たとえ、全てに否定されようとも   作:Laziness

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リアルが忙しいと言ったな。あれは嘘だ。



あっ、いえ、嘘ではないんですよ?

まあでも、投稿ペースは落ちるはずなんです。きっと・・。

ちなみに今回は大して進展はありません。

では、ご覧ください。



UA数減少って言いましたけど、割とそうでもなかったりする。


Ⅲ・第十五話

WN×WR NSA本部 17:50:00(UTC)

 

「元帥様!西部制圧隊からアラートが発令されました!」

 

「アラートだと?ランズの崩壊術式に続き、今度は何なんだ?」

 

「もう一人の地球最後の兵器と、完全な戦闘状態に陥ったそうです・・。」

 

「ふむ・・。現れるとは思っていたが、まさか仕掛けてくるとは思わなかったな・・。」

 

「天城様なら鎮圧して下さるでしょうか?」

 

「・・相手の実力が分からんから何とも言えんな・・。CHS、東部制圧隊に通知しておけ。」

 

「はっ!了解いたしました!」

 

(ふむ、貴様なら余裕だろう?天城・・。)

 

 

 

 

 

東部制圧隊 同刻

 

「CHSから通知がありました。」

 

「・・珍しい・・。」

 

「ほう、内容は何ですか?」

 

「どうやら、西部制圧隊がもう一人の地球最後の兵器と完全な戦闘状態に陥ったそうです。」

 

「もう一人の地球最後の兵器!?」

 

「・・驚、愕・・!!」

 

「ちなみに、戦況についての報告はありましたか?」

 

「いいえ、戦闘状態に陥ったとしか聞いていません。」

 

「心・・配・・。」

 

「いえ、きっと天城様なら勝ってくれるでしょう・・。」

 

「ええ、私達は私達の仕事をしましょう。」

 

「行・・こう・・!!」

 

「ええ、行きましょう!」

 

「はい!さっさと制圧してしまいましょう!!」

 

 

 

東部制圧隊 23:15:00

 

「妹よ、腹は減ってないか?」

 

「いえ、特に。普通に何も食べなくても1週間は持つわよ?」

 

「・・怪物かよ。」

 

「いろいろ大変なのよ、傭兵生活っていうのは。」

 

「傭兵!?」

 

「ええ、傭兵よ。」

 

「何で・・何でWN×WRに入らなかったんだ?」

 

「まあ、出来れば私も兄さんと一緒に居たかったわ。でも、そういうわけにもいかなかったのよ。」

 

「・・事情があるんだな?」

 

「そんなに深いことじゃないわ。唯の私の気持ちの問題よ・・。」

 

「ブリードとの関係は?」

 

「特に無いわ。強いて言うなら、地球最後の兵器の繁殖方法についてね。」

 

「地球最後の兵器は、もう一人の地球最後の兵器と結婚する・・。」

 

「それが全貌じゃないわ。」

 

「しかもお前は妹・・。そこにブリードだと・・?」

 

「紐を解けば、至極簡単な話よ。」

 

「だが、まだそれを知ることは出来ないのか・・。」

 

「御免なさいね。それは私の我儘なの・・。」

 

「まあ、話したくなったら話してくれれば良いさ。」

 

「ごめんなさい・・。」

 

「よし!じゃあこの話は終わりだ!ご飯にしよう!」

 

「え?」

 

「ご飯だよ、ご飯。ほら、いくぞ!」

 

「え?その、兄さん料理できるの?」

 

「まあ、一応今まで1人暮らしだったからな。家事全般は完璧にこなせるぞ。」

 

「へぇ・・。家事が出来る男性は女性に好まれるらしいわよ。」

 

「はいはい、貴重な情報ありがとうな。」

 

 俺達は、談笑しながら食堂へと向かっていった。

 

 

 

 




今回短かったですね。

さあ、明日から戦争だ・・。

今日は休みだったんですよ。

次回の投稿は・・まあ近いうちにすると思います。

では、次回もお楽しみください!


追記・あと評価1つで調整平均?だっけかが付くそうです。皆さん、ぜひお願いします!!

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