それでは、どうぞ!!
天城視点 17:00:00
「あれは・・!いた!!」
天城は、1人の見慣れた少女を発見した。
「・・天城様!お久しぶりです!!」
相手も、天城を見つけたようである。
「杏、怪我は無かったか?」
「はい、大丈夫です!天城様も、大事無いようでなによりです!」
「お久しぶりです!天城殿!」
「久しぶりだねぇ、ディザ殿。」
「3人とも、順調に進行しているようで何よりだ。」
「えへへっ//」
「 」
「何か言いましたか?ジョシュアさん?」
「いいや、なんにも。」
「さあ3人、残りを殲滅するぞ!」
「「「おお!!」」」
天城は、少し後ろに下がった。
「・・来ているな?」
「そうよ、楽しみにしているわよ。兄様」
「期待しているような戦いはできないと思うぞ?殺し合いじゃないからな。」
「・・それでもいいわ。」
「そうかい、手は出すんじゃないぞ。」
「はいはい、わかってますわ。」
そうして、銀髪の少女は消えて・・
「ちょっと待て。」
いこうとした所で、天城に止められた。
「なにかしら?兄様?」
「名前を聞いていなかった。教えてくれ。」
「そうね、忘れていたわ。
「分かった、引き止めてすまなかったな。」
「じゃあね、兄様。」
今度こそ、紫苑は消えていった。
「天城様!どうされたのですか?」
「いや、大丈夫だ。気にしないでくれ。」
「そうですか・・。では、いきますよ!」
「おう!!」
(紫苑か・・。気になることが多いな。とりあえず今は、集中だ!!)
ランズ視点
「Call・CHS、こちらランズ。17:30:00をもってマジェア・オーディナリー州へ到達。」
「了解、同様に戦闘を継続。」
「了解。」
「御二人方、もうひと頑張りです。」
「了解しました。」
「・・つか・・れた。」
「この州で終わりですから、元気を出してください。」
「わかっ・・た・・。」
「では、行きましょう!!」
少女移動中(1人少年)
「着きましたね。中枢です。」
「・・わたし・・いく。
[望むぞ‘色欲’、群集の意識を刈り取れ]」
その瞬間、放たれた光が群集の意識を刈り取った」。
「では、魔道師を狩りましょう。」
「「おお」」
その直後、三人の周りに大量のアンデッドが現れた。
「な、なんですか!?」
「・・召喚・・術式?」
「こんな高度な術式を展開できるとは!?」
(ふふふふ・・。)
「くっ・・!!やるしかありません、行きますよ!!」
「「おお!!」」
「貴方の死を望みます・闘争」
「・・望むぞ[強欲]、力に貪欲になれ」
「誇り高き美を持つ神よ、我に力を与えよ」
三人は、無数のアンデッドに向かっていった。
「顕現せよ、[スノードロップ]」
「顕現せよ、[大罪人の刀]」
「顕現せよ、[狂美の斧]」
三人はそれぞれ、レイピア・刀・斧を顕現させた。
これは、正真正銘の殺し合いである。
否、アンデッドのため[殺す]というのは適切ではない。
その頃主犯は・・・
「このぐらいなら良いでしょう?兄様?」
本当に邪魔しかしてこない妹であった。
ロシア内乱中の日本
(天城君、どうしたんだろう?)
その女子、鏡月里祢は心配していた。
「新人戦終わってすぐ、不登校になるなんて・・。」
実際、不登校ではないのだが・・
「きっと大丈夫よ、天城君は。」
そう声を掛けたのは、清輝美麗だった。
「だって私を倒したんだもの」
「そう・・ですよね!」
「ええ、信じて待ってあげましょう。」
「はい!!」
天城には、心配してくれる友人がいたのだった。
はい、気分で書きました。
(本編に載せろよ!っていう突っ込みはなしですよ)
最近書いてると、
「私は、学園バトル系を書きたかったんだけどなぁ~」
と思うことがしばしば。
如何してこうなった。
全てはファイズ・アリベルトのせいだ!!
(エクラ・サン・ペルデュ、ぜひご覧ください)
ちゃっかり宣伝をさせて頂きました。
という訳で(どういう訳で?)次回もお楽しみください!!