もしもスケーターが異世界に行ったならば。 作:猫屋敷の召使い
いや、本当にすみません………。もっと早く投稿できれば良かったんですが、如何せん難しい科目が多く、勉学を優先しないとマズいと心底感じたもので…………。
とりあえず前書きはこれで終わりにして本編どうぞ。また後書きでお会いしましょう。
翔は今、大樹の地下工房にある精霊列車の車庫にいた。その場には、他にポロロの姿が彼のすぐ横にあった。二人の眼前には、すぐにでも稼働できるように完璧に整備された精霊列車が在る。
目の前のそれを見ながら翔は、胡坐をかき、頬杖を突きながらも自身の隣にいるポロロに聞く。
「―――で?結局俺も行かなきゃいけないのか?なんで?」
「首突っ込んじまったんだから、最後まで付き合ってやったらどうだよ。なあ、翔さん?」
「整備を手伝ってやったから別に良くない………?それに俺はさぁ、乗り物とか移動に関してはスケボー以外は不安しかねえんだよぉ………」
転移門然り、〝アンダーウッド〟のエレベーター然り。過去現在、翔はこういった移動の際は嫌な目に遭ったことしかないため、眉を顰めて嫌そうな表情を浮かべる。
「翔さんはスケボーやベニヤ板とか以外の乗り物が苦手だからな」
「苦手なんじゃない。相性が悪いんだ」
「元の世界じゃどうしてたんだよ?」
「お前の言う通りスケボーやベニヤ板とかに乗ってたに決まってんだろ」
常識だろ?とでもいうように平然と言う翔。そんな彼に呆れて、溜め息を吐くポロロ。
しかし、翔の方も途中で彼らを放り出すのもどうかと思っているのか、目を伏せてうんうん唸っている。やがて考え終わったのか、目を開き―――
「辛口あたりめ買い忘れたッ!」
「なんの話だこの野郎」
―――全く関係ないことを口走った。
流石のポロロも額に青筋を浮かべる。
「今そんな話してなかっただろうがッ!」
「何を言う!?俺にとっては死活問題だッ!!」
「知ったことかッ!!それより焰たちに協力すんのかどうか返事聞かせろや!!」
「……………………あー、そんな話してたな」
「その話しかしてねえんだよこの変態野郎!!」
ガーッ!!と声を荒立てながら翔を怒鳴るポロロ。
それに対し、あーはいはい、と耳を塞ぎながら再び考え始める翔。少しして翔が返事をする。
「よし、わかった。途中で投げ出すのも嫌だし、関わった以上は最後まで付き合おう。役に立たないかもしれんが」
「アンタがいるだけでなんだかんだ生存率上がるし、十分だ」
それじゃあ、焰たちを呼んでくるか、と言い残してその場を離れるポロロ。
翔はそんな彼の後ろ姿を見えなくなるまで眺めると、溜め息を吐き、
「……………………あー、メンドクサ。スケボーしたい」
ぼそっと、自身の心情と欲望を口にした。
―――超巨大精霊列車〝サン=サウザンド〟号・第一車掌室。
豪快な試運転はその派手な見掛けに違わぬ衝撃を車内に与えていた。それこそ翔が軟体動物のようにグネグネと忙しなく変形しているほどだ。
何せ家屋を飲み込むほどに巨大な水飛沫を上げての出発だ。忙しなく走り回る獣人の車掌たちは衝撃と相次ぐトラブルで右往左往している。翔も衝撃と振動で無重力空間にいるかのように、体をぐにゃぐにゃさせたまま車内を飛び回る。それを見て車掌たちが、
「翔さん!邪魔ですッ!!」
「めんご」
「飛んでないで地に足をつけるなり埋めるなりしていてくださいよ!!?」
「俺だって好きで飛んでるわけじゃないんだから許してよ」
「あーもう!ソイツ縛り上げるから誰か手伝えッ!!」
「うわなにをするやめ―――」
煩わしさの限界に達した何人かの車掌たちが、どこから出したのか分からない
そんな中、一際騒がしい車掌の一人である、長靴を履いた三毛猫がいた。
彼は精霊駆動機関の炉心に中にいる小さな群体精霊たちに関西弁の檄を飛ばしつつ、三毛猫車掌は二本足で飛び跳ねながら声を上げる。
「あかんあかん、速度出し過ぎやでチビすけ共!こんなに速度出しとったら霊脈に入られへんやろ!速度落とせ落とせ!」
「おとさなーい!」
「おとせなーい!」
「おとしたらつかまるー!」
「はやいはせいぎー!」
「「「せいぎー!!!」」」
ウッキャー♪―――と、轟々と燃え盛る炉心から顔を出してはしゃぎ始める、赤いマントの炎の群体精霊たち。何処か茶化した様子なのは、彼女たち炎の群体精霊の陽気な性格から来るものだろう。とはいえ、どこぞの誰かから余計な知識を植え付けられて、スピード狂気味にはなっているが。
そして、同じ石炭の山から顔を覗かせた地精―――二又のとんがり帽子を被った精霊が、窓の外を指さして叫ぶ。
「牛!空から牛きてる!メルルたち、逃げる!速度落とせない!」
「ええい!詳しく説明されんでもわかっとるわい!でもありがとうな二番目!」
ビシッ!と爪を立てる三毛猫車掌。
状況は把握できたが、改善方法は見つかっていない。
「せやけど参ったな。この速度のままじゃ、霊脈の超加速ができんやないか」
「隙を見て霊脈に入るか、隙を作って霊脈に入るしかないんじゃね?それまではこの速度を維持するしかないだろ」
「………あんさんはまずその挙動をやめたらどうや?」
そう言って三毛猫は、縛り付けられているはずの翔をジト目で見つめる。
そんな目で見つめられた翔は、彼の身体を拘束している荒縄は伸縮性がないはずなのだが、何故かゴムのようにビヨンビヨンと伸び縮みを繰り返し、それが依然と車掌たちの邪魔をしていた。無論、この行動は彼の本意ではない。
「いいや、これでいい!ガンガン飛ばせ三毛猫」
一人と一匹がそんなことを話していると、ポロロの声が機関室に響いた。
そんな彼の姿を視認した三毛猫は慌てて敬礼する。
「せやけど二代目!このままやと牛畜生に襲われます!〝サン=サウザンド〟号が破壊されるようなことになったらどないするんです!?」
焦りながらも端的に状況を伝える三毛猫車掌。
同行していた西郷焰は精霊列車の動力炉や二足歩行の長靴を履いた三毛猫等を詳しく見たい気持ちをグッと抑え、同じくポロロに問う。
「ポロロ。俺も其処の………ええと、其処の猫車掌さんと同じ意見だ。〝天の牡牛〟を上手く〝アンダーウッド〟から引き離せたからいいけど、このままじゃ不味くないか?」
「ハッ、其処らの列車と一緒にしてもらっちゃ困るなッ!この精霊列車の車体は全体の四〇%が〝金剛鉄〟で出来た特別製だぞ!ちょっとやそっとの襲撃で壊れることは無い!それに保険として翔さんも連れて来てる!」
「ああ………せやったな………」
そういってポロロは縛られたまま宙を行き来している翔を指し示す。三毛猫もそれを聞いて、そういえばそうだったといった風に納得する。
しかし、それを聞いても焰には何のことかわからなかった。それも当然だろう。焰は翔の実力の全てを見たわけではないのだから、分からないのは当然であった。だが事実、翔は足止めと防衛に徹するのならば第四桁にも迫る実力者だ。………その存在を無視さえされなければだが。
「分かったんならこのまま速度を上げて突っ走れッ!」
「りょ、了解です二代目ー!」
ポロロは興奮気味に檄を飛ばし、三毛猫車掌は大慌てで石炭を放り込む。
動力炉の精霊たちは投げ込まれた石炭に齧り付くと、即座に燃焼させて勢いを上げていく。
焰はその様子を興味深そうに眺めながらも、我慢できずに問う。
「ポロロ。まさかとは思うが、この巨大な列車は蒸気機関なのか?」
「そんなわけねえだろ。それじゃ力の転換効率が悪すぎる。各動力部に別途の群体精霊の巣を作って、相互転換させることで動力に変換してるんだよ」
「………。は?え、じゃあ何か?燃焼で得たエネルギーを他の精霊とやらを通して、シェアしてるってこと?つまり燃焼エネルギーの転換率一〇〇%?」
「そうなんじゃない?詳しくは知らないけど………丁度そこにそれに関する責任者がいるから聞けばいい」
そういって、ポロロは未だ暴れ続けている翔を指さす。それを見た焰は驚きながらポロロに問いただす。
「………………マジで?アレが責任者?さすがに冗談だろ」
「冗談じゃねえよ。あんなんでもこの動力部の最高責任者だぞ?」
それを聞いて唖然としている焰を放置し、ポロロは翔を呼ぶ。その声が聞こえた翔は直ぐに縄から脱出し、ポロロに駆け寄る。
「どうした?なんか問題発生か?」
「いや、焰が動力について、さらに言えば転換率について聞きたいらしい」
「ああ、はいはいなるほどね」
ポロロの話を聞き、納得したのか焰の方に向き直る翔。
「それで、転換率についてだっけ?」
「ああ、はい………」
「転換率については精霊たちだけだと一〇〇%には届かないな。多少なりとも転換作業に精霊たちがエネルギーを使うんだ。でもそれも微々たるもので、通常時でもほぼ一〇〇%に近い状態だ。でも今は、俺の恩恵で一二〇%を維持してある」
「……………………は?え、ちょっと待て!?力学的エネルギー保存の法則はどこに行ったんだよ!?」
「出来ちゃうんだから仕方ないだろ?そもそも質量保存の法則すら成り立ってるか怪しい場所で、そんなこと言われてもなー。それに俺だってやりたくてやってるわけじゃないし。そこのポロロに無理やり学ばされてできるようになったんだよ。文句はポロロに言え」
若干口を尖らせながら文句を言う翔。
翔の恩恵〝物理演算〟は少し無茶な使い方をすれば、今言ったようにエネルギーの転換率を弄るぐらいはできる。しかし、そのための知識を翔は持ち合わせていなかった。なので、ポロロが彼を拉致監禁、もとい勉強会を開き、翔にエネルギー変換に関する知識を詰め込ませたのだ。
それにこの箱庭には〝神珍鉄〟といった、質量保存の法則に真っ向から喧嘩を売っているような不思議金属があるのだ。力学的エネルギー保存の法則を歪ませたところで喜ばれはしても、困るものや不満を持つものはいない。少なくとも、翔の周りには。
「………翔さんの恩恵って一体何なんですか?エネルギーの転換率をいじれるなんて………」
「んー………物理学者が助走をつけてドロップキックしてくるような恩恵、かな?詳細は省く」
「えぇー………」
ケラケラと笑って誤魔化す翔。
事実、翔の〝物理演算〟は世界の法則そのものを、一時的とはいえ書き変えているといっても過言ではない恩恵だ。純粋な科学者たちからは非難が殺到すること間違いなしだろう。だが、翔も使いたくて使っているわけではない。ポロロからの高級食材詰め合わせという報酬に目がいっただけで、進んで協力したのではない。
「この人はいつもはおどけていて凄い人には全然見えないかもしれないが、やる気を出せばこの辺りでは屈指の実力者だ」
「んな大袈裟な。俺より強い奴なんぞ、そこらに掃いて捨てるほどいるだろう」
「それは有り得ねえよ」
「いやいや、〝アンダーウッド〟の住民たちも大概だと思うぜ?何せ俺に追い付けるほど速く走れるし」
あれは並大抵の奴にはできないね、と笑いながら話す翔を見て溜め息を吐くポロロ。
そんなやり取りを続ける二人を見ながら、焰は先ほどの話を反芻する。自身の目で見はしたものの、視たわけではないので納得はしても理解はできないが、精霊を用いた動力など自分たちがいた世界にはなかったものだ。だからそういうことも可能なのだろうと考えるしかなかった。
さすがは神々の箱庭というだけあって常識が通用しないと認識を改める。と、同時に宝の山ではないのだろうかとも考える。
とはいえ、焰は翔や精霊を解剖するほどマッドではないので、自身の好奇心を抑える。
「ツッコミ入れたいところは一杯あるけど、とりあえず了解した。話を戻そう。先ずは安全圏まで逃げて、それからどうする?」
「〝アンダーウッド〟から引き離しさえすれば、速度を落として霊脈の流れにのり超加速することが出来る。作戦は時間を作ってからゆっくり立てればいい」
ポロロの意見に、焰は顔を顰めた。彼の口にする時間とは、ゲームクリアの刻限のことだろう。しかし焰たちの刻限は違う。彼らには帰らねばならない事情があるのだ。
「ま、それも霊脈に入れればだけどな」
「ならアンタがどうにかしろよ」
「此処にいるだけで足が埋まる俺にどうしろと?」
翔が自身の足元へと視線を誘導する。するとそこには足首ほどまで埋まった足があった。それを見たポロロは眉間を押さえながら言い返す。
「いつものことだろ?」
「いや、そうなんだけどな」
いつものことなのか、と焰は二人の会話を聞きながら思う。そんなことを考えながら携帯電話を取り出し、少し後悔したように画面を睨む。
「通話切っちまったけど、失敗したな。せめてプリトゥさんに連絡してもらうように言うべきだった。イザ兄と連絡を取りたいけど………ポロロ。どうにかならないか?」
「それなら女王に頼めばいい」
「女王に?それは、それが出来れば一番だけど………どうやって?」
「この精霊列車には貴賓室を兼ねた謁見の間がある。其処に行けばいい」
「あ、それなら俺も女王んとこ行きたーい。転換率は安定してるみたいだしいいだろ?」
「ああ、行っていい。むしろ行け」
翔の言葉を適当に受け流して焰が思ったであろうことに答え始めるポロロ。
「この〝サン=サウザンド〟号は製造こそ俺たち〝六本傷〟のコミュニティだけど、所有権は女王の物だからな。此れが太陽の主権戦争の予選扱いなら、どちらにせよもう一度話を聞いておいた方がいい。本選のギフトゲームは従来の物と少しルールが違う」
「………そうなのか?」
「そうだっけ?」
「そうなんだよ。今回から〝主催者〟と〝参加者〟に加えてもう一枠―――」
「しゅ、しゅうげきー!しゅうげきー!」
「しょうげききますー!」
「落雷注意!みんな、摑まって!」
会話の最中、幼い声と溌剌とした声の二つが列車の中に響いた。
直後に轟く雷鳴。輝く雷光。天空より真っ直ぐ落ちてきたその稲妻は精霊列車を打ち据える。獲物を決して逃さぬ蠢きながら積乱雲が迫る。
意志を持ち、渦を巻いて蠢く大嵐は、その姿は一匹の偶蹄類に変えていく。
〝天の牡牛〟は稲妻を発しながら、天を揺るがす程の雄たけびを上げた。
『GEEEEYAAAAaaaaa—————!!!』
蹄で天を搔き疾走する巨大な獣。その姿は目視できる範囲ではどれ程の巨体を誇るのか正確に測ることさえ難しい。
稲妻を鋭い角に変え、高密度の積乱雲を総身にし、今まさに天を落とす勢いで迫る。
「っ………!」
「うわー」
雷雨と風を受け激しく揺れる精霊列車の車内。焰は耐えきれずに倒れた。翔は足首が埋まっているせいで、足が固定されたまま、体を振り回される。
しかし、雨風で大河は氾濫し稲妻で大地は削られるものの、精霊列車はその軌道を外れる様子がない。激しく車体は揺れているが、それだけだ。
焰は激しく揺れた衝撃で横転し頭を打っていたが、それどころではない。
普通の列車ならばただ走っているだけでも足場が不安定だというのに、精霊列車は雷雨に貫かれてもただ激しく揺れているだけだった。
今も正常に走り続けている精霊列車に驚いて、瞳を瞬かせる。
「す………凄いな。ちょっと聞いたことが無いぐらい豪快な雷鳴の雨だったぞ」
「ふふん。このぐらいで驚かれちゃ困るな。まだまだ本当の力はこんなもんじゃないぞ。霊脈の中にさえ入ってしまえば此方のもんだ。後はミノタウロスの迷宮まで一直線って寸法よ」
ポロロは横転して逆さまになった体勢で精霊列車の性能を誇る。
「………ところで翔さんは大丈夫か?」
身体を起こしたポロロは尚も揺れ続ける精霊列車に摑まりながら、ポロロは車内で激しく振り回されていた翔の方を見やり、声をかける。
「平気平気。これぐらいの揺れなら慣れたもんだよ」
「………腕とか脚が体を貫通してるんだが?」
ポロロの視線の方向には腕や脚が体を貫通し、通常では死んでいるのではないかと思われる様な姿の翔がいた。しかし、当の本人は首を傾げながら、
「こんなもん日常茶飯事だろ?」
「………………………………そうか」
何事もないかのように返答する。それを見たポロロは考えることを手慣れた風に放棄した。スケーターという存在は常人には理解できない。スケーターを理解できるのは同じ存在、すなわちスケーターでなければ理解できないということをこの数年の間に理解していた。
しかし、流石に腕や脚が貫通したままだと居心地が悪いのか、気を付けながらリスポーンを行う翔。
そこで、ポロロは思い出したように焰に告げる。
「ほら、今のうちに女王に会いに行け。物好きなあの人のことだから、今頃は無断で貴賓室か謁見の間を占拠して物見遊山でもしてる頃だろうよ」
「わかった。何から何まですまない。お礼はきっと何かの形で」
「いいってことよ。十六夜の旦那には山ほど借りがあるからな。その身内なら俺たちの身内みたいなもんさ。気軽に構えておいてくれ」
「コイツは金か美味い食いもんだと喜ぶぞ」
「おい」
「そうか。それはいいことを聞いた」
翔が余計なことを言ったせいで、ヒラヒラと振っていたポロロの手が止まる。
しかしこれだけの巨大な精霊列車を軽く貸し出してくれるとは、何とも気前のいい少年である。或いはそれほど多大な借りが十六夜にあるのだろうか。
何れにせよしばしの猶予が出来たことに代わりはない。
焰は手すりに摑まりながら別車両に向かう。翔も彼を追って車掌室を出ていく。
目の前の焰を見ながら、翔は考える。
(……………この列車の実地試験も兼ねて、ていうかそっちの方に重きを置いて貸し出してるって、コイツ知ってるのかな?一応の借りも作れて、精霊列車の実地試験も成功させてるんだから、さすが商売人としか言えねえよなぁ…………)
ポロロのがめつさについて。
はい。前書きぶりです。
まず最初にこの作品について書いておきたいと思います。別に打ち切りとかそういうのではないのであしからず。それに近いかもしれないけど………。
言いたいこととしては、『ラストエンブリオ』2巻の内容が終わったら一旦更新停止ということにしたいと思います。理由としては
(要約:最新刊が出たらとりあえず更新するよ!)
そして今作を更新停止している間は別作品、短編なり超不定期連載などやる(かもしれない)ので投稿され、興味があればそちらもどうぞ(とはいえ構想しているものも、まだ調査段階なのでいつになるかはわからない)。これに関する質問は活動報告の方に質問を書いていただければ可能な限り返答します。
あとがきで長々と申し訳ありません。
ではまた次話でお会いしましょう!