少年/戦姫絶唱フェイト・シンフォギア   作:にゃはっふー

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四期スタート前、現状などの説明回。

きよひーは関係ないので彼女はパスです。

あの子はもう作者の手を離れた存在だ………


アクシズ事変
変わった世界はいまの世界


 立花響、聖遺物ガングニール。

 

 へいきへっちゃらシンフォギアヒロイン。抑止力とは幼なじみであり、その所為で女装写真など幼い頃の物も持ち、女子力を失う代わりに、そこそこ点は取れるほど、勉強を見てもらった。

 

 オリ主の家族ぐるみで仲が良く、父親事件の際は話を聞きつけたオリ主母がぶん殴り、実の夫を監視役に、マグロ船に乗せて頭を冷やさせる。

 

 家に立花家を避難させたり、オリ主による介入により、事件の犠牲者。少なくともバッシングは早い段階で抑え込まれたため、いじめはない。

 

 つい言ってしまった先輩との事件も、その先輩は後々で助かった人は悪くないと気づくが、なかなか言い出せないところ、オリ主が空気をぶち壊すと言う身を削る行為のおかげで勢いで誤ることができ、悲しい記憶だけでない学生生活を送る。

 

 作るよりも食べる派であり、オリ主の所為で余計にその傾向が高くなる。

 

 代わりにガングニール装者として鍛錬し合う中なので、素の状態でも大人とも戦えるほど武術を会得。

 

 彼のことは男性と言うより、すでにいて当たり前と言う考え方の為、恋仲など深く考えたことは無かった。ある一件を除いて。

 

 それ以降、まるで忘れたように接するが、抱き着くなどの行為はしなくなり、それでも彼は側にいるものと思っている。

 

 

 

 風鳴翼、聖遺物天羽々斬。

 

 防人語を使う、世界的アイドルであり、ポンコツヒロインでもある。

 

 コンサート事件、友人並び、聖遺物関係品のエネルギーを自分の物にし、ノイズを殲滅した彼に対して、当初は複雑な心境であった。

 

 友人を助け、だが友人から翼を奪った彼に対して、どうしても苛立ちのように関わろうとしなかった。

 

 その後はもう二度と同じ過ちを繰り返さないため、自分を剣として、防人として己を鍛えだす。

 

 その光景を見た奏は、なるべくフォローしようとするが、妙な方向にズレ始めていく。

 

 私生活のダメなところを知られ、面倒を見てもらい、以後完全に依存するレベルまで彼に頼り切っている。

 

 食の好みや、着ている衣類全部、もはや家族ですら知らない情報も彼は知っていることに気づき赤面して、鍛えていた剣ではなく、風鳴翼と言う女の子に戻された。

 

 時折責任を取って籍を入れてもらうしかないんじゃないか? と追い詰められるくらいに、昔のことを引きずっている。

 

 もはや家事類は完全にダメだが、彼が側にいる際は全部してくれるので死角なく綺麗な部屋で快適に過ごしたりしている。それがダメだと後で苦悶する。

 

 剣の腕前でも彼に負けていて、女子力でも負けて、日々奏になぐさめられたり、マリアに相談したりしている。

 

 

 

 雪音クリス、聖遺物イチイバル。

 

 ルナアタック後、彼のお隣となり、飯を作ってもらったりと、よく飯を共に食べたり、作ってやったりする。

 

 日本のことを教えてもらったり、お互い気兼ねなく話せられる仲になった。

 

 時より、彼の家で過ごしたり、家に彼を呼んだり、そんな仲である。

 

 時折食事用の買い物も共にしたりする。

 

 だが後輩ズや、錬金妹ズが加わるようになってから、不機嫌な様子を時折見せたりと、様子がおかしいさまを見せたりする。指摘すると殴られる。

 

 

 

 マリア・カデンツァヴナ・イヴ、聖遺物アガートラーム。

 

 色々あるが、トップアーティストとして活動する装者。

 

 彼のおかげでナスターシャ教授は生存、並び妹も年齢が止まった状態で生存という状態であり、罪の償いも考え、いまを生きる世界のため、戦う意思を持つ。

 

 だが妹が彼のことを好きな節を見せたりと、姉として内心複雑であり、翼の面倒まで見て、自分はどうなんだろうと考える。

 

 彼に対しては感謝と、周りの反応に対してあまりに気づかない、または自分より老け込んでいる様子に、少しばかり文句がある。

 

 だが自分も彼に依存し出していると自覚し出し、少し危機感を持つ。

 

 

 

 暁切歌、聖遺物イガリマ。

 

 デスデスの、手紙装者。ちなみに手紙は彼が処分してくれたおかげで、彼以外その存在は知られていない。

 

 彼を好きかと聞かれれば、かなり焦りながら赤面して、言葉を濁して逃げ出す。

 

 調と共によく彼の家に行ったりする。勉強を強制的にさせられたり、苦手な食べ物を食べることになるが、うまいので問題なし。その際、彼が作るのなら毎日食べるデスと言ったことから、一波乱あったとかなかったとか。

 

 響と同じで食べる派なので、調やセレナの料理を教えてもらっている時、嬉しそうに待つ。

 

 実は彼の女装写真などにも、ドキドキするため、自分が正常かどうか悩みだが、もう気にしないことにした。

 

 

 

 月読調、聖遺物シュルシャガナ。

 

 小さなツインテール娘、装者内で女子力高め。裁縫なども教えてもらい初めているため、冗談抜きで女子力は装者一。

 

 精神世界にとある人が眠っている状態だが、基本起きないので問題なく、時折会話するようなことになっても、色々助言をもらうだけである。

 

 彼の外堀を埋めようとするなど、他の装者達と違い、静かに彼の好感度を上げようとしている。

 

 大事な切歌のことも大切で、彼女も連れて来たりと、時折どうするか考える。現在は先輩や錬金妹ズの存在が障害であると理解する。

 

 ライバルが多い為、先人者に助言を求めることにしたため、寝る前にお祈りしてから寝るようにしている。

 

 最近は彼も警戒無く接してくれて、買い物も多く、静かに波風立てず、数や好感度上げを重ねているのであった。

 

 

 

 なお、アガートラーム、イガリマ、シュルシャガナは理想の抑止より、聖遺物の欠片を渡され、彼女達、適合率を薬により調整する組の負担を大幅に軽くしている。

 

 これにより長い間の悪影響も無くなりつつあると、ナスターシャ教授は嬉しそうに語った。

 

「おかげでだいぶ成長してるデスっ、また服がきつくなったデス!!!」

「うん………そうだね」

「調、嬉しそうに胸を押さえて………どうしたの?」

「少しだけ、きつくなったから変えないとね」

 

 

 

 天羽奏、聖遺物ロンの槍。

 

 薬を使い、装者として活動していたツヴァイウィングの片翼。コンサート事件の際、己の命を使い、ノイズ殲滅をしようとしたが、その歌の力を、ガングニールの適合者としての資質を、薬の後遺症などと共に、彼に奪われ、前線からサポートに回ることになった。

 

 姉御肌で、相棒が変わったが、翼も大切であるため、色々彼との仲を取り持つために動いた結果、取り返しのつかないことになってしまう。

 

 彼のことを恨んではおらず、弟分として大切に思いながら、前線に復帰する聖遺物を手に入れた。その後はどちらかと言うとセレナと組む時が多い。

 

 ロンゴミニアドと言う、IFのアーサー王の娘よりもらった槍。回転し、星の光と風を集め、自在に操ることで初めて槍として機能する。

 

 光の塔を作り出したり、嵐のように光を放つ技を使う為、屋内など制限がかなりかかる広範囲殲滅型になってしまい、セレナと相性がいい。

 

 後輩達と弟分の関係を傍目で見ながら、これどうすんの?と思っている。

 

 

 

 セレナ・カデンツァヴナ・イヴ、聖遺物円卓の盾。

 

 マリアの実妹であり、燃え上がり、崩落する瓦礫の下敷きになり、死亡したと思われていた。

 

 その際、IFのアーサー王の娘に攫われ、己の器にされた。その際、聖剣の鞘により、絶唱の傷も癒えたりしているが、その時から年齢が止まっていた。

 

 彼女を通し、自分の世界を見ていたため、姉達がしたことや、ルナアタック事件など詳しく知っていたり、世界のこともよく知っている。学園は次期を見て通うが、頭の中に大量の知識が収められているため、大学レベルの問題を理解できている。

 

 彼のこともその際に見ていて、IFのアーサー王の娘同様、恋をしてしまったと自覚しているため、それらしく行動している。

 

 使用するのは円卓の盾、彼の栄光の騎士を囲ったものより作られた、ブリテンの歴史そのもの。

 

 防御力特化であると思いきや、とある果物ライダーのように盾には刃がついており、投げて自在に操り、切り刻んだり、鎖もついているため、色々鈍器として使用方法が多数ある。殲滅戦に適していないため、奏と組む時が多い。

 

 綺麗だの可愛いだのだけで口説こうとする男は生理的レベルで無理で、話しかけられただけで鳥肌が立つ、視界に入るだけで吐き気がする。とある騎士にだけ、異常なほど反応する。

 

 最近は料理など、レシピを知っておきながら、教えてもらおうと彼の家に出向く。

 

 この子もなにげに回数を静かに重ねている。

 

 

 

 龍崎アスカ、聖遺物完全融合型。現在宝具へと変化、抑止力として装者と言うより、魔術使いのような力である。

 

 前世、機械的に淡々と生きた男性の記憶を持つ、とある英雄アストルフォの瓜二つの男性装者。

 

 当初、奏より装者の資格を取り込んだため、男性装者として活動できると思われていたが、単純に本来の力より格下の聖遺物を、軍門に下していただけである。

 

 理想像を押し付けられ続けられる存在と言う、星と霊長の抑止力。本人が望む望まないと関係なく、たまたまそう選ばれた魂が始まり。

 

 悪役、英雄、なんであろうと、物語に必要な立場にさせられたり、枝分かれした平行の時代。それも別の平行世界にまだ悪影響を与える可能性がある世界で、それを無くすために使用される。

 

 転生と言うリセットがあるため、記録は理想の保存庫と呼ばれる、神ですら手出しできない領域に保管され、グランド・セイバーにより管理されている。

 

 時には物語のカウンターとして用意されたりと、彼の偉業はまさに、良くも悪くも都合よく、理想的な扱いである。

 

 IFのアーサー王の娘により、この世界に転生した為、抑止力に試されたり、殺されたりされかけたりするが、結局最後に行きつくのは自己満足による自己犠牲であると決められているため、放置された。

 

 本人はそのことを隠し、だが抗う気である。過去の自分が使用、または持っていた宝具や神秘を使ったり、その仲間やもらった力、理想の抑止力が使う力を使う。

 

 そのため、彼の戦闘力は未知数だが、やり過ぎれば倒れたりするため、基本は銀の王剣と竜殺しの魔剣、爆発する双剣。そして何か色々混ざりすぎたヒポグリフを使う。

 

 無論それだけでは足りないため、理想の抑止力としての力を引き出し始める。

 

 剣の腕前は高く、シンフォギアの力を使うと竜のような姿になり、戦場を駆ける。

 

 

 

 実は装者達に秘密がある。それは装者達がシンフォギアを纏う際、服が弾けてスーツに変わる瞬間、見えてしまっている。

 

 この秘密は誰にも相談できず、静かに終わりまで隠し通すと決めている。

 

 夢は給金と年金で買った山奥の湧水で、うどんかラーメンなどの飲食店を細々とやりながら、ひ孫にお小遣い求められて、一人静かに眠るように終わりたい。

 

 

 

 冠位剣士グランド・セイバー 理想の抑止力。

 

 無限なる夢幻の担い手。理想像を他者から押し付けられ、その力を振るう絶対なる勝者と敗者の二面性を同時に持つ。

 

 善悪両者、その宝具は多く持ち、その最たるものは以下の通り。

 

 固有結界・理想の最果て。理想の抑止力の心象世界、如何なることがあろうと立ち止まれられない如何なる彼の生き様を現した世界。

 

 どの時代、世界、次元であろうと、己の身を捨て、他者の為に前に出て戦う自己犠牲による自己満足。それにより、無数の剣と骸が無造作にあり、荒野とけして沈まない夕焼けの世界。

 

 骸の丘に、無数の武器により磔にされ、血を流す骸が剣を持って、沈む光へと目指す風景世界。

 

 固有結界・無限なる夢幻。真なる彼がいる世界、生きとし生きる生命体が考え描く夢幻を収めた無限の世界。

 

 創造された幻想の宝具が円を描きながら空に安置され、無限のような蒼穹が広がる。

 

 草原が広がり、空間の中心に神秘中の神秘でできた聖杯があり、そこから聖水が流れ出て泉を作り出すほど、神秘と奇跡により作られた。

 

 創造された宝具が内包されていて、その使用者である彼は、如何なる英雄の頂点に立つ偽物として存在する。

 

 そして彼だけが唯一持つ宝具が二つある。

 

 英雄が怪物を倒し、英雄として始まりを告げる一撃。如何なる怪物を終わらせることができる力。英雄面の彼が持つ力。

 

 怪物が英雄に討たれることで、怪物の物語を終えると言う意味を持つ力。それはまるで本を途中で読み終えるように、神秘を終わらせる一撃である。全ての悪面の意味を持つ力。

 

 

 

 龍崎アスカはそこから取り出す宝具。ヒポグリフ以外。

 

 熾天覆う七つの花園(ロー・アイアス・ガーデン)

 

 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)を花園のように生み出す広範囲防御宝具。

 

 数多あるアイアスを取り出し、砕けてもなお咲き誇る使い捨て防御扱い。理想の抑止力である彼だからできる荒業の一つ。自在に咲く場所選べるため、攻撃を好きなところへ流すことも可能。

 

 三千世界。

 

 鶴翼三連と言う技が、三千世界より取り出されたかのように投げられた、爆発する魔力の塊の双剣が、同時に一点に向かって来る剣撃。これも同じ荒業、彼は別段偽物だろうと気にはしない。一対一の広い空間において、絶技として活躍する。

 

 絶技飛竜剣。

 

 燦然と輝く王剣と竜殺しの魔剣の魔力を纏いながら、竜のように飛翔し、竜化したように敵を食らったり、竜の形のエネルギーをぶつけたりと応用可能。よく使う技。

 

 他にも宝具の偽物荒業を開発中。

 

 なお、彼の無限なる夢幻の空間に存在しないものは、そもそもないものだけで、世界に誰かが知っているものなら、英雄王のエアですら偽物として大量に存在する。

 

 ただアスカはそこまで手を伸ばせられないだけで、理想の抑止力は無限に使用可能。

 

 元より彼の聖杯は、存在する聖杯の中で最高峰であるため、魔力の貯蔵は無尽蔵。枯渇は無い。

 

 

 

 ナスターシャ教授。治療を受けながら、S.O.N.G.の技術スタッフとして静かに活動。

 

 ウェル博士。片腕をネフィリムの一部と融合したため、一時物として扱われていたが、魔法少女事変の際、キャロルと協力し裏切り、装者と協力と裏で騒いでいた。

 

 その後、無限なる夢幻の空間に取り込まれたのが運の尽きか、運がいいのか、ネフィリムの腕が消え去っていた。発見時、絶叫した姿勢で白目をむいて気絶しているところを発見。のちに協力者として捕まり、リンカー作りに協力するように国と交渉した。

 

 龍崎キャロル。龍崎家に取り込まれた。

 

 竪琴は弦十郎がペンダント化したものを管理すると言うことになり、同じように取り込まれたエルフナインと技術者として協力することになる。

 

 最近は響並び奏、さらに龍崎アインハルトの魔の手に怯えながら暮らしているため、兄の布団にもぐったり、色々吹っ切れたり、狙ったりしている。

 

 龍崎エルフナイン。いつも姉であるキャロルと共に研究しながら、兄であるアスカになついている。この子も、なにげに兄として見ていない様子である。

 

 そして………

 

 

 

「なるほどな、まさかあの組織が君にまで関わってるとは」

 

 弦十郎は目の前にいるキャロルの話に腕を組み、ナスターシャ教授とウェル博士はモニター越しにその話を聞く。

 

『あの結社は僕のところからもリンカーについて色々聞き出したからね、おかしなことじゃないよ。もしかしたら本人が知らないだけで、ルナアタックの時も関わってるんじゃないかい?』

 

『確かに、その可能性は高いです』

 

 その話を聞き、そろそろその組織が動き出すと、静かに考え込む。

 

「組織が動き出すか」

「だろうな。少なくとも、俺は技術提供でアルカノイズを渡してしまっている。どう扱われるか分からないぞ」

「装者のリンカーの確保が最優先、か………」

 

 横目でリンカーを作れる男は、にんや~と笑い、静かに腕を広げる。

 

『やはり世界は英雄を求めてるッ、いいだろう。リンカーの作り方はッ、教えるよ』

 

「作り方は、か………」

 

『仕方ないだろ? 本人用に調整はシビアで、愛が無ければ作れないんだ!! さすがの僕もこの腕じゃそんなことはできる訳がないッ。なんで僕から腕を、ネフィリムが無くなったんだッ』

 

 おそらく無限の夢幻により消されたのだろうか、取り込まれたか。花の魔術師マーリンからの言葉からそう推測できる。あれは物のこともあるが、この男が聖杯の泉に触れた所為もある。

 

「ちっ」

 

 キャロルもリンカーを作るのに、かなり手間取っていて、レシピから改良するしかないと判断しているため、不機嫌そうに腕を組む。

 

 エルフナインも頑張りますと言うだろう。ともかく、ロンの槍になった奏はともかく、三人はいまだリンカーを使わなければいけない。

 

「まあいい、早急に使えるよう、エルフナインと調整する。抑止力のおかげで、悪影響は格段に抑え込まれているとはいえ、調整は必要だ」

「ああ頼む」

「言われるまでもない」

 

 そんな話をしながら、彼らの、この世界の物語はまた動き出そうとしている。

 

 

 

「………投影魔術の応用だろうと思って、実験したが」

 

 手あたり次第、頭の中にある刀剣を生み出す感覚より、頭の中にある刀剣を取り出す感覚で、出せる物を把握しているアスカ。

 

 次は槍、盾、斧だが、次に理想。

 

「………浮かんだ物は可能だろう。すでにマーリンから使えない力は使えない、使える力は使えることは確認済みだ。ならいま思い浮かんだ武器類は使えるか、使う機会無ければいいが」

 

 命を代価にしないように、自分の中にある取り出す代価を把握したりと、確認している。

 

「………まったく、疲れる」

 

 そう言い、妹やクリスがいないことを確認して、料理用のワインに手を伸ばす。中身はオッサンなのだが、どうするか悩む。まだ高校生だからな~と………

 

「やめておくか、調も最近台所のもん把握してるし」

 

 そして理想の抑止力は静かに、練習に入る。

 

 取り出すのは、自分に許された、偽物の宝具を取り出すこと。

 

「こんな身だ、いつまた世界レベルの事件に遭うか分からない。神だろうが、それ以上だろうが殺せる準備しないとな」

 

 そう思いながら、神殺し、神秘殺し、ともかく取り出せる力を取り出そうと練習に入る。

 

 武器の貯蔵を十分にするために………

 

 

 

 透明な水を流す聖杯がある。理想の聖杯、存在する中で最高峰の神秘を内包するそれ。

 

 その前にいるグランド・セイバーは、静かに顔を上げた。

 

「………また動くか………」

 

 願わくば、彼がここに来ないことを願う。

 

 押し付けられた理想の物語は、いまだ押し付けられた力で人生を狂わせされる。

 

 彼はいつだってそう知りながらも、ここでただ見るしか無かった………




というわけで、四期を始めます。

アスカくんはどうなるか、ヒロインはできるか。どう………はっ!?

きよひー「ふふっ………」

これからも、アスカの物語を楽しみにっ。

きよひー「ヒロインの座はもらいます………」

無理言わないでぇぇぇ、アスカのヒロイン、できるかな?

では、お読みいただきありがとうございます。

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