【SW2.0&2.5】モンスター娘たちがモンスター娘を演じる日常【蛮族PC有】 作:龍委員長
モンスター娘がモンスター娘を演じる日常のセッション10をお送りいたします。
今回は導入までとなります。
果たしてレアたちの社会的立場はどうなってしまうのか、本当に今回が最終セッションとなるのか、暖かい目で見守っていただけますと幸いです。
10.成長報告~オープニング
M.O.N庁舎 会議室
来留主:
今度こそ最終回になると思われる交流会第10回、の前に。
モン娘s:
?
来留主:
前回の最後に、コネが増えていたのを告知するの忘れていたから、成長報告に
「“双子姫”コークルとラフェンサ(顔見知り) 名誉点400点」を追加してね。
ミーア:
はぁい。まずはラミからね。
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ラミ=ネート PL:ミーア
種族:ラミア 年齢:17 性別:女性
種族特徴:[暗視]、[ラミアの身体]、[ラミアの吸血]、[変化]
、[弱点:土属性ダメージ+3点]
生まれ:学者
能力値/能力値ボーナス
器用度:12/+2
敏捷度:22/+3
筋力 :14/+2
生命力:14/+2 生命抵抗力:7/最大HP29
知力 :28/+4
精神力:26/+4 精神抵抗力:9/最大MP41
冒険者レベル:5 経験点:630/17,130
技能:レベル
セージ:5、プリースト(ザイア):5、レンジャー:1
グラップラー:2→3UP!
戦闘特技
《魔法収束》、《魔法拡大/数》、《ターゲッティング》、《追加攻撃》
経歴
・人族になる事を夢見ている。
・人族を研究していた。
・戦場に置き去りにされた。
穢れ:2点
言語(注釈無いものは会話・読文両方習得)
交易共通語、ザルツ地方語、神紀文明語(読文)、魔法文明語(読文)、魔動機文明語(読文)、汎用蛮族語、ドレイク語、ドワーフ語(会話)
武器
<アイアンナックル>、<投げ>
変化時使用不可→<牙>、<尻尾>
変化時専用 →<キック>
防具
<ポイントガード>
装飾品
頭 :<とんがり帽子>
首 :<奴隷の首輪(偽)>
右手 :<知性の指輪>
その他:<聖印(ザイア)>
所持アイテムなど
<バルバロス携帯セット>、<知性の指輪>、<人血液>、<魔晶石(5)>×7、<魔晶石(2)>、<魔晶石(1)>、<アンチドーテポーション>、<アウェイクポーション>×2、<ヒーリングポーション>、<保存食>×10
581G
名誉点:186/231→631UP!
コネクション:“一途な”ラムホ(顔見知り)、“リュックの”ベッソン(顔見知り)、レイ=ラシンデ(顔見知り)、“迷える信仰”リョー=ワザイア(顔見知り)
“双子姫”コークルとラフェンサ(顔見知り)NEW!
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ミーア:
いろんな所に正体がバレて[変化]して人間のふりをする必要がなくなったラミアのラミ=ネート。
グラップラーのレベルを上げて少しだけ肉弾戦が強くなったわ。プリーストを上げたかったんだけど経験点が足りなかったのよね。
来留主:
神官戦士としてそれなりのレベルになってきたね。拳で戦う騎士神神官という事に目をつぶればだけど。
ミーア:
ししょーは普通に剣で戦うタイプなのよね? 完全に我流で鍛えてる感じになってるね。
ラクネラ:
それでしっかり技能レベルが上がってるから、素質はあるのかしらね。
次は私ね。
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メア=ウィドウ PL:ラクネラ
種族:ナイトメア(人間生まれ) 年齢:20 性別:女性
種族特徴:[異貌]、[弱点:銀,土属性ダメージ+2点]
生まれ:軽戦士
能力値/能力値ボーナス
器用度:26/+4
敏捷度:24/+4
筋力 :18/+3
生命力:20/+3 生命抵抗力:9/最大HP38
知力 :14/+2
精神力:13/+2 精神抵抗力:8/最大MP13
冒険者レベル:6 経験点:1,250/16,250
技能:レベル
エンハンサー:6、フェンサー:5→6UP!
戦闘特技
《かいくぐり》、《回避行動I》、《テイルスイングI》
練技
【ガゼルフット】、【キャッツアイ】、【チックチック】、【ドラゴンテイル】、【ケンタウロスレッグ】、【ジャイアントアーム】
経歴その他
・大恋愛をした事がある。
・異種族を怖がっていた。
・大切な約束をしている。
穢れ:1点
言語(注釈無いものは会話・読文両方習得)
交易共通語、ザルツ地方語
武器
<レイピア>
防具
<ソフトレザー>、<ラウンドシールド>
装飾品
頭 :<ウィッグ>
左手:<疾風の腕輪>
腰 :<血晶石の腹帯>
所持アイテムなど
<冒険者セット>、<テント>、<疾風の腕輪>、<アウェイクポーション>×3、<ヒーリングポーション>×5、<保存食>×10、<魔晶石(3点)>×8
582G
名誉点:186/331→731UP!
コネクション:“一途な”ラムホ(顔見知り)、“リュックの”ベッソン(顔見知り)、“
“双子姫”コークルとラフェンサ(顔見知り)NEW!
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ラクネラ:
成り行きで蛮族のはぐれ者につきあってたら自治領? の幹部にされそうなナイトメアのメア=ウィドウよ。
エンハンサーでやりたい事は前回やりきったし、フェンサーを伸ばして直接的な戦闘能力を引き上げたわ。
来留主:
技能を2つに絞ってるのとどっちも経験値テーブルがBだからコンスタンスに強くなっていくね。
ラクネラ:
その分、戦闘以外の判定は3人に押し付けてるけどね。
マナコ:
でも、もう終わりが近いのに、その他系技能取るよりは良いと思います。
マタビの報告をしますね。
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マタビ PL:マナコ
種族:タビット 年齢:10 性別:女性
種族特徴:第六感 生まれ:魔動機師
能力値/能力値ボーナス
器用度:20/+3
敏捷度:13/+2
筋力 :10/+1
生命力:10/+1 生命抵抗力:6 最大HP:25
知力 :24/+4
精神力:22/+3 精神抵抗力:8 最大MP:34
冒険者レベル:5 経験点:1,480/16,980
技能:レベル
マギテック:4、シューター:5、スカウト:3→4UP!
レンジャー:1、セージ:1
戦闘特技
《ターゲッティング》、《MP軽減/マギテック》、《鷹の目》
経歴
・純潔である。
・守りの剣に触れた事が有る。
・予知夢を見た事がある。
言語(注釈無いものは会話・読文両方習得)
交易共通語、ザルツ地方語(会話)、神紀文明語(読文)、魔動機文明語
武器
<サーペンタインガン>、<ジェザイル>
防具
<ソフトレザー>
装飾品
首 :<マギスフィア(小)>
背中 :<ウェポンホルダー>
左手 :<巧みの指輪>
腰 :<ガンベルト>(弾:12/12)
足 :<フローティングマギスフィア(中)>
その他:<フローティングマギスフィア(大)>
所持アイテムなど
<冒険者セット>、<スカウト用ツール>、<薬師道具セット>、<アンチドーテポーション>、<ヒーリングポーション>×3、<アウェイクポーション>×2、<弾>×105、<救命草>×8、<魔香草>×3、<保存食>×10、<魔晶石(2点)>×9、<魔晶石(4点)>
583G
名誉点:186/331→731UP!
コネクション:“一途な”ラムホ(顔見知り)、“リュックの”ベッソン(顔見知り)、“
“双子姫”コークルとラフェンサ(顔見知り)NEW!
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マナコ:
蛮族を警戒してたはずなのに気が付いたら周囲が蛮族だらけになって戸惑っているタビットのマタビです。
スカウトを上げました。敵が強くなってるので先制判定の強化が目的ですね。シューターも上げて命中を伸ばしたかったのですが……。
来留主:
さすがに中級者冒険者ともなると、1回の冒険で得られる経験点では思い通りにはならなくなってくるよね。
セントレア:
その点はレアもですね。
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レア=トーレ PL:セントレア
種族:ケンタウロス 年齢:10 性別:女性
種族特徴:[半馬半人]、[馬人の武術]、[弱点:土属性ダメージ+3]
能力値/能力値ボーナス
器用度:26/+4
敏捷度:13/+2
筋力 :20/+3
生命力:21/+3 生命抵抗力:8 最大HP:51
知力 :14/+2
精神力:15/+2 精神抵抗力:7 最大MP:15
冒険者レベル:5 経験点:530/17,030
技能:レベル
ファイター:5、ライダー:4→5UP!
セージ:2、レンジャー:3
戦闘特技
《ディフェンススタンス》、《斬り返しI》、《頑強》
騎芸
【攻撃阻害】、【チャージ】、【高所攻撃】、【威嚇】、【超高所攻撃】NEW!
経歴その他
・人肉が食べられない。
・特定の相手に怨みを買っていた。UP DATA!
・妖精が苦手。
穢れ:4点。角+1
言語(注釈無いものは会話・読文両方習得)
交易共通語(会話)、ザルツ地方語(会話)、汎用蛮族語、ケンタウロス語
武器
<蹄>、<ファルシオン>
防具
<チェインメイル>
装飾品
首:<奴隷の首輪(偽)>
所持アイテムなど
<バルバロス携帯セット>、<北向きの針>、<アウェイクポーション>、<アンチドーテポーション>、<ヒーリングポーション>×4、<保存食>×16、<救命草>×12、<魔香草>×6、<魔晶石(5点)>
582G
名誉点:186/231→631UP!
コネクション:“一途な”ラムホ(顔見知り)、“リュックの”ベッソン(顔見知り)、レイ=ラシンデ(顔見知り)、“迷える信仰”リョー=ワザイア(顔見知り)
“双子姫”コークルとラフェンサ(顔見知り)NEW!
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セントレア:
自身の濡れ衣を晴らしたら部族長の椅子が用意されていたケンタウロスのレア=トーレ。
ライダー技能を上げて騎芸【超高所攻撃】を習得しました。ファイターを上げるには経験点が足りなかったので。
来留主:
しっかり追加ダメージは増加してるんだよなぁ。
さて、それじゃぁ始めていくけれど、前回話したように皆にはザルツ地方の1国、ルキスラ帝国の帝都ルキスラで皇帝に会ってトーレ部族の事を認めてもらうのが目的になるよ。
道中、帝国のディザ砦で1泊して2日後には帝都に到着するけど、砦にも“守りの剣”があるから通行許可を取るだけで野宿になるね。あ、食料に関しては後でキャンボル卿が必要経費として支給してくれるから、減らさなくていいよ。
で、ついに皇帝ユリウスとの対面なんだけど……玉座の間って絶対“守りの剣”の範囲内だよね。
ラクネラ:
そりゃぁそうでしょ。王城が結界の外なんてどんな警備体制よ。
来留主:
ハハハだよね。そうなると、街に入ってから謁見がかなうまでの移動がずーっと制限移動しかできないレアを引きずる事になるのかぁ。普通、謁見者が先に部屋で待機して皇帝が後から来るのを頭を下げて待つものなんだろうけど。皇帝の方が先に玉座に到着してそうだな。
マナコ:
そ、そういう時は前室で待機してくださるのでは。
来留主:
あぁ、そういえばそうか。でもかなり待たせるのは間違いないから、
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10-1.
ザルツ地方 ルキスラ帝国 帝都ルキスラ 帝城 謁見の間
GM(来留主):
なんとか冒険者たちが謁見の間の定位置に着くと、ほとんど間を置かずに奥から年若い人間の青年が入ってくる。端正な顔立ちで所作から育ちの良さが見て取れる。身に付けた衣服の装飾や周囲の反応で、その人物こそがルキスラ帝国現皇帝、“野心の皇帝”ユリウス・クラウゼ であると判断できるだろう。
彼は隣国の騎士団長も膝をついているというのに儀礼的な挨拶もなく口を開いた。
ユリウス・クラウゼ(GM):
「遠路はるばるご苦労さまです。我が国の、侵略対策で計画的に整備された地形は随分と効果を発揮したようで何よりです」
言外に待たされた事の嫌味を言ってくる。キャンボル卿が弁明しようとするけれど、それは遮られる。
「書簡には目を通させてもらっています。言い訳も前置きも必要ありません。そちらの、死に体の蛮族が
レア(セントレア):
「こ、のよ、うな、姿せ、いで、申、しわ、けあ、りま、せん」
痛みに耐えながらどうにか頭を下げます。
ミーア:
ラミも尻尾をできるだけ丸めて縮こまってよう。
ユリウス(GM):
「あの平原にたむろしていたケンタウロスには頭を悩ませていました。流通の妨げにもなりますし、何より人命に関わる。
その首魁をしとめた事はディザ砦の騎士より聞き及んでいます。が、それだけで蛮族を信用するというのはさすがに難しい」
メア(ラクネラ):
「陛下よりその信用を得るために、我々は何をすれば良いでしょう」
さすがにずっとレアに喋らせると時間掛かるから引き継ぐわよ。
ユリウス(GM):
「……」
皇帝は何か思案するように視線を冒険者たちから外す。
「“ぐるぐる”の、居ますか」
虚空に問いかけると、「はい。ここに」という声と共に玉座の脇に膝をついて
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ミーア:
ぐるぐる?
来留主:
“ぐるぐるスーパースター”の二つ名を持つルキスラの軍隊を任せられてる大臣だよ。キャンボル卿の様な騎士には見えないかな。名前はハクポ・ゼッション。女性のレプラカーンだね。
マナコ:
か、変わった二つ名ですね。*1
来留主:
何でこんな二つ名なのか誰も知らないらしいよ。
(一応、理由は有るけど今回のシナリオとは無関係だしね)
ラクネラ:
急に現れたってのは?
来留主:
レプラカーンは毛の生えた大きな耳が特徴の小柄な人族だね。前々回のデニール同様にテラスティア大陸では珍しい種族かな。
この種族は、種族特徴[姿なき職人]を使用する事で、完全に透明になれるんだ。皇帝と一緒に入ってきたのか、皆が来たタイミングで入ってきたのか、それより前から控えていたのか、さっぱり判らない。
セントレア:
まるで忍のような能力ですね。
来留主:
その能力を使ってこっそり手伝いをしたり、いたずらしたりしてるらしいから。能力の使いようによっては忍者みたいな事もできそうだね。
(このハクポがずばりそういう仕事人なんだけどね)
その辺りの自己紹介もしてくれたってことで話を戻すね。
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ユリウス(GM):
「現状、手を焼いている案件は?」
ハクポ(GM):
「こやつかと」
応えながら脇に抱えていたスクロールを皇帝に差し出す。
GM(来留主):
ユリウス皇帝は中身を確認すると、妥当なところかと呟いてそのスクロールをそばに仕える騎士経由でキャンボル卿に渡してきた。
キャンボル(GM):
「拝見しても?」
ユリウス(GM):
「もちろん。その者の討伐を要求を呑む条件とさせてもらいましょう」
その言葉を受けてキャンボル卿がスクロールを開くと、手配書のようなものが書かれている。
皆にも見せてもらえるよ。というわけで魔物知識判定してもらおうかな。
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魔物知識判定 目標値:12/16
ラミ :10+9=19 弱点看破!
メア :(平目)7
マタビ:5+8=13 成功
レア :7+4=11
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ラクネラ:
手配書の人物を知ってるかって判定よね?
GM(来留主):
そうそう。手配書には美しい人間に似た女性が描かれている。名前の所には“海魔の宝玉姫”ラエティティア と書かれている。種族欄にはファッシネイトセイレーンという聞きなれない名前が書かれているね。
弱点まで看破されてるし、これラエティティアの情報メモだからRPに使ってね。
ラミ(ミーア):
りょーかーい。えっと、
「こいつ、けっこー前からフェンディルでも名前を聞く奴だよね」
マタビ(マナコ):
「は、はい。セイレーンの上位種で人族蛮族関係なく配下に引き入れていると……」
ユリウス(GM):
「オッド山脈の向こうまで伝わっているとは、忌々しい限りです。セイレーンが現れるというだけでも物流、特に水路という大量輸送の要が鈍ります。だというのに上位種がいついてしまい困り果てているのです」
と大げさな仕草で額に手を当てながら首を振る皇帝。
一応、普通のセイレーンについても魔物知識判定してもらおうかな。
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魔物知識判定目標値:11/15
ラミ :10+6=16 弱点看破!
メア :(平目)10
マタビ:5+9=14 成功
レア :7+5=12 成功
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GM(来留主):
こっちも問題なく知ってるね。呪歌で周囲の生き物を狂わせる、バード技能を持つ蛮族で酷い時は船の乗組員が全員海に飛び込んで全滅。なんて話もあるらしい。
ラクネラ:(魔物データ確認中)
呪歌って精神抵抗よね? キツくない?
GM(来留主):
どっちも呪歌の基準値10以上だからね。数値的にはみんなの方が不利ではあるね*2。
ちなみにラエティティアの住処は、帝都から東に1日ほどの距離にあるルマ湖群周辺、そしてその更に数日東に行った先に有る海が縄張りらしい。
必要物資に関して、帝国は一切の援助をしない。フェンディルも監視で同行するキャンボル卿が使う物以外の提供禁止。という条件を出してきている。自治領を認めろと蛮族が言ってきてる状況だから、厳しめの条件だね。
ミーア:
保存食とかはたくさん有るから良いけど……
GM(来留主):
他に必要なものがあった場合、帝都内での買い物は許可してくれるよ。さすがにウロウロされると面倒になるから、卿を代理にすることを義務付けられるけど。
マナコ:
それは、仕方ないですよね。
セントレア:
所持金的に大きな買い物は出来そうにないが……。
GM(来留主):
あ、そうだ皆が退室する前にユリウス帝が1つ質問してくるよ。
ユリウス(GM):
「同種ではないとは言え、同じ蛮族の討伐。
忌避感は無いのですか?」
セントレア:
ふむ……。ミーア、ラミならどう答える?
ミーア:
え? ラミなら? うぅん……、ラミは仲間に見捨てられた過去があるからなぁ。信じてもらえそうに無いけれど、そのあたりの経緯を説明して人間の味方です。て言うかな。
セントレア:
なるほどな。レアならば……
レア(セントレア):
守りの剣の影響をロールプレイしていると時間が掛かりそうなので、無しで答えますが、
この問いどう答えても我々に不利になるように思えます。
ラクネラ:
どういうこと?
レア(セントレア):
人族の味方をアピールするために、討伐できると答えれば、同属を平気で討つような者は信じられない。
躊躇を見せれば、やはり蛮族側の勢力だ。となるように思える。
ミーア:
え、いくらなんでもイジワルすぎない?
レア(セントレア):
ルーイン部族との戦いに関しての質問ならば素直に答えても良いと思うが、そこではなく今回の依頼――試練に関してとなると、な。
なので主殿。レアの返答は、
「どのように答えても陛下の信を得られそうにはない。故に行動と結果を以ってのみ答とする」
というような感じにしたいのですがよろしいでしょうか?
GM(来留主):
OK。じゃぁ、ユリウスは何も言わずただ口元を歪めるような、口元だけの笑顔を作って皆を送り出してくれる。
と、いう所で今回の導入は終了だよ。
何か買いたい物とか有る?
セントレア:
レアは武器を新調しようかと。
ラクネラ:
何買うの?
セントレア:
<ファルシオン>を手放し、メイスの<モール>にしようかと思ってな。ファルシオンを下取りに出せば1つ上のソードである<ツーハンドソード>を買えるが、モールの方がクリティカルはしにくくなるが、威力が高く同じ威力の<ヘビーアックス>より命中しやすい。
マナコ:
防具は買わなくてもいいんですか?
セントレア:
現状購入可能で今以上の物がないのでな。
というわけで<ファルシオン>を下取りに出して<モール>を購入します。
後は薬草は充実しているので、<ヒーリングポーション>を5個追加購入して、残金37Gです。
ラクネラ:
メアは装備を買い換えるとせっかくのクリティカルがねぇ。防具も装備できるものないし……。3点の<魔晶石>1個と<ヒーリングポーション>2個でいいかしら*3。
マナコ:
私は……5点<魔晶石>1つだけ買っておきます。*4
ミーア:
ラミはどうしようかなぁ。
回復を魔法に頼るつもりで5点<魔晶石>1個買っとこうかな。*5
GM(来留主):
OKかな? それじゃぁ、休憩してから本編開始しよう。
つづく
というわけでセッション10導入でした。
今回は公式キャラが2人出てきました。
1人目のユリウス帝はもっと態度の大きな感じでも良いかなと思ったのですが、2.0ルールブックIIにて「口調は丁寧で物腰も柔らか」とあったので蛮族相手でもですます調で喋るキャラにしてみました。
2人目は討伐対象のファッシネイトセイレーン、ラエティティアです。2.0のサプリメント「バルバロスブック」収録の名前を持つ魔物の1体ですので詳細データは公開できません。ご了承ください。
最後に国家、ひいてはその地方で地位を認められるにはネームド狩りくらいしないとダメかなと思い、ご登場願うことになりました。
レベル的には適正だと思いますが、本当にモン娘たちがやりあうのにちょうどよい強さかどうか正直わかりません(公式の難易度は鬼畜と評判ですし(苦笑))。
ルキスラからしたらどっちが倒れても損はない状況なので、そもそも無理難題を押し付けた可能性は否定できません(全滅してもストーリー的に言い訳できるからヨシ!)。
実際どうなるかは今後のお楽しみという事で、次回更新までしばらくお待ちください。