少年/戦姫絶唱フェイト・シンフォギア   作:にゃはっふー

46 / 92
キャロルとの闘いで変化が起きた。キャロルは闘争を選び、生死不明。

戦いの中、アスカにキスし、何かした気がしたが、なにも無く、何人かの歌姫にどす黒い何かが噴き出した。

いままで現れた、布で素顔を隠すサーヴァントを、マーリンはグランド・セイバーと言い放つが、その素顔は彼ですら驚くものであり、もう一人いた。

マーリンは水着回のため、アヴァロンから強制的に動けないようにダメージを負わされた。

アスカはキスについてもうあまり気にしないほど、精神的な疲労が強いことが、のちに判明した。

アスカ「きよひー達に狙われるよりかマシだもの」

そして誤字報告や感想、いつもありがとうございます。これはもうアスカをあれやこれやしなければいけないと、ネタをシリアスもなんでもつき込み、面白い話を作るよう、努力します。


32話・夏はサービス?

 目の前に広がる広い砂浜、政府が借りたプライベートビーチ。

 

「未来~こっちだよ~」

「待ってよ響~」

 

「調~白い貝殻デスっ」

「綺麗だね切ちゃん」

 

「セレナ、麦わら帽子をかぶりなさい」

「あっ、はい姉さん」

 

 水着姿の美女美少女達に囲まれた龍崎アスカは幸せか? 一つ言う。

 

 オレは海が嫌いだ。

 

 

 

 ――天羽奏

 

 

 約一名が全ての悪を睨むように海を睨んでいた。

 

 けして水着を着ず、一人ビニールシートの上で体躯座りで睨んでいた。

 

「アスカは泳がないんデスか?」

「そう言えば、どうしてなんですか?」

 

 エルフナインもまた疑問に思う。今回は襲撃や神経を使う事態が続き、装者全員は一時的に休息をとるのが目的だ。アスカ一人だけなぜか黒いオーラを放ちながら海を睨んでいた。

 

 正直、エルフナインには悪いことをしているのは分かる。謎のサーヴァントが残した武具を使い、適合率が上がった聖遺物の調整やらなんやらが終わってのバカンスなのにだ。

 

 ジャックやアタランテも水着が着れるほど、ここは貸し切りなのだから、問題ない。

 

「………みんなには分からないんだ………」

 

 響はなんなんだろう?と言うが、小日向だけは分かるのか、言いにくそうに語る。

 

 

 

 それはとあるプールの日、海パンで出て行ったら係員に止められて、女物を着せられそうになったりとか。

 

 海では女物の水着を着てくださいと怒られたりとか。

 

 ナンパは響や小日向ではなく、自分に向けられたものばかりとか。

 

 響や母親の手により、スクール水着を着たとか。

 

 その写真をいまだに幼なじみたちが持っているとか。

 

 

 

「海が嫌いだ、夏が嫌いだ、浴衣? 水着? 嫌いだ、憎い………これがあるからオレは、オレはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

「とりあえずその写真は無いか小日向」

「やめてやれよッ」

 

 クリスがそう叫び、どうも被害妄想が酷くなっている。

 

「お前たちだってそうだろっ!? 俺が海パンで泳げば半裸の女性として見るんだろ!! もうやだよっ、オレは男なのにぃぃぃぃぃぃぃ」

「落ち着けアスカ、我々はそのようなことはしない」

「マスター落ち着いてくださいっ」

「おかあさんと泳ぎたいな」

「………半裸の女性って思わない?」

 

 震えるアスカに、全員が頷き、エルフナインはどっちでもあるのでいいが、アスカは生物上男性だ。そう男の子だ。

 

 そしてジャックのお願いで簡単に方針を変え、着替えて泳ぐアスカ。

 

 その後我々の思いは一つになる。

 

 娘とエルフナインの面倒を見るアスカを遠目で見ながら、静かに私は、

 

「………クリス」

「いやだ」

「お願いクリスちゃん」

「いやだ」

「? みなどうしたんだ」

「翼、わたしゃお前がうらやましいよ………」

「姉さん………」

「せ、セレナ?!」

「マリアお願い………」

「限界デス………」

 

 結果マリアはセレナの頼みを聞き、シャツを持ってアスカに話しかける。

 

 アスカはシャツを着て、先ほどと変わらない状態になり、私達を見る形になった。てか翼、あれを直視してなんとも思わないのか、少し心配だよ………

 

 

 

 ――龍崎アスカ

 

 

 ふて寝する。やはり夏は嫌いだ。

 

「おかあさん」

「ジャック」

 

 起き上がり、ビーチを見ると数名いないのに気づく。どうやら買い出しに出たらしい。少しふて寝しすぎたかと思いながら、アタランテが来る。

 

「マスターは夏はお嫌いですか」

「………この姿だからね。精神は元大学生で、転生したときはかなり疲れたし、戸惑ったよ」

 

 そう言いながら空を見る。一番困ったのは、いまの家族との関係だ。

 

「響や未来には助けられてたよ………」

 

 正直、父さんや母さんと言いにくかった。なぜならば、すでに死んでいたし、じっちゃんがいたのだから、突然だったようなものだ。

 

 しかも癖が強い。まあだから不自然ではなかったが………

 

「………そいや、いま何してるんだろう?」

「親御さんのお仕事を把握してないのですか?」

「いや、子供服のデザイナーの母と、会社運営の父だ。実は響の父親も、動き回る父さんらの運転手として雇ってるんだ」

 

 実は響の家は、一時期コンサート事件の生還者として、世間からバッシングを受けていた。生還者の中には我先に逃げようと、足の引っ張り合いがあったからだ。

 

 だがそれは一部の者たちであり、生還者全員では無い。生還者全員なら自分たちにも非があるなど、翼達側も手を打ったりしたし、覚醒したオレの知り合いということもあり、政府がすぐに鎮圧にかかったのだ。

 

 すべての始まりはコンサート会場の事件、あの日響達二人がコンサートに出向くのを知っていて、遅くなるといけないからと、近場で待機して、帰るときは一緒に帰ろうと話になっていた。

 

 まさか全てこうなるとは思わず、そして目覚めた魂に、驚きを通り越すしかない。

 

「響の親父さんは当時の仕事場で居場所がなくなったり、色々あってな、ウチに一時避難したり、仕事も無くなって、アシスタントとして働くことにしたんだよ。いろんな会社や素材見に行ったりするから、時には海外行ったりする」

「そうなのですか」

「そういえば、母さんはアストルフォと同じ国の出身者なんだよ。正直に言えば、女性で大人になったアストルフォかな? いまなにしてるんだろ」

 

 ここ最近連絡は響がしていると聞き、なにげにしていない。特にイベントごとなどはしない。すれば見に来る。

 

 親に対して壁があるが、転生云々は関係ない壁だ。あの人のせいで我が人生は黒歴史に彩られ、響や未来が汚染されたと言っても不思議ではない。

 

 未来が時折狂気じみた瞳でこちらを見て、女の子の服を生き生きと選ぶのはあの人の影響であり、響がまったく気にしないのもあの人の影響だ。

 

 それがもしみんなに伝染したら? やべっ、震えてきた。

 

「調とセレナ、切歌はあのままでいて欲しい」

「………」

 

 なぜかアタランテは遠い目をするが気にせず、とりあえず立ち上がり、軽い菓子だけでなく、食い物も用意するかと思ったとき、

 

「「「!?」」」

 

 水柱が立ち上る。

 

 同時に瞬間的に戦闘衣服に変わるサーヴァント。と共に剣とギアを纏うオレは駆けだす。

 

 すぐに水の上に立つそれに、滑りながら近づく。

 

「ガリイィィィィィィィィィィィィィ」

 

「ちっ、お前か変質者」

 

 アルカノイズと共に、襲撃者が現れた。

 

 

 

「半裸の変質者が出てこないでほしいんですけど~私の狙いは装者なんだよッ」

 

「見てたのか貴様あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 冷静さを無くすような言い方をされているが、けして冷静のまま、あたりを見渡す。

 

 アルカノイズから、未来やエルフナインを引き上げると共に、マリアとセレナがついていっているらしい。

 

 切歌、調、奏と翼は買い出しに出てしまって、いまはいない。

 

「チイィィィィィィィィ」

 

 無数の黒白の剣を取り出し、投げるとともに爆撃するが、そんな中でもガリィはニヤリと笑みを見せる。

 

 小瓶が僅かに見え、爆発の隙に転送した。

 

「アスカ!?」

「逃げたっ、どうなってやがる」

「ともかくここのを片付けて逃げた方に出向くぞッ。アスカ、爆撃準備しろ!!」

「おう、響とジャックは取り逃したのを頼むっ。アタランテ、手を貸せ」

「分かったよッ」

「うんっ」

「分かりました」

 

 そして後始末の戦い、その最中に森で黒い柱が立ち上がった。

 

 

 

 ――???

 

 

「姉さんっ!?」

 

 黒いモヤに覆われ、獣になったマリア。

 

 盾に食らいつき、セレナが弾く。

 

「あーあ、なんだこれ」

 

 オートスコアラーであるガリィは呆れながらその様子を見ていて、盾で防いでいた。

 

「ね、姉さんっ、目を覚ましてッ。姉さんっ」

 

 アルカノイズも他にいて、ごめんっと叫んでから吹き飛ばし、エルフナイン達に迫るノイズを蹴散らすと共に、マリアを見る。

 

「くっ………」

 

「あらっら~どうするんだろうこれ?」

 

 完全に見物モードでガリィは呟くと、

 

 

 

 何かが閃光のように駆け抜け、ノイズを切り伏せた。

 

 

 

「!? 誰だっ」

 

「ただのセイバー………とでも言っておこう」

 

 三本、両手計六本の剣を指の間に持つと言う、滅茶苦茶な構えをする剣士が現れ、静かにそう呟き、ガリィを見る。

 

 舌打ちし、小瓶を取り出し避難するが、暴走状態のマリアだけが残っていて、向かってきた。

 

「されど、ビーストと違って可愛いものだ」

 

 そして剣を捨て、空間から取り出す大剣にて切り伏せ、その場に気絶させた。その速さに驚き、それと共に別のことに驚くが、いまは姉のもとに駆け寄る。

 

「マリアさんっ!?」

 

 未来が側で様子を見て、目線が確認して、セイバーと名乗ったそれを見る。

 

 それは空間から取り出したそれすらも捨てた。

 

「小日向っ、マリアッ!?」

 

 翼達も来ると共に、アスカ達も来る。セレナは盾を構えながら、それを睨む。

 

「あなた、いまの宝具。どこで手に入れたんですか?」

「手に入れた? まるで略奪でもした言い方だな」

「当たり前です、あれはギリシャ神話、大英雄ヘラクレスの武器射殺す百頭(ナインライブス)。あなたの宝具では無いッ」

 

 それにアタランテやアスカは驚き、すぐに武器を構える。

 

 セレナの気迫に、周りの者たちも武器を構えるが、

 

「まだノイズがいるのに暢気なものだ」

 

 そう呟いた瞬間、剣閃が降り注ぎ、ノイズを穿つセイバーに、全員が警戒する。

 

「お前、セイバーだと? 複製の宝具なら、無銘だけにして欲しいが」

 

「勘違いするな龍崎アスカ、あれは俺自身を象徴する、まさしく俺自身の宝具だ」

 

「なにを言っているッ、あれはヘラクレスの宝具。如何なる理由があろうと、偽物以外が誰が持つッ」

 

 激昂するはアタランテだが、気にも留めず、それは首を振る。

 

「まったく、俺ばかりに気を取られすぎだな」

 

「なに………」

 

 その時、未来があっと呟き、響が軽い悲鳴をあげた。

 

 そこに、

 

「………響?」

「………」

「アスカ? 未来ちゃんに響ちゃん?」

 

 三人の民間人がそこにいた。

 

 しかも、

 

「父さん、母さん!?」

 

「とりあえずカメラを」

 

「なんで一丸レフを懐から取り出すんだこの母親はッ!?!」

 

 そう叫ぶのは、アスカを女性にして、ウェーブのかかった腰まで伸びた髪、胸がある女性と、優しそうな眼鏡をかけた男性。

 

 そして立花洸がそこにいて、一眼レフカメラで息子達を撮り出す母親。

 

「待って、いろいろ待って母さんっ」

 

「やだ」

 

 アスカの悲鳴響く中、そのサーヴァントは姿を消し、イヤッホォォォォォと叫ぶ女性と、男性の悲鳴がとどろいた。

 

 

 

「それで、彼らはたまたまここで仕事があり、打ち合わせ後に、子供のお土産を買いに町を探索。その時に」

 

『例のセイバーなる者が現れたと?』

 

 アタランテにテレビ通話されながら、アタランテは少しおどおどするものの、通話しながら、静かにうなづく。

 

 指令室に沈黙が訪れる。装者のことは家族にも内密にしている国家機密だが、こうなれば出向き説明しなければいけない。

 

 だがそれでも問題点が山積みだ。司令官である自分はすぐに動けない。

 

『彼らへの説明は緒川に頼むしかないか………俺は国のお偉いさんにこのことを言っておく』

 

「分かりました、マスターたちにはそう言っておきます。いまはお借りしている施設で詳しい説明を響さんたちとともにしています」

 

『すまない、手が空き次第緒川を向かわせる。それと、セイバーのことだが』

 

 それに静かに頷く、なぜならば、

 

「セレナは平行世界のアーサー王の娘と言う立場の子、彼女の知識を見せられたので英霊の戦いなどを知っている人間です」

 

『その彼女がはっきりと』

 

 そして知識の照らし合わせて分かったが、他人の宝具を使えるとしたら、それは、

 

「贋作、投影魔術なる力を持つ無銘の英霊、そして全て、世界と言う世界の財の所有権を持つ、ウルクの王ギルガメッシュ。敵兵に囲まれた際、木の枝で撃墜した逸話から、手に持ったものを宝具へと変えるランスロットだけです」

 

 だが後者は元々それがなければいけない。ギルガメッシュなら、素顔を隠すなど絶対にありえないし、他人の宝具など使わない。使っても使い捨て程度しかない。

 

 無銘の可能性がある。一番の戦い方が彼に近いのだが、

 

『彼はそのヘラクレスを象徴する武器を自分を象徴する武器と言ったことか』

 

 腕を組み考え込む。アタランテもすまなそうにしていて、だが言えるのは、

 

「あれは間違いなくサーヴァントであり、セイバーと言うのならセイバーの可能性が高い。こういうとき花の魔術師がいれば」

 

『そう言えば、彼はここ最近姿を現すことはないな』

 

 自分たちのところでテレビ買ってほしいと言いに来るのに来なくなった魔術師。色々と考えながら動くしかない。

 

「ともかく通話はこれで、自分はマスターの方へ」

 

『ああすまない。藤尭、閉じ方を教えるように』

『はい』

 

「す、すまぬ。こういうものは知識として知ってても苦手なのだ………」

 

 

 

 色々話すしか無かった。

 

 装者としての活動はもちろんだが、一番の問題は、とびっきりの爆弾である自分のことだろう。

 

 正直楽になった。

 

「これがオレだよ、父さん、母さん」

 

 テーブル越しに伝え終える話に、三人は黙りながら、考え込む。

 

 母親はボケられず、真面目に聞く。それくらい分かる。父親は黙り、静かに息子を見ながら、だがこの親子は、

 

「響ちゃんを巻き込まずに済ませられなかったのアスカ」

 

「おばさんっ!?」

 

 自分の子供より、いや、息子より、他人の娘の身を心配した。

 

「ちょ、アインハルトさんっ!?」

 

 洸は焦り、止めるが気にせず、アインハルト・龍崎は息子を見る。

 

「響ちゃんを危険な目に遭わせるのは、あなたは嫌なはずなのに」

 

「おばさんっ、それはアスカは関係ないですっ」

 

「関係あります、この子は貴方、貴方達の側に最も近いんだから」

 

 それは先ほど、バカみたいに騒いでいた女性ではなく、息子のことをよく知るが故に、一番聞かなければいけないことを聞く。

 

「………それには洸さん達には悪いと思ってる」

 

「い、いや、アスカくんは聞く限り、悪く」

「悪い悪くないじゃないです、この子は事情をよく知り、響ちゃんを守ることも、止めることもできた。私が聞きたいのは、どうして響ちゃんを止めなかったか」

 

 酷いかもしないが、一番の理解者だなと、アスカは思いながら、

 

「止められなかった、本当は止めたくても、響は誰かを守る力を手に入れて、自覚し、そして願われたから」

 

「………分かった、私からは以上。念のためいうけど、前世とかあろうがなんだろうが、貴方は息子よ。それだけは譲らない」

「それには僕も賛成だからな」

 

 いままで茶を飲んでいた父親、龍崎冬馬はそう穏やかに言う。

 

「まあ、親失格かね? 息子より響ちゃんの方心配しちゃったよ」

「冬馬さん~」

 

「おじさん~」

 

 親子揃って呆れながら、この家族を見て、アインハルトはほほを膨らます。

 

「仕方ないでしょ、アスカは響ちゃんや未来ちゃんが大事なんだもの。自分の息子のことくらい分かってます。自分より二人のことばっかり、自分のことも勘定に入れろって言っても聞かないのなら、響ちゃん達に見てもらうしかないんですもの」

 

「………悪かったな」

 

 息子もふてくされ、冬馬はもう気にせず、二十歳になったら飲みたい酒言えよと言う程度で、赤ワインで肉食いたいと呟く。

 

 未来も響も呆れ、はあとため息をつく洸。

 

「お、お父さん?」

「………隠していたことはどうあっても怒る。けどな、俺に親だからどうとか言う資格はない。けど心配はする、信じる。いまの答えはそれしか出せないよ」

 

 苦笑しながら言うが、響はそれを聞いただけでうれしそうに、

 

「ありがと、お父さん………」

 

 

 

 しばらく会話など、色々してから、すでに元の調子に戻ったアインハルトは、ジャックとエルフナインを捕まえてスリスリしている。切り裂き魔? それが怖くて息子にスク水着せるかと言う。

 

「んじゃ、関係ある話。あの全身姿隠した奴になんて言われたの?」

「ん、ああ。単純に光線? みたいなもので逃げ道壊されたんだよ。それで」

 

 

 

『貴方たちの子供がこの先にいる』

 

 

 

「って言われてね、変な黒い光もあって、アインハルトさんが大急ぎで向かったから追いかけたんだよ」

 

 洸さんがそう言いながら、冬馬も静かに頷き、しばらくして別施設の方に移動して、詳しい話をするようなので、装者も何名か動くことになる。

 

「エルフナインちゃん、ジャックちゃん、またね」

「はひっ」

「うんっ♪」

 

 そんな中、あれは何を考えているかわからないまま、時間は進む………




今回出たのはセイバーさん、グランドの方。能力、無銘や英雄王のように複数の宝具持ちと判明。

そしてそれは彼の宝具で間違いなし、嘘は言っていない。

ちなみにエルフナイン達とお風呂入り、髪洗ってあげるアスカ。一緒に寝たりと、なにげに小さい子に優しすぎる。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。