ハイスクールDxD 万能な悪魔!最強を目指して   作:ニャン吉

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第4話

8歳になってすぐ僕に婚約者が出来た。

その子は僕の幼馴染のレイヴェル・フェニックス。

僕が父様と一緒にフェニックス家へ黒歌達を置いていくとライザー?と言うレイヴェルの兄に色々言われた。

「確かサイヤ・ブネと言ったか?」

「はい。ライザーさん。」

「俺はお前と妹の婚約は反対だ。なぜ婚約者に天才やらと言われているみたいだがおれは認めん!こんな弱そうなガキに!」

「なら僕が弱いか試してみますか?」

そう言って僕はライザーを睨む。

「はっきり言って僕も貴方が大嫌いなんです。レイヴェルの兄なので今まで対応させて頂きましたがそろそろ我慢の限界です!」

「ほぉ!それでどうするつもりだ。」

「一対一の決闘を申込みます。」

「いいだろう。着いてこい。」

そう言われてついて行ってる間に僕が以前、自分の力の一部を使い作った物を身体の上に出す。そこで俺は逢に念話を飛ばす。

「逢。力を借りたいんだけどメモリ使ってくれるかな?」

「わかったよ。お兄さん。」

ここで念話が切れ自分のメモリホルダーに逢の能力の水体化のアクアのメモリが出てくる。そのメモリを深くまで差し込み俺は切り札のメモリであるジョーカーをさせるようにする。

少しして戦えるだけ広い場所に着くとライザーが

「ここなら十分だろう。貴様を倒すには広すぎるかもしれんがな。」

「そうですか。なら僕の能力を使い作り上げた能力の一部を見せましょう。」

そう言ってジョーカーのメモリを奥まで差し込みホルダーが

「変身!」

「アクア!ジョーカー!」♪♪♪♪

変身を終えると右が黒い体に

左が透き通った水のように若干透けて見えるようになった。

「さぁお前の罪を数えろ」

少し性格が変わるのが厄介だけど

「おれに罪などあるはずが無いだろう。」

「それはおかしいな。俺がレイヴェルと話している時の貴様の眷属の集め方を俺は聞いたぞ。人質・殺して無理やり・拘束そして眷属にしてからも眷属を奴隷としてしか見ておらずレイヴェルが言うには唯一クイーンだけはマトモに相手をしているらしいじゃないか。これを罪と言わず何と言う。」

「上級悪魔として当然の事をしている迄だ。むしろあいつらは俺に眷属にされて喜ぶべきだ。」

「このゲスが!」

「何を言うか。悪魔は欲に忠実なんだぞ。こんなのは当たり前なんだよ。はぐれ悪魔だってそうだろ。自分の欲で主を殺し人間界に出ていく。」

「はぐれ悪魔になるのは理由がある。主が契約を破る事や虐待を受けることなどな!」

「転生してやったのにそんなのにも耐えられないのか。ならそんなはぐれ悪魔は死ぬべきだな。お前もはぐれ悪魔を何匹も殺してきたのだろ。」

「意味もなく主を殺した悪魔だけな。ほかの悪魔は説得して家にいるぜ。1人1人証拠を集めて魔王様に報告して無罪を勝ち取った悪魔達もいる。」

「そんな事をして何になる。気様は偽善者の真似事をしているだけだ。」

「偽善者か。なら俺は偽善者としてレイヴェルから貴様を遠ざける!」

そう言って俺はライザーに突っ込んでいく。

するとライザーも突っ込んできて壮絶な殴り合いになる。

ライザーはフェニックスとしての再生能力。

俺は体の攻撃を受けている部分だけ液体化させる事による攻撃の無効化。

 

しばらくしても決着がつかずお互い距離を開ける。

するとライザーがいかにも必殺そうな力を溜め始める。

俺も

アクアのメモリを横のメモリホルダーへ差し込み

「aquamaximumdrive」

この音と同時に俺の体全体に渦を巻いた水が出てきて右足の先にその尖った水が集中する。

そこに自分の水龍の魔力も混ぜていく。

そしてジャンプして両打てを伸ばし掌をひっくり返してそこから水をジェット噴射させ回転しながらまさにドリルのようにライザーに突っ込んでいく。

対するライザーはやたらと大きな火の玉を投げてきた。

俺の蹴りとライザーの火の玉がぶつかった瞬間に日のたまはドンドン小さくなり最終的には無くなる。そしてなそこからライザーに一直線に飛んでいき蹴りが命中。だがここで貫通してはすぐに再生するのみ。だから体に水を突き刺したままその場で回転し続ける。するとライザーが

「ギャーやめろ!死ぬ死ぬ!わかった!俺の負けでいい!俺の負けでいいから攻撃をやめてくれー」

ドラゴンの叫び出したので貫通しては攻撃を受ける終えた。

するとライザーは前に倒れてキズが治るまで起き上がらなかった。

そしてライザーが倒れている間に変身を解除してレイヴェルの下へ転移した。

 

フェニックス家に着くとレイヴェルが僕に気づき抱き着いてきた。

「サイヤ様!おケガはありませんか?」

「ありがとう。レイヴェル。デモ様を付けるのはやめて欲しいな。僕達は」

「婚約者ですからね。まだ許婚の方があっていますわ。」

「そうだね。」

そう言っておれは今被っているシルクハットをレイヴェルに被せレイヴェルの髪留めを一つ取り自分の髪を留める

「どうしたんですの?このハットは貴方のお気に入りではなくて?それに私の髪留めまで」

「しばらくは交換してよう。レイヴェルが人間界の高校生になって一緒に通うようになったら返して。僕は人間界の高校に通うことにしたんだ。」

「そうですの。なら私も通いますわ。それと私はサイヤのクイーンに立候補いたしますわ。眷属候補の方と共に過ごしているのは知っています。でも将来結婚するのは私たちです。その位のワガママはいいですか?」

「わかった。駒を貰ったら一番最初に駒を渡しに行くよ。」

「はい。」

と話している時いつの間にか帰る時間になっていたのでレイヴェルに挨拶をして帰るのだった。


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