正義の味方になりたかった復讐者   作:ドリーム

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ルーラーとアヴェンジャーのジャンヌ・ダルク

 

クラス『アヴェンジャー』を確認…

 

宝具…

 

該当なし…

 

魔力…

 

正常に確認…

 

固有結界…

 

展開可能…

 

以上、霊基に異常は確認されない。

すべての機能が正常に稼働…

 

クラス『復讐者(アヴェンジャー)』…真名『■■■(アンリ・マユ)

 

 

起床します…

 

 

 

「また、掃除…ではなかったな」

 

アヴェンジャーのカルデアでの二日目がスタートする…

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう!アヴェンジャー」

「おはようございます、アヴェンジャーさん」

 

目の前の人物を検索…

 

一件該当…

 

マスター・藤…■立■…

 

再検索…

 

マスター・藤丸 立香を確認

隣の人物は…

 

検索…一件該当

 

シールダー・マシュ・■リ■■イト

 

再検索…

 

不明…

 

以降…シールダーと呼称する…

 

「アヴェンジャー?」

「…おはようマスター、シールダー」

 

相変わらず煩わしいな…記憶忘却(このスキル)は…

 

 

 

 

 

 

 

「約束した通り、今日は他のエクストラクラスの英霊を二人紹介するね。

と言ってももはや見た目は双子みたいにそっくりだけど…(小声)」

 

そんな約束をしたのか()()()()は…

 

検索…一件該当…

 

…本当にしたみたいだ…というか今マスターが言ったのはどういう意味だ?双子?(聞こえてる)

 

「ここだよ!今開けるね」

 

マスターに連れてこられたのはある一室。

プシューという音を立てて開く扉。奥には、

 

 

「……(私のプリンを食べましたね…)」

「……(私のプリンを食べやがりましたね…)」

 

すごく…険悪な雰囲気を出す二人の少女がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーと…紹介するね!白い方はジャンヌ・ダルクだよ」

 

「はい!はじめまして。ルーラーのジャンヌ・ダルクと言います、よろしくお願いしますね」

 

「アヴェンジャー。よろしく頼む」

 

次に黒い服(?)を着た少女の方を向く。

 

「それでこっちの黒い方はジャンヌ・ダルク〔オルタ〕だよ」

 

「アヴェンジャー、ジャンヌ・オルタよ…」

 

「そうか、私もアヴェンジャーだ。よろしく頼…ん?…すまない、白い方の君。もう一回名前を言ってくれないか?」

 

「ジャンヌ・ダルクです」

 

「じゃあ君は?」

 

「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕」

 

……………

 

思考停止…

思考停止…

思考停止…

 

再起動…

 

思考開始…

 

……結論『理解不能』

 

 

「マスター、説明を求む」

「かくかくしかじか」

「まるまるうまうま…なるほど…側面か…英霊召喚システムとやらもめんどくさいな」

「だよね〜、何度もダビデったり、YARIOが出てきたり、挙げ句の果てにはワカメ、黒鍵、ライオン、バイク王、ワカメ、ルーン、弟子ゼロ号、ワカメ、ワカメ、ワカメワカメワカメワカメワカメワカメ…危うく私もリヨった側面が出てきそうだよHAHAHAHAHA」

 

「それ以上はいけませんマスター!」

「そうよ!それだけはやめなさい!」

 

リヨ…聞いたことがある。この世すべての英霊を片手で殺し、所長=サンに何度もとばっちりを浴びせ、ある一説では笑いながら

LASBOSSを片手でわしずかみし、「手ごわかった…」とつぶやく人類悪だとか…

 

「回せ回せッ!!フハハハハハハハ」

 

思考停止…

 

やむなし…

 

 

 

 

 

 

 

 

思考開始…

 

「ん?…終わったか?」

 

目を開けると、そこには荒い息遣いでボロボロの満身創痍な二人のジャンヌ・ダルクがいた。

 

「ど、どう…して手伝ってくれなかったんですか…」

 

「そうよ…ちょっとは…手伝いなさいよ…」

 

「リヨ…恐ろしい存在だ。私では数秒も持たなかっただろう(思考放棄)」

 

「「そういう問題じゃありませんッ!!(ないわよッ!!)」」

 

 

息ピッタリじゃあないか

 

 




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