なんか歩いてたらローマじゃない街に来たんだがw
笑えるw
「ここらへん爆破しよう」
そう提案すると、ジャンヌとアルトリアから凄い剣幕で罵られた、あーいいっすねー。
「えー……あ、せや」
「令呪使用、アルトリア。宝具を放て(ゲス顔)」
「マスタァァァァァァァ!!」
「
フハハハハハ!
壁が容赦なく圧倒的な力でぶっ壊され、大穴を開けた。
「たく、アンタは……」
頭を抱えるジャンヌ、頭痛か?ん?薬あるぞ。
あ、無かったわ。
「ローマァァァァァァ!!」
穴の奥から変な声を出しながら変な奴が突撃してくる。
が、容赦なくジャンヌとアルトリアに切り伏せられた。
「ロォ、マァ」
ファサーと光の粒子になって消えていく変質者。
ザマァ見晒せ!
「マスター!あれを!」
奥からなんか見覚えのある顔のやつが来た。
あれ?こいつ誰だ?
「貴様ァァァァ!」
すごい顔ww死ぬがよいww
「
アルトリアから奪ったエクスカリバーで宝具を放つ。
「ギャァァァァァァァァァ!!!」
あ、死ななかった。
「マスター!返して下さい!」
ぽぃっとアルトリアに投げつける。
チッ、役に立たねぇ剣だな。
「ゆ"る"ざん"!」
リフレックスめ!FPSに帰れ!
「うるざぁぁぁぁい!私はリフレックスサイトではなぁぁあい!」
そう言いながら、ムキムキマッチョになるリフレックス。
「ふん!貴様らには魔神柱など生温い!我が最強の力を味合わせてやる!」
ムキムキマッチョのリフレックスのタックル。
しかし、足元に突き出されたジャンヌの旗の柄に足が引っ掛かり、そのまま足を捻ってコケた。
「ィッ!?」
雑魚乙wwww
「
すると、リフレックスはジュラルの魔王のごとく悲鳴を上げ、その人生にピリオドを打った。
「ァァッーーー!!!」
すると、また体が光に包まれた。
チッ、面倒やな。
「あー、こうなるかー」
だが、ジャンヌとアルトリアは微笑みを浮かべ、微かな声でこう言った。
「……あんな奴がいたら、私も……処刑されなかったのかな」
もしも、村娘のまま生きたら。
もしも、戦乱を知らず生きていたら。
愛と出逢い、生きていたら。
私は、私は。
「もしも、彼のような人がいたら、私は」
町娘で居られて、王にならず、戦乱を知らずに幸せに生きていたのではないか。
なぜ、なぜ、なぜ、なぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜ
あぁ、そうだ。
「「歴史を変えればいい、今から」」
過去は変えられない、けれど。
「「未来は変えられる」」
奇しくも彼女達は少しばかり愛に狂った。
ある意味、必然とも言えるが。
宝具レベル EX
竜の魔女としての意義、意味、存在を宝具化させた旗、その全て。
一度、その旗を翻せば神の大地はまたたく間に獄炎の燃え盛る地獄と化す。
神話で語られし竜の怒りの如く。