結果次第ではアスカでやりたいですね。ただ遅いと思うので、完結を付けると思います。それとも未完?
そんなこんなで、魔法少女事変その後です。どうぞ。
妹が二人、双子の金髪。一人はマスコットのように可愛らしく、思いっきり甘やかすと決めて、可愛い服が親から送られる。
もう一人の姉はツンデレであり、デレ期に入るまで絆値を上げなければいけない。
んなあほなことを考える今日この頃、龍崎アスカは前を見てる歩く。
――???
その日、キャロルはため息交じりに義理の兄になった男の部屋に入る。
「まったく………さっさと終わらせるぞエルフナイン」
「はひっ」
そう言って、いそいそと兄の部屋からわんさか出て来る盗聴器、発信機などの機器を見つけて破壊しておく。
全部が全部、専門と言う訳ではない、その辺の店で買える品物ばかりであり、誰が仕掛けたはいまはいい。してそうな者が多い。
「あの男………敵意や悪意には敏感な癖に、善意や好意には疎すぎる。そう言うものなら、俺からのキスも避けられなかったんだ」
そう言って破壊した後、エルフナインが少しちらちら見ている。それにニヤリと笑い、
「彼奴に甘えたいのなら寝てる時にしろ、あれなら多少のことならなにしても起きないぞ」
「あっ、えっ、ぼ、僕はそういう………待ってください!! なんでキャロルはそんなことを言えるんですか!!?」
「………ふっ」
微笑するキャロルに、ずるいと震えるエルフナインに、そう思うならお前もすればいいと言いながら、キャロルは、
(別にそういうのではないが、ま、悪くないからいいか)
そう思いながら、ともかく盗聴器を設置したのは別口で二人かと思いながら、舌打ちする。
ともかくあれは俺達のものだ。渡す気は無い。
ハンマーでそれを粉々に壊しておいた。
「司令室仮も、そろそろ離れるか」
「ああ、まあ仮住まいだからな、ここ」
そう言いながら、翼の部屋の掃除をするアスカと奏。奏は呆れながらその光景を見る。どうあっても変わらない、大切な友人の短所。そして、
「ん、どしたの?」
そして隣の弟分、アスカがその友人の下着も何も気にせずに持ち、洗濯するためにまとめたりする光景。慣れてしまったが、よく考えるとおかしいな。
本人がいても申し訳ないと言う意味で赤面するだけであり、いま直接手に触れられても気にも留めない。こちらも慣れたと言うかなんというか………
そもそも今日、彼が洗濯し、畳んでまとめた衣類(全部)渡されたものを受け取っている。正直、アスカは今日の下着は何着ているか分かると言う、どうなのよと言う現実を考えながら、重い口を開くことにした。
「なあアスカ」
「? なに奏さん?」
そう言いながら、雑誌もまとめたりと、段ボールに入れつつ、
「翼と結婚してくれ」
「はい?」
「奏っ!?!」
本当によく分からない顔をして聞き返すが、
「いや、わたしゃ~真剣だ」
「なお悪い」
そう言って、逃がす訳にはいかないと、近づきながら、逃げようとしたら羽交い絞めしてでも止めて、了承させる気だった。
アスカはいつもの悪乗りと思いながら半眼で見て、翼はなんでと赤面しつつ混乱している。
「なお悪い、なにをいきなり」
「翼の剣に生きる性格、防人道や歌い手としてやら、これを含めて考えて、同世代近くだと、どう考えてもお前しかいない。つまり何が言いたいかと言えば」
「なに前の相棒の将来考えて、現相棒を出すの?」
「奏少し話そうか? 私、そんなにダメに見えるの? なんで目をそらすの!!」
呆れながら段ボールにガムテしながら、運びやすくしておく。
「翼には家庭的な相棒も必要なんだよっ、お前なら翼を安心して任せられるし、なにより、もう翼のスリーサイズだって分かってるんだっ、責任持ってもらってくれよ!!」
「それに関しては俺も疑問に思うけど………」
「アスカっ?!」
「「むしろ驚かないでほしい………」」
それはアスカも疑問に思う。先ほども下着を直接触っていたし、翼自身も気にはしていないし、本当に知っている。好みの味なども熟知している身として、反応に困る。
「緒川さんはほら、年齢差がね」
「けど………」
「翼のどこがいけない!? 言っちゃ悪いがいい女だろっ。家事はできないけど!!」
「で、できるぞっ。これでも少し、できる、はず、たぶん、そう。じ、時間、時間があれば私とて料理の一つや二つ、レシピ通りやればできるぞっ」
もうなに言っても困る状態で、翼は赤面しつつ、よく見ればいまも男の前でもラフな格好だ。
アスカは少しばかり、アイドルとはなにか考え出した。
「で、ここは」
「デス………」
あの後、結局翼の赤っ恥暴露会であり、もう「翼の裸見てもなにも思わないほど身近になったんだからもらえッ」と叫ぶ相棒に、正直反論できるかと翼自身が疑問に思うくらいに任せっきりに、何も言わず部屋から去った。
その後は勉強会、龍崎家、下の装者とクリスで勉強する。妹達は仕事でいない。
切歌と調はクリス共々に教えられる。アスカはすでに大学生だった記憶がはっきりあり、ほとんどが繰り返しのため、憶えることが少ないらしい。
セレナはアーサー王の娘の下、器時代滅茶苦茶覚えに覚えた。正直大学問題も分かるらしく、勉強する必要性が無い。
少し羨ましいそうな二人の様子を見ながら、セレナは教えているとき、
「少し席をはずしますね」
「あ、ああ」
セレナはそう言い、何かしばらくして、何事も無く戻って来る。
調も同じようにして、その時に、
「そう言えば、最近お掃除とかしてるデスね」
「ん、ああ。いつも調やセレナにしてもらったりして悪いからね。妹二人にもなったし、なるべく自分でしてるんだよ。切歌にもしてもらってたし」
「私は別にかまわないデスよ」
「ま、飯食わせてもらってるからな」
「私もです、お料理も教えてもらってますし」
調も戻り、同じことを言う。その時にああと、
「セレナ、キャロル達も覚えたいって言うから、料理彼奴らも同席になるから。先輩として頼むよ」
そう気楽に言って、ノートに目線を移すアスカ。
「………そうなんですか」
なぜか間があった気がしたが、アスカは切歌の日本史を教えて気付かない。
「私も覚えようかデス、その時は食べてくれますか?」
「お~」
そんな会話の中で、何事も無く、ことは………
「ちっ、新しいのがあった。やっぱりか」
兄の部屋からまた見つけて破壊するキャロル。この男はと思いながら、クリスもいる中で晩飯の時間、クリスもいる。
リビングに戻り、キャロルが不機嫌であり、アスカは帰ってくるなり部屋に引きこもったりする妹一人に、首をひねりながら、
「クリス、今日はいつものでいいかな?」
「ん、ああ頼む」
それにジト目で見つめながら、少し考えなおす。エルフナインは疑問に思い、
「クリスさんはよくアスカさんとご一緒なんですね」
「部屋が隣だからって、こいつが飯作るからだよ。わたしはいらないって言ってるんだがな」
そう言うクリスに、キッチンをはさみながら、
「その割によく食うだろ」
「べ、別にいいだろ」
その様子に、キャロルは内心舌打ちし、これは、
(この男、手が早い………)
そう睨みながら、料理していた兄を見る。
それは死の宣告だった。
翌日の休み、急いできてと呼ばれたので、急いできた。
「そろそろ私、怒っていいと思うの」
リディアン女子寮、響と未来の部屋。女性服着て来てほしいと言われたので、なんかあったかと思い来た愚か者が一名いる部屋です。
女子寮でも、自分の女装は見抜かれず、女子友達として簡単に入れました。
結果、助けは呼べません。
「未来様、どうか目にハイライトを」
未来に呼ばれ、最近何か疲れた未来。どうも響のことらしい。
相談事と思いきや、全部オレの所為でした。
「あのね、怒っているのって、響がアスカの所為で傷付いたことだけじゃないよ」
「えっ………」
それにビキッ………と、空間にヒビが走るような音が聞こえた(幻聴)
そして静かに口元を釣り上げて、ニヤリて笑う未来。
「いい加減にして欲しいな、後から秘密組織で二年間活動してノイズ倒してたりとか、身体が真っ二つになって死んだとか、もう………」
「あ、あの………」
「まさか、私が怒って無いって………本気で思ってた?」
ピークに来たようです。
静かにコスプレに近い衣類とカメラを持って、近づいてくる。
「アスカ、また死んだみたいなんだよね? 響、またすっごく気にしてたんだ」
「死んだんじゃないんだ、魂が抜き取られてたとかそういう感じなんだ」
「同じだよ、アスカもボケなくていいのに」
そして静かに、壁際に追い詰められた。
「み、みくさん、ゆるじで………」
そして、彼女は、
「おめかしの時間だよアスカ………」
黒歴史が生まれていく時間です。
深夜の夜、妹達は仕事で家に居ない中、一人泣きそうなのをこらえて部屋で寝る。
もう精神的にまた追い込まれた。そんな中だった………
「ん………」
何かが覆いかぶさり、眼を開けると、幼なじみがいた。なんでだ。
「響………スペアキーあるからって、女の子が男の子の部屋に入るのはどうかと思うぞ」
「ん~い~や~」
また幼児化しているようであり、どうも未来と仲良くしたことを知り、自分もと思い、来たと言う。なんでやねん。
着せ替え人形が仲のいい証なら、泣いていいと思うのはオレが正常だからだろうか? それとも異常か?
ともかく、また密着する響。頼む、寝る時薄着の自分で、響もパジャマで色々問題なのだ。
「響離れろ、いるのは許すから、頼む」
「や~」
響の髪からシャンプーやリンスの香りがするし、意外と育っている胸の感触がある。
なんで男のオレにこんなに無防備なんだよと少しイラっとする。あれか、男に見えないからか?
そう思うと、ムカムカする。これはオレの所為だろうと、ムカムカする。
「響、離れろ」
「………またしんだもん………」
そう言い、本当にやめて欲しいほど、抱きついてくる。
「死んだのはその、予想外って言うか、魂が抜けただけだったみたいな? そんな感じだから、許してくれよ」
「や~」
それはオレが悪いな。だけど、
「だけどいい加減にしろ響、男にこんなに無防備になるな。変なことされるかもしれないんだぞっ」
言ってやった。だが、
「へんなことって、アスカしないもん。そんなことなかったし」
そう平然と答えながら、離れない。
「………」
よし、
そう思い、上に覆いかぶさる響をすぐさま逆転させ、両手を片手で押え、もう片手は腹に置き、真剣な顔で響を見る。
響はえっとなにが起きたか分からない顔で、抑え込められた。
「いい加減にしないと、へんなことするぞ」
「………」
そう言い、押さえつけられた響だが、
(………ココカラドウスレバイイデスカ?)
内心こうです。そして、響は、何もしない。抵抗も何もしない。
えっ、えっ!? なんでなにもないのこの子。
すいません、この先の展開はどうすればいいですか? オレはどうすればいいですか。過去のオレ、記録を見ろ。この先の展開どうすればいいか、過去のオレに聞こう。あっ、分からない。つかえねぇぇぇぇ。
「………」
「………」
しばらく硬直していると、
「あす」
何かを言う時、
「やあやあ花の魔術師マーリンさんだよっ、こんな時間にごめんよっ」
そしてオレを踏んで現れた。
「いっや~アルトリア達はほんと冗談が通じないよっ、過去のアルトリアの少女時代の写真アップしただけで全員斬りかかるんだよ? 最近はダビデ王も含めて、女癖悪い鯖は打ち首隊とかいうの作り出して大変なんだよ向こう。彼らと同列ってね。ん? なにか足元の感触が………って、なんで下にいるの?!」
色々言おう。この男が踏んだ瞬間、身体がずれて、腹に置いていた手が胸へずれて触れていて、唇は、奪ってしまった。
バカを急いで払いのけて起き上がると、響はびっくりしたまま、唇に触れて、
「!!??!?!!!」
真っ赤になりながら、そのまま出て行った。
隣の部屋がどたばたと、クリスの部屋に移動したらしい。
「あー」
マーリンはすぐに何か考えて、
「ごめんよ、邪魔したね」
そう本当にごめんと言う顔をしていたので、
「」
瞬間火力で消し去ってやった。
塵も記録も存在も残さない、絶対に無へと帰す。このことは誰にも知られるわけにはいかない。知られたらオレは終わる。
だから消す、消し去ってやる。
マーリン死すべしフォウ。
亜種特異点・宿命歌姫戦争 『フェイト・ブラッドディーヴァ』
試練突破完了。
これにてものががが゛がががががが゛がが゛がが゛がががが
何者かの不正アクセスを確認、確認確認かくにかにかにくにくにかにくにくにくくかかかかかか
【マダオワラセナイヨ………】
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アシュ特異てン・平行戦慄世界 【パラレル・フェイト】
【フフフ………】
というわけで、オリジナルやって様子見ます。オリジナルはギャラルホルン事件です。サーヴァント出るよ~
アスカくんがやらかしました。何かが動き出しました。ギャラルホルン事件は変えに変えてやらかします。
それでは、お読みいただき、ありがとうございます。