ストライクザブラッド~ソードダンサーと第四真祖〜 作:ソードダンサー
天童火乃香
階級:少佐
コードネーム:アルマース1(アルス1)
携行武器:HK416D、HK45、牙刀
ジャック
階級:少佐
コードネーム:雷電
携行武器:刀、強化骨格
補足:血の繋がった妹がいる。
ケヴィン・ティラー
階級:大尉
コードネーム:アルマース2(アルス2)
携行武器:ミニミ軽機関銃、HKUSP
ジル・コナー
階級:中尉
コードネーム:アルマース3(アルス3)
携行武器:SR25、デザートイーグル
ジーク・フロー
階級:中尉
コードネーム:アルマース4(アルス4)
携行武器:P90、FNfiveseven
クリス・ケイル
階級:少尉
コードネーム:アルマース5(アルス5)
携行武器:FNSCAR、SAA
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アーセナルギア某所
「霞…本当に行くの?」
鈴を鳴らしたような可愛らしい声が聞こえてくる。
透き通るほど白い肌を惜しげもなく全て晒しベットの上で足を揺らしながら腰まである金色の綺麗な髪を撫でる少女がベットから立ち上がろうとした霞を引き止める。
「…まぁな…俺はもう戻れない、戻る気もなければ立ち止まる気もない」
「火乃香君、可哀想に。殺してしまうの?」
「まさか。俺が殺されに行く」
「火乃香君を引き込む事はしないの?」
「しない。世界に必要なのは俺ではなくあいつだ。こっちに引き込んだらいよいよ本家に潰されてしまう」
どこか遠い場所を見ながら、彼女の頭を撫でるのをやめ、
「あなたがすべてを壊せばいい。霞…泣いてるよ?」
誰が見ても霞は泣いてはいないし、そんな表情も表には出していない。ましてや霞自身泣いているという感情を抱いてすらいない。彼女は何を言い出すのか…。また、彼女は霞の深層心理を覗いたのか。霞はいつもの事だと思い大きくため息をついた。
「ハァ…リズ…お前は逃げろ。信頼できる部下を付けるからお前はどさくさに紛れて逃げろ」
「イヤ。私も戦う」
どこかボーッとしながら刀を取り出し、彼女も強化骨格でできたサイボーグを着込み始める。
「あなたが火乃香君に会うんだったら私はお兄ちゃんに会いに行く」
「…………お互い地獄で会うことになりそうだな」
「うん…」
静かに互いに抱き寄せ、おもむろに唇を重ねた。最後の口付けをたっぷりと時間をかけ味わう。そう、米艦隊との開戦を伝えられるまで。
2人はそっと唇を離し、霞はリズの頭撫で、部屋を後にした。
リズはその1分後に、アーセナルギア心臓部に歩を進めるのだった。
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天童霞
コードネーム:
装備:M4、M1911、銀龍
リズ
コードネーム:深山
装備:刀、強化骨格
備考:血の繋がった兄がいる
ちょっと登場人物がいきなり増えたんで、色々と整理したのと、霞の方にスポット当ててなかったなーと思ったんで霞視点を書いてみました。(設定だけじゃ文字数足りなくて投稿できなかったなんて言えない)