【SW2.0&2.5】モンスター娘たちがモンスター娘を演じる日常【蛮族PC有】 作:龍委員長
今回でセッション7は終了です。
7-15.4日目(レア死後3日目) 遺跡と花の丘 クーリス遺跡 部屋5
戦況
ゾンビ×4←10m→PCたち
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ラミ メア マタビ コウ
HP:29 HP:35 HP:24 HP:25
MP:22 MP:13 MP:24 MP:28
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先制判定 目標値:7
ラミ :(平目)9
メア :(平目)8
マタビ:3+9=12
コウ :(平目)10
先制を奪取!
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第1ラウンド
ラクネラ:
とはいえ、さっきの部屋で剣のかけら入りの敵が出てくる可能性がわかったし無闇にリソースを削りたくは無いわね。ハニー、このゾンビはかけら無しでいいのよね?
GM(公人):
うん、データはルールブックどおりだよ。
ミーア:
そもそもあとどれくらい稼げばいいの?
セントレア:
それは我々のさじ加減ということになるだろうな。現時点で2,800G相当の物品を見つけている。
マタビ:
今帰れば、7,200Gの支払いで蘇生を請け負ってくれるんですよね?
GM(公人):
そういうこと。レイはお金さえ払ってもらえれば引き受けてくれるよ。
ラクネラ:
正直、<魔香草>買い足すの忘れてきたのが痛いのよね。魔法使い組はそう何戦もできないでしょ?
ミーア:
う~ん・・・正直なところ・・・
ラクネラ:
よね。ならこいつら倒したら帰りましょう。
セントレア:
心得た。ならば温存せずに速攻で行くか。ミーア。
ミーア:
オッケー。《魔法拡大/数》を宣言。4倍でゾンビに【キュア・ハート】を使うわ。
GM(公人):
OK。こっちの精神抵抗力は固定で11だから、12以上で効果が出るよ。
ミーア:
Aから順番にいくわよ。16、14、16、あぶなっ12!
ラクネラ:
4回中3回、片方の目が1ってのが危なっかしいわねぇ。
ミーア:
全部通ってるから良いでしょ!
威力ロールも順番にいくわね。
17(4,4)+3=20
13(1,3)+3=16
15(5,1)+3=18
18(6,3)+3=21
GM(公人):
みんなもうボロボロだね。
セントレア:
では今度は私が。ゾンビの集団を起点に【スパーク】を。達成値は15なので通りますね。
GM(公人):
うん。威力ちょうだいと言いたいけど、一番被害の小さいBでも残りHP9だから固定値で倒せちゃうんだよね(コウ:操霊術魔力9)。まぁ威力ファンブルしないかだけお願い。
セントレア:
10、クリティカルですね、次が4。
11、またクリティカルです。10・・・11・・・やっととまった。6
マタビ:
そ、それ、何点になるんですか?
セントレア:
Bの方は・・・4+3+4+1に魔力を足して21か?
ラクネラ:
軽戦士の立場が無いわね
セントレア:
残りも振りますね。
7、7。ファンブルはしませんでしたがクリティカルが出すぎていて怖いのですが・・・
GM(公人):
少なくともこの戦闘は終了だから、反撃で痛手を負う事は無いよ。
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ラミ(ミーア):
「騎士神ザイアよ・・・この穢れた土地を浄化したまえ・・・」
※その穢れを増す行為のために探索していることは棚上げにされている。
コウ(セントレア):
「
ゾンビs(GM):
「う・・・あ・・・おぉお・・・」
怨嗟にも似た呻きとともに動く死体は、その場に崩れ落ちただの屍となった。
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戦利品
ゾンビの眼球×8(240G)
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7-16. 部屋5
部屋の探索判定 特に何も無し
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メア(ラクネラ):
「ここには何も無いみたいね。次の部屋に行く?」
マタビ(マナコ):
「そうしたいのはやまやまですが・・・もう薬草が・・・」
ラミ(ミーア):
「つかれたー」
メア(ラクネラ):
「ふぅ、財布には痛いけれど無理は禁物、かしら」
マタビ(マナコ):
「そうですね・・・」
コウ(セントレア):
「それでは、引き上げますか?」
ラミ(ミーア):
「はぁい」
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GM(公人):
じゃぁ、来た道を引き返すわけだけど、途中どこか寄り道したりとか、何かやっておきたい事はある?
ミーア:
う~ん・・・とくに無いわよね?
ラクネラ:
そうね。寄り道してまた戦闘になっても面倒だし、とっとと外に出ましょう。
マナコ:
賛成です。
GM(公人):
(確認は取ったからね?) じゃぁ最後の通路、この通路の向こうが入り口に面した最初の部屋だよ。というわけで、灯りを持ってるコウは罠感知判定をして。
セントレア:
え?!
ラクネラ:
あ! この通路の罠は解除してないじゃない!
一同:
あ!
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罠感知判定 目標値:??
コウ:(平目)5
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コウ(セントレア):
「もうすぐ出口です。気を緩めず行きましょ」
SE:ガコン
コウ(セントレア):
「う?」
SE:ヒュン
メア(ラクネラ):
ひょいっとかわして(回避判定成功)
「ちょっと、ここの罠の事忘れてさくさく進まないでよ」
コウ(セントレア):
「す、すいません」
ラミ(ミーア):
「まぁまぁ、誰にも当たらなかったんだし良かったじゃない」
マタビ(マナコ):
「今後罠にかかる人が居てもいけませんし、解除しておきましょうか」
SE:ガチャコン
マタビ(マナコ):
「これでもう大丈夫です」
コウ(セントレア):
「ありがとうございます。たすかります」
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GM(公人):
なんてやり取りをしつつ遺跡の外に出ることができたよ。
それじゃぁ、みんなはレイの家まで移動して集めた素材を買い取ってもらうわけだけど、宝石は買い取ってくれないけどどうせ換金して支払いに充てるよね?
セントレア:
そうですね。
GM(公人):
じゃぁ順番が前後するだけだからここで差し引いちゃおう。
集めた素材が
ワイトの爪×6 = 300G
呪いの爪 = 400G
ゾンビの眼球×8= 240G
拾った素材 = 600G
珍しい宝石 =1,500G
GM(公人):
合計が・・・3,040Gだね。差額分6,960G支払えばレイは引き受けてくれる。
マナコ:
あ、あの・・・マタビは所持金が400しかないので・・・
ミーア:
大丈夫よ。ラミとメアの所持金だけで払えるから。ラミが3,060出すわね。(残金20G)
ラクネラ:
じゃぁのこり3,900をメアが払うわね。(残金90G)
GM(公人):
OK。レイは支払いを確認するとすぐに儀式と移動に必要な荷物をまとめ始めるよ。
シーンをレアがねむる洞窟に移すね。
遺跡からの移動で合計2日分の保存食を消費しておいてね。
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7-17.6日目(レア死後5日目) トッネオ村付近 氷室
レイ(GM):
「はぁ~、ほんとうにケンタウロスだぁ。これは興味深いねぇ。こんな近くで見る機会なんていつ以来かなぁ。持ち物や体つきを見るに典型的な戦士かな? 人族に近づくケンタウロスも珍しいよね、いったいどんな経緯でこんな所まできたんだか、でも蛮族ははみ出し者に厳しいって言うしね、些細な事でも部族の中には居づらくなったりするのかな? いやぁそれにしても状態がいい、もう1週間くらい経つんだよね? この洞窟が涼しいとはいえそれを差し引いても痛みが少ないんじゃないかな、あ、これはプリザーベイションかな? そっちのお嬢さん・・・じゃないよね、よく引き受けてくれるプリーストが居たねぇ、ディルクールも王都なだけあって大きいからねぇ、そういうヒトがいてもおかしくはないと思うけど、ひょっとして私の知ってるヒトかな? それともほかの町から呼んで来た? でもそれだとこの保存状態の良さは説明がつかないよねぇ、あそれt」
マタビ(マナコ):
「あ、あの!」
レイ(GM):
「? 急に大きな声出してどしたの?」
コウ(セントレア):
「
レイ(GM):
「あぁ、そうだった、ついつい楽しくなっちゃってねぇ、それじゃぁ始めるよぉ」
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GM(公人):
レイはそういうと地面に何か描いたり、怪しい物品を並べたりし始めるよ。みんなはどうする?
ミーア:
みてていいの?
GM(公人):
う~ん・・・儀式は1時間にも及ぶし、神経も使うから遠巻きに見ている分には許可されるかな。
ミーア:
じゃぁ、邪魔にならない距離で見守ってるわ。
マナコ:
マタビもです。
ラクネラ:
2人から更に少し離れたところから見ているわね。
セントレア:
コウはレイの手伝いでしょうか。
GM(公人):
OK。
さぁ、これから蘇生の儀式、というか操霊魔法【リザレクション】が行使される。ここにきて1ゾロファンブルしても困るから行使自体は自動成功する。
再度確認だけど、レアは蘇生を受け入れる?
セントレア:
バルバロスは穢れを忌避していないのですよね? でしたら例の冤罪(?)の件もあって「まだ死ねない」という意思はあると思いますし受け入れます。
GM(公人):
了解。じゃぁセントレアは2d6をお願い。
セントレア:
は?
GM(公人):
ダイスを振って。
ミーア:
だーりん?! 蘇生は自動成功じゃないの?
GM(公人):
蘇生は、ね。でもどれくらいの穢れが増えるか、はちゃんとダイスで決めるよ。ダイス目と死亡からの経過日数、既に保有している穢れ量などなどを加味した数式から増加する穢れと身体的な変化が決まるんだ。
そこだけは本人にダイスを振ってもらうよ。
まぁ言っちゃうと、固定で増える1点しか穢れが増える心配はないよ。すぐにリョー司祭にプリザーベイションを施してもらった事が功をそうしたね。
ただ、角が生えたり痣が出たりの影響は出るからね、どんな影響が出るかもこの時の出目で決まるよ。
セントレア:
そういうことでしたか。
では・・・
(ころころ・・・)
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7-18.エンディング6日目(レア死後5日目) トッネオ村付近 氷室
GM(公人):
永い詠唱と祈祷を終えたレイが顔を上げる。その光景は儀式に入る前の、軽いノリの彼女からは想像し難いほど厳かな時間と空間だった。終えたあとも彼女の顔は疲労からか笑顔はない。額には大量の汗を浮かべており、1時間にも及ぶこの魔法が如何に
ラミ(ミーア):
「終わった・・・の?」
レイ(GM):(ぐったりとした様子で)
「終わったよぉ・・・手応えはあったと思うから術自体は成功してるはず。あとは本人の意思次第かなぁ」
GM(公人):
洞窟内の視線がレアへと集中する。
レア(セントレア):
「う・・・」
ラミ(ミーア):
「レア!」
レアに駆け(?)寄って抱きつくわ。
レア(セントレア):
「ラミ? ・・・ここは・・・! ヒト族!? ラミ! なぜ変化を解いてい・・・っ?!」
レイの存在に気づき飛び退こうとしますが、自分の周囲の物品に驚き動きを止めます。
マタビ(マナコ):
「よかった・・・うぐ・・・ひくっ・・・」
メア(ラクネラ):
「落ち着くなさい。このヒトたちはマスター・・・私たちが世話になってる冒険者の店の主人の、知人でラミやあなたの事も知った上で協力してくれたのよ」
レア(セントレア):
「協力? ・・・彼女らがルーインの手のものと戦ってくれるのか?」
ラミ(ミーア):
「え? 何言ってんの? アイツらならもう」
マタビ(マナコ):
「そうですよ。それで、その時レアさんが・・・」
レア(セントレア):
「まて、そもそも私たちは、あの地図の地点に向かって居たはずだろう。ここはどこなんだ?」
メア(ラクネラ):
「は? 何言ってんの」
レイ(GM):
「あーあー。取り込み中申し訳ないけど、私から説明させてもらうよ」
ボウケンシャー:
『・・・』
レイ(GM):
「まずは、ケンタウロスのお嬢さん、あなたはそのナントカって連中との戦いで死んじゃったのよ」
レア(セントレア):
「?! 馬鹿な! 我々は連中が居るであろう地点に向けて移動中で」
レイ(GM):
「現に今、君はここで目を覚ましたわけだけど、移動中に昼寝でも始めてたのかな?」
レア(セントレア):
「・・・」
レイ(GM):
「蘇生されると、死の前後の記憶が抜け落ちるからねぇ。嘘だと思うなら体にも何かしら変化が出てるだろうから調べてみるといいよ」
レア(セントレア):
「(ごそごそ)? これは」
左側頭部に突起を見つけます。
レイ(GM):
「角が生えちゃったみたいだね。まぁ、まだ小さなコブ程度だろうけど」
※穢れ表結果:7(出目)+0(死後経過日数補正)+3(既に所持している穢れ)=10
穢れ:+1(固定増加分)&角が生える。
レア(セントレア):
「私が・・・死んだ・・・」
メア(ラクネラ):
「あのデカいケンタウロスの攻撃で動けなくなってるところに、妖精が、ね」
レア(セントレア):
「そう・・・か」
マタビ(マナコ):
「でも、こうして生き返れたんだから良いじゃないですか!」
ラミ(ミーア):
「そ、そうよ!」
レア(セントレア):
「しかし・・・」
レイ(GM):
「あぁ、またまた割り込み失礼。
あたしは確かに依頼を受けて蘇生を行ったけど、お嬢さん本人にその意思がなければ魔法は失敗してたからね? お嬢さんには心残りがあるんじゃない?(人族なら穢れを嫌って心残りがあっても拒絶するんだろうけどねぇ)」
レア(セントレア):
「・・・汚名を晴らせていない・・・私にとってそれほど大きな事柄になっていたのか・・・」
レイ(GM):
「ま、その辺はあたしの知ったこっちゃないけどね。
さぁ、コウ仕事も終わったし帰るよん」
コウ(セントレア):
「は、はい。
それでは皆さん、失礼いたします」
レア(セントレア):
「私は・・・」
メア(ラクネラ):
「ほら、いつまでウジウジしてんの。ここを貸してくれたトッネオの人たちにも無事を伝えないといけないんだから、早く立ちなさい」
レア(セントレア):
「あ? あぁ、すまない」
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GM(公人):
と、いったところで今回のシナリオは終了だよ。おつかれさま。
モン娘:
おつかれさまでしたー。
GM(公人):
これでレアは穢れが4点になったから、次何かの理由で穢れが増えたらアンデット化だね。
セントレア:
そうならぬよう、気をつけなければいけませんね。
GM(公人):
報酬だけど、金品は蘇生の費用に消えてるから経験点とかけらの名誉店だけだね。
ラクネラ:
まぁ、それは仕方がないわね。
GM(公人):
あ、レアも同じだけ経験点獲得していいよ。レベル差がついちゃうのも可哀そうだからね。
セントレア:
コウのファンブル分はいただけるのでしょうか?
GM(公人):
え?! う~ん・・・まぁ、いっか。
セントレア:
ありがとうございます。
GM(公人):
じゃぁ、今日はここまでということで、片づけして帰ろうか。
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成長
ラミ :精神力(4,6):23→24
メア :器用度(1,4):23→24
マタビ:精神力(2,6):21→22
レア :生命力(4,5):20→21
獲得経験点
シナリオクリア:1,000
討伐魔物 : 250
合計 :1,250+自動失敗分
獲得名誉点
剣のかけら×5=14点
“永劫の中の操霊術師(他称号多数)”レイ=ラシンデ:顔見知り 15点
“迷える信仰”リョー=ワザイア:顔見知り 15点
合計名誉点(人族/蛮族):245/145
名声:都市レベルで名前が通じる。遂げてきた功績のうち、少なくともひとつ、ひょっとしたら複数、人の噂にもなっただろう。しかし、誰もが顔を覚えているというほどではない。 / 噂の人物。コミュニティの外に名前が露出し始め、結果、初対面のはずの相手が、自分の名を知っていたという経験をするようになる。わざわざ顔を見に訪ねてくる酔狂な人物が現れ、面識のない人間から名指しで依頼が行われることも起こり始める。
意訳:蛮族を仕留めたその日から慌しく走り回っている、教会の司祭を引っ張り出したりと何かトラブルがあったのかと思っていたが、町外れの操霊術師を連れ出したところを見るとパーティーの1人が死んでしまったらしい。このまえ所在を訊いたら怒っていたレアだろうか? / 蘇生騒ぎも終えて落ち着いたようなので顔を見に行ったが、やはりレアの姿が見当たらない。蘇生は失敗したのだろうか?
これで、パーティーは元通りです。
次は果たして何が起きるんでしょうか(まだ決まってない)。
金品報酬が今回無かったので、次回は実入りの良い仕事がしたいですね。
他の作品の執筆もあるので、次回まで間が空きます。しばらくお待ちください。