束「鹿波さんと束さんの!『なぜなにIS講座』~!」
鹿波「…なにこれ?」
束「はいそれではやってきました『なぜなにIS講座』!
司会進行は皆のアイドル!らぶりー束さん☆と!」
鹿波「いやだからなにこれ」
束「空気の読めないば鹿波でお送りするよーっ!」
ワーッ!
束「ふふん、クロちゃんに頼んでおいたオウディエンス(本気の発音)の準備もバッチリ!それでは張り切っていってみよー!」
鹿波「…(´・ω・`)」
束「このコーナーは、適当に書き始めたこの作品が思いの外反響が来ててびっくりした作者さんが設定を見直しつつ矛盾点の解消のために時間稼ぎをするためのコーナーだよっ!」
鹿波「せめて読者の皆さんに少しでも楽しんでもらうための努力と言ってやれ…」
束「えー。だってせいぜい暇潰し程度にしかならないに決まってるじゃん。
作者さんは自称豆腐メンタルとか言いながら、やるだけやってもダメならまあ仕方ないよね!とか言って、今日も元気に妄想に励んでいるんでしょ?」
鹿波「そりゃまあ突然エルシャダイのあのネタで
『パチィン(指パッチンのあの音)
話をしよう。あれは今から36万…。いや、2万4千年程前だったか。まあいい。
私にとってはつい昨日の出来事だが、君たちにとっても多分…。昨日の出来事だ』
とか考えて10分くらいにやにやしていたらしいしな」
束「ね。いい歳して何やってるんだろって話だよね」
鹿波「お前その発言はこの世の作家さんを敵に回しかねないから気を付けろ」
束「さて、それでは恒例のお便りのコーナー!」
鹿波「」
束「えー、と。一枚目はこちら!名無しの眼鏡っこさんから!
『以前はちょっとずつ接点があったある男の人が、最近めっきり会えなくなりました。
しかもどうやら、私が昔から劣等感を抱いてきたお姉ちゃんとは仲が良いみたいなんです…。
どうやったら、男の人に眼鏡属性を開眼させることが出来ますか?』
うーん…。なかなかハードなのが来ましたね。
でも大丈夫!天才束さんにお任せ!
とりあえず、眼鏡属性うんぬんの前に、その男の人にアタックしましょう!
部屋に盗聴器を仕掛けたり、監視カメラやGPSで居場所を特定したりして、その人の生活リズムを一ヶ月分は把握します!そしたら後は夜に忍びこんで既成事実を作るも良し、押し倒すも良ーーーあいたぁっ!」
鹿波「なんつーことを言っている、バカウサギ」
束「なにおう!これ以上ない正解を言っただけーーーー痛いっ!
に、二度もぶったなぁ!ちーちゃんにもぶたれたのに!」
鹿波「当たり前だ阿呆。さっさと次に行け」
束「ぶーぶー。(頭ゴシゴシ)
まあいいや!次行くよ。
えー、とある名無しの軍人っ子さんから!
『つい先日、気になる男性が出来た。その男性を誘ってお泊まりデートに行き、キスまでしてもらえた。
しかし、そこまでいった関係だというのに、その男性が私を見つめる眼差しがまるで娘を見るような生暖かいものなのだ。
一体これはどうすれば良い?クラリッサは私に何も言ってはくれない。教えてくれ、博士。私達はあと何回デートすれば良い。何回キスすればいい!』
えー…。もうこれ半分のろけじゃん…。
恥を知れ、俗物!」
鹿波「そこまで言うかお前…。
っていうか、なんかさっきからお便りの内容がピンポイント過ぎない…?」
束「束さんを遮るものは何もない!しかも脳波コントロール出来る!」
鹿波「バカと天才は紙一重と言うが、ついにイカれたか…。なむなむ」
束「ちっがーう!そうじゃないの!
そこは『束さん、ガン○ムにはまったんですか?』って聞くところでしょ!?」
鹿波「(笑)」
束「馬鹿にしてるでしょ…。ハァ。
ま、いいや。とりあえず、そのちんちくりんな体型をちーちゃんくらいのナイスバディに育ててからね。はい次」
鹿波「まだあるのか」
束「えーと、とある名無しの世界最強さんか…ら…」
鹿波「…ん?」
束「『最近、同僚に気になる異性が出来た。これまでは特にこれと言って関わることもなかったのに、気が付けば花見に行ったり呑みに行ったりしている。
ふと気付けば自然と目で追っていたりする。
この気持ちは何なのだろう』
…気のせいだから、きっと気にする必要はないね。うん。
それよりも、頼りがいがあって世界一可愛くて天才で細胞レベルでおーばーすぺっくな友人のためにもう一度世界最強に返り咲く準備をしていてくれれば良いかなって」
鹿波「本音が駄々漏れだぞ束」
束「…うん、これ以上は私が考えたくないから次いこ。次。」
束「えーと?とある巨乳の眼鏡教師さんからだね」
鹿波「え」
束「なになに…。
『最近職場の先輩がある男の人をよく見ています。どことなく上の空でぼーっとしたり、幸せそうに笑ったかと思えば突然焦ったようにわたわたし出したり。そしてまたその男性を目で追って、色っぽい表情をしていたり…。
間違いなく、その男性のことを異性として意識しているのだと思うんですが、憧れの先輩なので応援したいような複雑な気持ちで…。
私はどうすれば良いのでしょう?』
知らないから勝手にすれば?」
鹿波「いつになく辛辣だな。どうした」
束「
鹿波「それってこの男性敵にならないか?」
束「…(鹿波だから別に良いんだけど、素直にそう言うのも嫌な感じの表情をしている)」
鹿波「とりあえず、お前なりになんか考えているのは分かった」
束「…じゃ、次行くよ。
とある名無しの学園最強さんから。
『以前私を助けてくれた男性が好きです。その男性とは今も仲が良いと思うし、少なくとも近い距離感だと思うんですが、なかなか手を出してきてくれません。
やっぱりこの女尊男卑の情勢の今、私からアプローチするべきなのでしょうか…。』
…。」
鹿波「…束?」
束「…つも…つも…!」
鹿波「(耳を塞ぐ)」
束「どいつもこいつも…恋愛相談ばっかりじゃんかーっ!」
鹿波「(…そう言えばこいつ、恋愛経験なさそうだよな)」
束「何なの君ら!?脳ミソお花畑なの!?揃いも揃って…(ちーちゃん以外)頭がハッピーセットかよぉ!」
鹿波「…ん?
束、お前の背中にもハガキくっついてんぞ」
束「え、取ってよ」
鹿波「ん」ペリッ
束「なんて?」
鹿波「えー、っと…。
『とある名無しの天災兎』?
『実は私には少し気になる男性が…』」
束「わーっ!わーっ!?
鹿波、そのハガキをこっちに渡して!読むなぁ!」
鹿波「え、ちょっとお前待て、何だそのドリルみたいな見るからにヤバそうな器具!?
待て、こっち来るな!」
束「読んだな、読んだな!?
その記憶を消してやるぅぅぅぅっ!」
鹿波「こっち来んなクソウサギィィィッ!」
ダダダダダ…
クロエ「…」ピョコッ
クロエ「…」キョロキョロ
クロエ「…コホン。
さて皆様、お二人が居なくなってしまったので、これにてなぜなにIS講座、終了です。ほんのりとしたお時間をお届け出来れば幸いです。
束様の背中には、誰がおハガキをくっつけたのでしょうか。ふふっ。
それでは皆様、ごきげんよう」