【SW2.0&2.5】モンスター娘たちがモンスター娘を演じる日常【蛮族PC有】   作:龍委員長

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4.戦闘2~エンディング

GM(来留主):

 互いの距離は10m。お互いの陣営はひと塊になってるとするよ。

 

マタビ(マナコ):

 あ! 鳴子鳴らしてるときに弾丸の再装填してて良いですか?

 

GM(来留主):

 主動作でできるって事は10秒程度だし良いよ。

 

マタビ(マナコ):

 ありがとうございます。

 

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先制判定 目標値:9

 

ラミ :(平目)(1,2)=3 どうせならピンゾロで経験点が欲しかった・・・

 

メア :(平目)(3,4)=7 失敗・・・

 

マタビ:3+(2,5)=10 成功!

 

レア :(平目)(6,5)=11 成功!

 

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弱点隠蔽判定 目標値:レッドキャップは弱点看破の資格が無い!

 

2人とも自動成功!

 

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第1ラウンド PCターン

 

ラミ:RキャップAを起点に【バニッシュ】

 行使判定:7+(4,2)=13

 Rキャップ精神抵抗(固定値のため一括表示):11 効果発揮!

 RキャップA バニッシュ表:11.対象は逃げ去る。それができない場合、10秒(1ラウンド)の間、恐怖に凍りつき、いっさいの移動と能動的な行動ができず、すべての行動判定に自動失敗する。その後は通常の行動可能。

 

 RキャップB バニッシュ表:12.対象は逃げ去る。(以下略)

 

 RキャップC バニッシュ表:8.対象は恐怖に襲われ、行動が妨げられる。3分(18ラウンド)の間、命中力判定、回避力判定、行使判定、賦術判定に-1のペナルティ修正を受ける。

 

メア:通常移動で接敵。【ガゼルフット】【キャッツアイ】使用。Aにレイピアで攻撃。乱戦エリア発生。

 命中力判定:6+(5,6)+1=18

 RキャップA回避力判定:自動失敗! 命中!

 威力:5+3(クリティカル1回)+6-1=13点ダメージ

 

レア:【チャージ】宣言。通常移動で乱戦エリアへ進入。《斬り返しI》Bへバスタードソード(2H)で攻撃。

 命中力判定:6+(1,4)=11

 RキャップB回避判定:自動失敗! 命中!

 威力:9+6(クリティカル1回)+4+2+2-1=22点ダメージ B撃破!

 

マタビ:【ソリッド・バレット】【ターゲットサイト】使用。Cに射撃。

 命中力判定:5+(4,2)+1=12

 RキャップC回避力:10-1=9 命中!

 威力:4+6-1=9点ダメージ

 

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ラミ(ミーア):

 「騎士神よ 不逞の者達に 神の怒りを・・・」

 

Rキャップたち(GM他):(妖魔語)

 「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 「ヒ、に、逃げ・・・っ」

 「もうだめだぁ、おしまいだぁ・・・」

 

メア(ラクネラ):

 「そう簡単に逃がすモンですか」

 

レア(セントレア):(汎用蛮族語)

 「己の行いを悔いて逝け!」

 

マタビ(マナコ):

 「アダーリさんたちに懺悔なさい!」

 

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第1ラウンド エネミーターン

 

RキャップA:乱戦エリアからの離脱を宣言。

 

RキャップC:メアに武器攻撃。

 命中力:10-1=9

 メア回避力判定:7+(1,2)+1=11 回避!

 

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RキャップA(GM):(妖魔語)

 「こ、こんなところ、居られるか! 俺は帰らせてもらう!」

 

RキャップC(GM):(妖魔語)

 「こ、こうなりゃ、ヤバレカバレだ!」

 

メア(ラクネラ):

 「どこ狙ってんだが・・・」

 

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第2ラウンド PCターン

 

レア:Aに両手持ちで攻撃。念のため《斬り返しI》宣言。

 命中力判定:6+(1,4)=11

 RキャップA回避力:10-4=6 命中!

 威力:4+4+1-1=8点ダメージ 撃破!

 

メア:Cに攻撃。

 命中力判定:6+(5,5)+1=17

 RキャップC回避力:10-1=9

 威力:(1,1) 攻撃失敗・・・

 

マタビ:【ソリッド・バレット】【ターゲットサイト】使用で攻撃。

 命中力判定:5+(5,1)+1=12

 C回避力:10-1=9 命中!

 威力:1+6-1=6点ダメージ(残り3)

 

ラミ:誤射しそうなので待機。

 

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GM(来留主):

 レアの斬撃で2体目のレッドキャップが倒れる中、メアの鋭い視突は偶然、彼が身につけていた衣服の金属部分に当たって逸れてしまう。

 それでもマタビの追撃でもう満身創痍だけどね。

 ・・・うん、これもう「勝った」で良いんじゃないかな。

 

レア(ラクネラ):

 そうね。2対1で乱戦してるから逃走はほぼ不可能。そちらの攻撃はほぼ当たらず。こっちはリソースを食わない前衛2人で攻撃すればすぐに決着しそうね。

 

GM(来留主):

 うん。そんな感じで2人の剣閃が最後のレッドキャップを倒した。

 というわけで戦闘終了。偽アダーリの分も含めて戦利品振ってくれるかな。今回はもう戦闘無いから所要時間とか周囲の警戒とかは考えなくて良いよ。

 

 

戦利品

 剣のかけら×4、銀貨袋(90G)

 赤い髪×3(30G)、武器×2(60G)

 

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GM(来留主):

 戦利品漁りが終わったら、こいつらがアジトにしていた洞窟の探索ができるよ。アダーリが偽者だったこと、それを冒険者の店に報告するにしても、蛮族が人族に化けて他の人族を陥れようとしていたという事実を言葉以外でも伝えれるほうが良いだろうからね。

 

ラミ(ミーア):

 そっか、報告に真実味が無いといけないんだね。

 

GM(来留主):

 そんな感じだね。

 

メア(ラクネラ):

 そういうことなら探索しましょうか。何か判定は要るかしら?

 

GM(来留主):

 うん。順番に行こうか。

 まず洞窟の中はレッサーオーガの言葉通り、奥まで道が伸びているだけだね。現実だと獣が巣にしたり冬眠に使いそうな洞窟のイメージかな。

 奥には蛮族たちが使っていたらしい生活用品が雑多に散らばっている中に数人分の遺体がある。

 人数は3人分。衣服を剥ぎ取られた男性、アダーリのもの。

 それから、太陽を模した聖印を持ってることから神官を思われる女性と、魔術師っぽい男性だね。

 どの遺体も激しい戦いを窺わせる無数の傷があるけど、その中で3人ともに共通する傷がある。それはアダーリも含めてみんな胸に大きな傷があるということ。

 

マタビ(マナコ):

 その傷が致命傷でしょうか? それとも他の傷が?

 

GM(来留主):

 う~ん・・・じゃぁセージ技能で知力判定してもらおうかな。目標値は7。あ、この場合だとレンジャー技能もアリかな。

 

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検死? 目標値:7

 

ラミ :7+(4,3)=14 成功!

 

メア :(平目)(5,3)=8 成功!

 

マタビ:5+(2,3)=10 成功!

 

レア :4+(3,2)=9 成功!

 

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GM(来留主):

 あら、全員成功しちゃったか。もっと目標値高くてもよかったかな?

 それじゃぁ、4人とも胸の傷は死後付けられた物だと断言できるね。

 

レア(セントレア):

 判りきってはいますが、傷の中を確認します。

 

GM(来留主):

 うん。想像通り3人とも心臓が無い。冒険者の店の刻印が入った荷物がそのままになってるから、それとレッサーオーガの首を持ち帰れば証拠としては十分かな。あ、アダーリの持ち物はレッサーオーガとの戦闘後回収してて良いから。

 それと、探索判定もしてもらおうか。洞窟の中だからレンジャー技能は不可ね。

 

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探索判定 目標値:9

 

ラミ :(平目)(1,4)=5 失敗・・・

 

メア :(平目)(6,5)=11 成功!

 

マタビ:5+(4,5)=14 成功!

 

レア :(平目)(5,3)=8 失敗・・・

 

 

 書簡を見つけた!

 

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GM(来留主):

 成功した2人は、羊皮紙を束ねた物を何枚か見つける。見つけた2人には意味不明な言語で書かれている。

 

メア(ラクネラ):

 わたしたち“には”、てことは・・・

 

マタビ(マナコ):

 隠す理由も無いですし、ラミさんたちにも見せます。

 

GM(来留主):

 すると、それは汎用蛮族語で書かれた書類のようだね。

 

~~~~~

 

 いよいよ、御大が決意を固められた。御大の御出陣に先立ち人族の戦力を削いでおく必要がある。

 各部族は人化可能な者を指揮官とする小隊を編成。

 各地へと配置し潜入を開始せよ。

 なおこの作戦は来るべき時のためのものである。くれぐれも軽率な行動は慎むよう肝に銘じておくように。

 

~~~~~

 

GM(来留主):

 ざっくりいうとこんな感じの内容が書かれている。

 残りの羊皮紙にはレアたちでも読めない文字が書かれているけど、ここにいたメンバーを考えると、オーガ語か妖魔語じゃないかな、くらいは解るんじゃないかな。

 

レア(ラクネラ):

 「御大・・・こいつらの大将が人族に対して大規模侵攻を始めようとしてるって事?」

 

レア(セントレア):

 「そのようだが・・・侵攻の時期までは書かれていない。まだ下準備を末端に命じただけ、という印象ではあるが・・・」

 

ラミ(ミーア):

 「この感じだと、ザルツ地方だけじゃないかもしれないよね?」

 

マタビ(マナコ):

 「また、<大破局(ディアボリック・トライアンフ)>が始まるんでしょうか・・・」

 

メア(ラクネラ):

 「・・・これはオーガの成りすましも含めて、冒険者の店(マスター)から国に報告してもらわないといけないかもしれないわね・・・」

 ねぇ、ハニー? この指令書っぽいのって、差出人というか指令を出してる奴の名前書いてる?

 

GM(来留主):

 実は書いてないんだ。ただ、ラミとレアは感じるんだけど、もともと蛮族というひとくくりにされる彼らだけど種族間の連携は皆無といっていいほど仲が悪い。特に支配階級を名乗るドレイク、バジリスク、ヴァンパイアは互いの支配権を否定しあってるほどだからね。

 それなのに、この指令書は種族を超えて指示が出されているように見受けられる。そうなると御大の正体は、反目しあう蛮族同士を一時的にと言えど協力関係に着かせる事ができるほどの影響力がある存在、ということになる。

 ラミの言うとおり、広範囲に指示が出ているようだから、どれだけの範囲に影響を与えているかにもよるけどかなりの実力者ということは間違いないだろうね。そして蛮族社会における“実力者”の条件は、財力や政治力の才能はもちろん必要だけど何よりも優先されるのは“武力”“戦闘力”だということ。どんなに弱く見積もっても上位蛮族であることは確実だろうね。

 

レア(セントレア):

 ますます冒険者だけで抱えていい案件ではなくなってきましたね。

 

GM(来留主):

 でも、今ここではこれ以上の情報は得られそうに無いね。

 他にやることはあるかな?

 

レア(セントレア):

 1つだけ。フレーバーな演出ではありますが、犠牲者の亡骸を指しながらラミに頼みます。

 「ラミ、彼らはティダン信者のようだが、ザイアの流儀でかまわん。簡単な弔いをしてやってくれ」

 この世界の遺体はちゃんとした葬送をせずに放置するとアンデット化するという話ですし、簡易式でも弔いをしてやるべきかと。

 

ラミ(ミーア):

 だったら、フィンデルにつれて帰ってあげたほうがよくない?

 

レア(セントレア):

 ヒト3人だぞ? レアが街中に入れるなら運べるだろうが難しかろう。ならば報告後正式な捜索隊による回収が行われるまでアンデット化を防げるだけで良い。

 

ラミ(ミーア):

 そっか。じゃぁ、レッドキャップとオーガの体もその辺に埋めて一緒に弔っておくね。首は証拠の1つだから持って帰るけど。

 「・・・騎士神ザイアよ 戦いの果てに倒れたものたちに ひと時の安らぎを・・・

 これで、一応は大丈夫だと思うけど、あたしみたいなペーペー神官の葬儀じゃ加護も薄いだろうし早く帰って報告しよう」

 

GM(来留主):

 とはいえ、もう夜になってるからここで1泊。まっすぐ帰るとまた変化の制限時間に引っかかるからトッネオで1泊するか、半日休憩して深夜にフェンディルて感じになるけど?

 

ラミ(ミーア):

 う・・・。

 

メア(ラクネラ):

 なら、トッネオに帰るレアはもとより、ラミもトッネオで1泊。メアとマタビだけ先行してマスターに報告しましょう。マスターはラミの正体知ってるし別行動の理由は説明しても大丈夫でしょ。

 

GM(来留主):

 OK。するとラミがフェンディルに向かうのと入れ違いぐらいで中規模の冒険者に護衛される形で神殿の司祭様とメアがドイサに向かうよ。メアはただの道案内だから他のメンバーがついてくる必要は無い。というかメアがそういう風に話を持っていかないとラミやレアが危ないからね。

 

マタビ(マナコ):

 このタイミングでバレちゃったら間違いなくスパイ扱いですよね。

 

GM(来留主):

 まぁ、後日ヒアリングのために王宮関係者が訪ねてくるかもだけど。

 というところで今回のセッションは終了。お疲れ様。

 

モン娘:

 おつかれさまでした。

 

==========

 

アフタープレイ

 

来留主:

 報酬は偽アダーリの言葉通り、4,000Gが支払われるよ。それと戦利品の売却額180Gだね。1人当たり1,045G。

 

 経験点は基本点1,000+討伐モンスター分100=1,100点 とピンゾロ分ね。

 

ラクネラ:

 とはいえ、今回は私が1回ピンゾロ出しただけなのよね。

 

来留主:

 次は成長1回分お願いね。

 

ラミ :(2,2)敏捷度 21→22

 

メア :(4,6)精神力 11→12

 

マタビ:(6,6)精神力 20→21

 

レア :(2,4)生命力 18→19

 

来留主:

 じゃぁ、最後に剣のかけらの名誉点を振って終わりにしよう。

 

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獲得名誉点:かけら×4

 2+3+3+3=11

 

合計名誉点:49

 

駆け出し。冒険者の店など、狭いコミュニティなら、名前だけは知られている。

 

意訳:蛮族のスパイに気付いて計画を阻止した冒険者が、寛容な交流亭に居るらしい。




セッション4終了です。

弱点看破をことごとく忘れています。どうしたものか・・・(汗)

伏線の張り方がベタベタですが、お話を考える脳みそが無いのでご勘弁ください。

もっと派手に名誉点を稼がないといつまでたってもレアが田舎で狩猟生活ですね・・・どうしたものか・・・。目安以上のかけら投入ははっきり言ってバランス取る自身が無いし・・・。


さて、次回はまだプロットもできてませんが、今回の案件を受けて公共の組織が動き出すんじゃないでしょうか(関わるとは言ってない)

では、また次回までしばらくお待ちください。

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