・・実は5000いくまで投稿渋ってたとかは、口が裂けてもいえない。
ま、まあ5000記念ということでtwitterも始めましたので、活動報告からどうぞ。
「さ~て、今度は何を始めたんだい?」
「貴方様には関係ありませんな。」
彼らはまるで友達のように会話を進めていく。
「いや、あるでしょうに。ウチの天城くんを如何してそんなに欲しがるんだい?」
「詳細については黙秘致します。」
ちなみにこれは通話である。実際に会って会話しているわけではない。
「ふ~ん。じゃあ
「その通りでございます。内乱に行かせた介がございました。」
「君たちの目的はWN×WRに邪魔をすることなのかな?」
「黙秘致します。貴方にお話しすると碌なことになりませんので。」
「おっと、信用されてないね~。でも・・」
彼は声のトーンを僅かばかり落とし、
「こちらに直接喧嘩を売ってきたら、すぐさま潰してあげるからね?」
「肝に銘じておきます。」
それに対して相手は、一切怖気づく気配も見せない。
「じゃあまたいつか。機会があればお話しようね~。」
「迷惑でございます。二度とご遠慮していただければ助かります。」
「じゃあねー!」
相手の言葉に一切耳を貸さず、通信を一方的に切ったのであった。
「全く・・変わりませんね。」
天城達は、絶賛授業中である。
「この世には、【核兵器相当術式】と呼ばれるものがあります。それは、20人以上の魔道師を集め、展開に1時間以上を要するという脅威の術式です。」
核兵器相当術式・・。これによって、莫大な費用がかかる核兵器は放棄されたのだ。
「この世には現在、10の核兵器相当術式が存在しています。
【パーマネント・ディサピアランス】、【ゼルク・ディストーション】
【ネクサス・ウィザー】、【リバイブ】←成功例無し。
【クリエーション・ルーイン】、【ゴースト・アーミー】
【キング・マージン】【山紫水明】【森羅万象ノ理ニ叛】【unknown】」
「先生。unknownとはどういうことでしょう。」
生徒会長妹が明らかにおかしいところに興味を持った。
「はい。それはWN×WRに所有権がある術式で、理論も何もかも公開されていないのです。」
「名前に関してはどういうことなんでしょう?」
「名前に関しても、WN×WRが命名を許さなかったため、【unknown】という形式が取られているのです。」
「そうなのですか。分かりました。」
随分と食いついていったものだ。流石優等生。
「兄さん兄さん。その情報くれない?」
「阿呆か。最高機密だぞ。」
「え~。そんな硬いこと言わないでよ~。」
「それはどういうテンションなんだ・・。じゃなくて、絶対に駄目なものは駄目なのだ。」
でもあの情報、金にしたらいくらになるのかな・・
多分、16桁はいくな・・・・。
「末恐ろしいな・・。」
「何か言った?兄さん?」
「いや、WN×WRの恐ろしさを身にしみて感じただけだ。」
俺、そんな組織に何年も養われてたのか・・。
「何なんだろうな・・地球最後の兵器って・・・・・。」
俺は清清しく晴れた空を見上げ、そう呟いたのであった・・。
授業終了後
「なあ紫苑、結局【地球最後の兵器】って何なんだろうな?」
「さあ?私も全ては知らないわ。でも・・」
でも・・?
「対素と亜素・・両方取得なんて、そんな人間自然に出来ると思う?ってことよ。」
「た、確かに・・。」
「全てを知るのは・・誰なのかしらね?」
「来るさ。いつかきっと、全てを知る日が・・。」
「その真実が、美しいものなら。それはきっと
「ハッピーエンドか・・。」
それが明かされる日は、未だ遠く・・・・。
皆様、これからもこの作品をよろしくお願い致します。
何か段々と真実に近づいてきている気がしますね・・。
地球最後の兵器ってなんなんでしょうね?(すっとぼけ)
楽しみにしていてください!!