Fate/Grand Order 「マシュ。聖杯ってよく拾うけど全部願望器として機能してるの?」「勿論ですよ先輩」「じゃあソロンモさんを永み─」「先輩!」 作:第2類医薬品
キャットの水着とか出ないかなーと淡い期待を持ちながら宝物庫をサーフィンする今日この頃。
「そろそろ夏だなぐだ男!またサーフィンしようぜ!」
「そだ○ー」
「夏と言えば水着ですねぐだ男。時に、我が王の水着にご興味は?去年は慎ましやかな我が王を堪能させて戴きましたが、今度はランサーの方にこのガウェイン、大変興味があります。しかし、やはり円卓の騎士としてパッションリップの水着も大変見たいです」
「そ○ねー」
「ぐだ男。噂によると、かのライコー殿が水着姿を披露されると。これも円卓の騎士として、野蛮な夏の獣からレディを守る為このランスロットの単独行動を許していただきたく」
「○だねー」
夏。それは1年の内最も課金が捗る季節。
夏。それは1年の内最も肌色が多い季節。
夏。それは1年の内最もサーヴァントの制御に気を配る季節。
そう、今年もそれはやって来た。夏だ!海だ!サーヴァントトラブルだ!
「円卓の騎士としてどうかとは思うけど、男としてこれは見逃せない。無論、僕も同意するよ我が円卓の騎士達」
「流石は我らがアーサー王。敬意しか表せません」
「なぁ、なぁ。サーフィンしようぜー」
「そだね○」
それにしても不味いな……。毎週1度の円卓会議に呼ばれたかと思えば、話題はどれもこれからの水着イベントの事ばかり。
アルトリアsは姿を見せていないが……どうしてこうも円卓の騎士は変人しか居ないんだ。
え?シャルルマーニュ十二勇士もヤバイって?まぁ、あっちは変態の集団だから。何だよ全裸癖持ちの激強英雄って。興奮して脱ぐって最早犯罪だからね?
「さて。今回の会議は我が王達が水着の買い物中。そしてアグラヴェイン暑さに倒れ、欠席しています。ならばここはアーサー王を中心に夏の大作戦を計画しようかと」
「「「承認」」」
「うん。良いね。僕も実は夏は楽しみだったんだ。でも正直、別世界の自分の水着で皆盛り上がるとは思わなかったよ。そんなに凄いのかい?」
「それは勿論ですともアーサー王。我らがランサーの王は聖槍を主兵装としていたので、それはもう大きく立派になられました」
「ふむふむ。やはりロンゴミニアドを使うとそうなるのか」
仮にも別世界の自分だぞ……すごいなぁアーサー王は。
って、おや?
「ハッ。父上よりオレの水着の方が似合ってるっての」
「……モードレッド。残酷な事だが、貴公には圧倒的に胸が足りない。我らが王の慎ましやかさは除外させてもらうが、無い胸を張るのを虚勢と言うのを知った方が良い」
「へぇ、やろうってのか?」ビキビキ
「まぁまぁ。モードレッドの水着も可愛いことには変わり無いんだ。ぐだ男だってきっとそう思っているよ。そうだろう?」
「おや?ぐだ男はどこに?」
「彼なら今しがたマシュに呼ばれて出てったよ」
◇
「お客さん?俺に?」
「はい。先輩のお知り合いとかで」
「ふーん?」
円卓会議を抜け出してきた俺を待っていたのは心当たりが全く無い客人との知らせ。
誰か外にそんな知り合い居たかなと頭をひねる。
「えぇと、女性の方です。オレンジ色の長髪で、それを束ねてポニーテールにした。カルデアのマスター候補の方らしいですが……私との面識が殆ど無いのでAチーム以外ですね」
「………あ、思い出した。リッカだ」
「りっか?」
「そう。前にロンドンに呼ばれたときに会ったマスター候補の人。魔術師なんだって」
「いや、マスターになる人間なんて大体魔術師だし、今回のグランド・オーダーは貴方だけよ。魔術師じゃないのは」
「初めて知った。取り敢えず、いつ来るかだけ連絡しようかな」
「連絡先をご存じなんですか?」
そう。前に彼女と会った時にメールアドレスを交換したんだ。
電話番号は流石にこんな極地じゃ繋がらないから、連絡手段は専らメール。頻繁にやり取りしているわけじゃ無かったけど、言われてみればいつかカルデアに遊びに行くとか言ってた希ガス。
「え?私無視?」
「あ、先輩!彼女です!」
「そうだよ。リッカはサーヴァントが……えぇ!?居たの!」
「誰が気配遮断使っていると?あ、初めまして……かな?マシュ・キリエライトでしょ?私リッカ・オリヴィエ」
「初めましてオリヴィエさん。私も特殊な立場でしたので、Aチーム以外の方とは面識が無く……」
「Aチームか……。なんかあのヴォーダイムって彼、気に食わなかったなぁ。まぁ、私以外皆死んじゃったけどね。所で右眼はどう?」
皆死んだ?まさか、生き残ったあの人達も?
「相変わらず見えないよ。ところで、この前入院してた人達は?」
問うと、リッカは難しそうな顔をして小さな声で話し始めた。
「……極秘よ?実はあの人達、この間突然皆一斉に死んじゃったの。余りにも異常な死に方だから、貴方以外唯一の生き残りの私がカルデアに何かあるか調査を頼まれた訳。そんなの魔術協会の連中がやれば良いのに、やれ行くのが面倒だー、やれ夏休みだーでね。それに、貴方に接触するのに有利だからかもね」
変死……レイシフトの影響等だろうか?それとも魔術協会の抗争に?
いずれにせよ、カルデア側がやったとして何の意味も無い。そしてそれが原因か、俺はまだ魔術協会の抗争に巻き込まれつつあるようだ。
この前の下総単独レイシフト?報告書は大分誤魔化したのがかえって怪しまれたか?
どのみちまた厳しい状況になったのは言うまでもない。リッカも巻き込んじゃったし、申し訳無いな。
「まぁ、私も色んな英霊にあってみたいから。そんなに長い事は居ないけど、宜しくぐだ男」
「こちらこそ。あわよくば魔術を教えてもらいたいし、皆も外から来た人の話は聴きたいだろうから歓迎するよ」
「この前の約束ね?オッケー」
「約束?」
「そう。リッカが英霊を見てみたいって言うから、良いよって言ったんだけど、その代わりに魔術を教えてくれるって。なんでも、魔術師は等価交換なんだって。錬金術師だけじゃ無いんだなって思った」
「そうそう。ハガレンで知ってる人もそうでない人も、何かを得るには何かを代償にするって言うことを分からないと駄目だからね?お金を払って物を買うのも一緒。という訳で早速アーサー王に会いたいんだけど、どこに居るの?」
「どのアーサー王にする?ニチアーサーと元祖青王とオルタナティブ多種とか居るけど。あ、確か今日は水着買いに行ってるとか聞いたな……」
「アーサー王ヤバくない?」
まぁ、仕方がない。分裂してしまう運命なのだろう。そう、まさしくFateだな。
「折角だからマシュも一緒に行こうよ。正直まだキツい時があるからさ」
「分かりました」
「何?何かあったの?」
「色々あるのよ。で──」
そう言えばリッカの腕脚は欠損していた筈。
俺には普通にそれらがあるようにしか見えないんだけど、魔術だろうか?
「あぁこれ?これは私の
「へぇ。それって痛みとかあるの?」
「無いわよ。感覚が一切無いから、慣れるまで掛かったわ。しかもずっと魔力を消費するから一日中使える訳じゃないし色々不便。だけど車イスよりかマシね」
「拡大魔術かー。一子相伝みたいなやつ?」
「そう。元々は不老不死に近付く為に、人の内包する時間を延長(拡大)させる目的で研究されてきた魔術らしいんだけど、実は何代か前のオリヴィエ家当主が『封印指定?はぁー?ふっざけんなよ。何か不老不死とかどーでも良いわー』って諦めたから人の神経を他物質に干渉して手足のように操ったり、他魔術の効果範囲を拡大させたりする魔術に派生したの。まぁ、範囲だけは大きくなるけど効力はその分弱まるし、地味だけどね」
「ふーん……?」
成る程?
(あ。先輩よく分からないって目ですね)
「取り敢えず、それはまた後で詳しく教えてよ。じゃあ行こうか」
「やっぱり英国人的に円卓の騎士に会ってみたい!」
そうか……彼女は知らないんだ。
誰もが憧れる誇り高き円卓の騎士。語り継がれる彼等の英雄譚は輝かしいものばかりで、きっとその端々にある彼等の残念なエピソードを知らないのだろう。
いや、誰かが言っていたな。事実は小説より奇なりだっけ?
何にせよ、彼女に彼らを紹介して幻滅しなければ良いけど……。
◇
「私の好みですか?それは勿論、豊かな胸の年下は好きですとも」
「ぁんだよオマエ?あ?オレの好みぃ!?な、何でそんな事……ぇあ、そっ……んなもん父上に決まってんだろッ!?」
「Zzz……」
「そうですね。人づ──いえいえ!」
「ボクは人全般は好きだけど、個人となるとほら、ね?」
「Arthurrrrrrrrrrrr!!」
「何か……思ってたのと違う」
まだ会議中だった円卓組にリッカを紹介し、興奮する彼女が何故か彼等の異性の好みを訊いていったのだが、返答としては普通のものだった。おっと違った。俺にとっては普通でも彼女にとっては明後日の方向過ぎた。
それも仕方がない。円卓のマトモ要員であるベディは水着の買い出しに随伴して居ないし、アーサーも撮影があるとかで居なくなってたから変なのしか居なかったからなぁ。
「円卓はちょっと残念な人多いからね。そりゃあアグラヴェインの気苦労もマッハだよね」
「じゃあ神代の魔女に会いたい」
「……良いよ」
円卓会議室からメディアさんの
途中すれ違うサーヴァントの皆も紹介しつつ、お目当てのメディアさんの部屋の前に着くと、やはり魔術師なら憧れるのかリッカが妙に緊張していた。
はぁ、成る程。たまに来る魔術協会の人もそんな感じはしてたけど、やっぱり凄い人なんだなメディアさんって。
「メディアさーん。今大丈夫?」
『あら、何か用?』
「今外部からお客さんが来てて、メディアさんに会いたいみたいなんだけど、対応できそう?」
『今?悪いけど、今は私にも
え?得意先が?てことは今塗装中って事か!うわぁ、俺も見たいなぁ。畜生良いなー
っとと、そうじゃなかった。
「分かった。と、言う訳でメディアさんは今忙しいみたいだから駄目だった」
「中で何をしてるの?」
「フィギュアの塗装」
「──はい?」
「だから、フィギュアの塗装だよ。メディアさんは神代の大模型職人だからね。よくその技術力を伝授して貰ってるんだ」
「魔術は……?」
「たまに」
うーん、とリッカが唸る。慌てて現代魔術師じゃ敵わないと本来のメディアさんの偉大さを付け加えるが、どうやらこれも彼女の思ってたのと違うようだ。
参ったな……。これじゃあカルデアがただの変人集団と思われかねない(主に円卓のせい)。何とか挽回をしないと。
「他に誰か会ってみたい……?」
「……じゃあ、居るならシェイクスピア」
「………」
瞑目。
「──で、我輩の所に来たのですな?しかしタイミングが悪いですぞ!」カキカキ
「そうだ!何でよりにもよって締切直前に迫った最悪の段階で訪ねてくるんだ!作家の執筆状況を常に把握するのがマスターの役目だろう馬鹿め!」カキカキ
「……
「うはっ!我輩の台詞を奪われました!そして痛いところ突いてくる!分かりました良いでしょう。その代わり、ぐだ男を題材に本を書かせていただきたいですなぁ」カキカキ
「ネタを寄越せネタを。そう言えば、この前出した官能小説『ぐだ鯖性夜戦争』は読んだかぐだ男」
は?何それ初耳過ぎるんだけど。
いや、皆まで言わなくても良い。これは、間違いなくヤバい奴だ。
「何!?読んでいないと!?これはいけませんな!我輩とて物語の主人公に読んでいただかないと今後の為になりません!ここの描写はもっと生々しくとか、自分のゲイボルクはそんなに小さくないとか!」
「何してくれとんじゃあああっ!!」
「あ!駄目です先輩!そんなに興奮なさってはまた内臓に響きます!」
「構うか!肖像権の侵害だぞ!しかも人を勝手に夜の帝王か何かに仕立てあげやがって!ゆ"る"さ"ん"!!」
「夜の帝王!響きが良いので使わせていただきましょう!ありがとうございます!」
「取り敢えず今は俺達に構わんでくれ。締切を乗り気ったら相手をしてやる。もっとも、別の締切も迫っているがな!」
またぞろ執筆に入ったシェイクスピアとアンデルセンに令呪も辞さぬと右手を構えるが、すぐに無駄な事だと冷静になって部屋から出る。
全く……人を勝手に官能小説なんかの主人公にしてくれちゃってまぁ。て言うか誰が買うんだよ。鯖って誰とだよ。あう、寒気がしてきた。
「あ、あれがシェイクスピアとアンデルセン……?」
「思ってたのと?」
「違い過ぎ」
「是非もないよね……。他に居る?会いたい人……」
「……聖ジョージは居る?」
「──」コロンビアポーズ
聖ジョージことゲオルギウス先生。彼の趣味は旅行とカメラだ。
特異点に行くと、先ずは写真を撮ったりするお茶目な部分もあるが、その人となりは正に聖人君子と呼ぶに相応しい。
彼ならきっと彼女の願いを叶えることが出来る筈だ。なのに──
「良いですよマルタ殿!そのままスロットルを全開にしてみましょう!」
「……」
女神と新人類とビーストと海賊の頑張りでリフォームが完了したシミュレーションルームで、アメリカの広大な大地を黒いハーレーで疾走(しているようにエフェクトがなされている)するマルタと、それを地面に寝転がってタイヤが手前に来る低いアングルで撮影するゲオルギウス先生の姿があった。
どうやらマルタがシミュレーターを使ってハーレーで疾走していた姿が、ゲオルギウス先生のカメラマンの部分に刺激を与えてこうなっているらしい。
マルタもタラスクの刺繍が入ったスカジャンを着てポーズ決めてる辺り大分ノリノリのようだ。成る程なぁ……(白目)
「あ、あれが聖ジョージ……?」
「そうです。彼こそが名高いゲオル先生です。ゲオル先生には守る者としての心構えをレオニダスさん同様に教えてくださった恩人です」
「あれ?マシュにぐだ男じゃない。どうしたのその隣の娘?」
「おや。私としたことが、気付かず失礼致しましたマスター」
「いやいや。こちらこそゲオルギウス先生の撮影の邪魔をしてしまってすみません。実はそこの彼女が──」
「あ、貴女があの聖人マルタ様ですか……?」
リッカの事を紹介しようとした時、興奮した様子でリッカがマルタに詰め寄っていた。
流石のマルタもハーレーから降りて格好とは合わない、聖女然としてリッカの対応をする。
手遅れじゃないかと思ったが、意外にもリッカはマルタのホーリーナックルをべた褒めし始めたのだ!
「その籠手はほ、宝具ですか!?凄く格好いいです!殴れば天使も殺せそうな気がします!」
「……貴女」
そのホーリーナックルを装着したマルタの両手がリッカに向かう。
ま、まさか聖女ともあろう人が「見なかった事にしないと
「取り敢えずぐだ男。後でカルデアス裏、だからね☆メンチビーム」
「あっれぇぇええええっ!?」
「で、貴女……」
マルタの両手がリッカの肩に乗る。
「このホーリーナックルの良さが分かるなんて良い目してますね!えぇ、えぇ。コレこそは主や聖人の加護の具現。大天使をも屠るヤコブの手足と合わされば天界をシメるのも余裕のシロモノよ」
「ヤコブの手足!ホーリーナックル!し、痺れます!あのタラスクを素手でシメたあのマルタ様に会えるなんて!私、いつかマルタ様と会いたくてマスター候補になったんです!あ、あああのあのっ!サインください!」
あー……そうなのか。リッカ、お前はそっちの人間だったのか。そう言えばこの前も「蹴るからね」なんて言ってきたし、伏線は張ってあったのか……!
「ありがとうございます!」
「面白い娘じゃないぐだ男。どこのシマの娘?」
「今本人が言ってたけど、カルデアの元マスター候補だよ。よく考えたら俺の先輩か」
「先輩にも先輩が……。とても感慨深いですね」
どゆこと?
「まさかもう夢が叶っちゃうなんて思ってもみなかった。ありがとうぐだ男」
「これは果たしてどういたしまして。と言えるのだろうか疑問に思うけど、リッカが満足して良かったよ。所でそろそろ昼食だけどどう?」
「行く」
「そう言えばマスター。先程館内放送でレオナルド殿が呼んでいたそうですが、行かなくて宜しいのですか?」
「え?聞いてないですね」
「ふむ。放送エリアを指定ミスしたのかも知れませんね。兎に角、彼が呼ぶのでしたら早めに向かった方が良いかと」
と、なると独りになる機会があると言うことか……。
「分かりました。じゃあ悪いけどマシュ。リッカの案内お願いして良い?」
「分かりました。先輩も後で来てくださいね」
「分かった。じゃ」
シミュレーションルームから出て暫く。道中誰かが俺について来ていたらしく、管制室まで心配していたいつものアレが発症しなかった。
誰だか分からないけどありがとう!
「お、来たね。その様子だと、小太郎君か望月君辺りが君にくっついてるみたいだ。さて話は変わるけど、君はアナスタシア皇女を知っているかい?」
「アナスタシア?」
「そう。ロマノフの末裔。アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ。知らない?教科書とかで見てないかな?」
「うーん……」
ロマノフって何だっけ?ロマノフ朝とかだっけ?
何となくその言葉は知ってるけど、アナスタシア皇女は知らないな。
名前的にロシアっぽいし、確かロマノフ朝もロシアだった気がする。ロシア……広い……寒い……アナスタシア……寒い、凍る……雪?アナ……スタシア?雪、アナ。アナと雪、皇女……。
まさか──
「いや、限りなくアウトだよその答えは。あとムニエルはそのありのままなBGMを即刻止めるんだ。魔術協会の連中より夢の国から黒服の人達が来ちゃう。で、そのアナスタシア皇女なんだけど、召喚出来るみたいなんだ。どこで縁を結んだかとか分からない?」
「そんなアナ王女──ヤベッ。アナスタシア皇女と会ったこと無いけどなぁ」
「アウトだけどバレなきゃ問題ないね。で、召喚してみる?」
「この前一杯来たばっかりだけど、戦力が増えるのはありがたい。石も余ってるからやってみよう!」
この時は微塵にも思っていなかった。まさか彼女がカルデアを■■■にするなんて。
あと夢の国から黒服の人達がやって来るなんて………。
リッカさんは単純に藤丸立花(女)を少し大人にしただけのモブ。