Fate/GrandOrderとセブンスドラゴンシリーズを混ぜてみた   作:白鷺 葵

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【諸注意】
・もしもカドックが契約したのが異星の神ではなく、我が家の統合者(どこぞの宇宙にいる最後の竜にして人類の権化)だったら。
・もしも拗らせる前のカドック主従が、セブンスドラゴンⅢの世界に放り込まれたら。
・EXTELLA形式のように、カドックが「ナナドラⅢを実体験していた記憶と魂」と「1年間意識不明だった本体」に別れたら。
・書き手にとっては鬱ネタだと思っている。
・このシーンが書きたくてこの話を書いた。
・この物語の主人公=ぐだ男/調(しらべ) 律治(おとはる)
・『百花繚乱クロニクルセブン』の世界観に関するネタバレに抵触する可能性がある。あちらの方でも大分バレバレだが、注意してほしい。
・クロスオーバーのバランスはナナドラ>越えられない壁>FGO(重要)。
・クロスオーバーのバランスはナナドラ>越えられない壁>FGO(重要)。
・クロスオーバーのバランスはナナドラ>越えられない壁>FGO(重要)。
・クロスオーバーのバランスはナナドラ>越えられない壁>FGO(重要)。
・真竜がFate関連要素をこき下ろす言動が出てくる(重要)
・真竜がFate関連要素をこき下ろす言動が出てくる(重要)
・真竜がFate関連要素をこき下ろす言動が出てくる(重要)
・セブンスドラゴン無印・2020シリーズ・Ⅲ-code:VFD-の容赦のないネタバレ。
・パワーワードのオンパレード。


ユウマ「今度こそ、俺は、キミの友達になりたかった」カドック「馬鹿野郎」

 もしも願いが叶うなら、もう1度会いたい。

 そうして今度は、キミと友達になるんだ。

 

 

***

 

 

 ――ああ、カドック。

 

 ……知らなかったな。キミ、双子だったんですね。あの人はキミのお兄さんですか? それとも、弟さん? ――ああ成程。ならば、今まで感じてきた違和感に対して納得できます。キミが俺のことを知らないなんて、思い出せないなんてこと、全然あり得ない事象ですからね。

 だってそうでしょう? 俺とキミは、あれだけ派手な喧嘩をしたじゃないですか。お互いがお互いの価値を証明するために、自分たちが決めた未来の行く末を現実にするために、人類の統合者候補として殺し合った仲でしょう? それで忘れられるとか、俺、どれだけキミの眼中になかったんだってことになるじゃないですか。

 ――えっ? “僕に双子の兄弟はいない”? じゃあ、彼は他人の空似ってことですか? あんなにキミとそっくりなのに? ……まあ、世の中には自分と同じ顔を持つ人間は3人いると聞きますからね。そういうことも、あるんでしょう。

 

 利用されていたことは最初から知っていたけど、カドックと呼べば普通に返事をしてくれたから。さもそれが、自分の名前みたいに反応するから。

 ……だからつい、俺も、自分から騙されることを選んだんです。一緒にいればいつか思い出してくれるって――……俺が認めたカドックなら、俺のことを思い出してくれるって。

 

 あーあ。こんなのだから、俺はキミのライバルになれなかったのか。

 キミと赤の他人の区別がつかないようじゃ、全然駄目だよなぁ。

 

 初めて彼を見たとき、俺、胸が痛くなったんです。だってあそこにいたのは、あの旅路で得た答えのすべてがごっそり抜け落ちたキミにしか見えなかったから。

 

 俺とは正反対の人生を歩みながら、俺とは正反対の栄光を掴んだキミは、あんなひどい顔なんてしていなかった。あんな痛々しい横顔なんてしてなかった。着実に積み上げた一歩を糧にして、自信へと変えていった。人間としての証明を成し得たキミの姿は、俺にとって、一番格好いい英雄だったんです。

 一緒に並びたてるような存在になりたかった。キミに置いて行かれたくなかったんです。今もあの頃も、それだけは全然変わらなかった。……この結果を見る限り、俺は「変われなかった」のかもしれませんね。結局、()()()()()になってしまったのだから。学習能力のない奴で本当に申し訳ない。

 

 でも、考えたんです。『どうしたらキミは俺のことを思い出してくれるのか』って。あのときと同じようにすれば思い出してくれるんじゃないかって、思い出さざるを得ないんじゃないかって、そんな答えしか思い浮かばなかった。もっと冷静に、時間をかければ、また違う答えが出せたのかもしれないけど。

 『あいつのことは知らないけど、向うが勝手に懐いてきた。それを利用すればいい。後で使い潰せばいい』と影で言われて、怖くて悲しくて、嫌で、辛くて。だって、俺のことを『大事な仲間だ』って言ってくれたキミの口から、アクツ総司令と同じ言葉が出て来るだなんて想像できるはずなかった。

 我慢なんかできませんでした。早く思い出してほしいと思いました。こんな状態になったキミを――憧れたライバルが酷い有様になった姿を、あれ以上、もう見ていたくなかった。その為なら何だってやろうと思うくらいには、キミの言葉は俺にとって衝撃的なものだったんですよ。本当に。

 

 ――だから、同じことをしたんです。

 

 あの時と同じ光景を再現すれば、俺の為に泣いてくれたカドックとまた会えるんじゃないかって。

 俺のことを思い出して、名前を呼んでもらえるんじゃないかって、信じたんです。

 

 ……馬鹿でしょう? そうです。俺、本当はとんでもない馬鹿なんですよ。

 キミに褒められたくて、認められたい一心で化け物になった筋金入りの馬鹿野郎なんです。

 また会えたら友達になりたいって理由だけで、ずっとこの永久凍土を彷徨っていた馬鹿野郎なんです。

 

 挙句の果てには、赤の他人とキミを見間違えていて、赤の他人相手にこんな茶番をしていたってことが明らかになった。……本当、俺は一体何をしていたんでしょう? 人違いだなんて凡ミス、今まで一度もしたことがなかったのに。俺としたことが、人生最大の汚点です。

 俺の目はいつも節穴だった。肝心要のことを見落としてばかりで、気づいたときにはいつも取り返しのつかない状態になっている。もっと一緒にいたいと願っても、俺の身体はもう朽ちる以外の道しか残されていない。死ぬ以外に選択肢がないんですよ。今も、あのときも。

 

 こんな俺が、キミのライバルを名乗るなんて烏滸がましかった。

 こんな俺が、キミと友達になりたいと願うなんて許されるはずがなかった。

 

 ――こんな俺は、キミともう一度会いたいなんて、言う資格はなかったんだ。

 

 

 ……カドック。……カドック・ゼムルプス。

 キミのこと、勝手に友達だと呼んで、すみません。

 無許可で“キミの友達”だと名乗って、ごめんなさい。

 

 もう言わないから、最後に1つだけ。

 キミに伝えることを、許してください。

 

 

 

 ――今度こそ、俺は、キミの友達になりたかった。

 

 

◆◆

 

 

『カドック』

 

『もしもまた会えたら……今度はキミと、……ともだち、に――』

 

 

 どうしてコイツは、僕が返事をする前に、遠くへ行ってしまうのだろうか。

 

 

『……カドック。……カドック・ゼムルプス』

 

『キミのこと……勝手に友達だと呼んで、すみません』

 

『……無許可で“キミの友達”だと名乗って、ごめんなさい』

 

『――今度こそ、俺は、キミの友達になりたかった』

 

 

 どうして僕は、コイツに返事を伝えるのに、いつも一歩遅くなってしまうのだろうか。

 

 申し訳なさそうな顔をした僕の友達は、僕が友達だと答えるよりも先に逝ってしまった。人類の権化によって飛ばされた世界で彼を看取ったときと同じように、服や肉体のすべてを塵にして消えてしまった。冷たく冷え切った――けれど永久凍土という環境下では確かな熱を持っていたぬくもりも残さないままで。

 掴んでいた手は塵芥と成り果てた。僕の手の中に残されたのは、鈍く銀の光を放つネームタグ。如月ユウマが存在していた証であり、唯一彼を証明するもの。真っ白な雪は赤黒い体液で汚れていたけど、この吹雪によって飲み込まれて消えてしまうのだろう。その事実が痛くて、苦しくて、僕はネームタグを強く握った。

 

 

「……ああ、そんな……! どうして、どうしてこんなことに……!!」

 

 

 いつかの悪夢が再演された光景に、アナスタシアは愕然と立ち尽くした。

 もう何も失いたくないと願った自分たちの手から、また1つすり抜けてしまった。

 

 

「馬鹿野郎」

 

 

 僕にアイツを詰る資格はない。アイツが死ぬ羽目になったのは僕のせいだ。

 それでも言葉は止まらなかった。もう1度僕は「馬鹿野郎」と紡ぐ。

 申し訳なさそうに笑いながら逝ってしまった友達の姿は、まだ鮮明で。

 

 

「お前は間違っちゃいない。お前の判断は、ある意味で正しかった」

 

 

 それ故に、この悲劇は始まった。

 それ故に、この顛末が定まった。

 

 

「お前が僕だと思っていた奴は、『お前を知らない僕』だ。……だから、見間違えるのは、当然で」

 

 

 一度『間違った経験(こと)』があったお前だから、今度こそと奮起するのは、予想すべき事態で。

 

 

「救いようのない大馬鹿野郎は、僕の方だ……!」

 

 

 一度『間違った経験(こと)』があった僕だから、今度こそと奮起しなければならなかったのに。

 

 永久凍土にお前がいるだなんて露ほども思わなかった僕の落ち度だ。

 僕よりも、僕の本体とブッキングする危険性を考慮しなかった僕の落ち度だ。

 お前が最期に残した言葉が何だったのかを考えなかった僕の落ち度だ。

 

 

「僕も、お前と会いたかった。……お前と会えたら、友達になりたいって、言いたかったのに――!!」

 

 

 何事にも犠牲はつきもの。最善手や最小の犠牲だなんて言葉は、あの地獄を知らないまま生きていられる部外者だからこそ言える言葉だ。極限状態で選択を迫られた当事者が、どんな気持ちで犠牲を許容したかなんて、あり得ないIFを謳う連中に分かりっこない。

 だからこそ、当事者はいつも足を止めるのだ。「自分が選んだ最善手は本当に最善手足り得たのか」、「自分以外の誰かならば、本当の意味での最善手を選ぶことができたのではないか」――と。そうして、この痛みは永遠に消えることはない。

 

 ユウマ。お前は僕を神聖視してて分かってないようだが、僕はとんでもないクソ野郎だ。

 

 今回のケース、僕は最善手を選べる立場にあった。選ばなければならない立場だった。でも、最善手を実行することをしなかった。本体と合流すればそれでいいと、楽観的に考えて動いていた。ヤガから「ヤガを虐殺する旧人類の男がいる」という話を聞いたとき、お前の存在を思い出して、でもそんなことあるはずがないと否定した。否定してしまった。

 だってお前は、汎人類史側の人間じゃない。ロシアの異聞帯とも一切縁がない存在だった。魂と記憶の僕としか関係を持っていない人間だった。――でも、サーヴァントに近しい形でこの世界に呼び出されている可能性を、お前が僕という存在に強く引き寄せられるような奴だってこと、全然わかっていなかったんだ。

 例え僕の本体にユウマとの縁がなくても、記憶と魂である僕の縁がトリガーになってしまえば、お前は容易に呼び出せる存在になっていたなんて。それ程までに、カドック・ゼムルプスの友達になりたいという純粋な願いを抱いていたなんて思わなかったんだ。だって僕には自信がなかったから。お前を殺した僕に、そんな資格はないんだって。

 

 自分を卑下しすぎた――それが、この悲劇と結末を手繰り寄せた。当然の報いだ。

 だってコイツは、僕のライバルになりたい一心で統合者候補になった奴なのだから。

 

 

「何で……何で僕と同じ姿をしたヤツが、ここにいるんだ……!?」

 

 

 本気で狼狽している声が響く。僕の向こう側にいる本体は、多分憔悴もしているだろう。

 

 

「なんだよ、お前……! 一体何なんだよ!?」

 

「――その言葉、そっくりそのまま返してやるよ」

 

 

 僕はゆっくりと顔を上げる。奴の瞳に写り込んだ僕の顔は、穴と言う穴から色々なものを垂れ流していた。

 

 

「……お前が殺したコイツが誰なのか、僕は一番よく知ってる」

 

 

 無様な泣き顔を無理矢理服の袖で拭う。僕のアナスタシアも泣きたいのを堪えるようにして、精霊(ヴィィ)の依代である人形を強く抱きしめた。

 

 

「……貴女が殺したこの人が何なのか、私も知っているわ。――よくも、奪ってくれたわね。もう何も奪われたくないと願った私から。私たちから、彼を奪ったわね!」

 

 

 異聞帯のロシアはマイナス100度が平均気温だ。寒さは確かにトップクラスだけれど、これ以上の極限状態を、僕とアナスタシアは知っている。寒さとは別ベクトルで繰り広げられた地獄と悲しみを、己のすべてを賭けて体験してきた。咲き乱れる桃色の葬送花、積み上げられた死体、見知った人々から向けられた敵意、袋小路真っ只中の運命――。

 寒さが何だ。ヤガや48番目のマスターがまだ生きているこの世界の、なんと生ぬるいことか。まだ命が息づく白銀の大地の、なんと生易しいことか。鋭利さ以外に取り立てて何もない世界を与えられて、よくもまあ有頂天でいたものだ。自分が英雄になるという夢に縋りついて作り上げられた、永遠に明日が来ない世界で歩みを止めているくせに。

 

 幸せなまどろみに浸ることは、許されなかった。――本物から託され、導かれ、激励を受けたから。

 幸せなまどろみに浸ることを、選べなかった。――そうし続けるが故の虚しさを、嫌でも味わったから。

 幸せなまどろみに浸ることが、できなかった。――繰り返される昨日より、明日が欲しいと願ったから。

 

 痛みを背負って、悲しみを抱えて、明日へ踏み出した僕だからこそ。

 停滞してしまった本体の行動を、許すことができなかったのだ。

 

 

「それらすべてを含んで、教えてやるよ。カドック・ゼムルプス――僕の本体」

 

 

 曇天の空から雲が消える。どこまでも広く瞬く宇宙(そら)が上空を覆い尽くす。

 

 極点の果て、深淵138 10^8。銀河の星屑を集めたような大地に、白い花がぽつぽつと咲いていた。七番目の竜と人類が最後の決戦を行ったグレイトフルセブンス最奥、VFD。

 ここで僕はすべてを証明し、その偉業を手放した。宇宙すら創造する、圧倒的なエントロピー。――最後の残骸は、きっと、僕の旅路を証明するために残っていた。

 

 

「マスター。これが私たちの、最後の仕事よ」

 

「解ってる」

 

 

 僕とアナスタシアは顔を見合わせて頷いた。己の末路を知っても、変わらず微笑んで。

 この力を使えば、僕らは本体へと還る。双方の記憶は綺麗に統合されるだろう。それくらい、VFDには造作もない。

 

 

「――さあ、受け取れよ! これが、僕たちの成した『証明』だぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

 

 どこかの宇宙で、唯一の真竜となったニンゲンが吼える。ニンゲンでいることを選んだ真竜が吼える。己のすべてが溶けていくと知っていて、尚。

 真っ白な花が咲き誇る。真っ白な光が強くなる。あの日、1個宇宙を統合し、再編したときの感覚がよみがえる。同時に、僕は僕へと還っていく。

 今しがた体験したかのような鮮烈さを、生々しさを、泥臭さを、束ねられた祈りの行く末を、僕の本体へと刻みつけた。

 

 カドック・ゼムルプスでも、救えた世界があった。守れなかったものがあった。必要最低限の犠牲なんて言葉をほざけるような環境なんかじゃなかった。

 カドック・ゼムルプスだって、後悔することは沢山あった。自分じゃない誰かならば、と、頭を抱えて蹲ったことだってあった。――今だって、そうだ。

 

 すべてを刻みつけたと思った瞬間、世界は暗闇に包まれる。意識が微睡みに沈んでいく。

 

 「僕は何てことを」と叫んだ声は、カドックと瓜二つのトーンだった。「私が自ら、私の大事な友人を、この手で」と叫んだ声は、アナスタシアと瓜二つのトーンだった。

 ネームタグを握り締めて慟哭する青年の背中を最後に、僕――魂と記憶のカドック・ゼムルプス、あるいは最後の真竜の意識はふつりと途切れた。

 

 

◆◆

 

 

「夢は、逃げるために見るものじゃないわ」

 

 

 空想樹を見上げたアナスタシアは、とても静かな面持ちで言った。

 

 

「調。お前の旅路は、夢の世界に引きこもってる馬鹿を叩き起こすためのものだ。夢から覚めて、現実を生きるためのものだ。――嘗ての“僕”がそうしたように」

 

 

 カドック・ゼムルプスも、静かな面持ちで言葉を紡ぐ。彼もまた、どこかで何かを救い、見捨てる旅路を終えた者。

 この樹を破壊することは、ロシアの異聞帯が崩壊することを意味している。この世界が終わることを意味している。

 それがどれ程重いのか、カドックは正しく理解しているようだった。――だから、この場に立っている。

 

 

「準備はいいか? 調、キリエライト」

 

「ああ!」

 

「勿論です!」

 

 

 彼の言葉に頷き、俺は空想樹に向き直る。

 永久凍土での最終決戦が、幕を開けた。

 

 




やりたかったことができたので、ひとまずこのお話のシリーズは終了です。初期構想では調律治視点は書くつもりはなかったのですが、いつの間にか出来上がっていました。前話で言った「ここのカドアナ主従は自分の手で空想樹を叩き折りそう」の片鱗を組み込むという自給自足です。
どうしてカドックが「Ⅲを実体験した魂と記憶」と「1年間意識不明のままだった本体」に分けたのか。それは、「カドックの本体がユウマを殺した現場を、魂と記憶側のカドックが見てしまう」というシーンを書きたかったためです。最悪のブッキングです。
「元からカドックとユウマが似ている⇒魔術師と軍人という分野違いではあるが、効率化重視の思考回路⇒双方がこじれる前であれば、なんやかんやでうまくやれるのではないか⇒本気でうまくやれるのではないかと互いが思った瞬間にChapter6でお別れして、初めて互いを“友達”と呼べる関係になるのでは?」という暴論の発展で出来上がりました。
問題作であるとは重々承知しています。不快になった方もいらっしゃることでしょう。それは真に申し訳ありません。ですが、書き手の方では責任は負いかねますので、どうかご容赦ください。

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