【SW2.0&2.5】モンスター娘たちがモンスター娘を演じる日常【蛮族PC有】   作:龍委員長

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戦闘回です。
完全にザコ戦だしカットしても良かったかも。


7-12.

7-12.4日目(レア死後3日目) 遺跡と花の丘 クーリス遺跡 部屋4

 

先制判定 目標値:11

 

ラミ :(平目)9

メア :(平目)8

マタビ:3+8=11

コウ :(平目)7

 

先手奪取

 

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ゴースト×4←10m→PC

 

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第1ラウンド

 

セントレア:

 まずはメアに攻撃手段をだな。【エンチャント・ウェポン】・・・よし成功だな。

ラクネラ:

 あんがと。10m前進してゴーストAに攻撃よ。・・・あ、低い。11ね。

GM(公人):

 こいつらの回避値は10固定だから命中だよ。

ラクネラ:

 危なかった・・・。えぇとねぇハニー。メアのレイピアって魔法の武器扱いになってるけど与えるダメージは物理ダメージのままなのよね?

GM(公人):

 そうそう。魔法の武器っていうのはゴーストみたいに物理攻撃を受け付けないやつに物理攻撃が通るようにしてたりする特殊な武器の事で、与えるダメージが魔法ダメージになるわけじゃないよ。勘違いしやすいんだけどね。

ラクネラ:

 てことは弱点にはならないのね。まぁ攻撃が通るだけありがたいけれど。

 ・・・5(4,6)でクリティカルの・・・2(3,3)に追加ダメージ入れて16点

GM(公人):

 うわ、ゴーストには防護点がないから全部通るんだよね。Aはもう消えかかってる。

マナコ:

 数を減らしておきましょう。Aに攻撃します。まずは【ソリッド・バレット】成功です。命中判定が・・・15ですから命中です。

 威力は・・・3(3,2)に魔力足して11点です。

GM(公人):

 弱点の魔法ダメージだから更に2点つかで13点だね。Aの姿は霧散して見えなくなったよ。

ミーア:

 う~んどうしようかなぁ・・・この調子ならキュアで攻撃しなくても大丈夫かなあ? 自分に【キュア・ウーンズ】っと11点回復、あちょうど満タン。

 

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コウ(セントレア):

 「実態を持たない魔物です。普通の剣では攻撃できません。

 万物に宿る精霊よ その姿に新たな権能を・・・

 これでゴーストにも攻撃が効くはずです」

メア(ラクネラ):

 「サンキュ。早速試してみるわ

 てぇい!」

ゴースト(GM):

 「おおっぉおぉぉぉぉおぉっぉぉおぉん」

メア(ラクネラ):

 「手応えがなくて判りづらいけど、効いてはいるみたいね」

マタビ(マナコ):

 「どうか安らかに・・・」

 

SE:BANG

 

ゴースト(GM):

 「あぁ・・・」

ラミ(ミーア):

 「(祈祷中)」

 

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GM(公人):

 ゴーストBだけど、メアに「誘惑」を使うよ。

ラクネラ:

 ゆうわく?

GM(公人):

 そ。メアは目標値11で精神抵抗力判定をお願い。

ラクネラ:(精神抵抗力:7)

 なんだ、驚かせないでよ・・・はい14。

GM(公人):

 さすがにレベル2じゃこんなもんかな。C、Dは普通に攻撃するね。

 メアは回避判定を2回お願い。

ラクネラ:

 命中力が10? なら安心ね・・・16、15。はい問題なし。

 

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ゴースト(GM):

 「なぜ たたかうの なぜ きずつけあうの なぜ ナゼ NAZE・・・」

メア(ラクネラ):

 「うっさい! 生きるってのはそれだけで闘いなのよ!」

ゴースト(GM):

 『(お~~~~~~~~ん)

メア(ラクネラ):

 「あんたらは! 何に! 執着してるの?!」

 

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第2ラウンド

 

ラクネラ:

 マタビから動いてくれる?

マナコ:

 ? 良いですけど。

ラクネラ:

 MPや弾の消費考えたら、マタビが先に攻撃しないともったいないでしょ。クリティカルすればよし、しなくてもメアが取りこぼしを落とせるし。

マナコ:

 なるほど。わかりました。

 では【ソリッド・バレット】からのBに射撃です。・・・15、命中ですね。威力が・・・12+2で14点ですね。惜しいなぁ。

GM(公人):

 さすがにC値11じゃね。

ラクネラ:

 ふむ・・・セレア、コウのMPにはまだ余裕ある?

セントレア:

 ? 現状ではまだ大丈夫だが? この先のことがわからん以上、潤沢とは言えんぞ?

ラクネラ:

 十分十分。こっちは《かいくぐり》でC値下がってるし、無傷(?)のCを攻撃しようと思うの。取りこぼした時はお願い。

セントレア:

 承知した。

ラクネラ:

 そういうわけだからCに攻撃ね。・・・14命中。

 C値は2下がって8。・・・残念1+9の10点ね。

セントレア:

 では【エネルギー・ボルト】でCを狙います。・・・ぬ、出目が、達成値9です。

GM(公人):

 精神抵抗力11だから抵抗成功だね。

セントレア:

 ぐぬ・・・。2(2,3)+5で7。半減で4点か・・・

GM(公人):

 弱点看破の+2点は軽減されないから6点だね。Bの方を狙ってれば倒せてたね。

セントレア:

 あぁ・・・。

ミーア:

 どうする? キュア・ウーンズで攻撃する? 拡大/数があるから一気に倒せると思うけど。

マナコ:

 でも、MP回復できるアイテムが・・・

ミーア: 

 ラミは5点の魔晶石持ってるから2倍でも1点消費なの。

ラクネラ:

 なるほどね。あんたにしちゃ考えたじゃない。でもMPがもったいないのも事実だから、2倍まで。ダメージ受けてる2体だけで良いわ。

ミーア:

 オッケイ。《魔法拡大/数》で2倍を宣言。消費MP6になるうち5点を魔晶石で補填。

 まずBへの達成値が・・・14。Cへが・・・15。微妙に低い・・・。

GM(公人):

 どっちも抵抗できないけどね。

ミーア:

 Bに・・・14に弱点+2で16点。Cは・・・あっぶな! 1(1,2)+9に弱点2点で12点ね。

 

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マタビ(マナコ):

 「ここにとどまって、あなたたちの無念(望み)は果たされるんですか?!」

メア(ラクネラ):

 「そも生前の想いなんて残ってないのかも、ね!」

コウ(セントレア):

 「操霊術を嗜む者としては、耳が痛いお話ですが、障害となる以上手加減もできません」

ラミ(ミーア):

 「騎士神さま・・・この者たちに真の安らぎを・・・」

ゴーストs(GM):

 『うおぉぉぁぉぉおぉぉぉぁ』

 

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GM(公人):

 そうすると、最後の1体は両手(?)を上げて降伏するような仕草を見せるよ。

ミーア:

 え?

ラクネラ:(ルルブII改訂版を確認)

 会話できるし知能も人間と同等。交渉できるのかしら?

GM(公人):

 彼(?)の仕草を見るに、そう思えるんじゃないかな。

マタビ:

 た、戦わなくていいのなら・・・

セントレア:

 そうだな。主殿、交渉を試みます。

GM(公人):

 うん。それじゃぁ・・・

 

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ゴースト(GM):

 「ここから(くぉくぉくぁるぁぁ)だしてくれぇ(どぅあすぃとぅえくぅるぇ)

ラミ(ミーア):

 「え?」

メア(ラクネラ):

 「“ここ”てのは、この遺跡のこと?」

ゴースト(GM):

 「ここから(くぉくぉくぁるぁぁ)でられないぃ(でぇるぁるぇぬぁいぃ)

マタビ(マナコ):

 「出られない? 地縛霊化しているのでしょうか?」

コウ(セントレア):

 「自分たちの最期の記憶はありますか」

ゴースト(GM):

 「わからない(ぅわくぁるぁぬぁいぃ) ここではない(くぉくぉでぇわぁぬぁいぃ)

ラミ(ミーア):

 「気付いたら、ここにいて、出られないってこと?」

ゴースト(GM):

 「だしてくれぇ(どぁすぃとぇくぅるぇ)

 

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GM(公人):

 神官であるラミが祈りをささげれば輪廻に戻してあげることができるよ。

ミーア:

 ロールプレイだけでいいの?

GM(公人):

 具体的には、「祈り」「浄化」に相当する神聖魔法1回分のMPを消費したらって感じかな。判定はいらないよ。

 今のレベルなら、キュア・ウーンズとディジーズ、一応ホーリー・ライトもかな。

ラクネラ:

 露骨なリソース削りね。このままメアが殴り倒したほうが消耗少ないわよ。

ミーア:

 え? 相手は戦う意思が無いのに?!

マタビ:

 そ、そうですよ。

セントレア:

 気持ち的には祈りでの昇天が理想だろうが・・・今後のことを考えるとな。

GM(公人):

 GMとしてはどっちでもかまわないよ。結果はあまり変わらないし。

 あ、ロールプレイの祈りだけで昇天させた場合、このゴーストは倒した魔物の数にカウントしないから。

ラクネラ:

 予防線まで張られたわね。

マナコ:

 魔香草もありますし、祈りにしませんか。

ラクネラ:

 でもわざわざリソース切るのもねぇ・・・

蛇&眼:(じ~~~~~~~っ)

ラクネラ:

 あぁもう。わかったわよ。好きになさい。

ミーア:

 ありがとう! ラク姉さん!

 

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ラミ(ミーア):(MP:20→17)

 「ここから出してあげる、ていうのがこういう事か判らないけど、少しだけ貴方のために祈らせて。

 ・・・ロジンネ・ウョシイエ・キヤササ・リノイ・・・この者に真の眠りを」

ゴースト(GM):

 「うぉぉぉぉぉぉぉぉとぅぉぉぉぉぉぉ」

 ゴーストの姿は他のゴーストたちと同様霧散した。

 

==========

 

GM(公人):

 はい。お疲れ様。これで戦闘終了だよ。

ラクネラ:

 無駄にリソース切らされたのに戦利品がないのがまた厭らしいわね。

GM(公人):

 何と遭遇するかはランダム表次第だかねぇ。

ミーア:

 でもラミの徳は高まった気がするわ。

マナコ:

 ゴーストさんたちは無事転生の輪に入れるんでしょうか。

GM(公人):

 いちおうゲーム的なことを言うと、倒した時点で天に昇って、転生の必要があればまた来世って感じらしいね。

セントレア:

 では、今頃神と対面しているわけですね。

ミーア:

 ラミが送ったしザイア神の所かな?

GM(公人):

 さて、どうだろうね。

 それじゃ少し休憩入れてから再開しようか。




ロールプレイにリソースを切る。
是非が分かれる所だと思います。この作品は仮想卓で迷惑かけるPLも予定が狂うGMも居ないのでロマン優先で行きました。
皆さんが実卓で行うときは、他のPLやGMと話し合って許可をもらうようにしてください。でないと卓の空中分解も有り得る案件だと思います。

ゴーストの喋りについて。
悪霊の会話パターンは物体。個人的にこれは外せなかったのですが、読者様の中にはメガテンネタが解らない方もいらっしゃるかと思ったので、ルビタグ活用させていただきました。

次回は探索開始からです。しばらくお待ちください。

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