ハイスクールDxD 万能な悪魔!最強を目指して   作:ニャン吉

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第9話

夜になり黒歌が俺の部屋に入って来た。

「黒歌。夜這いにでも来たのか?」

「違うにゃ。」

「分かってる。隣においで」

と言うと黒歌はベッドに座っている俺の隣に来た。

「人間界に来てからサイヤは意地悪にゃ。」

とそっぽを向いてしまうので俺は黒歌の頭を撫でてから

「黒歌はこの中では俺の唯一の同い歳だからな。我慢してくれ。俺は黒歌を頼りにしているんだから。」

「それはわかってるにゃ。」

「よかった。・・・猫化して俺の太腿に乗ってもいいんだよ。」

「どうせ私はエロ担当にゃん。このままサイヤに体を預けるにゃ。」

そう言って黒歌は俺に体を預けてきた。

「黒歌は俺の可愛い家族だよ。」

「私にとってもサイヤの眷属は家族にゃ。私とサイヤが兄と姉で可愛い妹達。かけがえのないものにゃん。」

「ああ。だからこそ・・・俺達に危害を加える可能性のある堕天使を許すわけにはいかない。」

「私一人でもあの程度の堕天使なら余裕にゃん。」

「ダメだよ。黒歌は家で妹達を護っていてくれ。」

「一人は婚約者にゃ。」

「俺にとってレイヴェルと同じ位黒歌達も大切だからな。全員纏めて護ってやるさ。」

そう言って俺がベッドに横になると黒歌も同じ様にベッドに横になり俺の腕を枕にして寝るのだった。

 

 

 

日曜日になり

俺は白音を連れてイッセーのデートの監視をしている。

 

夕方

公園で天野さんが堕天使の姿になるのだった。

 

sideイッセー

「ねぇイッセー。死んでくれない?」

「えっ何を言って?」

と俺が答えると目の前で黒い翼を出して飛び出すのだった。

「あのサイヤって男に殺すなと言われたけど至高の堕天使の私が神器を持っていて計画の邪魔になる人間を殺さないわけがないじゃない。」

「なんだよ!神器って!夕麻ちゃん!」

「私の名前はレイナーレよ。女のことを知らない男とのデートは定番すぎてつまらなかったわ。」

そう言ってレイナーレは光の槍みたいなのを作って俺に投げてくるのだった。

 

sideサイヤ

「白音。先に行くぞ。」

俺は白音にそう伝えるて

ジョーカーのメモリを出して

「変身」

変身してからイッセーの前に飛び出し光の槍を壊してから

「さぁ堕天使。お前の罪を数えろ。」

「私に罪?ある訳がないじゃないの。人間は所詮貧弱で生きている事が罪な者なの。それを殺して何がいけないの?」

「そうか貴様は罪を自覚しないか。」

そう言って後ろを向くと後ろでイッセーが気を失っているのだった。

「気絶か。・・・アクセル。来ていいぞ。」

「はい。・・・変身です。」

と言ってアクセルに変身した白音も出てくる。

「ここは一応悪魔のリアス・グレモリーが管理している土地なんだが?」

「知ってるわ。それがどうしたの?至高の堕天使である私には関係ないわ。」

とレイナーレが言うとグレモリー家の魔法陣が現れて

「ちっ。貴方達のせいでそのつまらない男を殺し損ねたわ。」

と言って逃げていくとリアスがやってくる。

 

「流石に遅すぎないかリアス?」

「悪かったわよ。」

「ここは一応お前が管理している土地なんだろ?」

「そうね。」

「いつもお前は遅すぎるんだ。」

「何が言いたいわけなのサイヤ。」

「なに。別にお前がどう思ってようと構わないさ。ただ管理があまいんじゃないのか?」

「確かに今回は遅くなって貴方達に迷惑を掛けたけど普段ならこんな事にはなってないわ。」

「そうか。・・・わかった。俺の負けだ。今回は遅かった。幼馴染の言葉を信じるとするよ。それと一つ忠告すると次の一手で遅れると大変な事になるぞ。」


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