【SW2.0&2.5】モンスター娘たちがモンスター娘を演じる日常【蛮族PC有】 作:龍委員長
来留主:
じゃぁ、帰りも1日かけてトッネオにというか、レアの洞窟に帰ってきたよ。コボは皆を笑顔で迎えてくれる。待っている間に簡単に掃除もしてくれていたみたいだね。
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3.帰還 トッネオの洞窟
コボ(GM):(交易共通語)
「おかえりなさいませ! キプロクスは見つかりましたか?!」
レア(セントレア):(周囲に通訳してもらった上で)
背中に搭載した肉を見せます。
(汎用蛮族語)「これで足りるか?」
コボ(GM):(汎用蛮族語)
「はい。ありがとうございます!」
ラミ(ミーア):(汎用蛮族語)
「あと、こんなのも見つけたわよ」
タケノコやウナギを渡すわね。
コボ(GM):
「わぁ、ありがとうございます」
マタビ(マナコ):(交易共通語)
「コボさんのことは、トッネオ村の人も知ってるんですよね? 料理の準備が整ったら声をかけてきますね」
GM(来留主):
すると、夕暮れごろには料理が出来上がって、村の片隅で振る舞われるよ。レアとの交流で蛮族に対する抵抗が少なくなっている村の人たちは皆参加してくれて、なんだか炊き出しの会場みたいになってる。
ラミ(ミーア):
肝心の味のほうは?
GM(来留主):
一流料理店というほどではないけど、こんな片田舎で食べられるようなレベルじゃないね。
メインの肉料理だけじゃなくて、魚料理に前菜的なサラダもついて簡単なコースメニューみたいになってるよ。村の人たちも満足してるよ。
サオラム(GM):(トッネオの村長)
「いやぁ、レア殿のおかげで害獣被害が減っただけでなく、コボ殿のおかげで生活自体が豊かになりそうですな。ありがたいことじゃ」
レア(セントレア):(ザルツ地方語)
「喜んでいただけてよかった」
コボ(GM):(蛮族語やら共通語やら使い分けつつ)
「皆さんもよかったらどうぞ。あ、レアさまはお肉が苦手と伺っています。こちらに、空マメと村の野菜で作ったスープがあります。こちらをどうぞ」
GM(来留主):
と、この日は皆もトッネオに宿泊して、コボの料理を堪能したのでした。
はい。これでセッション3「食材を求めて」終了です。おつかれさまでした。
一同:
おつかれさまでしたー。
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報酬:4,231G→1,057/1人。共有資金(割り切れなかった報酬とも言う)3G(メアが管理)
経験点:基本1,000+無力化した魔物レベル合計(9・・・苦戦してたので多部位は1部位、1体と数える事に→17)170=1,170+ピンゾロ回数
獲得名誉点:剣のかけら×4=3+1+3+1=8点
合計名誉点:38点
駆け出し。冒険者の店など、狭いコミュニティなら、名前だけは知られている。
(フェンディル王国の王都で、最近活動を始めた冒険者グループが居るらしい。3人パーティーだの4人パーティーだの噂の内容がコロコロ変わるところを見ると、まだまだ駆け出しでメンバーが定着してないようだ)
成長
ラミ :(3,5)知力 :26→27
メア :(5,5)知力 :13→14
マタビ:(1,4)器用度:16→17
レア :(5,5)知力 :13→14
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来留主:
ほんとうに、おつかれさま。
ミーア:
ボスが強かったぁ・・・
マナコ:
ごめんなさい。先制取れなくて・・・
ラクネラ:
謝る必要ないわよ。そもそも私たち3人がスカウト取らなかったから、その辺りの負担がマタビに集中しちゃってるんだし。
セントレア:
ラクネラの言うとおりだ。
それよりも、キプロクスは今の我々のレベルに対して適正な強さを持つモンスターだったのですか?
来留主:
そのはずだったんだけど、ちょっと自信が無くなっちゃった・・・。
ラクネラ:
途中、だいぶ手加減してたわよね。テイルスイングやブレスを連続で使えばもっと苦戦、というか全滅してただろうし。
来留主:
まぁ、ばらしちゃうと、ね。実は、かけらの数も途中で減らしたんだよ。
ミーア:
本当はもっとHPが多かったって事?
マタビ:
MPが切れて攻撃できなくなってましたよ。
ミーア:
回復もね。
来留主:
うん。だから戦いながらかけらの数を変更したんだよ。
ラクネラ:
それってどのタイミング?
来留主:
えぇと、2ラウンド目の終わりかな。
セントレア:
初手でまずい状況だったと。
来留主:
うん。ボスが弱すぎるとつまらないけど、勝てない強さなのはもっとマズいからね。弱体化は仕方ないかなって。
マナコ:
それでも、ギリギリの勝負だったので弱体化して適正ぐらいだったんじゃないでしょうか?
来留主:
そのようで・・・申し訳ない。
ミーア:
まぁまぁ、勝てたんだから、もう良いじゃない。
それより、だぁりん。おなかすいた、帰りに何か食べていかない?
来留主:
だーめ、みんな待ってるんだから、夕飯の買出ししたらまっすぐ帰るよ。
ミーア:
ちぇー・・・。
来留主:
それじゃ、片づけして帰ろうか。おつかれさまでした。
モン娘:
おつかれさまでしたー。
お送りしましたセッション3。いかがでしたでしょうか。
非実プレイ卓なので、可能な限り振り直しや能力改ざんは行わないようにしていますが、今回は実プレイで行われるレベルのトラブルだと判断し、マスタースクリーン裏で操作する事にしました。
GM経験者様なら、あえて情報を明かさずPLにとって都合の良いように隠し数値を操作したご経験がある方はいらっしゃるかと思います。
今回の処置もその範疇・・・だと思うのですが、いかがでしょうか?
初回から事故続きな本作ですが、見捨てずにお付き合いいただければと思います。
それでは、また次回、お会いしましょう。