ハイスクールDxD 万能な悪魔!最強を目指して   作:ニャン吉

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第8話

「サイヤ。アレってもしかして?」

「堕天使だな。」

「おまたせしましたわ。サイヤ。黒歌。」

「兄様。姉様。おまたせしました。」

「サイヤ君。黒歌さん。お待たせ。」

「サイヤお兄さん。黒歌さん。遅くなりました。・・・どうかしましたか?」

「イッセーに彼女が出来た。それも堕天使の。何か怪しいな。」

「そうにゃ。」

「白音。」

「どうしました兄様?」

「アクセルのメモリは使えるか?」

「はい。」

「頼みたい事がある。」

「何でしょう?」

「白音の鼻とアクセルのメモリの力でイッセーを追ってくれ。何かあり次第連絡を。」

「分かりました。」

そう言って白音は仮面ライダーアクセルに影で変身してイッセーを追うのだった。

 

 

side白音

私はサイヤ兄様に頼まれて変態3人組の1人おっぱい魔人先輩・・・兵藤一誠先輩を追い掛けています。

少しして追い付きました。

仙術で姿を消して近づいて一応兄様に手伝ってもらって作った仙術に兄様と私に姉様の魔力を混ぜて作った棒を身体の中に入れました。

 

少し様子見の為に近くにいると二人は日曜日にデートをするということが分かりました。

それを直ぐに兄様に伝えると兄様と姉様もあの探知の棒を通して聴いていたみたいです。

最後に大丈夫そうなら戻ってきてもいいとの事なので私は兄様達の待つ家へ急いで帰るのでした。

 

 

家に着くと私はサイヤ兄様に頭を撫でてもらえました。

やっぱり兄様の撫で撫では別格です。

 

 

sideback

 

白音がちゃんと帰って来てから俺は頭を撫でてやった。すると

「んにゃー」

と可愛い声を上げるので白音に

着替えてリビングのソファーにおいでと伝えると白音が走って部屋へ向かっていく。

ソファーで座っていると直ぐに白音がやって来て猫化して俺の太腿の上に丸くなり撫でてと催促してくる。

 

暫く撫でていると白音は寝てしまった。

すると黒歌が

 

「サイヤ。ご飯が出来たから来てって逢が言ってたにゃ。」

と伝えてくれたので可哀想だが白音をそっと起こす。

「どうしましたか兄様?」

「夕食だってさ。行くか。」

「はい。」

と少し眠そうにしながら付いてくるのだった。

 

ダイニングに着くと逢の作った料理が並んでいる。

「逢。今日も美味そうだな。」

「当たり前です!料理はこの中では一番ですから!」

「そうだな。それは間違いない。」

「でもお菓子作りはレイヴェルに負けちゃいます。」

「そこは譲れませんわ。いつかお料理の方も逢さんに勝ってみせますわ。」

「それはダメです!咲さんの天然さには勝てる気がしないですが。」

「わっ、私は天然じゃないもん。ねぇサイヤ君。」

「・・・そうだな。」

「あー!何で変な間があるの!」

「方向音痴。」

「白音ちゃん!それは言わないでー!いいもん。看病とかもうしてあげないもん」

「咲も機嫌を治せよ。咲には咲でいい所が沢山あるのを知ってるからな。逢とレイヴェルもそれぞれの長所があるんだ。そこを誇ればいいさ。黒歌は・・・きっといい所があるよ。」

「何で私だけ間があるのにゃー!」

「白音は俺の癒し担当であり仮面ライダーアクセルの適合者だろ?・・・黒歌はエロス担当?」

「何で私がエロス担当なのにゃー!ねぇ皆!」

「「「「納得(です。/ですわ。/だよ。/ですね。)」」」」

「なっ!味方がいないにゃー!」

「黒歌いい所は何も言わなくても皆知ってるさ。」

と言って頭を撫でると

「なら、私のいい所ってどこにゃ?」

「弄れ・・・皆のムードメーカーなところだよ。」

「今サイヤは私に弄れるって言おうとしたにゃ。」

「・・・そんな事ないよ。」

「今の間は何なのにゃ?はっきり私の顔を見て言うにゃ。」

「・・・やっぱり!黒歌は美人だなー!」

と言って誤魔化すために頭を撫で始めると

「そんな事で誤魔化されないにゃよ。えへ・・・えへへー。」

と言いながら頬を緩めるから説得力が無い。

「姉様。サイヤ兄様に撫でてもらってやっぱり嬉しいんですね。」

「そっそんな事無いのにゃ。」

「そうなのか。良かれと思ってやっていたのに嬉しくないのか。もう撫でない方がいいか?」

「にゃ!そんな事ないのにゃ!はっ!」

「ナイス白音!」

「兄様も流石です。」

「サイヤ君。そんな事するとまた黒歌さんが拗ねるよ。」

「白音までお姉ちゃんを弄るのかにゃ。なんか寂しいのにゃ。」

「黒歌。今日は仕方が無いから俺の部屋に来てもいいぞ。」

「ホントかにゃ?」

「いいぞ。流石に今日はやり過ぎたからな。」

「ありがとにゃん。そうするのにゃん。」

「仕方ないですわ。流石に今日は黒歌さんにやりすぎましたわ。」

「という事で今日は黒歌。おいでな。」

そう言うと

「やっぱりサイヤは優しいから大好きにゃん!」

と言って抱き着いてくるので

「もしかしてもう少しいじり倒した方が良かったのか?」

とみんなに聞くと

「「「「そうかもしれない。」」」」

と答えるのであった。


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