【SW2.0&2.5】モンスター娘たちがモンスター娘を演じる日常【蛮族PC有】 作:龍委員長
先制判定 目標値:9
ラミ :(平目)8
メア :(平目)8
マタビ:3+7=10
レア :(平目)6
PC側の先行!
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彼我位置関係
山賊←10m→PC
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第1ラウンド PCターン の前に。
ラクネラ:
ねぇ、ハニー? この戦闘はまだBOSSじゃないわよね?
公人:
うん。普通のザコ戦だよ。
ラクネラ:
山賊の判定は固定値? ダイス振るのかしら?
公人:
いや、固定値だけど。
ラクネラ:
OK。じゃぁ、ラミとマタビは基本待機。危なくなったら回復や援護射撃して欲しいけど、それ以外は何もしなくていいわ。
ミーア:
え? なんで?
ラクネラ:
低レベル魔物、人間族なのに運命変転(ダイス目を変える種族特徴)が使えない。
こんな相手にリソース使うのもったいないでしょ。
セントレア:
なるほど。ではHPの多い突撃兵はレアが担当しよう。
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改めて第1ラウンド PCターン
レア:通常移動で10m前進。☆【チャージ】で追加ダメージ+2。
乱戦宣言。
《斬り返しI》宣言。バスタードソード(両手持ち)で突撃兵を攻撃。
6+5=11>10 命中!
威力:6[4,2]+6+2-3=11点ダメージ
メア:通常移動で10m前進。乱戦参加。
レイピアで突撃兵に攻撃。
7+10=17>10 命中!
威力:4[2,6]+5[6,4]+2[3,2]+7-3=15点ダメージ 撃破!
ラミ&マタビ:2人を応援している!
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レア(セントレア):(ザルツ地方語)
「コレも仕事ゆえ悪く思わないでくれ」
SE:ザン!
山賊の突撃兵(GM):
「ぐあっ・・・蛮族風情が人族様の言葉を喋ってんじゃねぇ・・・」
メア(ラクネラ):
「彼女は人族に近しい者、よ!」
SE:ザシュッ!
突撃兵(GM):
「え・・・あ?」
メアの鋭い一撃は的確に山賊の急所を貫いた。レアの攻撃で痛手は負っていたもののまだ行動に支障が出るほどではなかったはずの山賊の体はみるみるうちに重くなり、そして動かなくなった。
ミーア:
うへ? なにそのダメージ?
ラクネラ:
あちゃぁ、こんなに回るんだったら弓兵の方を攻撃しても・・・て倒せはしなかったから手数を減らす意味ではこれで正解かしら。
セントレア:
クリティカルで威力の低さをカバーする。これがフェンサーか。
ラクネラ:
回れば強いけど、回らなけりゃ相手の防護点で全部無かった事にされるから博打だけどね。
武器も防具も筋力の半分の
公人:
軽い鎧を着てるからって回避にボーナスが付くわけじゃないしね。
じゃぁ、生き残った弓兵だけど・・・。
マナコ:
あ、すいません。買った弾丸をガンベルトや銃に装填し忘れていたのでこのラウンドで銃への装填だけでもしてていいですか?
公人:
あぁ、出発までに1日有ったしガンベルトへの装着もしてて良いよ。
マナコ:
ありがとうございます。
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第1ラウンド エネミーターン
山賊の弓兵:
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弓兵(GM):
「ひっ、ひぃ! た、頼む! 命だけは・・・!」
さすがに初手で相棒が討たれたら降伏するしかないよね。
メア(ラクネラ):
さて、問題はコレをどうするかね。
ラミ(ミーア):
「とりあえずふん縛るわね」
え? 憲兵に突き出すんじゃないの?
マタビ(マナコ):
それだと、この人がラミさんとレアさんのことを話すおそれが・・・。
レア(セントレア):
今は仕事中だ。依頼人の意向を訊いてみてはどうだ?
メア(ラクネラ):
そうね。
「ベッソンさん。終わったわよ」
GM(公人):
じゃぁ、離れていたところで様子を窺っていた馬車が戻ってくるよ。
ベッソン(GM):
「皆さんご無事ですか?」
ラミ(ミーア):
「あたしたちは大丈夫だけど、この人たちどうしよう?」
あ、突撃兵の方って死んじゃってるの?
GM(公人):
あ、そういえば生死判定もしてなかったね。
えぇと、生死判定の基準値は生命抵抗力判定と同じだから・・・固定値で11。うん、突撃兵の方は気絶してるだけだね。
ベッソン(GM):
「どうしましょうなぁ・・・」
メア(ラクネラ):
「提案なんだけど、身包み剥いでここに転がしておくのは? 運がよければ誰かが拾ってくれるでしょ」
マタビ(マナコ):
「ふぇっ?!」
ど、どうしてですか?!
レア(セントレア):
いくらなんでも、非道ではないか?
メア(ラクネラ):
そうかしら? 命を取ろうってんじゃないんだから有情だと思うけど。
ラミ(ミーア):
でも、それだと結局こいつらがあたしたちのこと話しちゃうんじゃない?
GM(公人):
そうだね。その案にはベッソンさんも難色を示すかな。
こういうのはどうかな。
ベッソン(GM):
「では、こういうのはどうでしょうか」
と言うと、羊皮紙を取り出して何か書くと、縛られた山賊の胸に貼り付けたよ。
ベッソン(GM):
「手前味噌ですが、私の名前もそれなりには通っておりますからな。これで通行人が彼らを衛兵に突き出したとしても、彼らの言葉を信じられるかは半々と言ったところでしょう」
メア(ラクネラ):
それしかないかしらね・・・。
GM(公人):
じゃぁ戦利品を振ってもらおうか。武装解除させるし弓兵の分も振って良いよ。
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銀貨袋(50G)を手に入れた!
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GM(公人):
さて、そんなトラブルも何とか乗り越えて一行は目的の森までやってきた。ここからは徒歩になるけど、ベッソンさんが護衛とは別に雇った剛力が罠にかかった動物を袋に入れて抱えていくから、みんなは護衛に専念して良い。
マタビ(マナコ):
あれ? 馬車の護衛はいいんですか?
GM(公人):
(・・・)
森の中だけど、
マタビ(マナコ):
え? あの、馬車・・・
メア(ラクネラ):
察してあげなさいよ、そこまで考えてなかったんでしょ。
マタビ(マナコ):(公人を見ながら)
えっ?
GM(公人):(目線をそらす)
ベッソンさんが言うには、今回見に行く罠は4つ。イタチとかの小動物がターゲットだって。
マタビ(マナコ):
えぇっ!?
ベッソン(GM):
「あまり人が通る場所ではありませんが獣道が有りますのでそれに沿って罠まで進みます。ついてきてください」
というわけで1つめの罠に近づいた所で遭遇表だよ。誰か2d6をお願い。
マタビ(マナコ):
じゃぁ、今度は私が・・・3です。なんだかあんまり良い目じゃないですね。
GM(公人):
じゃぁ、今度は1d6を。6は振り直しね。順番的にセレアかな?
レア(セントレア):
では・・・1です。目が低いと嫌な予感がします。
GM(公人):
ふむ。じゃぁ今度は1d8を4回。7、8は振り直し。
ラミ(ミーア):
わぁ、こんなサイコロもあるんだ。4回だから1人1回ずつで良い?
3、3、1、6
メア(ラクネラ):
目が被ったのは良いの?
GM(公人):
うん。問題ないよ。
場所は木々が少し減って広場みたいになっている場所。下生えが豊富で草食動物や小動物が良く集まるんだって。罠には白い毛皮がきれいな長毛種の小動物がかかってるね。
まぁ、それを狙う大型の動物も集まるわけだけど。
ベッソンさんたちが手際よく獲物を罠からだして、薬で眠らせていると、周囲の木々からカサカサと何かが降りてきた。
ラミ(ミーア):
なんだかラク姉さんみたい。
メア(ラクネラ):
あのねぇ・・・
GM(公人):
うん、現れた生き物は3種合計4匹。内1匹は確かに蜘蛛みたいな見た目だね。
どうやら、みんなを獲物として近づいてきたみたいだよ。撃退してね。
皆さんなら、どう対処しましたか?
(人族サイドの)蛮族パーティーは運営が難しいですね。
かといって蛮族サイドのシナリオ組もうにも、バルバロステイルズが手元にないし・・・
なお、山賊の突撃兵は気絶したままなのでルールに則れば、いずれ死亡します。
とはいえ、シナリオに無関係なところでリソースを削らせるのも酷い話なので判定もリソースも無しで気絶から回復させたということで。
次回はまたも戦闘からです。
今度はさすがに今回のようなさっくりな終わり方にはならないと思います。
時間がかかると思いますが、しばらくお待ちください。