」

「あ、や、ごめっ……はははっ、まさか励ましに来て、励まされるだなんて思ってもみなかったから」

 

 そして、一度深く溜め息。

 次ぐ行動は、繋いだ手とは別の手を私の頭に乗せ、撫でるという行為であぅあぁあーっ!?

 

「かかっかか一刀様っ!?」

「ごめん。それから、ありがとう。今ちょっと、自分の弱さとか相手の強さに悩んでた」

「……?」

 

 仰る意味が上手く頭の中に通りません。

 けれど笑顔になってくれたことが、どうやら私はとても嬉しかったようで、胸が暖かくなるのを感じました。

 

「頑張ろう頑張ろうって意識すればするほど、自分に出来ないことばっかりが見つかってさ。“それ”が出来ていればすぐにでも助けられる人が居るのに、自分にはそれが出来ない───そんな悔しさとか無力さがさ、頭の中いっぱいになったら……ごめん、変な顔してただろ」

「あの、それは」

「はは、自覚あるから。それより……えと。さっきのことだけど───」

「!!」

 

 息が止まるのを感じた。急に話を引き出され、少しだけ忘れかけていたことが頭を占めてしまいます。

 そうなっては先ほどまでのように顔が熱くなるのを止められず、息が苦しくなるほどの胸の締め付けが止みません。

 

「まずは、ごめん」

「───ぁぅ」

 

 けれど、そんな熱さもその一言で冷たい傷口のように凍てついてしまいました。

 なぜ謝るのですか? あれは、そんなにも悪いことだったのですか?

 そんな思いがぐるぐると頭の中を占め、それなのにどうして痛いのか、苦しいのかがわかりません。

 わからないのに、事故として片付けられてしまうのが苦しくて、悲しくて───

 

「俺、さっきのその……キス、あ───接吻っていったほうが通るかな。とと、とにかくっ、接吻、のこと……謝りたくない。そのことをまず、ごめん」

「え?」

 

 ところが、その悲しみや苦しみが困惑に飲まれます。

 謝りたくないことを謝りたい……おかしな言葉ですけど、私は困惑とともに……少し熱さを取り戻しました。

 

「あ、あの、かずっ……!? えぇ……?」

 

 何を言えばいいのかがわからないです。

 訂正させてほしいです。少しどころではありません、すごく、すごく熱いです。

 

「どんな形であれ“してしまったもの”をごめんなんて言えば、傷つくかもしれないって思ったんだ。俺の勝手な言い分だし、謝れって言うなら謝るべきなんだろうけどさ。……でも、それで許しちゃったら、その……周泰の接吻はそんな、謝るくらいで許せるものなのか、とも考えちゃって……えぇ、っと……な、なんて言ったらいいのかすぐ出て来ないけど……うん。周泰」

「はぅあっ!? ななななんでしょうっ!?」

 

 一刀様が、ひどく真面目な顔で私の目を覗きこんできます。

 真っ直ぐに、逸らすことのない眼差しで。

 

「俺達は友達だ。だけど、だからってなんでも許し合うのはちょっと違う。友達だからこそ言わなきゃいけないことは言って、間違ったことは止めるべきなんだって思う。だからさ───もし周泰が俺がしたことを許してくれるなら、俺に罰をくれないか?」

「え……ば、罰、ですか?」

「ああ。周泰が、それなら許せるって思える罰を……俺に。それを実行して、もし俺を本当に許せるんだとしたら……また、手を繋いでほしい」

「そんなっ、私、怒ってないですっ! 私が頭を下げたりしたからあんなことになったのに───!」

「だめだよ、周泰。女の子の唇とは、そんな好きでもない相手と交わしてごめんなさいで許されるものじゃ───」

「ち、ちが……!」

 

 胸が痛みます。

 好きでもない相手……そう言われたのが、どうしてか辛いです。

 そうだ……私は、嫌だったのでしょうか。あんなことがあって、胸が苦しくて……苦しいということは、嫌だったのでしょうか。

 嫌だったとして、ならば何故、好きでもない相手と言われて苦しいのでしょう。

 私は───……私は……。

 

「………」

 

 深く……自分に問いかけるように考えていると、ふと……大きめの甕を傾けてお酒を飲んでいた祭さまのことを思い出します。

 「辛気臭い顔をするな、酒が不味くなるわ」と仰られた祭さまは、何をどうすれば顔の熱さや胸の苦しさを克服できるのかを教えてくださりました。

 お酒を飲み、とろけるようなお顔で「辛いことなど回数をこなして慣れてしまえい。どれだけやっても死に繋がらんのなら、それほど簡単なことはあるまいよ」と。

 ……そうです。わからないことだらけならば、自ら飛び込んで知っていけばいいのです。

 ならばまず、私がすべきことは───

 

「……わかり、ました。───~っ……では一刀様っ、目を閉じてくださいっ。思い切り、いかせていただきますっ」

「おもっ……!? お、おぉお……おおっ、わわわかった、俺も男だ二言は───な、ないといいなぁ……」

 

 どこか驚いた様子で、一刀様が目を閉ざします。地面に座して、すぅ……と息を吸って。

 だから私も、繋がれたままの手をきゅっと握り返して───怖いままだったけれど、怖さから逃げずに真正面からぶつかってみました。

 嫌だったのか、嫌ではなかったのか。それを知りたいのなら、同じことをしてみればいい……そう思い、その……綺麗な姿勢で座し、目を閉ざしている一刀様の唇へと、自分の唇を押し当てました。

 

「ふぐっ!? ん、んんっ!?」

 

 驚いたのか、一刀様が暴れようとします。

 でも……まだです、私の中で答えがまだ出ていません。

 嫌だったのか嫌ではなかったのか。その答えを出すために、私は一刀様の首を抱くようにして唇を押し付けました。

 恥ずかしさのあまり目を開けてなどいられるわけもなく、きゅっと目を閉じて、息をするのも忘れて。

 

「………」

「………」

 

 どれだけそうしていたのでしょう。

 いつしか一刀様からの抵抗は無くなり、訳がわからないままでも……押し退けるようなことはせず、軽く背中をたんたんっと叩きました。その拍子に私の心はひどく落ち着きを取り戻します。

 次の瞬間には慌てて一刀様から離れたわけですが───……嫌、だなんてとんでもないです。私は……私は、離れた瞬間に“離れたくない”とさえ思ってしまいました。

 そう、嫌だなんてとんでもない。私は、偶然とはいえ一刀様とあんなことになってしまったことを喜んでいて───

 

「あぅぁっ……も、申し訳ありませんです一刀様っ!! わわ私はなんというっ!」

「い、いやっ……申し訳ないって言われるよりもその…………え、えぇえええええっ!!? しゅしゅしゅしゅうた───あ、いやっ……あ、あー……落ち着け、落ち着けぇえ……! 両方が慌てたら落ち着くものも落ち着かない……!」

 

 すぐに逃げ出したい衝動に駆られますが、きゅっと握られている手がそれを許してくれません。

 ……いえ、許してくれないのではなく、そうしたらだめだと伝えてくれているような気がします。

 

「すぅ……はぁ…………うん。えっと……周泰? 俺、てっきり殴られるかと思ってたんだけど、なんだってこんな……」

「はぅわっ! そそ、それはそのっ……ですねっ……! あの……うう……っ……そのっ、私はその、嫌だったのか嫌ではなかったのか、知りたかったんですっ!」

「……嫌? え、それって───」

「は、はい……一刀様との接吻が嫌ではないかを……。わ、私は……一刀様に“好きでもない相手”と言われたとき、とても悲しく感じたんです。けれど偶然とはいえ一刀様と接吻をしてしまったあと、私は……全てのことが訳がわからなくなってしまう中でも、一刀様のことばかりを考えていました」

「………」

 

 一刀様は口を挟まずに真っ直ぐに私を見て、聞いてくださっています。

 困惑が混ざったままの表情ですけど、嫌な顔をせずに聞いてくれる姿が、どうしてかとても嬉しいと思える自分が居ます。

 最初はきっと困惑ばかりで、嫌だったかとすぐに問われれば“嫌だった”と返したに違いありません。けれどそれがきっかけで一刀様のことばかりを考えて、あの時の一刀様はだとか、あの時に仰った言葉はとか、いろいろ考えているうちに……溜め息を吐けば吐くほど、困惑も、嫌な気持ちも、薄れていったんだと思います。

 

「ですからその、祭さまのお言葉に習うよう、回数を重ねて理解してみようと───」

「ちょっと待った!」

「ふえ?」

 

 ……どうしたのでしょう。祭さまの名前が出た途端、一刀様は片手で顔を覆うと“たはぁ~……”と深い嘆息を吐きました。

 さらには「周泰が急にあんなことするなんて、やっぱりあの人の入れ知恵か……」と小さく呟いて───

 

「いいえっ、祭さまは私に助言をくれただけであって、その……今の接吻は私の意思で───あぅあぁっ!? い、いえこれはそのっ……!」

 

 自分の意思で接吻をした……その言葉が、私の頭の中を熱で埋め尽くします。

 やっぱりすぐに逃げ出したくなるのですが、立ち上がり駆け出そうとした私の手を引く、繋がれたままの手がありました。

 それは私の手をクンッと引き、思わず体勢を崩した私をすっぽりと受け止めて───……頭を、撫でてくれます。

 

「落ち着いて、周泰。その、事情はまあ……いろいろわかったから。確かめた上で、嫌だって思わないでくれたなら……逃げないでほしい」

「………」

 

 一刀様の胡坐(あぐら)に座りこむように、すっぽりと後ろから抱きすくめられ、頭を撫でられる。

 そんなことをされるだけで心が暖かくなり、いっそ荒れていると言えるくらいにざわめいていた胸の中も落ち着いて、私は……小さな熱い溜め息とともに、そんな状況を受け入れてしまいました。

 

「……よかった。嫌われたんじゃないかって、すごく怖かった」

「嫌うなんて、そんなことしないですっ! はうわっ……!」

「そっか、うん。よかった───そっか」

 

 勝手に動いた口が即答を返した途端、私の心はざわめきを取り戻し……たのですが、やさしくやさしく頭を撫でられると、そのざわめきもどこかへ行ってしまいます。

 ……うう、お猫様が頭や喉を撫でられると目を細めるのは、こんな気持ちになるからなのでしょうか。

 ですがどれだけ撫でられても、私の心は一刀様の手から逃れたいとは思いません。お猫様は途中で嫌がり、逃げてしまうものなのですが……。

 なんだかいろいろなことがわからなくなってきました……冷静に、冷静にならなければいけないということだけはわかっているのに、頭が上手く働いてくれません。

 えと、えとえと……あぅぁうぁ……なな、何故こんな状況になってしまったのでしょうか。

 お猫様と戯れていたら一刀様が駆けてきて、お猫様に引っ掻かれて、一刀様が手当てをしてくださり、亞莎を探して、思春殿に捕まって、亞莎が一刀様に真名で呼ばれている姿が……その、羨ましくて……それから、それから───

 

(そうですっ、真名───!)

 

 はっと思い至る。

 結局一刀様は私を真名では呼んでくださってません。

 その事実を思い出したら、もう止まれませんでした。

 

「か、一刀様っ」

「うん? なんだ? 周泰」

「あぅあっ……」

 

 自分の肩越しに見上げる一刀様の顔……やさしい笑顔。

 全てを包みこむような穏やかさと包容力があるその顔が、自分にだけ向けられているという事実に頭が燃え上がりそうに───いえいえいえいえっ!

 

「一刀様っ」

 

 頭を振って、熱を逃がす。

 結果として、頭を撫でてくださっていた一刀様の手を払い除けるような形になってしまいましたが、今は心の中で謝ると同時に先へ。

 

「周泰?」

「あのっ、……あのっ。その……ま、真名を……」

「……? あ───」

 

 いつもなら躊躇することなく出せる言葉が、喉に痞えて出てきてくれません。

 届けたい言葉があるのに、はっきりと口にできません。

 だから……一刀様が言ったように、届かないならば伸ばそうと……繋がれた手に力を込めました。

 すると一刀様は安心したような嬉しそうな顔で、私の目を真っ直ぐに見て───

 

「……うん。これからもよろしく、“明命”」

「~っ……」

 

 嬉しい……はい。この感情を言葉で表すのなら、きっと“嬉しい”なのでしょう。

 真っ直ぐに目を逸らさずに言われた自分の真名……大切なものが聴覚を伝って内側へと流れる。

 そんな感覚を“嬉しさ”として受け取った瞬間、私は言葉も発せられないくらいに頭が熱くなるのを感じて、なんだか意識が薄れて───

 

「……あれ? 周泰……じゃなかった、明命……って熱っ!!? どうしたんだみんめ───うわぁ目ぇ回してる!! 救急車ァアア!! 救急車を呼べェエエエ!! ってそんなのないからっ! ととととにかく城に運ばないとっ……思春っ、先に戻って寝床の用意を───」

「貴様が私に命令するな」

「命令じゃなくてお願いだからっ! ていうかほんとに居たのか!? 居たなら探すの手伝ってくれたって───ああもうっ! とにかく頼むよっ! 俺も明命背負ってすぐ追うから!」

「………」

「そんな目で見なくたってなにもしないからッ!! 何を疑われてるんだ俺!! ただ急いで明命を運ぼうと……って言ってる暇があったら走ろう!」

 

 薄れていく意識の中、一刀様の背負われながら、そんな会話を聞きました。

 なんだか可笑しくて、笑いそうになるんですけど……笑みをこぼすくらいしか出来ず。

 やがて、温かくて大きな背中を胸一杯に感じながら、私は目を閉じました。

 ……その。閉じたというか、開けていられなかっただけですけど。




 えー……はい。またしても花騎士やってました。
 あとは別作品を書いていたり、BookLiveで買ったこのすば全巻を見ていたり。
 やばいですね、このすば面白いです。
 なんというかするする読める空気があるといいますか、えーと……はい、更新放置状態でごめんなさい。
 花騎士のガールズシンフォニーコラボも終わったので、今度こそ普通に編集できるはず……!
 ではまた②で。

あ、今回初めて誤字報告なるものをしていただきました。
虚和さん、ありがとうございました。

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