全てはロシアが広いせいです。ワタシ、ワルクナイヨ。
・・すみませんでした。
それでは、手に汗握らない本編、お楽しみください!
天城視点
「Call・CHS、こちら天城。戦闘は回避した。次の目的地の座標を要求。」
「了解、51° 46′ 0″ N, 55° 6′ 0″ E(51.766667, 55.1)」
「了解した。」
「PAP,WCSを目前に表示。指定
[51° 46′ 0″ N, 55° 6′ 0″ E]」
「次の位置は・・まあまあの距離だな。」
俺は、1つ深呼吸をする。
「ふぅーー、はっ!!」
(兄様か・・)
疑問は残るが、俺は駆け出した。それを影で見る銀髪の少女。
「次はそこなのね。付いて行くわよ、兄様。」
銀髪の少女の、姿が消えた。
杏視点
「Call・CHS、こちら杏。15:10:00、西部制圧隊第二部隊バース・アロニクス州中枢へ到達」
「了解、安全に配慮して戦闘を開始せよ。」
「了解しました。」
「それでは、戦闘を開始します。」
「へい!了解しやした!!」
「やっとかい、待ちくたびれたぜ?」
「ではアズィーズ、タゲをとってください。」
「了k・・またですか。ですが、まっかせなさい!!」
「しくじるんじゃないよ、アズィーズ。」
「我が身に流れし、王の血。いま我に飛竜の如し、跳躍力を与えよ!」
その直後、アズィーズは大きく跳躍した。
「[スパークル・スパークル・ザ・ライト・インバイト・トゥー・スリープ]」
アズィーズが光り輝いた。その光は、空を覆う。
その後、一般人は全員気絶していた。
「これで、大体の無力化は終わりましたぜ!」
「相変わらず、凄いもんだねぇ」
「魔道師には効かないから、使い勝手は悪いっすよ~。」
「それでは、いきますよ!殲滅します!!」
「「おお!!」」
ランズ視点
「それでは、戦闘開始です。ザーフ様、タゲをお願いします。」
「了解しました。」
「[バーン・バーン・バーン・ファイア・トゥー・インバイト・トゥー・スリープ]」
空中で、火の玉が爆散し、火の粉が人へと降りかかった。
・・がしかし、燃えることなく意識を手放していった。
「これで、一般人の無力化は終了しました。」
「・・軍人・・殲滅。」
「そうですね、では突撃です!!」
天城視点
「Call・CHS、こちら天城。最後の1つを置いた。」
「了解、バース・アロニクス州へ向かえ。第二部隊がいるところの地図データを送っておく」
「感謝する。」
(やはり、付いてきているな。)
「おい、まだ付いてきてるのか?ばればれだぞ。」
「言ったでしょう、実力を測ると。」
「まあ確かに、まだ戦闘はしてないしな。」
「本格的な戦闘があるまでは、尾行させてもらうわ。」
「そうかい、邪魔はするなよ。」
「・・ふふ、それはどうかしらね?」
「・・勘弁してくれよ。」
「じゃあね。」
そうして、銀髪の少女は消えていった。
(本当に、邪魔はしてくれるなよ・・)
投稿ペースは落ちない本作。
質より量なのですよ。
相変わらず、怠惰で堕落した生活を送っている作者でした。
次回も、お楽しみください!
ちなみに今回の天城君の座標は、オレンブルクです。